送るの敬語は?尊敬語・謙譲語・丁寧語での言い方や送付・送迎など類語も

送るの敬語について知っていますか。こちらの記事では、送るの尊敬語や謙譲語、丁寧語での表現について紹介しています。また、メールを送付する、時間を過ごすなどの意味が一部似ている類語についても説明しています。より自分の意図に沿った言葉遣いをしたい方はぜひご覧になって下さい。

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送るの敬語とは?

送るの敬語①尊敬語のお送りになる

祖母

送るの敬語の1つ目は、尊敬語として使えるお送りになるという言葉です。送るの尊敬語の中では、一番シンプルな印象になる言葉なので、どんな場面でも使いやすく、また使う時に間違いが起こりにくいです。より自然な表現にしたい時には、お送りくださる、という尊敬語に言い換えても良いでしょう。

より堅い表現にしたい時にはご恵送くださる、というような尊敬語も使えますが、へりくだりすぎているような、大げさな態度であるような印象を与えてしまうこともあります。

送るの敬語②謙譲語のお送りする

話す人

送るの敬語の2つ目は、謙譲語として使えるお送りするという言葉です。送ります、ではなくお送りします、と使うようにすることで自分の立場を下げ、相手を敬う意味合いを加えることができます。相手にお知らせをするメールなどを送る際などに使うことができるでしょう。

相手に対してお送りしましたか、と聞くのは謙譲語としては誤用になってしまうので、間違えないように気をつけるようにしましょう。

また、お送りする、という言葉を英語でも使えるようになっておくとメールでの表現の幅が広がるでしょう。こちらの記事では、お送りしますという言葉の英語や、言い換えられる謙譲語について紹介しています。語彙力を深めたい方やより自分が意図している意味をはっきりと伝えたい方はぜひご覧になって参考にしてみて下さい。

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送るの敬語③丁寧語の送ります

同僚

送るの敬語の3つ目は、丁寧語として使える送りますという言葉です。同僚などの同じ位の立場である相手に対して使いたい時や、後輩などの目下の立場の相手に対して柔らかい言葉遣いで接したい時などに使うと良いでしょう。

家族に使うとよそよそしい印象になったり距離を感じさせる言い方になることもありますが、礼儀が求められるような仕事場では積極的に使いやすい言葉です。

また、文書を送るのではなく持参していく場合には、持っていくという言葉を敬語にして伝える必要があります。こちらの記事では、持っていくという言葉を敬語にした時の例文を紹介しています。尊敬語や謙譲語、丁寧語3つを紹介しているので相手や自分の立場を考えた言葉選びを実践したい方はぜひチェックしてみて下さい。

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送るの敬語の使い方・例文は?

送るの敬語の使い方・例文①メールを送ってくださいましたか

聞く人

送るの敬語の使い方・例文の1つ目は、メールを送ってくださいましたか、という言い回しです。メールを送ってもらえたのかメールが送られてきていないのかわからないためはっきりさせたい時や、メールが送られていないことをやんわりと指摘して相手がメールを送らなければ、と感じるようにさせたい時に使える言葉でしょう。

送ってくださる、という尊敬語を過去形にした後疑問形にすることで、送ってくださいましたか、という言葉になります。送ってくださいという表現も似ていますがこちらは丁寧語になり、謙譲語ではないので注意しましょう。

また、相手から送られるべき返信が来なかった場合、何か連絡がほしいと感じる時もあるでしょう。こちらの記事では、ご連絡ください、という言い回しの意味や、尊敬語や謙譲語といった正しい敬語表現、英語での使い方などを説明しています。角が立たない言い方を把握しておきたい方はぜひこちらの記事をご覧になって下さい。

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送るの敬語の使い方・例文②資料を送らせていただきました


グラフ

送るの敬語の使い方・例文の2つ目は、資料を送らせていただきましたという例文です。仕事先の相手や上司に対して、資料を送ったことを報告したい時に使うことができるでしょう。相手を敬う気持ちとともに、重要な資料を送ったので、内容を相手に確認してほしいという気持ちも一緒に伝えることができます。

より直接的に送った資料をしっかり確認してほしい気持ちを伝えたい時には、資料を遅らせていただきましたのでどうぞご確認ください、というように表現すると良いでしょう。

送らせていただくという言葉の形に似た表現には、させていただく、という言葉があります。こちらの記事では、させていただくは敬語として正しいのか、またいただくを漢字にした時とはどんな違いがあるのか、言い換えの表現などを紹介しています。正しい言葉遣いを心がけたい方はぜひチェックしてみて下さい。

