ビジネスメールの「挨拶」例文30選!初めての取引先に好印象な文章はコレ!
初めての取引先に送るビジネスメールの挨拶はご存知ですか?この記事では初めて取引先に送るビジネスメールで使える挨拶の例文や初めてのビジネスメールにおけるマナーをご紹介します。例文を活用して好印象なメールを送り、仕事につなげましょう。
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目次
【書き出しの挨拶】初めての取引先に送るビジネスメールの例文9選
①新規営業メールでの挨拶3選
新規の営業では、初めてのメールであることが分かるような挨拶文を選びましょう。一方的にメールを送信して、仕事の時間を割いてしまうわけですから、例文のようにやや謙って「失礼します」と添えるのがマナーです。
ビジネスメールの定番である「お世話になっております」は社内、社外問わず使えるので、非常に便利なフレーズです。しかし、これは面識のある相手に使うものなので、この場合は適切ではありません。初めての取引先に送るメールでは挨拶に注意して書き始めましょう。
- ・初めてメールを送らせていただきます。
- ・突然のメール失礼いたします。
- ・突然のご連絡失礼いたします。
新規営業メールでの挨拶の例文
「初めまして」はビジネスメールではくだけすぎた印象を与えます。社外メールでは使用しないようにしましょう。
②新しく担当になった時の挨拶3選
上司や同僚から引継いで、新しく担当になった時は、例文のように「お世話になっております」とするのが一般的です。それまでの会社同士の関係に対する感謝の言葉を添えると、印象が良くなります。個人的には初めてでも、「初めまして」というフレーズは書き出しには使用しません。
- ・いつもお世話になっております。
- ・平素は大変世話になりまして、厚く御礼申し上げます。
- ・平素は格別のお力添えをいただき、厚く御礼申し上げます。
新任の挨拶の例文
③問合せに対する返信メールでの挨拶3選
返信が初めてのメールになる時は、例文のように、挨拶文でメールに対するお礼を述べましょう。そして、今後の取引に向け「このたびはお世話になります」と一言添えると良いでしょう。
- ・ご連絡いただきありがとうございます。
- ・このたびは、弊社サービス(製品)にご依頼(お問い合わせ)をいただき、誠にありがとうございます。
- ・このたびはお世話になります。
問合せに対する返信での挨拶の例文
【文末の挨拶】初めての取引先に送るビジネスメールの例文9選
①基本の挨拶3選
本文の最後にも、一言挨拶を添えまるのがマナーです。仕事でメールを書く場合、社内、社外問わず、「よろしくお願い致します」と締めることが多いようですが、初めての取引先に対してはもう少し丁寧な言い回しがいいでしょう。今後の仕事が円滑に進むように、例文のように「今後とも〜」と一言加えるのもおすすめです。
- ・今後ともよろしくお願い致します。
- ・今後ともお引き立てくださいますよう、お願い申し上げます。
- ・大変勝手ではございますが、よろしくお願い致します。
基本の挨拶の例文
②お願いの挨拶3選
相手に何か依頼する場合は、「ご多用のところ恐れ入りますが〜」や「お手数ではございますが〜」と相手の手間を取らせてしまうことに謝意を添えましょう。そのあとで、具体的な依頼を述べるのがマナーです。仕事の依頼や出張訪問のお願いの時などに使える例文なので、覚えておきましょう。
この言い回しは、社外へのメールはもちろんですが、上司や目上の方へのメールでも使用できる便利なフレーズです。上司に対して、「よろしくお願い致します」というのは少しカジュアルすぎる、という場合にも使いたいおすすめの挨拶文です。
- ・ご多用のところ恐れ入りますが、ご検討くださいますようお願い申し上げます。
- ・お手数ではございますが、ご対応くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
