指示を仰ぐとは?意味や上司へ判断を仰ぐビジネスメールの例文も

ビジネスシーンで上司に判断や指示を仰ぐ機会は多くなります。そこで今回は指示を仰ぐの意味、指示を仰ぐビジネスメールの例文、指示を仰ぐ時の注意点などを紹介していきます。指示の仰ぎ方によってマイナスに捉えられてしまう事もプラスに捉えられる事もあるので、ぜひ参考にして下さい。

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指示を仰ぐの意味とは?

指示を仰ぐの意味とは指示を受けたいと要請すること

指示を仰ぐ

指示を仰ぐの指示は指図する事を意味し、仰ぐは受けるを意味しています。そのため指示を仰ぐとは「指示を受けたい」「手段や方法を教えて欲しい」といった要請する意味を持ちます。仰ぐは「師と仰ぐ」など相手を尊敬する意味も持ちますので、目上の方や上司からの指示を受けたい場合の表現として使います。

新入社員で仕事が辛いという場合は、下記の記事も参考にして下さい。新入社員が辛い原因や乗り越える方法などをくわしく紹介しています。

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指示を仰ぐ時に使うフレーズ・敬語

指示を仰ぐ

上司や目上の方に指示を仰ぐ場合は、「ご指南いただけますでしょうか」や「ご指導いただけますでしょうか」などの敬語に言い換えて使います。時間を割いて手段や方法を教えて欲しいとお願いをしているので、まずは指示を仰げるか確認するフレーズを用います。

下記動画は「president inc」さんが紹介されている「ビジネス敬語入門」です。ビジネス敬語の基本的なルールを動画で分かりやすく紹介されているのでぜひ参考にして下さい。

上司へ判断・指示を仰ぐビジネスメールの例文5選

上司へ判断・指示を仰ぐビジネスメールの例文①決断は正しいか迷った場合

ビジネスメール

上司へ判断・指示を仰ぐビジネスメールの例文1つ目は、自分の決断は正しいか迷った場合です。自分の中での結論は出ていてその結論で進めていいか迷った場合は、まず具体的な経過と自分の考えを伝えYES・NOの判断を仰ぐといった文章になります。

開催地区を変更すれば予算に合う会場があるので、地区の変更を考えておりましたが問題ありませんか? 私だけでは判断できかねるため、ご指南いただけますと幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。
引用元: マナラボ

ビジネスメールの件名に迷った場合は、下記の記事も参考にして下さい。ビジネスメールの件名のマナーや題名の書き方、社外宛てタイトルなどを紹介しています。

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上司へ判断・指示を仰ぐビジネスメールの例文②どう進めればと迷った場合

ビジネスメール

上司へ判断・指示を仰ぐビジネスメールの例文2つ目は、どう進めればいいかと迷った場合です。答えが見つからず上司に指示を仰ぐ場合は、出来るだけそれまでの詳細を具体的に伝えどの部分を迷っているかを理解してもらう文章にします。

商品Bと商品Aの相違点は@@のみで、お客様の希望を全て網羅し納期も問題ありません。 商品を変更して提案しようと思っていますが、商品Aを過去に何度も納品しているお客様だったので判断に悩んでいます。 ご指示を仰ぎたく、お願い申し上げます。
引用元: マナラボ

上司へ判断・指示を仰ぐビジネスメールの例文③選択に迷った場合

ビジネスメール

上司へ判断・指示を仰ぐビジネスメールの例文3つ目は、選択に迷った場合です。AとBの選択肢までは絞り込めているがどちらにするか選択に迷った場合などは、具体的な自分の意見を述べてから指示を仰ぐといった文章になります。

会議室のキャパやレイアウトを考えるとDの方がBに近いと考えられますが、私だけでは判断できかねるので、ご教示いただけると幸いです。
引用元: ドライバータイムズ

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上司へ判断・指示を仰ぐビジネスメールの例文④次の作業の支持を仰ぎたい

ビジネスメール

上司へ判断・指示を仰ぐビジネスメールの例文4つ目は、次の作業の支持を仰ぎたい場合です。依頼された業務は完了し次の仕事の支持を仰ぎたい場合は、現状を具体的に伝えてから支持を仰ぎます。

ただ指示待ちと捉えられてしまう場合もあるので、「〇〇の業務は終了いたしました。次は〇〇に取り掛かってよろしいでしょうか」など具体的な次の業務を提案し支持を仰いだ方が印象も良くなります。

上司へ判断・指示を仰ぐビジネスメールの例文⑤対応に迷った場合

ビジネスメール

上司へ判断・指示を仰ぐビジネスメールの例文5つ目は、対応に迷った場合です。顧客対応などに関して迷った場合は、それまでの経緯、相手の様子などを具体的に記載し「ご指示いただければ幸いです」などといったフレーズを使います。

