「お目汚し」の意味・使い方・類語とは?失礼しました/失礼します
「お目汚し」は、ビジネスシーンで書類を提出する際などにもよく耳にする言葉です。また、失礼しました・失礼しますなどを使い分けすることで、言葉の前後どちらにも使用できます。そこで、「お目汚し」の意味や使い方、「お目汚し」の類語などを幅広く紹介していきます。
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目次
「お目汚し」の意味とは?使い方・例文は?
「お目汚し」の意味とは謙虚な姿勢で見苦しい物を見てもらう・披露する意味
お目汚しの意味とは、謙虚な姿勢で見苦しい物を見てもらう・披露すると言う意味です。目上の方や取引先の方に、書類など目で見る物を提出する際や見てもらう際などに使用します。また、見苦しい物を恐縮しながら披露する際に使います。さらに、相手を敬う謙虚な姿勢を表し、ビジネスシーンに関わらず日常でも使用可能です。
「お目汚し」の使い方①お目汚し失礼します
お目汚しの使い方1つ目は、お目汚し失礼しますです。お目汚し失礼しますは、上司や取引先に企画書などを見てもらう際に使います。出来が良くありませんが・つたない仕上がりですが、ぜひご覧くださいと言った謙虚な姿勢を相手に伝えることが可能です。書類を渡す際に一言添える使い方がおすすめです。
「お目汚し」の使い方②お目汚し失礼しました
「お目汚し」の使い方2つ目は、お目汚し失礼しましたです。お目汚し失礼しましたは、目上の方や取引先の方に書類を見て頂いた後などに使います。また、上司や取引先の方に自分のプライベート写真を披露した後などに、お目汚し失礼しましたと一言添えるのも良いでしょう。
「お目汚し失礼しました」や「誠にありがとうございました」は、ビジネスシーンでもよく使われています。そこで、「誠にありがとうございました」の意味やメールでの使い方などを下記記事でチェック可能です。また、「誠にありがとうございました」を目上の方へ使う際の言い換え言葉なども紹介されています。
「お目汚し」の使い方・例文は?
「お目汚し」の使い方例文①企画書を提出する場面
「お目汚し」の使い方例文1つ目は、企画書を提出する場面での使い方です。お目汚しは、上司や取引先に企画書を提出・披露する際などに使います。例えば、「お目汚し失礼します、企画書をぜひご覧ください」、「お目汚しではございますが、お目通し下さい」、「お目汚し失礼します」などの使い方です。
「お目汚し」の使い方例文②写真を披露する場面
「お目汚し」の使い方例文2つ目は、写真を披露する場面での使い方です。上司や取引先の方、目上の方などに、自分のプライベート写真や家族・ペットの写真などを披露する際に使います。お目汚しですがと一言述べてから写真を見せましょう。また、写真を見せ終わった後に、お目汚しでしたと一言添えるのも良いでしょう。
「お目汚し」の使い方例文③取引先へ案内状や招待状を送る場面
「お目汚し」の使い方例文3つ目は、取引先へ案内状や招待状を送る場面での使い方です。自社の展覧会やイベントへ取引先を招く際の案内状・招待状では、「お目汚しでございますが、◯◯様にご出席いただければ幸甚に存じます」、「お目汚しでございますが、◯◯様にお越しいただければ幸甚に存じます」などを使います。
「お目汚し」の使い方例文④取引先へメールなどで書類を送る場面
「お目汚し」の使い方例文4つ目は、取引先へメールなどで書類を送る場面での使い方です。自社のカタログや企画書などを取引先へ送る際にも、お目汚しと言う言葉はよく使われています。例えば、「お目汚しでございますが、よろしければご高覧ください」、「お目汚しでございますが、ご高覧賜れば幸甚に存じます」などです。
「お目汚し」や「お手数ですが」は、ビジネスメールでも使用頻度の高い言葉と言えるでしょう。そこで、下記記事では「お手数ですが」の意味や類語、使い方などをくわしく紹介しています。また、お手数ですがを使ったビジネスメールの文例や英語での「お手数ですが」の表し方なども紹介しています。
「お目汚し」の類語は?
