度々すみませんの使い方は?ビジネスメールでの正しい使用方法や言い換え表現をか解説

あなたは、「度々すみません」という表現の意味や正しい意味について知っていますか?この記事では、「度々のご連絡すみません」「度々失礼します」「度々申し訳ありません」などの敬語表現や類語、メールの送り方などについても詳しくお伝えしていきます。この記事を参考にして正しい日本語を身につけましょう。

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度々すみませんの意味は?

度々すみませんの意味は「何度もごめんなさい」という意味

謝る男性

「度々すみません」という表現の意味は、簡単な日本語にすると「何度もごめんなさい」となります。「度々」が「何度も」を表す言葉で、「すみません」は謝罪を表す丁寧な言葉です。この二つの言葉が重なることで「度々すみません」という表現となっています。

「すみません」という言葉は、丁寧な言葉なので日常生活でも面識のない人に対して使用することが主です。基本的には家族や友人に対して使用すると故意に距離を取っている印象を与えるので使用することはまれだと言えるでしょう。

度々すみませんの意味と使い方はビジネスでも良く用いられる

男性と図書館

この「度々すみません」の謝罪の意味と使い方はビジネスシーンでも良く用いられます。具体的な使い方や例文については当記事にて追って詳しくお伝えしていきますが、この表現の持つ丁寧さという性質がビジネスシーンでも生かされてきます。

特に大学や専門学校などの教育機関から卒業して会社に入社してからの仕事上での大きな変化の一つがその「言葉遣い」と言っても過言ではないでしょう。この言葉遣い、特に丁寧な言葉遣いを学んでいくことは自分の仕事上でプラスとなり得ます。しっかり学んでいきましょう。

度々すみませんの敬語は?

①度々申し訳ありません

リサーチ

度々すみませんの敬語の1つ目は、「度々申し訳ありません。」です。これは、「すみません」という表現のより丁寧な敬語表現である「申し訳ありません」という言葉を使用したものです。表す意味としては「何度もごめんなさい」となり、度々すみませんと同義となります。


しかし、「申し訳ありません」の方はより丁寧な敬語のため「すみません」よりもよりかしこまった、丁寧な印象を相手に与えます。目上の人や大切な取引先に対して自分の謝罪の気持ちを真摯に表したい際に使用すると効果的でしょう。

②度々失礼致します

メールする女性

度々すみませんの敬語の2つ目は、「度々失礼致します。」です。これは「失礼します」の敬語である「失礼致します」という言葉を使用したものです。「失礼します」とは自分が相手に失礼だということを認識していながらそれを行う際に相手に謝罪の気持ちを表す表現です。

「度々失礼します」の形でも使用できますが、「失礼致します」とした場合の方がより丁寧です。相手の職位や自分との関係性に応じてどの程度の丁寧さが必要かを自分で判断して、その時その時に適切なものを選ぶように心掛けると良いでしょう。

度々すみませんの使い方は?

①メールで同じことについて質問する

パソコン

度々すみませんの使い方の1つ目は、「メールで同じことについて質問する」です。これは、メールで相手方と何度かやり取りした後、同じ案件について更なる疑問が生まれ、それについて質問したい場合の使い方です。特にメールは直接または電話で話すよりも言葉のニュアンスが伝わりにくく、誤解や疑問が生まれやすいです。

これらをしっかり解消するために「度々すみません。今回の案件について再度ご質問させて頂いてもよろしいでしょうか。」などのフレーズを使って相手に質問をしてみましょう。このように相手にも再度の質問だと分かるような形で質問するとスムーズにいくでしょう。

②電話で言い忘れたことを伝える

電話連絡

度々すみませんの使い方の2つ目は、「電話で言い忘れたことを伝える」です。相手に電話で要件を伝え、電話をすでに切った後で「あのことについて伝えるのを忘れたいた!」と気付くことがありませんか?この使い方は、そのような場合に使えるものです。

相手方に再度電話でご連絡する際、「度々すみません。一つ、先ほどのお電話でお伝えしたいことがあったのですが、失念しておりました。」と切り出し、要件を簡潔に伝えましょう。できれば一回の電話で要件をきちんと伝えるのが理想ですが、付け加える内容を思い出した場合はこのフレーズも活用してみましょう。

