他言無用の意味とは?敬語での使い方・例文や類語・英語の紹介も
知られてはいけない事を、誰かに知られたらどうしますか?他言無用でお願いしますという言葉を使った事があるのではないでしょうか?この記事では、他言無用の意味や敬語での使い方、類語や英語について紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
他言無用の意味とは?
他言無用とは秘密の話なので他の人に話す必要はないという意味
他言無用とは、秘密の話なので他の人に話す必要はないという意味です。読み方は、「たごんむよう」「たげんむよう」と二つあります。その人だけに話す特別な話や、知られてはいけないことをうっかり聞かれてしまった時などに使います。情報が広まらないよう、知られた相手に根回しをしておく必要があるからです。
直接口で伝えたり、メールなどの文章でも使われる場合があります。他言とは、他人に話すという意味があります。無用は、不必要であること・いらないことという意味があります。少し難しく感じますが、かしこまった場でもプライベートでも、どんなシーンでも使われる言葉です。
他言無用はビジネスシーンにおいても重要
他言無用はビジネスシーンにおいても重要な言葉です。ビジネスシーンにおいて、情報はお金と同等、それ以上に価値のあるものです。なので慎重に扱わなければいけません。うっかり情報が洩れたら大変です。相手には他言無用と言っておかなければ、どこまで情報が広がるか分かりません。
また、ある特定の相手だけに特別に教えたことを伝える時にも有効な言葉です。あなただけに教えるから、他言無用でと伝えられたら、自分は信用されているのだと思われます。他には、内緒で、秘密にしてと言ってもいいですが、少し幼稚な表現になってしまいます。ビジネスの場では秘密の話には他言無用を使いましょう。
他言無用の敬語での使い方・例文は?
他言無用の敬語での使い方・例文①他言無用です
他言無用の敬語での使い方・例文一つ目は、「他言無用です」です。シンプルに他の人に言ってほしくないということを伝える文章になります。使い方は、「今の話は他言無用です」などがあります。こちらから言い切る形なので、相手は「分かりました」「了解です」以外の返事が出来ません。少し強い言い方になります。
他言無用の敬語での使い方・例文②他言無用でお願いします
他言無用の敬語での使い方・例文二つ目は、「他言無用でお願いします」です。これは、誰にも話さないことを相手にお願いしている形になります。使い方は、「このことはどうか、他言無用でお願いします」などがあります。お願いする立場なので、少し下手(したで)に出る形になります。
お願いしますは相手に何かを願う言い方ですが、ビジネスシーンでは「よろしくお願いします」も頻繁に使われる言葉です。「よろしくお願いします」にも同じくお願いの意味がありますが、他にもたくさんの意味があります。下記の記事では「よろしくお願いします」について紹介しているので、参考にしてみてください。
他言無用の敬語での使い方・例文③他言無用にしておいてください
他言無用の敬語での使い方・例文三つ目は、「他言無用にしておいてください」です。これは、誰にも話さないで欲しいということを、お願い・懇願するような言い方になります。使い方は「先ほどの事は、他言無用にしておいてください」などがあります。「お願いします」「どうか」という言葉と一緒に使うと自然です。
他言無用の敬語での使い方・例文④他言無用にしてほしいのですが
他言無用の敬語での使い方・例文四つ目は、「他言無用にしてほしいのですが」です。これは、誰にも言ってほしくはないけれど、相手にも考える余地があるような言い方になります。使い方は「さっきの話は他言無用にしてほしいのですが、いいですか?」などがあります。
他言無用であっても、こちらから断言する形ではなく、相手に了解や了承を得る言い方になります。場合によっては、他言無用にする代わりに何か見返りを要求される場合もあるかもしれません。言ってほしくはないけれど、相手の立場を考えたら言わないわけにはいかない内容の時などにも使います。
他言無用の敬語での使い方・例文⑤他言無用となります
他言無用の敬語での使い方・例文五つ目は、「他言無用となります」です。こちらは、誰にも言わないことが決められている言い方になります。使い方は、「これから話す内容は、他言無用となります」「先ほどの会議内容は他言無用となります」など、話の最初や最後に言います。
上京によっては、「すみませんが、他言無用となります」という使い方もあります。ビジネスシーンにおいて「すみません」も頻繁に使う言葉のひとつです。間違って「すいません」と使ってしまっていませんか?下記の記事では「すいません」について紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
他言無用の類語は?
