YESNOチャートの作り方のコツ3つ|チャート図の種類や作成ツールも
はいやいいえで進めていき診断していく、YESNOチャートの作り方をご存知でしょうか。今回はトラブルシューティングなどでも活用されているYESNOチャートを含むチャート図の種類や、作り方そのコツについて紹介します。YESNOチャートの作成ツールも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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チャート図の種類は?
チャート図の種類①トラブルシューティングや診断に!YESNOチャート
チャート図の種類として1つ目に紹介するのは、トラブルシューティング診断などに用いられている「YESNOチャート」についてです。YESNOチャートとは質問に対してはいやいいえなどの答えによって次の質問へ進んでいくため、その答えに合わせた診断結果に導くことができます。
はい・いいえで進めていくことで状況に応じた結果を導き出すことができるのがYESNOチャートの特徴で、トラブルシューティングやFAQなどの診断ツールとして用いられることが多いです。また性格診断や適性職業診断などにもYESNOチャートが用いられることもあり、占いのジャンルでも利用されています。
チャート図の種類②マニュアル作成時に!フローチャート
チャート図の種類として2つ目に紹介するのは、プロセスやシステムの各段階を図形や矢印で示している「フローチャート」と呼ばれるチャート図です。別名として流れ図とよばれ、複雑な手順やステップを図形で表すことで分かりやすくまとめることができます。マニュアル作成時や企業の改善活動等でよく用いられます。
フローチャートは複数枚にわたる説明や文章を図式化して1枚に簡略してまとめることができるため、新人マニュアル時や業務引継ぎの際にも理解しやすく見やすいというメリットがあります。注意点としてはあくまでもプロセスを図式化しているため、詳細な説明については別に準備する必要があります。
チャート図の種類③原因の追究に!ロジックツリー
チャート図の種類として3つ目に紹介するのは、1つの事象に対してツリー状に分解してゆき、原因や解決法を論理的に導くことができるチャート図です。階層が下がっていくにつれて項目が増えて行くのが特徴で、企業においては商品開発やトラブル原因の追究などで活用されています。
またロジックツリーは私たちの日常でも活用することができ、例えば旅行の行き先や宿泊日数を決める場合や自動車購入時の車種や購入時期、ダイエットが上手くいかない原因など様々な場面で役立ちます。
チャート図の種類④PPM分析などの分析に!マトリックス
チャート図の種類として4つ目に紹介するのは、マトリックス型のチャート図です。一般的なマトリックス型チャートとしては縦軸と横軸の2つの矢印が交差させて4つの領域に区切りそれぞれ要素を記載して、分析していくことができます。このチャート図を用いて分析するシーンは多く、企業だけでなく日常でも使用されます。
マトリックス型チャート図を使用する場面は多く、経営戦略を練る際や市場環境を分析する際などに用いられています。その他にも性能のことなった商品の比較を分かりやすくするためにPOPにマトリックス型チャートが利用されていることもあります。
チャート図の種類⑤繰り返しの作業ならサイクルチャート図
チャート図の種類として5つ目に紹介するのは、矢印を使用して作業における手順を示したり利害関係などを示す際に使用するサイクルチャート図についてです。シンプルな形のチャート図なので循環のサイクルや手順のサイクルなど色々なバリエーションがあります。
サイクルチャート図は生産・品質などの継続的な管理をするための手法の1つであるPDCAサイクルなどのような、単発でなく繰り返し分析を行うような作業手順などの作成に向いているチャート図です。シンプルな形なので1度覚えておけば、色々な場面で活用することができます。
下の記事ではフローチャート図の書き方について紹介しています。YESNOチャート以外のチャート図について詳しく知りたいという方は、下の記事もあわせて参考にしてみてください。
YESNOチャートの作り方のコツ3つ
YESNOチャートの作り方のコツ①結果の数を先に決める
YESNOチャートの作り方のコツとして1つ目に紹介するのは、1番最初は結果の数を最初に考えるようにするということです。初めに診断結果の個数を決めておくことで質問などの選択肢の数を検討・決定することができます。また選択肢の数が少なすぎるとYESNOチャートを使用しても満足感が得られにくいです。