- ・誠に勝手を申し上げますが、お力添えの程、何卒よろしくお願い致します。
お願いの挨拶の例文
③アクションを促す挨拶3選
連絡して欲しい旨を伝えたい場合には、「ご多用のところ恐縮ですが〜」などのクッション言葉を置いてから、お願いするのがマナーです。社外や上司に対して「連絡してください」という言い方は、命令口調のように聞こえるので不適切です。「〜幸いです」や「お願い申し上げます」など柔らかく締め括りましょう。
- ・ご多用のところ恐縮ですが、ご返信をいただければ幸いです。
- ・お手数をおかけ致しますが、◯月◯日までにご返答をいただけますと幸いです。
- ・お忙しいところ恐れ入りますが、この件につきましてご回答いただきますようお願い申し上げます。
アクションを促す挨拶の例文
【季節の挨拶】初めての取引先に送るビジネスメールの例文12選
①春の挨拶3選
3月から4月にかけてはまだ寒さが残る気候に触れ、相手を気遣う一言を選びましょう。また、新生活の季節であることに触れるのも、相手との距離感を縮める雰囲気が出せるのでおすすめです。4月下旬から5月にかけては、新緑の爽やかな季節と取引先の発展を祈る言い回しが使いやすいでしょう。
- ・まだまだ朝晩は冷え込みますので、くれぐれも自愛ください。
- ・花冷えの折、風邪など召されませぬようご自愛くださいませ。
- ・新緑の候、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
春の挨拶の例文
②夏の挨拶3選
6月は梅雨、7月は暑さに触れて相手の体調を気遣うフレーズがおすすめです。8月後半は、秋を感じる涼やかな表現もおすすめです。「ご自愛ください」に「くれぐれも〜」や「どうぞ〜」などを付け加えると、仕事でのやりとりに相応しい丁寧な表現になり、事務的な感じはなくなります。
- ・梅雨冷えの折、どうぞご自愛ください。
- ・厳しい暑さが続いておりますが、どうぞお体を大切にされてください。
- ・残暑厳しき折、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。
夏の挨拶の例文
③秋の挨拶3選
秋は、肌寒い気温に触れて体調を気遣う一言を添えたり、秋晴れの爽やかさと取引先の発展を願う一言を添えたりするのがおすすめです。「ご自愛ください」の代わりに使える言葉に「おいといください」があります。これは、特に上司や目上の方に喜ばれる言い方なので覚えておくと便利です。
- ・新秋の折、貴社のさらなる発展を心よりお祈り申し上げます。
- ・朝晩冷え込んでまいりましたが、何卒ご自愛くださいませ。
- ・冷雨の候、どうか御身体おいといください。
秋の挨拶の例文
④冬の挨拶3選
12月と1月は年末年始の時期なので、「ご多用の折」や「何かとご多用とは存じますが」と仕事の忙しさを労うフレーズがおすすめです。また、冬の寒さに触れるのも一般的な言い方です。何を使えばいいのか迷ったときは季節を問わない「時節柄」を使うと良いでしょう。
- ・年末ご多用の折ではございますが、ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
- ・酷寒の折、御身体おいといください。
- ・季節の変わり目でございます。くれぐれもご自愛くださいませ。
冬の挨拶の例文
仕事上のメールで、文末に季節の挨拶を添える場合は「ご自愛ください」や「貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます」を加えるのがマナーです。時候の挨拶は季節ごとに変わるので、取引先との関係性も考慮して、適切な物を選びましょう。下記でも季節別時候の挨拶を紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
初めての取引先に送るビジネスメールのマナーは?
