感謝の言葉もありませんの意味は?お礼の表現や類語や英語・使い方も

最上級の感謝を示す言い回しとして「感謝の言葉もありません」というお礼の言葉があります。また類語としては「感謝の言葉も見つかりません」「感謝しかありません」「感謝の限りです」といった表現がありますが、これらとの使い分けも含めて紹介していきたいと思います。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



感謝の言葉もありませんの意味・類語も

感謝の言葉もありませんは強すぎる感謝の気持ちを意味する

強すぎる感謝の気持ちを意味する

感謝の言葉もありませんは強すぎる感謝の気持ちを意味します。言葉にできない感謝というものがありますが、この言葉はまさにそれをダイレクトに表す言葉です。感謝の気持ちも本当に強くなると言い表せない段階まで昇華してしまうものであり、下手に「ありがとう」と言うよりも感謝している状態を表しています。

感謝の気持ちを表現する方法はたくさんあります。感謝の言葉もありません以外の表現で感謝を表す方法についても後述していきますが、どの表現を使うにしても最終的には自分の強い感謝の気持ちを相手に伝えたいからこそ言葉を使うわけで、何が一番感謝を伝えられるのかを検証していくことが大切になってきます。

感謝の言葉もありませんは強い感謝の気持ちを表現する術がないことを伝える

強い感謝の気持ちを表現する術がないことを伝える

感謝の言葉もありませんは、強い感謝の気持ちを表現する術がないことを伝える表現です。しかしながらこの「感謝の言葉もありません」という言い回し自体が最上級の感謝の気持ちを相手に伝えようとしています。ですので、この言い回しを使いつつも他の言い回しと使い分けながら、感謝の気持ちを相手に伝えたいものです。

先に伝えておきたいのがこの表現は日本語ならではの言い回しだということです。英語でこのような言い回しをすると違和感があります。本来は「感謝しています」「ありがとう」「感謝の限りです」と素直に言っておけばいいのです。しかしながらさらに強い感謝を伝えたいから感謝の言葉もありませんを使います。

感謝の言葉もありませんの類語①感謝の言葉も見つかりません

感謝の言葉も見つかりません

感謝の言葉もありませんの類語の1つ目は「感謝の言葉も見つかりません」という表現です。「感謝の言葉も見つかりません」という表現は「感謝の言葉もありません」と同じ意味合いを表していますが、言い回しが違うだけの同義語です。しかしながらこの表現を使うことで前後の文章は変わってきます。

「どこをどう探しても受けた恩が大きすぎて、感謝の言葉も見つかりません」というような形で、「見つからない」という表現にかけた言い回しを前後の文章で使うことができます。文章全体を考えてどの類語表現を使うのかを考えたらいいでしょう。「感謝の言葉も見つかりません」も非常に大きな感謝を表す言い回しです。

感謝の言葉もありませんの類語②感謝しかありません


感謝しかありません

感謝の言葉もありませんの類語の2つ目は「感謝しかありません」という表現です。「感謝しかありません」はシンプルに感謝を表したい時に使う類語です。「感謝の言葉もありません」とは字面は逆のことを言っているので対義語だと感じるかもしれませんがどちらも深い感謝を表している言葉であり、大きな感謝を示す類語です。

「感謝しかありません」は「ここまで育ててもらったことに感謝しかありません」というような形で使います。感謝とともに思い出等を語ることが想定されるような場面で、感謝の気持ちが強すぎるからこそ「感謝しかありません」という言葉が出てくるのです。「感謝しかありません」もとても強い感謝を示す言い回しです。

感謝の言葉もありませんの類語③なんとお礼を言って良いのやら

なんとお礼を言って良いのやら

感謝の言葉もありませんの類語の3つ目は「なんとお礼を言って良いのやら」という表現です。他の類語表現についてはメールでも会話でも使われる表現ですが、この表現については会話でのみ使う表現になります。敬語要素がない表現ではあるものの、逆に本音を話しているような真実味がこの表現には含まれています。

