「お忙しいところ」の類語と英語とメール例文|お忙しい中/ご多忙

「お忙しいところ恐れ入りますが」「お忙しい中お手数をおかけしますが」というビジネスメールの決まり文句を使いこなせますか?ここでは「お忙しいところ」を使った返信の書き方、「お忙しい中」「ご多忙」などの類語を検証しています。英語での表現もご紹介していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください!

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「お忙しいところ」の使い方5選!ビジネスメール例文は?

使い方とビジネスメール例文①「お忙しいところ恐縮ですが」

「お忙しいところ恐縮ですが」

「お忙しいところ」のビジネスメールでの使い方と例文の1つ目は「お忙しいところ恐縮ですが」です。例えば「お忙しいところ恐縮ですが、来週の会議の議事録に目をお通しの上、こちらまで返信いただけないでしょうか」という使い方をします。

使い方とビジネスメール例文②「お忙しいところ申し訳ありませんが」

お忙しいところ申し訳ありませんが」

「お忙しいところ」のビジネスメールでの使い方と例文の2つ目は「お忙しいところ申し訳ありませんが」です。例えば「お忙しいところ申し訳ありませんが、先週仕入れました貴社の商品の数量が不足しているようですので、お手数ですがご確認願えないでしょうか」という使い方をします。

使い方とビジネスメール例文③「お忙しいところお手数をおかけしますが」

「お忙しいところお手数をおかけしますが」

「お忙しいところ」のビジネスメールでの使い方と例文の3つ目は「お忙しいところお手数をおかけしますが」です。例えば「必要事項に未記入がございますので、お忙しいところお手数をおかけしますがご確認願えませんでしょうか」という使い方をします。メールの関連記事がありますので、合わせてご覧ください。

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使い方とビジネスメール例文④「お忙しいところお手間を取らせますが」

「お忙しいところお手間を取らせますが」

「お忙しいところ」のビジネスメールでの使い方と例文の4つ目は「お忙しいところお手間を取らせますが」です。「手間」は「手数」の類語で、「労苦や面倒のこと」を指します。例文は、「お忙しいところお手間を取らせますが、先日のコンペについての報告書を添付いたしますので、ご確認の上ご返信願います」です。

使い方とビジネスメール例文⑤「お忙しいところ恐れ入りますが」

「お忙しいところ恐れ入りますが」

「お忙しいところ」のビジネスメールでの使い方と例文の5つ目は「お忙しいところ恐れ入りますが」です。例文は、「お忙しいところ恐れ入りますが、先日ご連絡いただきました弊社の商品にのクレームにつきまして、調査結果の詳細をご報告いたしますので、ご確認の上ご連絡いただけないでしょうか」という使い方をします。

「お忙しいところ」を使ったビジネスメールへの返信例文は?


返信例文①「お忙しいところ返信ありがとうございます」

「お忙しいところ返信ありがとうございます」

「お忙しいところ」を使ったビジネスメールへの返信の例文の1つ目は、「お忙しいところ返信ありがとうございます」です。これは最もシンプルな返信のフレーズで、このままメールの書きはじめに入れます。「お忙しいところご返信ありがとうございます」とすれば、もう少し丁寧なフレーズになります。

返信例文②「お忙しいところお手数をおかけしました」

「お忙しいところお手数をおかけしました」

「お忙しいところ」を使ったビジネスメールへの返信の例文の2つ目は、「お忙しいところお手数をおかけしました」です。この返信例文は、相手が何かをしてくれた場合の返信となります。例えば「お忙しいところ、弊社の問い合わせにお答えくださり、お手数おかけいたしました」という文章になります。

返信例文③「お忙しいところお時間を割いていただきありがとうございます」

「お忙しいところお時間を割いていただきありがとうございます」

「お忙しいところ」を使ったビジネスメールへの返信の例文の3つ目は、「お忙しいところ、お時間を割いていただきありがとうございます」です。「時間を割く(さく)」とは「時間を費やす」という意味です。例文は、「お忙しいところ、先日の問い合わせのためにお時間を割いていただきありがとうございます」です。

「お忙しいところ」の類語の例文と敬語の使い方は?

