邁進の意味は?精進との違いや類語や英語・仕事などでの使い方や例も
あなたは、邁進という言葉の意味を知っていますか?この記事では、「邁進の意味・類語・英語」とともに、精進との違いや仕事・業務などでの使い方や例文についてもご紹介します。仕事への意気込みを語る時に使いやすい言葉ですので、ぜひ読んでみてください!
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
邁進の意味や類語・精進との違いや英語も
邁進の意味は恐れずに真っ直ぐ突き進むこと
邁進の意味は、恐れずに真っ直ぐ突き進むことです。邁進は、まいしんと読みます。「邁」にも「進」にも進むという意味があり、同じ意味の漢字を重ねることで意味を強調しています。目標に向かって突き進むような、とてもポジティブな言葉として使われます。
邁進は、主にビジネスシーンで使われる言葉であり、日常会話にはほとんど登場しない言葉です。目標に向かって進んでいくという意味ですから、日常会話であれば「目標に向けて頑張りたいと思います」「目標に向かって努力していくつもりです」といった表現が一般的に使われます。
邁進を含む四字熟語としては、勇往邁進や直往邁進があります。勇往邁進は、勇んで進むという意味です。邁進という言葉自体に、恐れずに進むという意味がありますが、勇ましいという漢字が入るとより力強い印象になります。また直往邁進は、ただひたすらにまっすぐ突き進むという意味になります。
邁進は仕事や業務での意気込みを語る時によく使われる
邁進は、仕事や業務での意気込みを語る時によく使われます。決意表明として、「仕事に邁進していく」「業務に邁進していく」と伝えることは、とてもポジティブな印象を与えます。入社した時のスピーチや昇進した時のスピーチなど、力強いメッセージを伝えたい時に使える表現だと言えます。
邁進と精進の違いは努力の意味を含むかどうか
邁進と精進の違いは、努力の意味を含むかどうかです。邁進は、目標に向かって突き進むことであり、当然ながら頑張ることや努力することも含まれています。しかし、慎んで努力するというよりは、軽やかな足取りで大きな夢や目標に向かってとんとん拍子で進んでいくイメージです。
これに対して精進は、仏教において僧侶の厳しい修行を指したことから、慎んで努力するという意味が強く表れています。ビジネスシーンにおいては、どちらも同じような使われ方をします。ただ、謝罪する場面では、邁進でも間違いではありませんが、精進の方が反省が伝わりやすいため適していると言えるでしょう。
仕事でほめられた時の返答としても、「ありがとうございます。これからも日々精進いたします」のように、自分の力におごることなく慎んで努力を続けますという意味で、精進が使われます。下記の関連記事には、精進の意味や使い方・例文について詳しく書かれていますので、こちらもあわせて読んでみてくださいね!
邁進の類語①猛進
邁進の類語1つ目は、猛進です。猪突猛進という四字熟語を耳にしたことがある人は多いでしょう。これは、周囲の状況や様子を考えることなく、1つのことに向かって勢いよく進んでいくことを表しています。周囲の状況を把握できていないという意味で、マイナスのイメージがある言葉です。
邁進は、自信に満ちあふれており、とてもポジティブな言葉として使われます。しかし、猛進は、激しい勢いで進むという意味であり、冷静さに欠ける印象を受ける言葉です。似ている言葉ですが、ビジネスシーンで猛進という言葉を使うことはありませんので、間違えないように気をつけましょう。
邁進の類語②専心
邁進の類語2つ目は、専心です。専心とは、集中して熱心に行うことを指します。一意専心という四字熟語があり、これは他のことに惑わされず集中して熱心に行うという意味があります。決意表明をする時には、「一意専心する所存でございます」という言い方もできます。研究などがメインの仕事で使うと効果的です。
部署異動した時の挨拶に、「本日からこちらに配属されました○○です。一意専心して仕事に取り組む所存ですので、何卒よろしくお願いいたします。」のような表現ができます。これまで他の部署で違う仕事をやってきたけれども、こちらに配属されたからにはこちらの仕事に集中しますと決意表明する意味です。
邁進の類語③尽力
邁進の類語3つ目は、尽力です。尽力とは、読んで字のごとく、力を尽くすことです。努力するという意味が含まれていますので、どちらかと言えば精進に近い意味だと捉えられるでしょう。「微力ながら精一杯尽力いたします」のように、頑張りますという決意表明をする時に使える表現です。