感謝を表現する言葉

感謝を表現する言葉①ありがとうございます

ありがとうございます

感謝を表現する言葉の1つ目は「ありがとうございます」という表現です。「ありがとうございます」という表現はごく一般的な感謝を表す表現になります。何気ない「ありがとう」から深々と頭を下げて「本当にありがとうございます」という場面まで、幅広く使える感謝の気持ちを表す表現になります。

下記の関連記事は「ありがとう」の表現の中でも「誠にありがとうございます」というビジネス色の強い表現の使い方について紹介されています。感謝の言葉もありませんという表現と見比べてみると気付くこともたくさんあるかと思います。

Small thumb shutterstock 1055046344
誠にありがとうございますは正しい敬語?大変/本当に/この度は/どうも

お礼の言葉を述べる時に使う「誠にありがとうございます」は敬語だと知っていますか?「誠に」は「大変」や「本当に」と似ていますが、正しく言い換えできているか意...

感謝を表現する言葉②心よりお礼申し上げます


心よりお礼申し上げます

感謝を表現する言葉の2つ目は「心よりお礼申し上げます」という表現です。この表現については「ありがとう」という言葉を使わずにダイレクトに相手に対してお礼を伝える表現の一つになります。ビジネスのシーンで多用される言い回しであり、この表現だと会話でもビジネスメールでも両方で使うことができます。

厚く御礼申し上げますというようなさらにビジネス色を強めた言い回しもあり、状況によってどのような言い回しを使うのか、選択していきたいところです。

感謝を表現する言葉③感謝いたします

感謝いたします

感謝を表現する言葉の3つ目は「感謝いたします」という表現です。この表現も「ありがとう」と一緒に感謝の気持ちをダイレクトに相手方へ伝えるのに使われる表現になります。「ご連絡ありがとうございます。ご協力感謝いたします」というような形で連続した文章の中で「ありがとう」と使い分けられることが多い表現です。

「感謝いたします」「心よりお礼申し上げます」は「感謝の言葉もありません」のように明確な感謝の言葉を伝えている表現ではありますが、非常に丁寧で相手に対しても印象のいい言い回しなので、通常であればこれらの表現に「ありがとう」を加えた言い回しで十分に感謝の気持ちが伝わります。

感謝を表現する言葉④感謝の限りです

感謝の限りです

感謝を表現する言葉の4つ目は「感謝の限りです」という表現です。「感謝の限りです」という表現は「ただただ感謝している」という意味合いで使われます。ビジネスの場面で「感謝の限りです」は社外等取引先とやり取りをする場合には使わず、社内の上司等への使用に留めておいた方がいいでしょう。

「感謝の限りです」は中々目にしない表現ではありますが、ここぞという時に使うと非常に強い感謝の気持ちを伝えることができます。使いすぎると効果が薄れるので、ピンポイントで使うようにしましょう。

感謝の言葉もありませんの使い方

感謝の言葉もありませんの使い方①深い感謝を表す場合


深い感謝を表す場合

感謝の言葉もありませんの使い方の1つ目は「深い感謝を表す場合での使い方」です。「ありがとう」などの、ほかの感謝の気持ちを表す表現だと相手に対して軽く聞こえてしまうと思われる場合には「感謝の言葉もありません」あるいは「感謝の言葉も見つかりません」といった表現を使います。

この表現はメール等でも使える表現ですができる限り会話のシーンで伝えた方がいい表現です。何故ならこの言葉は表す感謝の気持ちが強すぎてこの言葉単独だと現実味を帯びない表現になってしまうからです。深々と頭を下げ、声を震わせながら相手の手を握って「感謝の言葉もありません」と言うくらいでちょうどいいでしょう。