「お忙しいところ」の類語の例文①「お忙しい中恐れ入りますが」

「お忙しい中」

「お忙しいところ」の類語の例文の1つ目は「お忙しい中恐れ入りますが」です。例えば「お忙しい中恐れ入りますが、先日見積もりいたしました物件につきまして、書類一式のコピーを添付しておりますので、ご一読の上弊社までご返事をよろしくお願いいたします」です。

「お忙しいところ」の類語の例文②「お忙しい中恐縮ですが」

「お忙しい中恐縮ですが」

「お忙しいところ」の類語の例文の2つ目は「お忙しい中恐縮ですが」です。例えば、「お忙しい中恐縮ですが、メールでのご連絡をいただき、ありがとうございました」という使い方をします。

「お忙しいところ」の類語の例文③「お忙しい中お手数をおかけしますが」


「お忙しい中お手数をおかけしますが」

「お忙しいところ」の類語の例文の3つ目は「お忙しい中恐縮ですが」です。例えば、「お忙しい中お手数をおかけしますが、ご提案の件を社内にてご検討いただけますよう、何卒(なにとぞ)よろしくお願いいたします」というつかいかたをいたします。

「お忙しいところ」の類語の例文④「お忙しいと存じますが」

「お忙しいと存じますが」

「お忙しいところ」の類語の例文の4つ目は「お忙しいと存じますが」です。例えば「お忙しいとは存じますが、先日お問い合わせいただいた弊社の商品のクレームにつきまして、詳細についての書類一式のコピーを添付しておりますので、お客様にはよろしくご対応お願いいたします」という使い方をします。

「お忙しいところ」の類語の例文⑤「ご迷惑をおかけしますが」

「ご迷惑をおかけしますが」

「お忙しいところ」の類語の例文の5つ目は「ご迷惑をおかけしますが」です。例えば「ご迷惑をおかけしますが。今回イベントが中止になりました件について、諸々調整いただけますよう、よろしくお願いいたします」という使い方をします。ビジネスメールの関連記事がありますので、合わせてご覧ください。

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「お忙しいところ」の類語の例文⑥「お手数をおかけしますが」

「お手数をおかけしますが」

「お忙しいところ」の類語の例文の6つ目は「お手数をおかけしますが」です。例えば「お手数おかけしますが、来月開催予定のイベントの会場について、設営の際はご協力のほどよろしくお願いいたします」とか、「お手数おかけしますが、先日お問い合わせの件のご返事を、よろしくお願いいたします」という使い方をします。

「お忙しいところ」の敬語の使い方①「ご多忙のところ恐れ入りますが」

「ご多忙のところ恐れ入りますが」

「お忙しいところ」の敬語の使い方の1つ目は「ご多忙のところ恐れ入りますが」です。「多忙」の意味は「非常に忙しい様子」です。例文は「ご多忙のところ恐れ入りますが、こちらに必要事項をご記入ください」です。「ありがたい」の敬語についての記事もありますので、合わせてご覧ください。

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「お忙しいところ」の敬語の使い方②「ご多忙中恐れ入りますが」


「ご多忙中恐れ入りますが」

「お忙しいところ」の敬語の使い方の2つ目は「ご多忙中恐れ入りますが」です。「ご多忙中恐れ入りますが、搬入予定の機材につきまして見積書ができましたのでご確認願います」という使い方をします。「頑張ります」についての敬語や丁寧語、ビジネスメールについての関連記事もありますので、合わせてご覧ください。

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「お忙しいところ」の敬語の使い方③「ご多用のところ」

「ご多用のところ」

「お忙しいところ」の敬語の使い方の3つ目は「ご多用のところ」です。「多用」は「用事が多いこと」という意味です。「ご多用のところお手数ですが、見積書をお送りいたしますのでご確認お願いいたします」とか「ご多用のところ恐縮ですが、イベントの日時についてご一報いただけましたら幸いです」という使い方をします。

「お忙しいところ」の敬語の使い方④「ご多用中」

「ご多用中」

「お忙しいところ」の敬語の使い方の4つ目は「ご多用中」です。例えば「ご多用中と存じますが、貴社に納品いただいた商品に欠陥が見つかりましたので、ご報告させていただきます」という使い方をします。ビジネスメールで使える、「以後気を付けます」の敬語や丁寧語の関連記事がありますので、合わせてご覧ください。

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「お忙しいところ」の英語の使い方例文は?

