感想文やレポートの書き方は?社会人のビジネス研修の報告書のコツも
大学生にもなると、要点を押さえて分かりやすく相手方に伝える感想文やレポートの書き方を学んでおくことは非常に重要なことです。それは今後ビジネスでも役立つものになります。ここでは例を挙げながら研修をはじめとしたレポートの書き方を紹介していきます。
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目次
大学生のレポートや感想文の書き方のコツは?
大学生のレポートや感想文の書き方のコツ①何を学んだかを最初に簡潔に書く
大学生のレポートや感想文の書き方のコツの1つ目は、何を学んだかを最初に簡潔に書くことです。良かった悪かったという感想を書くのが感想文ではあるのですが、教員が一番見たいのはその学生が講義やゼミを通して何を学んでいるかです。「とても聞きやすい講義で分かりやすくて勉強になりました」では内容が不十分です。
「講義を通してミクロ経済学とマクロ経済学の明確な違いを認識することができました。また、今後はマクロ経済学を考えてからミクロ経済学を考えるという思考の手順の方が経済学的な問題を建設的に考えられるのではないかと認識しています」などといった形で何を学んだかを書きつつ、それが何故なのかに繋げていきます。
大学生のレポートや感想文の書き方のコツ②知識等の活用法を具体的に提案
大学生のレポートや感想文の書き方のコツの2つ目は、知識等の活用法を具体的に提案することです。例えば「ここで得た苗木法の技術を今後野菜栽培の実験において一技法として追加し、他の栽培方法と比較しつつ今まで苗木法が一般的ではなかった野菜でも適したものがないかを検証して参ります」などといった形です。
大学生のレポートや感想文の書き方のコツ③今後の展望をポジティブに添える
大学生のレポートや感想文の書き方のコツの3つ目は、今後の展望をポジティブに添えることです。例えば講義を通してアメリカ留学へのモチベーションに繋がったという内容や、講義で学んだ知識をゼミのテーマにして深堀したいなど、学んだことをそこで終わらせずに発展させる展望を添えることでやる気をアピールできます。
大学生のレポートや感想文の書き出し・締め方は?
大学生のレポートや感想文の書き出し①何が良い(悪い)研修だったかを書く
大学生のレポートや感想文の書き出しの1つ目は何が良い(悪い)研修だったかを書くことです。基本的に悪い研修だったと書くことはほとんどないかと思いますが、研修の良し悪しを文頭に載せて、その研修から何を学んだのかを簡潔に記すことで非常に分かりやすいレポートになります。結論が想像できる文頭を意識しましょう。
大学生のレポートや感想文の書き出し②講義等のテーマを最初に書く
大学生のレポートや感想文の書き出しの2つ目は講義等のテーマを最初に書くことです。講義の良し悪しとともに講義のテーマも一緒に記すことで、どの講義の感想文なのかが分かりやすくなります。またその書き方によっては何を学んだのかコンパクトに分かりやすくまとめることもできますので、読みやすいレポートになります。
大学生のレポートや感想文の締め方①今後の展望を書く
大学生のレポートや感想文の締め方の1つ目は今後の展望を書くことです。教員は学生が一つ一つの講義やゼミを今後にどのように生かすのかを一番に見たいものです。どのような形であっても前に進んでいるかどうかを見たいのです。そのため、その観点で文章をポジティブに締めると教員が良しとするレポートになります。
大学生のレポートや感想文の締め方②感謝の言葉で締める
大学生のレポートや感想文の締め方の2つ目は、感謝の言葉で締めることです。毎回でなくてもいいかもしれませんが、適宜締めに感謝の言葉を盛り込むことで印象のいいレポートになります。下記の関連記事は感謝の言葉の記し方について参考になるおすすめの内容ですので、こちらも感謝の言葉を添える参考にしてください。
大学生のレポートや感想文の例は?
