当事者意識とは|意味・英語・仕事をやらされてる感・意識を持たせるには
あなたは、「当事者意識」という言葉の意味を知っていますか?仕事ではやらされてる感ややらされ感満載でこの当事者意識が欠如しているを時々目にしますよね。この記事では、「当事者意識」という言葉の意味とは?またその英語表現と当事者意識を持たせるには?などについて詳しくお伝えしていきます。
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目次
「当事者意識」の意味・使い方とは?
「当事者意識」の意味とは自身が何らかの事柄に直接関係するという意識
まず、「当事者意識」という言葉の意味とは、「自身が何らかの事柄に直接関係するという意識、自分が関係者である自覚。」です。言葉の意味自体は文字通りなので理解しにくい部分などはないでしょう。
会社や学校などに所属すると、団体での行動をしているうちにこの「自分が自分の意思と責任でこの物事に関わっているのだ」という意識や自覚が薄れてくることがあります。社会人になってからは特にこの意識を保持していくことが重要です。
「当事者意識」の使い方とは「彼は当事者意識が欠けている」など
「当事者意識」の使い方としては、例えば「彼は当事者意識が欠けている。」「弊社では当事者意識の高い方のご応募をお待ちしおります。」などの形で使われ、例のようにビジネスで用いられることもしばしばある言葉です。
先述した通り、当事者意識を持つというのは社会人としてぜひ身につけておきたい姿勢であり、大人として社会に出た際に人生全般の分野において求められるものでもあります。例のような使い方やシチュエーションをぜひ覚えておきましょう。
「当事者意識」がある人の特徴5選
「当事者意識」がある人の特徴①自分の言動にしっかり責任を持っている
「当事者意識」がある人の特徴の1つ目は、「自分の言動にしっかり責任を持っている」です。簡単に言うと、自分の一つ一つの発言や行動がどんな影響を与えるのか?それは自分が責任が持てる範囲なのか?を逐一意識した姿勢を持っているということです。
基本的に、自分の失敗やミスを他人、特に親のせいにして許されるのは甘く見積もっても20歳くらいまでです。それ以降は、特に社会では自分の言動にしっかり責任を持って発言、あるいは行動をしていくことを学ぶ必要があります。
「当事者意識」がある人の特徴②自分と相手の責任をしっかり分けて考える
「当事者意識」がある人の特徴の2つ目は、「自分と相手の責任をしっかり分けて考える」です。1つ目の特徴でお伝えした通り、当事者意識のある人は自分の言動にしっかり責任を持っています。これは言葉を変えると、相手と自分の責任をしっかり切り分けられる、ということにもなります。
もちろん、持ちつ持たれつでお互い助け合うことが大切なこともありますが、例えば本来ならば相手が責任を負わなければならないことを肩代わりして自分が負ってしまうと、相手の当事者意識を学ぶ経験を奪ってしまいます。責任感の線引きには敏感になりましょう。
「当事者意識」がある人の特徴③自分にできることは何か?を常に考えている
「当事者意識」がある人の特徴の3つ目は、「自分にできることは何か?を常に考えている」です。当事者意識のある人は、自分の言動の責任は自分で負うことが分かっているので、常に相手に依存することなく、自分にできることは何かないか?という視点で考えています。
このことから、やらされ感・やらされてる感満載の人とは違い、行動のスピードも速く、問題解決が得意です。被害者意識も少ないので、感情の面でもぶれることが少なく安定しています。
「当事者意識」がある人の特徴④自分が関わる物事に積極的に関わる
「当事者意識」がある人の特徴の4つ目は、「自分が関わる物事に積極的に関わる」です。3つ目の例で挙げた特徴の通り、当事者意識のある人は自分視点で常に物事を考えられるので、物事の解決や改善に常に積極的です。
それを自分の責任で行っていくので、周りからも信頼されより重要度の高い仕事を任せられる可能性も上がっていきます。また物事から逃げたりすることがないので、どんどん挑戦を重ねて経験を積んでいくことが可能です。
「当事者意識」がある人の特徴⑤自分の行動の結果がきちんと想定できる
「当事者意識」がある人の特徴の5つ目は、「自分の行動の結果がきちんと想定できる」です。当事者意識のある人は、きちんとリスクヘッジもできるので、自分が何か行動に移す前に「これをするとどんな結果になるだろう?」と事前に考えてそれを想定できます。
これにより、あまりに危険な、あるいは自分の能力を想像以上に越えたことにむやみやたらと手を出すのではなく、あくまでも計画性を持ちながら柔軟に先に進んでいくことができます。
「当事者意識」が欠如している人の特徴5選
「当事者意識」が欠如している人の特徴①やらされ感・やらされてる感満載
「当事者意識」が欠如している人の特徴の1つ目は、「やらされ感・やらされてる感満載」です。当然ながら、と当事者意識がない人は、全てが自分以外の人から指示された仕事なのでやらされ感・やらされてる感満載で怠惰になりやすいです。