英語での使い方と例文①「sorrytobotheryou」

「sorry to bother you」

「お忙しいところ」の英語の使い方例文の1つ目は「sorry to bother you」です。例文は「I am sorry to bother you to give me your hand about this project.(このプロジェクトについてお手を煩わせて申し訳ありません)」です。

英語での使い方と例文②「sorrytodisturbyou」

「sorry to disturb you 」

「お忙しいところ」の英語の使い方例文の2つ目は「sorry to disturb you 」です。例文は「I'm sorry to disturb you when you are so busy .(お忙しいところを失礼いたします)」です。「disturb」は「邪魔をする」という意味の動詞です。

英語での使い方と例文③「apologytobotheryou」

「apology to bother you 」

「お忙しいところ」の英語の使い方例文の3つ目は「apology to bother you 」です。例文は「I apology to bother you to help me for this report. (この報告書について助けていただいて申し訳ありません)」です。

「お忙しいところ」の誤用や使い方の注意点は?

相手に指図をするのは誤用

相手に指図をするのは誤用

「お忙しいところ」を使う場合には、相手に何かをお願いしたり要求したりするメールが多いですが、相手に指図をするのは間違った使い方です。例えば「早めにお返事をお願いします」「早急に返信をお願いします」という言葉が続くのは、忙しい相手に失礼になります。

「お忙しいところ」は何度も使わない

「お忙しいところ」は何度も使わない

「お忙しいところ」という言い回しは、何かを依頼するのに便利な言葉なので、メールや手紙文では比較的よく使われます。ですがあまり頻繁に使うと、相手に伝えたい内容が明確になりません。1つの手紙文やメールの中では何度も使うのを避け、受け取り手に伝える内容の趣旨を明確にしましょう。

文末にクエスチョンマークを付けない

文末にクエスチョンマークを付けない

「お忙しいところ」という言葉を使うケースでは、受け取る相手に何かを要求や依頼することが多いので、「~して頂けないでしょうか」という疑問の形で文末を結ぶことがほとんどです。ビジネスメールの場合には、受け取り手が年配のこともありますので、横書きの文章であってもクエスチョンマークを使うのはご法度です。

相手によって言葉を使い分ける

相手によって言葉を使い分ける

「お忙しいところ」という言葉は使いやすい決まり文句ですが、目上の方に出す手紙文やビジネスメールでは、類語の「ご多忙のところ」や「ご多用のところ」を使うように心がけた方が良いでしょう。「ご多忙のところ」や「ご多用のところ」は堅苦しいニュアンスがありますが。相手によっては好まれる傾向があります。

使いやすいので覚えておきたい「お忙しいところ」という言葉の使い方

「お忙しいところ」という言葉は大変使いやすく、手紙文やビジネスメールだけでなく、誰かに電話をかける場合にもよく使われます。それだけに多様な使い方がありますので、働いている人間にとってはぜひ使いこなしたい表現であるといえます。これから社会に出る学生でも、使い方が覚えやすい表現です。

日本語は、手紙文やメールでの決まり文句が多いうえに、謙譲語や敬語も難なく使いこなすことが要求されます。「お忙しいところ」はそういった決まり文句の中では理解しやすい言葉なので、メールでの依頼や要求をする場合にすぐに使えるように、使い方をよく読んで覚えておくといいでしょう。いざという時に役に立ちます。

今はボーダーフリーの時代ですので、英語での決まり文句も覚えておくと便利です。英語を母国語にしていない国々でも、英語はすでにビジネスでの共通語となっているからです。外国向けのビジネスメールも含めて、相手によって決まり文句を使い分けられるようになれば、ビジネスメールを書くことに自信がつくようになります。


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