①本文の構成
仕事上のメールには、本文の構成にもマナーがあります。本文の最初には、相手の会社名と担当者名を明記します。担当者名がわからない場合は、ご担当者様と記します。宛名を書くときには会社名と担当者の役職、敬称に間違いがないか注意してください。挨拶を述べたら、自己紹介をします。その後で本題に入りましょう。
本題を書き始める前に、メールの要件を端的に述べると伝わりやすくなります。本題を書いた後には、結びの挨拶を述べましょう。そして、最後に署名を記載して完成です。社外や上司宛のメールでは、相手に失礼のないように、正しい構成で本文を作りましょう。
- 1宛名
- 2書き出しの挨拶
- 3自己紹介
- 4メールの要件を端的に述べる
- 5本題
- 6結びの挨拶
- 7署名
ビジネスメール本文の構成
②自己紹介は必ず入れる
社外へのメールでは必ず自己紹介を入れましょう。特に、初めて取引する会社へのメールでは、必ず書き出しの挨拶の次に、会社名、部署名、氏名をはっきりと記載してください。本文の最後に署名をしますが、自分が担当であることを伝える意味でも、しっかりと述べておくのがマナーです。
- ・株式会社◯◯ △△部で営業を担当しております××(自分の氏名)と申します。
自己紹介の書き方
③メールを送るに至った経緯を記述する
本題に入る前の導入として、メールを送るに至った経緯を簡単に記述しておくと良いでしょう。誰かに紹介してもらった場合には、紹介者の会社名や氏名を記載すると、相手にも分かりやすくなります。また、上司や同僚から引き継ぎ、新担当になった時の顧客へのメールでは、「貴社を担当致します」と明記しておきましょう。
社外へのメールでは、人の名前を記すときの敬称に注意が必要です。社外の人を指す時には必ず「〜様」と敬称をつけたり、「〜部長」と役職をつけたりしなければなりません。しかし、社内の人の場合、たとえ上司であっても、敬称や役職をつけてはいけません。社外向けのメールでは上司も呼び捨てにするのがマナーです。
- ・●●様よりご紹介をいただき、ご連絡致しました。
- ・貴社のホームページを拝見し、メール致しました。
- ・このたび、貴社製品〇〇の導入を検討しており、ご連絡をさせていただきました。
本題への導入文
初めての取引先に送るビジネスメールを送るときのポイントは?
①件名はスパムメールと区別しやすくする
件名は、スパムメールと区別しやすくするようにしましょう。初めての会社に送るメールでは、件名次第では、スパムメールだと勘違いをされ、開いてもらえないことがあります。そこで、社外向けメールの件名の書き方について、3つのポイントをご紹介します。
1つ目は自分の氏名と会社名をはっきりと記載することです。氏名と会社名が件名に記載してあると、スパムメールとの区別がつきやすくなります。2つ目は要件の記述です。新任の挨拶や研修の案内など、何のメールなのかを件名で明確にしましょう。3つ目は記号を使って目立たせることです。墨付き括弧がおすすめです。
- ・【新規取引のお願い】△△株式会社 ××(自分の氏名)
- ・◯◯のご案内【△△株式会社 ××(自分の氏名)】
- ・◯◯様よりご紹介いただきました△△株式会社 ××(自分の氏名)です
- ・【新任のご挨拶】△△株式会社 ××(自分の氏名)
開封される件名例
「初めまして」はスパムメールと見分けがつかないので、初めての取引先への件名には使用してはいけません。
②本文は読みやすくする
社外メールでは、本文は読みやすくするために、レイアウトに注意しましょう。メールでは、何行も連続して文が続くと、非常に読みにくくなります。
内容のまとまりごとに行間を空けて、読みやすい文面を作りましょう。次に、箇条書きを利用することです。日時や場所など文だけで説明するのが難しい場合には、箇条書きを使うと読みやすくなります。
箇条書きでは、項目の頭に記号をつけると、さらに見やすくなります。最後に、文の書き方にも注意しましょう。1文は短くまとめ、だらだらと書かないようにします。メールでは一言一句を徹底しましょう。メールはじっくりと読む物ではありません。ざっと目を通しただけで、内容が正しく伝わる書き方が大切です。
好印象なビジネスメールの挨拶で取引を円滑に
好印象を与えるビジネスメールのマナーは、とても大切です。表情の見えないメールでは、ちょっとした言い回しや記述の仕方で、相手に与える印象が大きく変わってしまいます。正しいマナーと喜ばれる挨拶文を身に付けて、仕事を円滑に進めましょう。
下記では、ビジネスメールの書き方を詳しく紹介しています。分かりやすい例文や、使い方なども紹介されているので、ぜひ気になる方はチェックしてみて下さい!
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