私一人では判断が出来かねますので、 先方への対応についてご指示いただければ幸いです。
引用元: ビズ式

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上司へ判断・指示を仰ぐ時の注意点5選

上司へ判断・指示を仰ぐ時の注意点①それまでの経緯は具体的に伝える


上司

上司へ判断・指示を仰ぐ時の注意点1つ目は、それまでの経緯は具体的に伝える事が大切です。指示を仰ぐ場合一番してはいけない事が、上司に丸投げをしてしまう事です。「どうすればいいですか?」では、上司に仕事に対して責任感がまるでないと捉えられてしまう場合もあります。

指示を仰ぎたい内容に関してそれまでの経緯を具体的に伝え、ここまでは終わらせている、A案とB案どちらがいいか判断に迷っているなど具体的な考えを提案出来るようにまとめておいてから指示を仰ぐといいでしょう。

上司も具体的な経緯が分かり本人の考えも理解出来た方が指示も出しやすく、また上司の心象も良くなります。「判断に迷い行き詰っている。良きアドバイスをいただきたい」といったスタンスが大切です。

上司へ判断・指示を仰ぐ時の注意点②事前に情報収集をしておく

情報収集

上司へ判断・指示を仰ぐ時の注意点2つ目は、事前に情報収集をしておくも大切です。上司に指示を仰いだ場合、上司も指示を出すうえで色々な情報が必要になります。上司の質問に対して「それは分かりません」「調べていません」では、指示を仰ぐ前にまだ出来る事があっただろうと捉えられてしまいます。

上司から聞かれるであろう内容に関しては、事前に出来るだけ情報収集をしておきましょう。情報収集をしておくことで、上司の指示に無理がある場合も具体的に説明する事が出来ます。自分で出来る事は全てやった上で指示を仰ぐ事で、無理のない指示を受ける事が出来ます。

上司にも負担をかけてしまう内容の場合は、下記の記事も参考にして下さい。「ご迷惑おかけします」のビジネスの使い方や類語を紹介しています。

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上司へ判断・指示を仰ぐ時の注意点③タイミングを計る

上司

上司へ判断・指示を仰ぐ時の注意点3つ目は、タイミングを計る事も大切です。上司に指示を仰ぐ場合、上司の時間を割いてもらう事になるのでまずは時間を割いてもらえるか確認しなければいけません。

上司の状況を考慮して、手の空いている様子の時に「お時間少々よろしいですか?」とおうかがいしてから、本題に入るようにしましょう。具体的に「〇〇の件でご指示をいただきたいので、ご都合のいいときに〇分程度お時間取って頂けますか?」などと切り出せば、上司も話の内容と必要な時間を知る事が出来ます。

また急を要する場合などは、「お忙しい所申し訳ありませんが、〇〇の件でご指導いただきたい事があります」など急を要する内容を先に伝える事で直ぐに対応してもらえるかと思います。

上司へ判断・指示を仰ぐ時の注意点④メモをしっかり取る

メモ

上司へ判断・指示を仰ぐ時の注意点4つ目は、上司からの指示は漏れのないようにしっかりメモを取る事も大切です。貴重な時間を割いてもらって指示を仰いでいるわけですから、上司の指示は聞き漏れのないようにしましょう。

また解釈に誤りがないように、指示された内容は復唱する事が大切です。上司に指示を仰ぐ時は行き詰ってしまっている時や急を要する時なども多くなります。その為漏れも多くなりがちなので、メモを取る、復唱するをしっかりする事で誤った解釈や聞き漏れを防ぐ事が出来ます。

上司へ判断・指示を仰ぐ時の注意点⑤その後の結果を報告する

上司

上司へ判断・指示を仰ぐ時の注意点5つ目は、その後の結果を報告する事も大切です。指示を仰ぎっぱなしでその後どうなったか結果を伝えなければ、上司もしっかりこなせたか不安になってしまいます。

「ご指導いただいたおかげで、無事解決いたしました」などその後の結果を、しっかり上司に報告するようにしましょう。その際は指示をいただいた事に関しての感謝の言葉も添えると、上司の心象も良くなります。

思うような結果が出ず上司に謝罪する場合は、「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」さんが下記動画で「思わず相手が許してしまう上手な謝り方」を紹介されているので参考にして下さい。

考えをまとめてから指示を仰ぐようにしよう

いかがでしたか。上司へ判断・指示を仰ぐビジネスメールの例文や注意点を紹介してきましたが、参考になれる事はあったでしょうか。上司に指示を仰ぐ場合、何より丸投げにならない事が大切です。まずは具体的な経緯をまとめて、何に行き詰っているのかを自分が把握していなければ指示を仰ぐ事も出来ません。

何に対してどんな指示を仰ぎたいのか事前にまとめておくことで、上司も指示を出しやすくなります。出来れば「A案とB案までは絞り込んでいるが、判断に迷っている」といった感じの支持の仰ぎ方の方が、上司の心象も良くなります。

また自分都合ではなく説明に時間がかかる内容の場合は、上司が時間を割けるタイミングを考慮する事も大切です。支持を仰ぐことはやる気がないと捉えられる事も、意欲的と捉えられる事もあります。ぜひ仕事に意欲的と捉えられるように、指示を仰いでください。


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