感謝の言葉もありませんの使い方②他のお礼の表現を引き立てる場合

他のお礼の表現を引き立てる場合

感謝の言葉もありませんの使い方の2つ目は「他のお礼の表現を引き立てる場合での使い方」です。「感謝の言葉もありません」と言いつつも「感謝の限りです」他の感謝の表現と一緒に使うこともできます。その場合「感謝の言葉もありません」や「感謝の言葉も見つかりません」という表現は他の言葉を引き立てる働きをします。

例えば「ここまでお世話になって本当に感謝の言葉もありません。心の底から感謝しています」というような言い方をすれば本人は「心の底から感謝しています」と言う言葉は感謝の言葉ではない認識なので意味は通じますし違和感のない言い回しになります。このように他の表現と一緒に使ってより強い感謝を表すことができます。

感謝の言葉もありませんの使い方③感謝とお詫びが入り混じっている場合

感謝とお詫びが入り混じっている場合

感謝の言葉もありませんの使い方の3つ目は「感謝とお詫びが入り混じっている場合の使い方」です。「ごめんなさい」という気持ちと「ありがとう」という気持ちが入り混じっていて、うまく相手に対する感謝の言葉を見つけられない時には、感謝の言葉もありませんを使うことでその心象をうまく表現できます。

例えば「命を助けていただいてなんとお礼を言ったらいいのか。本当に危ない思いまでして助けていただいて…感謝の言葉も見つかりません」というような使い方です。相手が危険な目にあったことには謝罪したいでしょうが、こういった言い回しをすると謝意も含めて相手にしっかり気持ちが伝わります。

感謝の言葉もありませんの英語表現

感謝の言葉もありませんの英語表現①強い感謝を示す表現

強い感謝を示す表現

感謝の言葉もありませんの英語表現の1つ目は「強い感謝を示す表現」です。通常英語で「感謝の言葉もありません」に表されるような深い感謝を表す場合には、シンプルに、一般的なお礼を伝える構文を使うようにしましょう。下手に「感謝の言葉もありません」を直訳すると英語では感謝が伝わりづらくなってしまいます。

リストの一番上の例文については相手が目の前にいる場合のみ使用できる表現であり、2つ目と3つ目の表現に関しては第三者も交えて自分自身の感謝の気持ちを伝えることができる言い回しになっています。

    英語で強い感謝を示す表現

  • Thank you so much for your kindness.(親切にしてくれて本当にありがとう)
  • I always appreciate your help.(いつもあなたのサポートには感謝しています)
  • I am grateful to you for your coaching.(あなたの指導にはいつも恩を感じています)

感謝の言葉もありませんの英語表現②感謝の言葉もありませんの直訳

感謝の言葉もありませんの直訳

感謝の言葉もありませんの英語表現の2つ目は「感謝の言葉もありませんの直訳」です。「感謝の言葉もありません」を直訳してみたので、ポイントを確認してみてください。他の直訳の仕方もたくさんありますが、不自然にならない程度の直訳になります。歌詞のような詩的な言い回しになってしまいます。

「感謝の言葉もありません」はあくまでも深い感謝を伝えるための表現であり、英語に翻訳することでその感謝の気持ちを伝えることができなくなってしまったら本末転倒です。直訳はせずに、感謝の気持ちが伝わる表現を選ぶようにしましょう。

感謝の言葉もありませんの直訳

I cannot tell you my thankfulness to you because it‘s too much so I can‘t find appropriate words.(感謝の気持ちが大きすぎて適切な言葉が見つからないのであなたに私の感謝の気持ちを伝えることができない)

感謝の言葉もありませんという表現を使いこなせるようになろう!

感謝の言葉もありませんという表現を使いこなせるようになれば、相手に対するさらに深い感謝の気持ちを伝えることができるでしょう。フォーマルなシーンでは使える言葉が限定されてきます。

ビジネスでもカジュアルなシーンにおいても、相手に対して感謝の気持ちをしっかり伝えていくということは、良好なコミュニケーションを維持する上で非常に大切なことです。ここで紹介したことをしっかりマスターして、大切な人への感謝の気持ちを伝えるスキルが向上するきっかけになればうれしいです!


商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。