他言無用の類語①口外無用
他言無用の類語一つ目は、「口外無用」です。読み方は「こうがいむよう」です。口外とは、他の人に何かを話すことや、秘密を漏らしてしまうことを意味します。口外無用も他言無用と同じく、他人に秘密を言わないでほしいという意味になります。他に口外禁止という言葉もありますが、禁止の方が強い言い方になります。
他言無用の類語②内密にしてください
他言無用の類語二つ目は、「内密にしてください」です。内密の読み方は「ないみつ」です。内密とは、内緒や秘密、表ざたにしないことという意味があります。プライベートであまり内密という言葉を使う機会はありません。ビジネスやかしこまった場で使う言葉です。
「内密にしてください」は、秘密にしてほしい、表ざたにしないでほしいということを敬語で相手に伝えている言葉になります。さらに丁寧にお願いする場合は「内密にお願いします」と頼む形になります。
他言無用の類語③誰にも言わないでください
他言無用の類語三つ目は、「誰にも言わないでください」です。これは、難しい言葉を使わずに、ストレートに誰にも言わないでほしいということを相手に伝えている文章です。プライベートでもビジネスシーンでも、どんな場面でも使えます。難しい言い回しがないので相手に意味が伝わりやすいです。
ただし、意味が伝わりやすい分、深刻さが欠けた表現になっています。他言無用や口外無用、内密のように真剣な雰囲気が伝わりにくいため、「誰にも言わないでって言われてるんだけど、実は」と言ったように誰かに言われてしまう確率が低くありません。相手に言われたくない場合、言葉を選ぶことも重要です。
他言無用の英語は?
他言無用の英語表現①secret
他言無用の英語表現一つ目は、「secret」を使った文章です。読み方は「シークレット」で、意味は秘密の・内緒のなどがあります。「keep a secret」にすると秘密を守るという意味になります。他言無用を意味する「secret」の使い方は「You must keep the secret.」です。
他言無用の英語表現②mum
他言無用の英語表現二つ目は、「mum」を使った文章です。読み方は「マァム」で、意味は、黙っている・黙る・無言のなどがあります。他言無用を意味する「mum」の使い方は「Mum's the word.」になります。「word」は言葉や話という意味になります。言葉や話を黙るで他言無用という意味になります。
他言無用の英語表現③between
他言無用の英語表現三つ目は、「between」を使った文章です。読み方は「ビトウィーン」で、意味は、何々の間で、などの意味があります。他言無用を意味する「between」の使い方は「This is between us.」になります。これは、私たちの間だけ、という意味になります。
他の人には話さない、二人だけの秘密、といったような意味の文章になります。「他の人に話さないで」というよりかは、「私とあなた、二人だけしか知らないこと」という特別感や信頼感の出る英語表現になります。
他言無用の敬語での使い方や類語を知って使い分けよう
他言無用とは、誰にも言わないでいてほしいことがある時に使う言葉です。秘密にしておきたい話や情報をうっかり誰かに知られてしまった時や、最初からある特定の人やメンバーにしか話す気が無い時に使いましょう。敬語では「他言無用でお願いします」と頼む形の他に、「他言無用です」など言い切る形もありました。
立場や状況によって、同じ他言無用の敬語表現でも、頼み方や言い方が変わってきます。相手に黙っていてもらうことが大切なので、言い方には気をつけましょう。類語には口外無用や内密という言葉がありました。ストレートにそのまま、誰にも言わないで下さいと言ってもいいですが、かしこまった場では似つかわしくないです。
ビジネスシーンやかしこまった場では、他言無用や口外無用など、きちんとした意味のある言葉を使って伝えましょう。他言無用を受け入れてもらえたらありがたいですよね。下記の記事では、「ありがたい」の敬語のビジネスメールと類語を紹介しています。色々な場でお礼を言う時の参考にしてみてください。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。