大学生のレポートや感想文の例①ゼミや講義内容に関するレポート
大学生のレポートや感想文の例の1つ目はゼミや講義内容に関するレポートについて紹介します。例文のような書き方が基本となります。まず最初に、ゼミや講義の内容がどのようなものだったかを簡単に要約します。そして、例文の2文目のようにその講義で演者が主張したかった内容をまとめ、それについての賛否を記載します。
さらに例文の3文目のように、自分なりに考える課題や展望などを付け足し話を盛り上げていくと、レポートを書く中でゼミや講義の内容が自分のものとなり、かつ周囲や相手方に気付きを与える内容になります。大学生としてレポートを出すなら、一人の大人として自分の意見を相手に主張する書き方を強く意識しましょう。
リサイクルの経済効果とリサイクル未実施時の経済損失については、講義の内容に強く共感を持ちました。リサイクルを行うことで資源を有効活用できることが、リサイクル未実施時と比較することで非常に分かりやすく理解できました。ただし、プラスチックとアルミでリサイクルの効率が大きく違う点については、もっと改善できる部分があるのはないかと考えております。
大学生のレポートや感想文の例②テーマに即した課題レポート
大学生のレポートや感想文の例の2つ目はテーマに即した課題レポートについて紹介します。テーマに即した課題レポートの書き方については例文のような形になるのですが、文章のはじめで自分が主張したいことの大枠を相手にしっかり伝えることが大切です。例文では大将の活躍に副将の活躍が関連していることを示しています。
また、例文のように主張の要点をまとめた上で「そのように考える根拠は3つあります」と付け足し、内容を続けていくことで、非常に論理的で筋が通った感想文になります。感想文もただ単に感想を書くのではなく、このように発展させて自分の主張をしっかり盛り込んでいくことが大切です。
水滸伝の登場人物の中で、最も生き方や行動に共感を持てる人物について述べたいと思います。まず、最も共感を持てる人物は関勝なのですが、彼を語る上で外せないのが郝思文です。副将の彼の活躍が関勝の行動を支えており、彼無しであれば関勝はそこまでの活躍はしていないと考えております。そのように考える根拠は3つあります。
大学生のレポートや感想文の例③その場で回収されるアンケート形式の感想文
大学生のレポートや感想文の例の3つ目は、その場で回収されるアンケート形式の感想文について紹介します。その場で回収されるアンケートについては、期限が設定され宿題になるようなものに比べると書く時間が少なく、ボリュームについてもコンパクトな内容が要求されます。
そのため例文のようにまとめると簡潔で印象良く映ります。例文では講義へのポジティブな感想を伝えつつ、次回の展望についても簡単に触れています。もしももう少し内容を膨らますなら、質問や得たことなどを盛り込むとベターですが、その場で回収されるものは時間との勝負なので、量と内容のバランスを上手にとりましょう。
生物学における光合成の認識が180度変わった講義内容で、自分にとっては今後生物学を考えていく上での転機となる意義の深いものだったと認識している。また、切り口が面白く飽きずに集中して聞くことができた。次回の講義も集中して聞き、光合成への理解を深めていきたい。
ビジネスの報告書で内容を要約するコツは?
