お送りしますの英語と他の謙譲語は?|送付いたします/お送りいたします
メールでよく使う「お送りします」の正しい敬語表現をご存知ですか?今回は「お送りします」について詳しく解説していきます!お送りしますには「送ります」「送付いたします」「お送りいたします」など似たフレーズがありますが、正しくはどれを使ったらいいのか、謙譲語や英語での言い回しなども押さえておきましょう。
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目次
「お送りします」の使い方例5選!
「お送りします」の使い方例①手紙やメールをお送りします
「お送りします」の使い方例でご紹介する1つ目は「手紙やメールをお送りします」という表現です。手紙やメールをお送りするときに、その内容を具体的に書いてお送りするのです。たとえば「お世話になります。来週のアポイントの詳細についてご案内をお送りします。」という使い方をします。
この後にご案内についての詳細を書いていきます。まず冒頭で何についてのご案内を送っているのかを明確に書いておくことで、どんな要件で連絡をしたのかが相手に伝わりやすくなります。
「お送りします」の使い方例②見積書・案内状など添付データをお送りします
続いてご紹介する、「お送りします」の使い方例の2つ目は、「見積書・案内状など添付データをお送りします」という表現です。手紙やメールには、見積書、請求書、申込書、案内状などを添付してお送りする場合がありますが、その際にも「お送りします」をつけて送ることができるのです。
この手紙やメールがなんのために送られてきたのか、またその際に相手に見て欲しい内容を実際に書くことで、相手に何を見て欲しいのかが伝わりやすくなります。「見積書を添付してお送りします。ご確認をよろしくお願いします。」というように使われます。
「お送りします」の使い方例③荷物や商品をお送りします
続いてご紹介する、「お送りします」の使い方例の3つ目は、「荷物や商品をお送りします」という表現です。荷物を送る際にも「お送りします」は使われます。たとえば「先日ご注文いただいた商品をお送りします。ご購入いただきありがとうございました。」というように使います。
荷物や商品をお送りするときの伝票に添える文書にも使うことができますし、別便でお手紙をお送りするときや、メールでお知らせするときにも使うことができる表現です。ビジネスだけでなく、「お歳暮をお送りします。気に入ってくださると幸いです。」とお歳暮やお中元などをお送りするときの、プライベートでも使えます。
「お送りします」の使い方例④目的地まで相手をお送りします
続いてご紹介する、「お送りします」の使い方例の4つ目は、「目的地まで相手をお送りします」という表現です。相手を送迎するときにも「お送りします」を使うことができます。この場合は「当日は駅までお送りしますので、よろしくお願いします。」というように使います。
このときにお連れする方が目上の方や、丁寧な印象を残したい取引先の方などの場合は「お送りします」よりも、「お送りいたします」とより丁寧な謙譲語を使う方がおすすめです。
「お送りします」の使い方例⑤テレビやラジオの放送をお送りします
続いてご紹介する、「お送りします」の使い方例の5つ目は、「テレビやラジオの放送をお送りします」という表現です。CMの前に「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします」というアナウンスがかかることもあるので、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
テレビやラジオでも番組を流すという意味合いで、「お送りします」が使われています。たとえば「この番組は1時から5時まで、〇〇がお送りします」というように使われます。
「お送りします」は正しい敬語?間違いと言われる理由は?
「お送りします」は正しい敬語で謙譲語
「お送りします」は正しい敬語で謙譲語す。「お送りします」の「お〜します」は自分をへりくだり、相手を立てることができる謙譲語です。そのため、「お送りします」を使うときには、相手は立てるべき相手であるということが条件になります。
「お送りします」を使うときに正しい敬語なのか迷ってしまうこともあるかもしれませんが、正しい敬語になりますので、多くの場合はビジネスシーンでも、さまざまなメールや手紙でも使うことができます。ただし、間違いだと言われる理由もありますから、次の項目をチェックしていきましょう。
「お送りします」が間違いと言われる理由①へりくだる必要がない人に使う
「お送りします」が間違いと言われる理由の1つ目は、「へりくだる必要がない人に使う」場合です。「お送りします」は謙譲語になりますので、相手を立てるときには不自然なく使えます。しかし、へりくだる必要がない友達や、妹や弟などに使うと途端に違和感を感じてしまうのです。
社長に「書類をお送りします」と使うのは違和感はなくても、妹に「書類をお送りします」と使うと途端に違和感を感じてしまうのはこのためです。相手によって使えるかどうかを決めていくと良いでしょう。
「お送りします」が間違いと言われる理由②二重敬語と思われている
続いてご紹介する、「お送りします」が間違いと言われる理由の2つ目は、「二重敬語と思われている」ことです。中には「お送りします」を「二重敬語」だと思っている人もいます。ただし一般的に広く使われている言葉となりますので、使っていても問題ありません。
もし気にする方がいたら、次の項目でご紹介する類語を使ったり、「お送りいたします」など少し言い換えることで印象を変えていきましょう。
「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方は?
