是非・喜んで参加させていただきますは正しい敬語?参加する時のメール例文も
是非・喜んで参加させていただきますという表現は正しい敬語なのでしょうか。この記事では、参加するの謙譲語表現が参加させていただくになることや、参加いたします・参加させていただきたく存じますなどの会話だけでなくメールでも使える例文を紹介します。
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目次
参加させていただきますは正しい敬語?
参加させていただきますはさせていただくという謙譲語のある正しい表現
参加させていただきますはさせていただくという謙譲語を使った正しい表現です。させていただくという表現は、かしこまった態度の言動をとる際や相手に許しを得てから行うことなどに対して使う謙譲語の表現です。
また参加させていただきますという表現には丁寧語と呼ばれる「ます」が謙譲語表現である「させていただく」の後ろにくっついた言葉遣いです。
これらのことから参加させていただきますという表現は「させていただく」という謙譲語と、「ます」という丁寧語が使われた正しい敬語表現であることがわかります。
参加させていただきますは参加するという表現の二重敬語ではない
参加させていただきますは参加するという表現の二重敬語ではありません。参加させていただきますという表現には謙譲語の「いただく」と丁寧語の「ます」が使われているため二重敬語であり、正しくない敬語表現であると思っている人が少なくないと言われています。
しかし二重敬語とは1つの表現の中に同じ分類の敬語が使われている表現のことを意味することから、謙譲語と丁寧語という別の分類を使用している参加させていただきますは二重敬語ではありません。そのため正しい敬語表現ですので自信を持って使ってください。
ちなみに他の表現の中には二重敬語であっても多くの人が使っているなどの理由で慣習的に敬語と見なされるケースがあります。そのため二重敬語だからといって間違っている、使ってはいけないといったことにはつながらないこともあります。二重敬語については以下のサイトで詳しく解説されていたので参考になさってください。
よくある二重敬語の例文と正しい敬語の例文参加させていただきますの使い方・例文は?
参加させていただきますの使い方・例文①是非参加させていただきます
参加させていただきますの使い方・例文の1番目は是非参加させていただきますという表現です。是非参加させていただきますの「是非」という言葉には心からの思いを強調するといった意味合いがあります。そのため参加させていただきますという表現には心から強く望んで参加させていただくという意味合いになります。
是非という言葉には心からの思いを強調して伝えるという意味以外にも、正しいこととそうではないこと、物事を批評したり良し悪しを話すことなどといった意味合いが含まれる場合があります。更に詳しい是非という言葉の意味については以下の記事でお伝えしているので、参考になさってください。
参加させていただきますの使い方・例文②参加させていただきたく存じます
参加させていただきますの使い方・例文の2番目は参加させていただきたく存じますという表現です。参加させていただきたく存じますという表現は参加するという言葉に「思う」という言葉の謙譲語表現「存じます」と丁寧語の「ます」がくっついた言葉です。
存じますという表現は謙譲語であり、相手に対して敬意を表すために自分がへりくだった表現をする言い回しであることから、相手が思うことに対して使うと間違った使い方になるので注意が必要です。そのため存じますという表現は自分や自分が所属する組織などが思うことに対して使うようにしてください。
存じますについてのさらに詳しい内容は以下の記事でお伝えしているので、ぜひ合わせてご覧ください。存じますの意味・類語・メールでの使い方・正しくない表現などを詳しくお伝えしています。
参加させていただきますの使い方・例文③喜んで参加させていただきます
参加させていただきますの使い方・例文の3番目は喜んで参加させていただきますという表現です。喜んで参加させていただきますは参加するという言葉に相手の提案や誘いなどを進んで快く受け入れるといった意味合いの「喜んで」使われた表現です。
「喜ぶ」という言葉には、嬉しいと感じる気持ちや楽しいという感情が含まれていることから、相手からいただいた話を嬉しく感じて承諾するといった意味合いがあります。ちなみに喜ぶという言葉は状況に応じてニュアンスが変わります。喜ぶという言葉の意味は以下のサイトで詳しく紹介されていたので参考になさってください。
喜ぶ・慶ぶ・悦ぶ(よろこぶ)とは参加させていただきますの使い方・例文④謹んで参加させていただきます
参加させていただきますの使い方・例文の4番目は謹んで参加させていただきますという表現です。謹んで参加させていただきますは参加するという言の相手に敬意やかしこまった様子を表す「謹んで」が含まれており「謙虚な気持ちで参加する」「控えめな態度で参加する」といった意味合いで使われます。
謹んでという表現にはこのような意味合いがあることから、謹んで参加させていただきますという言葉には、謙虚な気持ちで参加させていただきますといった意味合いが込められます。
参加させていただきますの言い換え方は?