「お目汚し」の類語①ご覧に入れる
「お目汚し」の類語1つ目は、ご覧に入れるです。ご覧に入れるは、目上の方に書類や行動などを見せて、見せた相手から指導や意見をなどを受ける際に使います。ご覧に入れるは、見せる相手を敬って使う言葉で、お目にかけると類語です。また、御覧に入れるとも表記される場合もあります。
「お目汚し」の類語②披露する
「お目汚し」の類語2つ目は、披露するです。披露するは、目上の方などに文章やパフォーマンスを見てもらう際などに使います。また、披露は公式に発表すると言う意味や意見を申し上げると言う意味も持つ言葉です。お披露目する、見ていただく、 目に入れる 、公開するなども、披露するの類語です。
「お目汚し」の類語③見ていただく
「お目汚し」の類語3つ目は、見ていただくです。見ていただくは、目上の方や取引先の方などに、相手に見る行為をお願いする際に使います。例えば、相手が書類を見る行為やプレゼンテーションなどを見る行為などです。「見ていただく」をより丁寧にした言葉は、「ご覧いただく」です。
「お目汚し」の類語④公開する
「お目汚し」の類語4つ目は、公開するです。公開するは、製品や文章、パフォーマンスなどを多くの一般の方に見てもらうことを意味します。また、入場や使用などを許可する意味でも使われ、隠されていた物や行為などを世間に知らせる場合にも使われています。
「お目汚し」と似た言葉は?
「お目汚し」と似た言葉①お口汚しですが
「お目汚し」と似た言葉1つ目は、「お口汚しですが」です。お口汚しは、相手に贈る食べ物が口を汚す程度のわずかな量しかありませんが、粗品ですがと言う意味を表します。お土産などを上司や取引際の方に手渡す際などに、「ほんのお口汚しでございますが」などと一言添えて使いましょう。
「お目汚し」と似た言葉②お耳汚し失礼します・失礼しました
「お目汚し」と似た言葉2つ目は、お耳汚し失礼します・お耳汚し失礼しましたです。お耳汚しは、見苦しい物を目上の方に聞いてもらう際に使います。例えば、目上の方の前で歌などを披露した後に、「お耳汚し失礼しました」などと使用しましょう。お目汚しと同様に、相手を敬い謙虚な姿勢を伝える言葉です。
「お目汚し失礼しました」や「お目汚し失礼します」、「ご査収ください」などは、取引先との書類のやり取りなどでもよく使われる言葉です。そこで、ご査収のビジネスシーンでの使い方を例文と共に下記記事で紹介しています。また、ご査収くださいの意味についても下記記事でくわしく紹介していますので、ぜひご覧ください。
ビジネス敬語が学べるおすすめの書籍は?
ビジネス敬語が学べるおすすめの書籍①敬語「そのまま使える」ハンドブック
ビジネス敬語が学べるおすすめの書籍1つ目は、敬語「そのまま使える」ハンドブックです。三笠書房から出版されている【敬語「そのまま使える」ハンドブック:できる人の「この言葉づかい」「この話し方」】には、そのまま使用できるビジネス敬語が豊富に紹介されています。また、悪い敬語の使い方もチェック可能です。
ビジネス敬語が学べるおすすめの書籍②大人の語彙力ノート
ビジネス敬語が学べるおすすめの書籍2つ目は、大人の語彙力ノートです。SBクリエイティブから出版されている【大人の語彙力ノート 誰からも「できる! 」と思われる】は、ビジネス敬語だけでなく日常言葉の語彙力もアップしてくれます。会議や打合せ、訪問など、シーンに合わせたビジネス敬語もチェック可能です。
ビジネス敬語が学べるおすすめの書籍③ビジネス英語の敬語
ビジネス敬語が学べるおすすめの書籍3つ目は、ビジネス英語の敬語です。クロスメディア・ランゲージから出版されている「ビジネス英語の敬語 微妙なニュアンスを英語で伝える 状況に応じたレベル別丁寧表現」は、発音も学びやすいCD付きで、英語の丁寧表現を5段階に分けて紹介しています。
お目汚しを始めとするビジネス敬語を学べぶための書籍を探す際には、電子書籍を利用すると言う方も多いのではないでしょうか。そこで、下記記事では安い電子書籍を探したい方にもおすすめの電子書籍サイトを10個紹介しています。また、電子書籍サイトのセール情報やまとめ買いのメリットなどについてもチェック可能です。
お目汚しをビジネスシーンで使いこなそう
「お目汚し失礼します」・「お目汚し失礼しました」などを上手に使いこなすと、上司や取引先の方に好印象を与えることにもつながります。また、謙虚な姿勢を示す言葉なので、ビジネスシーンでのコミュニケーションがよりスムーズになるかもしれません。ぜひ、ビジネスシーンでも「お目汚し」を使いこなしましょう。
お目汚しは、取引先へメールで書類などを送る場面にも使用されます。下記記事では、ビジネスメールでの質問の書き方についてのマナーについて紹介しています。また、取引先からの問い合わせメールへの返信例文なども紹介されていますので、自社のカタログなどを取引先へ送った方などもぜひチェックしてください。
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