邁進の英語①「努める」という意味の「strive」を使う
邁進の英語1つ目は、「努める」という意味の「strive」を使う表現です。「Japan is striving to reconstruct the disaster-damaged regions.」は、訳すと「日本は復興に向けて邁進しております」となります。
邁進の英語②「押す」という意味の「push」を使う
邁進の英語2つ目は、「押す」という意味の「push」を使う表現です。「I promise to push on toward the next goal.」は、訳すと「次の目標に向けて邁進していくことをお約束いたします」となります。
邁進の使い方・例文も
邁進の使い方・例文①より一層精進し仕事に邁進する所存でございます
邁進の使い方・例文1つ目は、「より一層精進し、仕事に邁進する所存でございます」です。邁進と精進は、1つの文章で両方を使うことがあります。「より一層の努力を重ねて、仕事を推し進めていきたいと思います」という意味になります。努力する意味合いと力強い意味合いの両方を持たせることができます。
ビジネスシーンで聞かれることの多い「所存です」とは、どのような意味なのでしょうか。下記の関連記事には、「所存です」の意味や「所存であります」の使い方・例文について載っています。間違った使い方をしないように、こちらもあわせてチェックしてくださいね!
邁進の使い方・例文②新天地での業務に日々邁進しております
邁進の使い方・例文2つ目は、「新天地での業務に、日々邁進しております」です。転職をした場合など、新しい場所での業務に慣れないこともあるでしょう。しかし、年賀状や暑中見舞いなどで近況報告をする時には、「新天地での業務に、日々邁進しております」のように、明るい報告ができると良いですね。
たまにしか近況報告ができないような間柄で、相手に心配をかけるようなことを言うのは良くありません。「一生懸命仕事に励んでおります」という意味で、「日々邁進しております」のようなポジティブな表現を使って、相手に安心感を持ってもらうよう心がけるのが大切です。
邁進の使い方・例文③邁進できる場があることに感謝いたします
邁進の使い方・例文3つ目は、「邁進できる場があることに感謝いたします」です。目標や目的に向かって邁進するためには、周囲の協力やそれを許してくれる環境が必要だと言えるでしょう。時には、仕事や業務に邁進できる場を作ってもらえていることに感謝するのも必要です。
邁進の使い方・例文④キャリアビジョンを持ち邁進していくことが大切だ
邁進の使い方・例文4つ目は、「キャリアビジョンを持ち、邁進していくことが大切だ」です。自分は何がしたいのかということが明確になっていないと、邁進することは難しいと言えます。目的もなく進むのは、迷走だと言えるでしょう。邁進するためにも、キャリアビジョンを明確にすることはとても大切です。
下記の関連記事には、キャリアビジョンについて載っています。最近では、就職や転職の面接でキャリアビジョンについて聞かれることが多くなっています。キャリアビジョンを持つメリットや面接での答え方などについても書かれていますので、こちらもあわせてご参照ください。
邁進の使い方・例文⑤復興へ向けて邁進していきたいと思います
邁進の使い方・例文5つ目は、「復興へ向けて邁進していきたいと思います」です。災害の復興については、精進するを使うと違和感があります。やはり復興は、ポジティブな気持ちで推し進めていく力強さが必要です。邁進するを精進すると言い換えられない場面だと言えるでしょう。
邁進を使ってポジティブな意気込みを伝えよう!
今回は、邁進の意味・類語・英語や精進との違い、仕事や業務における邁進の使い方・例文について見てきました。仕事への意気込みを語る上で、邁進という言葉はとてもポジティブで力強く良い印象を与える言葉だとわかりましたね。スピーチなどでは、積極的に使いたい言葉だと言えるでしょう。
「精進いたします」という言葉も、謙虚で好印象を与えます。しかし、「邁進していく所存でございます」と力強い決意を表明することによって、周囲にもエネルギーを与えることができると言えるでしょう。ポジティブな言葉を発することで、元気なオーラをまとって、仕事に励んでいきたいところですね!
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。