是非(ぜひ)の類語と使い方とは?可否の意味と例文も
是非(ぜひ)という言葉は一般的に使われる言葉ですが、その使い方は多岐にわたります。ここでは例文も交えながら可否などの類語や「是非お願いします」などの使い方を紹介していきます。表現力を向上させる表現なので是非ともマスターしていきたい言い回しですよね!
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目次
是非(ぜひ)とは?意味は?
是非(ぜひ)の意味とは①何が何でも
是非(ぜひ)の意味の1つ目は「何が何でも」です。是非の意味とは、がむしゃらに何かに向かうことです。「是非優勝したい」「是非やり遂げたい」といった、何かに対する強い意志を表す際には「是非」を使うことが少なくありません。「是非とも」というような言い回しで使われることもありますので覚えておきましょう。
ちなみに何かをがむしゃらに頑張る時には「是非」という表現が使われた文の前後にもその強い意志が滲み出るものです。自分自身が「是非」という表現を使ってそれを表したい時には前後の文章から強い意志が表れてくるように工夫して文章作成をしていくと良いでしょう。
是非(ぜひ)の意味とは②可否や要否の問いかけ
是非(ぜひ)の意味の2つ目は「可否や要否の問いかけ」です。是非という言葉は真逆の性質を持っているものを並べて、どちらかを問う場合に使われることが多い表現でもあります。そのため「是非を問う」というような表現が使われている場合には何かに対しての回答を要しているシチュエーションが想定されます。
「是非が問われる事項」の回答に関しては何かの可否であったり、または要否である場合があります。ほかの言葉に置き換えることもできるのですが、「是非」という言葉を使うことで非常にフォーマルな言い回しになります。そのためビジネスにおいて何か2択の回答を迫る場合には「是非」という表現が多く使われます。
是非(ぜひ)の意味とは③良いか悪いかを問う
是非(ぜひ)の意味の3つ目は「良いか悪いかを問う」です。これも「是非を問う」に関連してくる意味合いのはなるのですが、可否や要否は明確に回答が示される事項になります。しかしながら「良いか悪いか」というのはあくまでも主観になるので結論ではありません。このような2択を迫る場合にも「是非」が使われます。
例えば「ダム建設の是非を問う」というような文がある時に、前後の文脈により「ダム建設は必要なのか」とも理解できますし「ダム建設は善なのか」ともとれます。前者に関しては必要か不要かの結論が求められますし、後者に関しては善か悪かの結論が出たとしても次のアクションには結び付きません。
このように類語を使うよりも「是非」という言葉を使うことで幅広い状況を表すことができます。そのため2択を迫る「是非」が文章内で使われている場合にはどのような意味合いなのかをしっかり理解しつつ回答を出したり、議論に参加したりすることが必要になります。
是非(ぜひ)の使い方とは?例文5選!
是非(ぜひ)の使い方と例文①何かを強調する使い方
是非(ぜひ)の使い方と例文の1つ目は「何かを強調する使い方」です。例文のように何かを強調したい時に「是非」という言葉が使われます。例文では「優勝を狙う」という目標が強調されている使い方になっており、その物事に対する強い意志が感じられる使い方になっています。
今回は是非優勝を狙って練習に励みたいと思います。来年には退部を決めておりますので今回がラストチャンスと思っております。必ずや目標が達成できますように精進して参ります。
例文のように、何かに対してモチベーションを高く持ち続けながら挑戦をすることはとても大切なことです。しかしながら、なかなかモチベーションが上がってこないこともあるでしょう。そのような時には下記の関連記事の内容を参考にするといいかもしれません。やる気を出すコツについて紹介されています。
是非(ぜひ)の使い方と例文②是非を問う
是非(ぜひ)の使い方と例文の2つ目は「是非を問う」です。「是非を問う」という使い方はビジネスのシーンならではの使い方になり、この言葉には非常に重い響きがあります。こういった言葉が使われるシーンでは、発信側が「真剣に議論をしたい」と思っています。そのため覚悟してその場に臨む必要があります。
例文でも討論会について触れられていますが、このような状況でよく使われるのが「是非を問う」という言い回しです。ビジネスのシーンで自分がこういう言葉の発信側になれたらかっこいいですよね!