参加させていただきますの言い換え方①参加いたします
参加させていただきますの言い換え方の1番目は参加いたしますという表現です。参加いたしますという表現は、参加するという言葉に「いたします」という謙譲語をつけた表現です。
参加させていただきますという表現ばかりをつかっていると語彙力がない人だと思われてしまうこともあると言われていることから、相手や状況を見ながら使い分ける人が多いと言われています。
参加させていただきますの言い換え方②伺います
参加させていただきますの言い換え方の2番目は伺いますという表現です。伺いますはシンプルで短い言い回しであることから、相手に敬意を表す際には物足りないと感じる人も多いようですが、正しい敬語表現です。
伺いますという表現は「伺う」という謙譲語に丁寧語の「ます」をつけた敬語表現です。伺いますと似た表現に、お伺いいたしますという表現がありますが、お伺いいたしますは二重敬語となることから不適切な敬語表現だと言われています。
また伺いますという言葉には訪問するという意味合いや質問する、聞くといった意味合いが含まれる言葉であることから、話し手の意図やその時の状況から言葉の意味を読み取らなければいけないと言われています。以下の記事では伺うという表現について詳しく紹介しているので参考になさってください。
出欠確認メールへの返信の仕方は?
出欠確認メールへの返信の仕方①出欠の可否をわかりやすく簡潔に書く
出欠確認メールへの返信の仕方の1番目は出欠の可否をわかりやすく簡潔に書くというものです。出欠確認メールを送る側の立場になって考えると、出欠の可否がわかりやすく書かれている方が親切なメールの返信の仕方であることがわかります。
大勢の参加者がいる会議の場合には出欠確認メールを送るだけでも数十人以上となることは珍しくありません。こういった出欠確認メールを1つ1つチェックしていかなければならないことを考えると、長々としたメールを作ってわかりにくいところに出欠の可否を書いてしまうことは相手に迷惑となってしまいます。
そのため出欠確認メールへの返信の仕方として押さえておくべきこととして、出欠の可否をわかりやすく簡潔に書くということが挙げられます。
出欠確認メールへの返信の仕方②相手への配慮を欠かさない
出欠確認メールへの返信の仕方の2番目は相手への配慮を欠かさないというものです。出欠確認メールを送る側の立場になって考えると、大勢の人にメールを送る可能性もあることから簡潔に出欠の可否を書く必要があります。
だからと言って「参加します」とだけ送り返すようでは社会人としての資質を疑われてしまいます。相手の名前や挨拶などをしっかりと書いたうえでわかりやすいところに出欠の可否を簡潔に記すような工夫をしましょう。
ちなみに以下の記事では、会社説明会の予約やキャンセルメールの例文について詳しく紹介しているのでぜひ合わせてご覧ください。会社説明会に参加した後のお礼のメールや会社説明会についてのメールの返信の書き方などを例文を交えて詳しくお伝えしています。
是非・喜んで参加させていただきますを適切に使いこなしましょう
是非参加させていただきます・喜んで参加させていただきますという表現はビジネスシーンで使われることが多く様々な言い換え表現を合わせて押さえておくと日々の仕事に役立つと言われています。参加させていただきますを二重敬語であると思っている人もいますが、正しい敬語表現ですので自信を持って使ってください。
しっかりとした敬語表現ができる人は周囲の人から信頼されやすく評価されやすいと言われています。基本的なことから少しずつ押さえていくためにも、今回の是非参加させていただきます・喜んで参加させていただきますという敬語表現を適切に使いこなしましょう。
最後にこれから社会人になる方や転職活動をされている方に人気のIT業界に関する記事を紹介します。IT業界は人手不足であると言われており、未経験者や転職者にとって働きやすい業界であるという声が多くあります。以下の記事ではそんなIT業界の志望動機の書き方などについてお伝えしているので、お役立てください。
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