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送るの敬語の使い方・例文③案件に関するデータを送付いたします

液晶パネル

送るの敬語の使い方・例文の3つ目は、案件に関するデータを送付いたしますという使い方です。送る、ではなく漢字の多い送付する、という表現を用いて謙譲語に変え、送付いたします、と告げることで、より堅い印象の言い回しにすることができます。

仕事の場面で堅い表現を用いるようにすれば、より読んだ時に説得力のある文章に近づけることができるでしょう。やや冷たい印象にもなるため、口語で積極的に使われるよりも、文章で用いられることが多い表現でもあります。

送るの敬語の使い方・例文④お客様をお連れいたします

カウンター

送るの敬語の使い方・例文の4つ目は、お客様をお連れいたしますという謙譲語の表現です。人を送る時には、お送りいたしますと言うよりもお連れいたしますと違う表現を用いた方がより丁寧で礼儀正しい印象を与えることができます。また、客間へお連れいたします、というように場所を示す言葉を加えた表現もできるでしょう。


お連れします、というよりもお連れいたします、と述べた方がより細やかな気配りが感じられる言い方になります。お客様をお連れして、と言えば部下に命じることもできるでしょう。

送るの敬語の使い方・例文⑤どのような学生時代を送っていましたか

本と眼鏡

送るの敬語の使い方・例文の5つ目は、どのような学生時代を送っていましたかという言い方です。丁寧語で送っていましたか、と聞くと、堅苦しくない言い方で相手に質問することができます。目上の方に質問するというよりは、上司から部下に対して柔らかい話し方で質問したい時などに適した表現でしょう。

より相手を尊敬する気持ちを付加したい時には、「お」と「になる」を追加して、お送りになったのでしょうか、というように表現を変えると良いでしょう。

送るの類語は?

送るの類語①送付する

画面を見るチーム

送るの類語の1つ目は、送付するです。送付すると言うと、メールに何かを添付して届ける、というような印象をより強めることができます。必要な資料を忘れずにしっかりと送っている姿勢を際だたせることもできるでしょう。

送るの類語②送迎する

手を繋ぐ人

送るの類語の2つ目は、送迎するです。迎える、という言葉を加えることで、より誰かを送り届ける意味にフォーカスして表現することができます。送るという言葉だけでは色々な使い方ができるため、相手に誤解が生じないように意味を狭めて言葉を使いたい時などに用いやすいでしょう。

送迎するという言葉を丁寧に表現すると、お迎えする、というような言い方になることがあります。こちらの記事では、お迎えにあがりますという言葉が正しい敬語なのか、言い換え方は何か、具体的な使い方はどのようなものか紹介しています。送迎に関連した敬語の表現について知りたい方はぜひご覧になって下さい。

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送るの類語③送信する

ターバンを巻いた人

送るの類語の3つ目は、送信するです。手紙やメールなど、情報を乗せたものを送る、という意味合いを強めて表現することができるでしょう。送信という言葉の対義語に受信という言葉があるように、相手とやり取りするイメージを強調できます。

送るの類語④過ごす

時計を気にする人

送るの類語の4つ目は、過ごすです。時間や生活を送る、と表現するのではなく過ごす、と言うと、より自分の意志が伴った行動であるような印象を与えることができます。送っていたか、ではなく過ごしていたか、と尋ねれば、どんな気持ちでいたのかについても聞くこともできるでしょう。

送るの敬語を使えるようになって文書などに活用しよう

送るという言葉に関連した敬語を使えるようになって、文書などに活用していきましょう。送るという言葉は、メールやデータのやり取りを行う場合や人を指定の場所まで移動させる時などに使える動詞です。ビジネスにおいても多くの場面で使いやすいため、正しく使えるようになっておくと用いやすく便利な表現でもあります。

「送る」は、日常生活でも気軽に使いやすい言葉だからこそ間違った敬語で使わないように注意が必要な言葉でもあります。尊敬語や謙譲語、丁寧語に分けて使い方や例文を把握して、大切な仕事のやり取りなど、いつもより緊張してしまいがちな場面でも、不安にならず自信を持って使える敬語を増やしていきましょう。


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