県知事3選の是非を問う討論番組が来週放映されるようです。県議会議員や各市議会議員による討論になるようで、汚職事件の是非が焦点になるようです。
是非(ぜひ)の使い方と例文③可否にあたる使い方
是非(ぜひ)の使い方と例文の3つ目は「可否にあたる使い方」です。「是非」という言葉でその物事に対する可否を問うことができます。可否について議論をすることで、その議論により導かれた結論がビジネスを前に進めていくのです。そのような議論の場では「是非」という言葉がよく使われます。
橋梁建築の是非について議論する集会が来週公民館で行われますので皆さま是非ともご参加ください。建築が実現すれば村へのアクセスが著しく改善します。村としての意思を固めて県に予算を上申できたらと考えています。
是非(ぜひ)の使い方と例文④良し悪しにあたる使い方
是非(ぜひ)の使い方と例文の4つ目は「良し悪しにあたる使い方」です。この使い方も可否を問う使い方と同様に、議論による結論が求められる場合に使われる言い回しになります。ただし、可否を求める場合に比べると結論がビジネスを前に進める要素は弱くなります。
例文は石鹸について議論されていますが、昔から石鹸やシャンプーにはアルカリ性のものと弱酸性のものが両方あり、今でも両方が使われています。良し悪しはあるのかもしれませんが、最終的にどちらを使うのかはその人の好みによります。
この本はアルカリ性石鹸の是非について紹介されています。最近では肌には弱酸性の石鹸の方がいいと言われていますが石鹸は昔からアルカリ性が一般的でした。
是非(ぜひ)の使い方と例文⑤是非お願いします
是非(ぜひ)の使い方と例文の5つ目は「是非お願いします」です。「是非お願いします」という言い回しは相手への強い要望が表れている言い回しです。単に「お願いします」と言うよりも、強い希望が表れている言葉であり、使い方によっては相手に対して好印象を与えることができる言い回しになります。
また、相手方に何かを強くお願いしたい時にも使われ、例文のような使い方もされます。例文ではイベントへの参加を強く促しています。ここぞという時に「是非お願いします」という言葉が出てくると、相手も拒否しづらくなることでしょう。ビジネスにおいて上手に使いこなしたい言い回しです。
来週弊社開催のイベントには是非とも参加をお願いします。心よりお待ち申し上げております。
是非(ぜひ)の類語と使い方例文とは?
是非(ぜひ)の類語と使い方例文①可否
是非(ぜひ)の類語と使い方の例文の1つ目は「可否」です。「是非」という言葉に置き換えて「可否」という言葉を使うことができます。「是非」という言葉は幅広く使われる言葉であるため「可否」を使った方が、相手方にこちらの意図が伝わりやすくなるシーンも少なくはないでしょう。
例文では研修参加の可否を問う内容になっていますが、参加の可否ということに限定すれば「出欠」というような言い回しを使うこともできます。語彙を増やしておくことで、そのシチュエーションに合わせた言葉を選び、相手により意図が伝わる文章作成を可能にすることもできるのです。
研修会参加の可否をお知らせください。資料やお食事の準備がございますので今週中に参加の可否と人数をご教示くださいませ。なお、出席者の名簿も併せて頂戴で来ましたらありがたく存じます。
是非(ぜひ)の類語と使い方例文②良否
是非(ぜひ)の類語と使い方の例文の2つ目は「良否」です。例文の内容だと「良し悪し」というような言葉を当てはめることができますが、「良否」という言葉を使うことでその議論がフォーマルなものであることを暗に示すことができます。言い回し一つで全体の印象が変わるのでその状況にあったものを選んでいきましょう。
ペット用ノミ駆除剤の良否については良否が議論される必要性があります。ノミ駆除は必要なことですが、中にはペットの健康を長期的に害する成分が使われている製品もあるようです。
是非(ぜひ)の類語と使い方例文③何としてでも
是非(ぜひ)の類語と使い方の例文の3つ目は「何としてでも」です。「是非お願いします」は強い意志を表すシーンでもよく使われる言葉ですが、その類語を使って強い意志を表すことができます。「是非」という言葉を使うと非常に強い意志を表すことができるものの、フォーマルさが含まれることは否定できません。
しかしながら状況によってはフォーマルな要素を弱めることで、さらに強い意志を示すことができるシチュエーションもありますので、敢えて「何としてでも」というようなカジュアルな要素が強い言い回しを使うのも一考です。
何としてでも今年は目標を達成させたいと思っています。去年は未達続きでしたので、今年は一期目から達成を狙っていきます!
是非(ぜひ)の英語の使い方例文とは?
是非(ぜひ)の英語の使い方例文は数パターンある
是非(ぜひ)の英語の使い方例文は数パターンあります。「是非」が日本語で表すことのできる意味合いが広いので、英語においても様々な表現があります。下記に3パターンの例文を紹介していますが、例文以外の表現を使うこともできます。状況に合わせて様々な表現で翻訳をすることができるのです。
例えば何気ない文章に「really(本当に)」という言葉を入れることでも「是非」という要素を表すことができます。「really」は日本語では「本当に」「本当だ」と翻訳されることがありますが、強い意志を表しているのは「是非」と同じなので、これを「是非」と翻訳しても差支えはないのです。
- ・Please do!(是非どうぞ!)
- ・Absolutely! (もちろんです!)
- ・I never break my promise to attend the workshop. (是非ともその研修会には出席させてもらいます)
是非(ぜひ)の英語の使い方例文
是非(ぜひ)の英語は強調表現はその都度翻訳し返答には熟語を使う
是非(ぜひ)の英語は強調表現はその都度翻訳し、返答には熟語を使うことが挙げられます。上記の例文を見ると分かりやすいのですが「是非ともやらせていただきたいです!」というような強い意志を表す表現は、文章を翻訳する必要があります。
それに対して「是非どうぞ」というような返答を示す「是非」に関しては熟語を使うといいでしょう。ちなみに「是非を問う」使い方に関しては「or」や「whether」を使うことでそのニュアンスを表すことができます。
是非(ぜひ)という言い回しを使いこなして強調表現をマスターしよう!
是非(ぜひ)という言い回しを使いこなすことで、強調に関する表現力が上がり、自分の希望がビジネスにおいて通りやすくなることでしょう。また、ほかの使い方もできれば表現力の向上も見込めます。ここでは「是非」という言葉について紹介してきましたが、ここで紹介したことが早い段階で役立てばうれしいです!
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