この仕事をやらされ感・やらされてる感から積極的に仕事に取り組もうという姿勢が見られません。いつも消極的で、できれば自分のところに仕事がまわってこなければと願っています。
「当事者意識」が欠如している人の特徴②やらされてる感で責任感の欠如
「当事者意識」が欠如している人の特徴の2つ目は、「やらされてる感で責任感がない」です。基本的に仕事は他人から与えられたものなので、その質や結果に責任感がありません。
自分がその行動や仕事ぶりで責任を取るという発想はなく、しばしばそれを上司や先輩、他社員が取ってくれるのを期待して仕事をしています。問題が発生しても「私には関係ない」という態度を取ることもあります。
「当事者意識」が欠如している人の特徴③やらされ感ですぐ周囲のせいにする
「当事者意識」が欠如している人の特徴の3つ目は、「やらされ感ですぐ周囲のせいにする」です。2つ目の例でご紹介した通り、自分に責任の所在はないと考えるので、何か問題が起こるとその原因を自分以外の周囲のせいにしようとします。
周りからしてみれば、「何のこと?」と思うようなことでも、「自分は悪くない」と一方的に判断しているので、それを相手や周りのせいということにして乗り切ろうとします。
「当事者意識」が欠如している人の特徴④自分の役割が理解でいていない
「当事者意識」が欠如している人の特徴の4つ目は、「自分の役割が理解できていない」です。当然のことながら、自分から積極的に取り組む仕事でもなく、自分に責任も感じなくても良い仕事を繰り返しているので自分がそこでどんな役割を果たしたいのか?が分かりません。
自分の役割が理解できないので仕事が中途半端になってしまったり、すぐに退屈になってしまったりします。やらされ感ややらされてる感は自分の役割を確認する機会さえも遠ざけてしまいます。
「当事者意識」が欠如している人の特徴⑤自分の頭で考え判断をしない
「当事者意識」が欠如している人の特徴の5つ目は、「自分の頭で考え判断をしない」です。基本的に周りの人の指示待ちで仕事をしているので自分の頭で考え、物事を判断するということができません。
常に誰かや何かに依存して何かへの答えを導くのですが、それを繰り返しているうちに大人として必須の条件である自分で考え、行動するという大切な姿勢を育てることができず、周囲の人や物に依存することになります。
下記関連記事内では、「目的意識を持つことの重要性」について詳しくご紹介しています。やる気のない人に仕事で目的意識を持たせるには?についてもご紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
仕事で「当事者意識」を持たせるには?
仕事で「当事者意識」を持たせるには①サポートしながら仕事を任せる
仕事で「当事者意識」を持たせるには?に生かせる方法の1つ目は、「サポートしながら仕事を任せる」です。当事者意識のない人は責任感が薄いので仕事を任せられることを嫌いますが、まずは自分がそのサポートをしてあげながら当事者意識が高まるように助言していくと良いでしょう。
仕事で「当事者意識」を持たせるには②失敗後のフォローの重要性を伝える
仕事で「当事者意識」を持たせるには?に生かせる方法の2つ目は、「失敗後のフォローの重要性を伝える」です。当事者意識のない人は責任感が薄いことから失敗してもそれを解決したりすることが苦手です。その場合、相手に失敗したら自分の責任でしっかりそれを解決するまでが仕事だということを伝えるようにしましょう。
「当事者意識」の英語表現は?
「当事者意識」の英語表現①senseofcommitment
「当事者意識」の英語表現の1つ目は、「sense of commitment」です。「sense of 」は「意識」という意味で、「commitment」はそのまま日本語でも「コミットメント、覚悟」という意味です。これが転じて、英語では「sense of commitment」が「当事者意識」です。
「当事者意識」の英語表現②senseofresponsibility
「当事者意識」の英語表現の2つ目は、「sense of responsibility」です。「responsibility」とは「責任」とう単語で、直訳すると「責任意識」となりますが、これが転じて「当事者意識」という意味で使える表現です。
仕事でも「当事者意識」をしっかり持って活躍していこう!
以上までで、当事者意識のある人の特徴とない人の特徴、当事者意識を持たせるには?などについて具体的な例を挙げながらお伝えしてきました。特に社会人なりたてなどの場合はまだまだ学生気分が抜けず、当事者意識のある行動を取るのは難しいかもしれせん。しかし、ぜひ当事者意識を持って仕事で活躍してください。
下記関連記事内では、「自分を信じる力」の作り方を詳しくお伝えしています。当事者意識を持たせるには?という課題にも参考になる記事です。興味のある方は、是非こちらの記事内容も合わせてチェックしてみてください。
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