最終更新日: 2021/11/01 11:09 「お久しぶりです」の正しい敬語表現を解説。コピペOKな例文もご紹介
「お久しぶりです」は、目上の人に使っても大丈夫なのか気になりませんか?再会した時の挨拶は正しく使いたいですよね。こちらの記事では、「お久しぶりです」の正しい敬語表現や例文、英語などを紹介しています。正しい敬語を学んで、コミュニケーションに役立ててください!
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
目次
「お久しぶりです」は敬語として使える?
①同等か目下の立場の人に使える

「お久しぶりです」は、敬語として同等か目下の立場の人に使えます。「お久しぶりです」は、久しぶりに丁寧語の「お」と「です」が付いているため敬語としては正しく、丁寧に再会の挨拶ができますよ。久しぶりは前回会ってから時間が経過し、再び顔を合わせられて嬉しい気持ちを表します。
しかし、「お久しぶりです」を使っても良いのは、同僚や部下などに限られるので注意しましょう。会っていない期間が6か月までの間に、同僚や部下などに対して使うのが適しています。
②目上の人に使うと失礼

「お久しぶりです」はビジネスシーンなどにおいて、上司や目上の人、お客様に使うのは失礼な表現になります。「お久しぶりです」は丁寧な挨拶言葉ですが、軽い印象を与えるためです。目上の人に使う場合は、お久しぶりですの敬語である「ご無沙汰しております」を使うようにしましょう。
「お久しぶりです」と「ご無沙汰しております」の違いは、敬語の種類が異なるところです。お久しぶりですは丁寧語で、しばらく連絡や訪問がなかった相手に対し、それらができた喜びを丁寧に伝えます。一方でご無沙汰しておりますは謙譲語で、謙遜しながら丁寧に、再会や連絡できた喜びを伝える挨拶という違いがあります。
「お久しぶりです」の正しい敬語表現と使い方
①ご無沙汰しております

お久しぶりですの正しい敬語表現は、「ご無沙汰しております」です。しばらく連絡や訪問していないという意味の無沙汰に、丁寧語のご、さらに謙譲語のおりますが付いています。つまり、しばらく連絡や訪問しておりませんでしたと、謙遜しながら伝える表現になります。
このように「ご無沙汰しております」は、連絡していなかったことを詫びつつ、会えて嬉しく思いますという気持ちを伝えるフレーズです。そのため「ご無沙汰しております」はビジネスシーンなどにおいて、上司や目上の人に対して使うのにふさわしい再会の言葉です。
②詫びや気遣いのフレーズで丁寧に

「ご無沙汰しております」は、詫びや気遣いのフレーズを加えるとより丁寧な伝え方ができます。「申し訳ありません」や「お変わりありませんか?」のような言葉を付けると、詫びや相手を思いやる気持ちを伝えられますよ。ビジネスシーンにおいて会話やメールなどに使うと、丁寧な挨拶でやり取りするのに役立ちます。
③6か月まで会っていない時に使用

「ご無沙汰しております」は、6か月まで会っていない時に使うのが適しています。しばらくのご無沙汰を詫び、再会の喜びを伝える言葉なので、少し前に会ったばかりで使うのはふさわしくありません。最短でも2か月経った時期に使用しましょう。
「お久しぶりです」の敬語表現の例文は?
①ご無沙汰しており申し訳ありません

お久しぶりですの敬語表現の使い方や例文に、「ご無沙汰しており、申し訳ありません」があります。例文のように、顔を出していなかったことを詫びる言葉を加えると、より丁寧になりますよ。この例文は、話し言葉としてはもちろん、メールや文書の挨拶としてもふさわしい表現です。
②ご無沙汰しておりますがお変わりありませんか?

使い方の例文には、「ご無沙汰しておりますが、お変わりありませんか?」もあります。「お変わりありませんか」は、元気でいるかどうかを訊ねる相手を気遣う言葉です。しばらく連絡や訪問せずに申し訳ありません、元気でいましたか?と、相手を思いやりつつ連絡や再会を喜ぶ表現になります。
「お変わりありませんか?」のように、体調を気遣う言葉を添えると、相手と良好な関係を築くのに役立ちます。そこで、以下に体調を気遣う言葉について紹介する記事を載せました。その中には、ご無沙汰しておりますの挨拶に続いて使える表現もありますので、ぜひチェックしてみてください。