そのため例えば診断結果の数を5つとした場合には、質問内容である選択肢は最低でも5つ以上作成することがおすすめです。またYESNOチャートを初めて作成する場合には、結果の数が多すぎると難しいため4~6個以内に抑えておくとYESNOチャートが作りやすくなります。
YESNOチャートの作り方のコツ②類似するはい・いいえの質問内容に注意
YESNOチャートの作り方のコツとして2つ目に紹介するのは、選択肢である質問内容が似ている内容にならないように注意する点です。特に紙面でYESNOチャートを作成する場合に似ている質問が複数あると、診断したいという気持ちが薄れてしまう可能性があります。
また自分では気づかないうちに同じような意味をもつ質問を繰り返している場合があるため、完成したら一度質問内容が繰り返されていないか確認することも大切です。例えば「一人の方が好き」「大勢といるのは苦手だ」の場合のように言葉が違いますが意味あいは同じ質問をしている場合がないか、注意して確認しましょう。
YESNOチャートの作り方のコツ③精度をあげるなら結果から作成する
YESNOチャートの作り方のコツとして3つ目に紹介するのは、診断結果の精度を上げ信頼度を高める場合におすすめな結果から作成していくということです。基本的なYESNOチャートの作り方としては、結果の数を決めた後に最初の「はい」や「いいえ」で答える質問から作成していくことで簡単に作成することができます。
しかし基本の作り方とは反対に診断結果から順に作成していくことで、より診断結果の内容に即した質問内容を作成していくことができるためより精度の高いYESNOチャートを作成することができます。難易度は少し上がりますが精度の高いチャートにしたい場合には、ぜひ挑戦してみてください。
下の記事ではチャート図のように作業手順を記載するときに作成する、工程表の簡単な作り方について紹介しています。エクセルを使用した作業工程表の書き方についてもあわせて紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
YESNOチャートが作れる作成ツールは?
YESNOチャートが作れる作成ツール①エクセル
YESNOチャートが作れる作成ツールとして1つ目に紹介するのは、会社でも使用されていることが多い表計算ソフトのエクセルです。エクセルの図形ボタンを使用することで、はい・いいえで進めるYESNOチャートが簡単に作成することができます。
またエクセルでは無料で使用できるテンプレートもあるため、パソコン操作が苦手という人でも簡単にYESNOチャートを作成することができます。印刷もしやすいので、紙面でトラブルシューティングなどのYESNOチャートを作成したい人にもおすすめな作成ツールです。
YESNOチャートが作れる作成ツール②WordPress
YESNOチャートが作れる作成ツールとして2つ目に紹介するのは、ブログを作成するWordPressのプラグイン機能「yes / no chart」です。プラグイン機能の追加手順も簡単で、プラグインから新規追加を選択し「yes / no chart」より作成していくだけです。
説明も日本語で書かれており、手順自体もシンプルなので簡単にYESNOチャートを作成することができます。作成したYESNOチャートはブログ上に設置しておけば、インターネットを通じて誰でも閲覧することができるためトラブルシューティングなどの作成にもおすすめです。
下の記事ではわかりやすいマニュアルの作り方について紹介しています。見やすい内容にするためのポイントやコツについてやフォーマット例についても紹介しているので、この記事でマニュアルの完成度がグンとアップします。ぜひこちらもチェックしてみてください。
はいといいえで診断するYESNOチャートを簡単に作成しよう
「はい」と「いいえ」で選択肢を進めて診断しトラブルシューティングなどにも活用されている、YESNOチャートについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。作り方のコツをおさえておけば誰でも簡単に作成することができるので、マニュアル作成やFAQなどにはもちろん色んな場面で活用してみてはいかがでしょうか。
下の記事ではパワーポイントでの自己紹介シートを作成する方法についてまとめています。簡単な作り方やテンプレート例もたくさん紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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