ビジネスの報告書で内容を要約するコツ①結論を最初に持ってくる
ビジネスの報告書で内容を要約するコツの1つ目は、結論を最初に持ってくることです。ビジネスの報告書は、上司も時間がない中でその内容に目を通すことになるので、いかに要点が簡潔にまとめられているかが最も重要なポイントになってきます。そのため、まずは言いたいことを最初の部分に持ってくることが大切です。
結論を最初に述べて、それからその結論に至った根拠や、その結論を導くのに必要な材料を説得していく形にすることで上司は同じ内容であっても時間をかけずに理解を深めることができます。もしも同じ内容であっても結論が最後にあると、もう一度読み返さなければ内容が理解できないことも少なくありません。
ビジネスの報告書で内容を要約するコツ②必要に応じて表やグラフを挿入
ビジネスの報告書で内容を要約するコツの2つ目は、必要に応じて表やグラフを挿入することです。ビジネスの報告書においては文章だけを読ませるような報告書の書き方をすると分かりづらいことが少なくありません。何故なら文章だけで説明してしまうと、その文字量が膨大なものになる傾向があるからです。
しかし必要に応じて適宜表やグラフを挿入することで文字数を大幅に減らすことができますし、相手に対して内容を分かりやすく説得することができます。特にグラフで表すような内容をテキストで書くと文章量が膨大になり分かりづらくなりますので、適宜必要な資料を添付することで分かりやすい資料の作成を心がけましょう。
ビジネスの報告書で内容を要約するコツ③箇条書きを有効活用する
ビジネスの報告書で内容を要約するコツの3つ目は、箇条書きを有効活用することです。箇条書きを有効活用することで、文章だけで説明するよりも分かりやすくなります。何故なら箇条書きは、項目一点ごとに簡潔しており、一つ理解を進めてから次に進むことができる流れになっているからです。
それに対して文章でおなじことをまとめると、基本的にその文章が書かれているセクションすべてを理解しないと、その箇所の理解が進まないことになります。そのため複雑な個所に適宜箇条書きを使うことで、相手に対して分かりやすい内容の報告書をかき上げることができるのでポイントに箇条書きを使うことを意識しましょう!
ビジネスの報告書の例は?
社会人が会社に提出するビジネスの報告書の例①研修報告書
社会人が会社に提出するビジネスの報告書の例の1つ目は、研修報告書です。下記の例文のように、研修に参加して何を具体的に得たのかを書くことが大切です。そしてその流れに従って研修で得た知識やスキルを今後どのように生かすのかも書くことが出来れば上司から一目置かれることになるでしょう。
先日は研修に参加させていただき、ありがとうございました。研修では業界の実情を知り、今後どのような商品を開発していけば良いか手がかりを得ることができる内容でした。味はもちろん重要なのですが、パッケージ、特にキャッチフレーズの重要性に気付くことができました。
社会人が会社に提出するビジネスの報告書の例②出張報告書
社会人が会社に提出するビジネスの報告書の例の2つ目は、出張報告書です。出張報告書は出張の成果が何なのかを上司に伝えることを意識して書きましょう。例文のような形で成果と課題を明確化することで、何のための出張なのか、その出張は意味があったのかが明確になります。
2019年6月3日~6月7日の5日、岐阜支店に出張いたしましたので報告いたします。概要の通り、視察がメインの目的でしたが特に目を引いたのが焼却炉の老朽化です。以前の視察より焼却炉使用時には大きな音がし、また臭いが少し漏れている状況であり、補修もしくは交換が必要と思われます。また、岐阜支店メンバーに行った研修報告につきましても別途研修報告書として添付しておりますが、CSを上げるモチベーションに繋がったようです。
社会人が会社に提出するビジネスの報告書の例③議事録
社会人が会社に提出するビジネスの報告書の例の3つ目は、議事録です。議事録は会議の記録をとったものになりますが、会議の流れを残しておくにあたり非常に重要なものになります。フォーマットの形式で書くのが基本ですが、全体のまとめは例文のように簡潔にまとめると好印象を持たれます。
法律改正にあたり社内ルール改訂を議論するために課長職以上にて会議を開催。今会議において大幅なルール変更はなかったものの、今後セクションごとにルール改訂案を出し合い、半年以内に改訂ルールを社内に周知することとなった。
ちなみに下記の関連記事は議事録の書き方についてまとめたものであり、テンプレートについても紹介されているおすすめの内容です。議事録は書き方も重要ですが、会社や会議の内容に合ったテンプレートを使うことも大切ですので、下記関連記事から適切なものを選んでみましょう。
感想文の書き方をレポートや報告書に活用してステップアップしよう!
感想文の書き方やレポートの書き方は大学生にとっても社会人にとっても大切なもので、今後の評価やそれに伴い動き方や配属がそれによって左右されてきます。感想文の書き方をレポートや報告書に活用してステップアップを目指しましょう!
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