「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方①お送りいたします
「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方の1つ目は、「お送りいたします」という表現です。「お送りいたします」は、相手に敬意を払った言い方で「させていただきます」という意味を持ちます。謙譲語「いたす」に丁寧語の「ます」が付いているので、「お送りします」よりも丁寧な印象を与えることがだいたいしとうき
「お送りいたします」は謙譲語になりますので、上司や目上の方、取引先の方には「お送りいたします」を使っておくと間違いありません。「資料を添付してお送りいたします」「来週の会合のご案内をお送りいたします」というように使っていきます。
「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方②送ります
続いてご紹介する、「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方の2つ目は、「送ります」です。「送ります」は丁寧語ではありますが、「お送りします」よりもフランクでカジュアルな使い方をする言い回しです。家族や仲の良い友人などに「先日の誕生日は会楽しかったね。写真を送ります。」というように使われます。
ビジネスシーンでは同僚などに使うことはできますが、上司や取引先の方に使うには高圧的な言い方に聞こえてしまうかもしれません。そのためビジネスシーンでは「お送りします」や「お送りいたします」を使っておくのがおすすめです。
「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方③送付します
続いてご紹介する「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方の3つ目は、「送付します」です。「送り届ける」という意味がある「送付」に言い換えることができます。この場合は「お世話になります。お見積書を送付します。よろしくお願いします。」という使い方をします。
ビジネスシーンでは、「送付します」の他にも「送付いたします」や「送付させていただきます」が使われますが、「させていただきます」は相手の許可が必要でないと使えない、限定的な表現なので、「送付いたします」を使うのがおすすめです。
「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方④送信します
続いてご紹介する、「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方の4つ目は、「送信します・返信します」です。手紙やメールをお送りする場合には「送信」、お返事を返すときには「返信」を使うと良いでしょう。「ご連絡ありがとうございます。詳細を確認次第、ご返信します。よろしくお願いします。」と使います。
「送信」や「返信」はそのままの意味ですが、「お送りします」と織り交ぜながら使うことで、バリエーション豊かな表現を使うことができ相手にくどい印象を与えずにすみます。
「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方⑤添付します
続いてご紹介する、「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方の5つ目は、「添付します」です。「添付」は「何かを添えること」という意味がありますから、「一緒にお送りします」という意味で使うことができます。
たとえば「来月の入社式の来賓者リストを添付します。ご確認よろしくお願いいたします。」といった形で使われます。社外の方には「添付いたします」という形にした方が、丁寧な印象を与えることができておすすめです。
「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方⑥発送します
次にご紹介する、「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方の6つ目は、「発送します」です。荷物をお送りするときには、発送に言い換えて伝えることができます。「弊社パンフレットを発送します。お納めいただけますよう、よろしくお願いします。」と使われます。
「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方⑦送迎します・お連れします
次にご紹介する、「お送りします」の類語の謙譲語や表現と使い方の7つ目は、「送迎します」「お連れします」という表現です。「お送りします」には広い意味がありますが、相手をどこかに送り迎えをするときは「送迎します」、ご案内するときには「お連れします」を使うことができます。
たとえば「会場まで送迎しますので、14時に駅でお待ちしております。」というように使います。「送迎」や「お連れする」という言い方は相手に敬意を示すことが多いので、「します」よりも「送迎いたします」「お連れいたします」の方が場合によってはいいかもしれません。
「お送りします」の英語の使い方は?
「お送りします」の英語の使い方①手紙やメールを送るのはsend
「お送りします」の英語の使い方の1つ目は、手紙やメールを送るのは「send」ということです。「send」には「送る」という意味がありますから、日本語と同じような意味で使うことができます。
たとえば「来月の案内状をお送りします」というメッセージは、「I will send you the invitation card next month.」という表現ができます。
「お送りします」の英語の使い方②添付してお送りしますはattach
続いてご紹介する、「お送りします」の英語の使い方の2つ目は、添付してお送りします「attach」ということです。「添付します」だけだと、「I will attach the document for you.(あなたに資料を添付します)」ということができます。
「添付してお送りします」という表現にしたい場合には「I will send the document just as attached.」という表現になり、動詞には「send」を使います。どちらも言い換えることができますので、覚えておくと便利でしょう。
「お送りします」の英語の使い方③家まで送る
続いてご紹介する、「お送りします」の英語の使い方の3つ目は、「家まで送る」という表現です。英語では「give you ride home」と言いますので、「私たちが送ります。」は「We will fibe you a ride home.」と表現されます。
「送ります」の間違った敬語表現は?
「送ります」の間違った敬語表現①「送ります」を目上の方に使う
「送ります」の間違った敬語表現の1つ目は、「送ります」を目上の方に使うことです。「送ります」は丁寧語ではありますが、目上の方や取引先の方などに使うと、ぶっきらぼうで無愛想な印象を与えてしまう可能性があります。そこで「お送りします」や「お送りいたします」の丁寧な表現を使うのが良いでしょう。
「送ります」の間違った敬語表現②相手に「お送りします」を使う
「送ります」の間違った敬語表現の2つ目は、相手に「お送りします」を使うことです。「お送りします」は自分がへりくだることで、目上の人を立てることができる表現です。そのため相手に使うと間違った敬語表現になってしまいます。
自分が「資料をお送りします」と使うのは正しいですが、目上の人である部長に「部長がお送りします」と使うのは間違った敬語表現になってしまうので気をつけましょう。
お送りしますの敬語表現を上手に使いこなそう!
ビジネスメールや日常表現でもよく使われる「お送りします」についてご紹介しました。お送りしますには幅広い用途で使うことができる敬語なので、言い換えができる類語なども覚えておくと便利です。ぜひ使いこなして、相手に丁寧な印象を与えていきたいですね。
ビジネスメールでは、独特の言い回しがあるものです。最初は難しく感じることもあるかもしれませんが、一度覚えてしまうと一定のルールに基づいて使うことができるので、使いやすく感じるでしょう。「恐縮」や「件名」についてのマナーはよく使われるものの一つです。こちらの記事をチェックしてみてくださいね。
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