③会議でより詳しく知りたいことについて言及

会議

度々すみませんの使い方の3つ目は、「会議でより詳しく知りたいことについて言及」です。会議などで自分が疑問に思った点や興味を持った点などについて詳しく知りたい、知っておく必要があるという場合があると思います。そのような場合にもこの「度々すみません」というフレーズが使用できます。

例えば、「度々すみません。先ほどの年間計画についてもう一度ご説明頂いてもよろしいでしょうか。」などの形で相手に再度の説明を求めたりすることができます。特に、自分の発言が何度も続いた後などにこのフレーズを使うと効果的です。

度々すみませんの類語は?

①重ね重ね申し訳ありません

謝罪メール送信

度々すみませんの類語の1つ目は、「重ね重ね申し訳ありません。」です。「重ね重ね」とは「度々、何度も」とほぼ同義語となりますが、この言葉には少しフォーマルな雰囲気があります。したがって、何か重大なミスなどを何度もしてしまった際などに使用すると効果的です。

具体的な例を挙げると、例えば「先月の納品遅延に引き続き、重ね重ね申し訳ありません。」などの形で使用します。大切な取引先相手や顧客に止む負えずミスが重なってしまった場合に使用するようにしましょう。

②何度も失礼します


ビジネスウーマン

度々すみませんの類語の2つ目は、「何度も失礼します。」です。これは、例えば何度も電話をする、発言をする、メールをするということが重なった場合に使用できるフレーズです。「失礼します。」という表現はビジネスシーンでも毎日のように耳にしますよね。

具体的な例を挙げると、例えば「何度も失礼します。先ほどの議題にあった営業成績についてですが、もう一度総括させて頂きたいと思います。」などの形で使用できます。相手に敬意を払いながらも再度何か働きかけたいことがある際に使用すると効果的です。

③度重なるご連絡恐縮です

会議室の女性

度々すみませんの類語の3つ目は「度重なるご連絡恐縮です。」です。「度重なる」とは「度々の」という意味、「恐縮する」とは「申し訳ないと思う」という意味です。したがって、これは「度々申し訳ありません」という意味となり、「度々すみません」とほぼ同義の類語ということになります。

この「度重なるご連絡恐縮です。」のように相手のご連絡、または自分の再度の連絡という具体的な行為について申し訳ありません、と謝罪の気持ちを表すこともできます。ビジネスでも頻出の使い方なので耳にしたことのある方も多いと思います。

度々すみませんのメールの送り方は?

①度々のご連絡すみません

メール作成

度々すみませんのメールの送り方の1つ目は、「度々のご連絡すみません。」このメールは、再度のメールでの連絡の場合にメール文章冒頭で使用することができます。例えば、先に送ったメールに資料を添付し忘れた場合、「度々のご連絡すみません。先のメールに資料を添付し忘れておりました。」などと続けられます。

その上で「改めてこちらのメールに添付させて頂きます。どうぞよろしくお願いします。」とすると相手にも簡潔にメールの目的と相手の行動が伝わるので、メール内容を再度確認してもらえる確率も高まるでしょう。

②何度もメールをしてしまいすみません

ビジネスマンとメール

度々すみませんのメールの送り方の2つ目は、「何度もメールをしてしまいすみません。」です。この例文は1つ目の例文を少しカジュアルにした表現になります。したがって、自分とある程度関係が深い人に対して使用しましょう。「何度もメールをしてしまいすみません。下記が会議詳細となります。」などの形で使用できます。

③度重なるメールすみません

メールチェック

度々すみませんのメールの送り方の3つ目は、「度重なるメールすみません。」です。これは、「度々」という言葉を「度重なる」とした表現で、ストレートに再度相手にメールすることを謝罪したものです。「度重なるメールすみません。下記内容もご覧頂ければ幸いです。」などの形で使用します。

「度々すみません」の使い方や敬語などを覚えて日々の生活に活用しよう!

自信のあるビジネスウーマン

当記事では、「度々すみません」の意味と「度重なるご連絡恐縮です。」などの類語表現などについても詳しくご紹介してきました。これらの使い方や敬語表現などをしっかり覚えて、日々の生活に活用してみてください。

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