申し送りの意味とは?看護師が上手に申し送り事項を伝えるコツ10選!
今回は、「申し送りの意味や英語」をテーマに、看護師が上手に申し送り事項を伝えるコツにおいても、併せて紹介していきます。また、申し送りが直接出来ない場合に、ノートに必要事項を書くというケースもあるでしょう。その際の、コツについても見ていくので、参考にしてみて下さい。
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申し送りの意味とは?
申し送りとは英語で「transfer」となり引き継ぐという意味となる
申し送りとは、よく「看護師」の間で使われる言葉として、浸透していると思います。しかし、この申し送りというのは、看護師の仕事だけに関わらず、どの仕事においても使われる言葉であるとも言えます。申し送りの意味とは、業務内容や指令などの事項を業務を引き継ぐ人に伝える作業の事を指します。
多くが、夜勤のある仕事において使われるケースが多く、日勤者に対して大事な事項を伝えるという意味でも大事な作業と言えます。申し送りを英語で表現すると「transfer」となります。伝言となると「message」となりますが、申し送りは引き継ぎという意味合いが大きいので、「transfer」となります。
申し送りの意味とは業務内容などの事項を後任者に伝える作業
申し送りの意味を紹介してきたところで、「申し送り」という言葉の他にも、同様の意味で使われる言葉として、「引き継ぎ」という言葉もあります。この引き継ぎという言葉は、よく異動の際に使われる言葉でもあります。自分がその場所で行ってきた仕事を、次の後継者に対して業務を引き継ぐという意味で広く使われています。
顧客情報や業務内容はもちろん、これから先、重要になってくるであろう事項を伝えておく事で、トラブルを避けるという大事な作業でもあります。そういう意味でも、引き継ぎの作業は、必ず行われる作業とも言えます。ここに、申し送りの意味やビジネスシーンでの使い方についての記事があるので、読んでみて下さい。
申し送りとは?意味は?病院・看護・ビジネスでの使い方!申し送りの必要性とは?
申し送りをする事で質の高い作業を一貫できる
申し送りの必要性についてご紹介いたします。まずは、申し送りをする事で、より質の高い作業を継続する事ができるのです。勤務交代制を取っている会社や病院、施設などで行われる事が多い「申し送り」ですが、次の勤務者に正しい情報を伝達する事で、引き継ぐ人は、前任の質の高い作業を継続することができます。
前任の人が仕事をどこまでやったのか、また、やれていないことがあればそれは何か、気を付けるべきことはあるか、などを申し送りする事により、しっかりと後任の人に引き継ぐ事ができるだけでなく、一貫した業務を行えるという事になります。
申し送りをする事でリスクやトラブルを回避できる
前任の人がやらなければいけない事をイレギュラーな事が起こった事により、行えていなかったり、その件をしっかりと引き継いでおけばやり残したままになるというケースもなくなるでしょう。また、看護師や介護士など人に対するサービスを行っている場合には、受け持ちの患者さんの状況を引き継ぐ事は特に、重要です。
後任の人が受け持っている時に、何らかのトラブルが起こったとしても、しっかり引き継いでおけばそれにも慌てずに、しっかりと対処できるというメリットもあります。ここに、研修レポートのサンプルや看護師における新人研修の報告書や例文の書き方についてより、詳しくまとめた記事があるので、参考にしてみて下さい。
申し送りのコツ10選
申し送りのコツ①メモを作って情報を整理しておく
申し送りのコツ1つ目は、メモを作って情報を整理しておくです。申し送りというのは、相手に伝わりやすいように要点を整理して伝えなければ、大事な要点は伝わらず、ダラダラと話してしまう事にもなりかねません。また、逆に頭の中で、まとまらずに重要事項を伝え忘れてしまうという事にも繋がってしまいます。
申し送りのコツ②話す順序を考えておく
申し送りのコツ2つ目は、話す順序を考えておくです。先ほど、メモに情報を整理してまとめておく事の重要性は、説明しましたが、次に話す順序をしっかりと考えておく事により、話しやすくなると言えます。基本的に、まずは結果を伝えてから、それに至った経緯を話すと、上手く相手に伝わりやすくなります。
申し送りのコツ③はっきりテンポよく話す
申し送りのコツ3つ目は、はっきりテンポよく話すです。申し送りというのは、重要な場面でもありますので、人によっては緊張してしまい、知らず知らずのうちに早口になってしまったりする事もあるでしょう。こういう話し方は、相手に伝わりにくくなるだけなので、できるだけ落ち着いてテンポよく話す事を意識しましょう。
申し送りのコツ④先輩の申し送りを参考にする
申し送りのコツ4つ目は、先輩の申し送りをするです。新人のうちは、申し送りのコツを先輩から学ぶというのは、一番おすすめです。申し送りがわかりやすい、上手だなと感じた人の申し送りの仕方を真似する事から始めれば、自然と相手に伝わりやすい申し送りもできるようになっているはずです。
申し送りのコツ⑤継続して行うポイントをまとめる
申し送りのコツ5つ目は、継続して行うポイントをまとめるです。申し送りの中では、引き続き継続して相手に行ってほしいという点もあるでしょう。そういう場合には、的確な指示や伝達が重要となってきますので、そういう意味でもそういう仕事においては、特に重点的にポイントをまとめておくのは大事な事です。
申し送りのコツ⑥ノートに記載など口頭での申し送り以外の手段を考えておく
申し送りのコツ6つ目は、口頭での申し送り以外の手段を考えるです。申し送りというのは、直接話してするものですが、場合によっては、正確な情報伝達をする為に記憶媒体に記憶させておくというのも効果的でしょう。ここだけ読んでいれば、大抵の仕事はこなせるという風にまとめておくというのもおすすめです。
申し送りのコツ⑦重要事項はダラダラではなく簡潔にまとめる
申し送りのコツ7つ目は、ダラダラではなく、簡潔にまとめるです。一定のマニュアルはあっても、やり方によっては時間短縮できたり、効率的に仕事を進める事ができるというケースも多くあると思います。その為、ダラダラと説明するのではなく、色分けして重要な箇所をマーカーで引いておくというのもおすすめです。
申し送りのコツ⑧相手の立場に立って考える
申し送りのコツ8つ目は、相手の立場に立って考えるです。申し送りというのは、自分だけが理解していても、意味がありません。引き継ぐ人が理解できる内容でなければ、申し送りの効力は意味を成さないので、そういう意味でも相手の立場に立って、わかりやすく伝えるというのは、非常に重要だと思います。
申し送りのコツ⑨時間があれば頭の中でシミュレーションする
申し送りのコツ9つ目は、時間があれば、頭の中でシミュレーションするです。申し送りまで、少し時間が取れた場合には、頭の中で一度シミュレーションしておく事で、本番の時にスムーズに申し送りするというのが期待できます。やはり、一度でも本番を想定しての練習が功を奏す事も多いです。
申し送りのコツ⑩自身を守る手段として考える
申し送りのコツ10個目は、自身を守る手段として考えるです。申し送りというのは、口頭だけでなく、記憶媒体で記録する事の重要性もあるというのは、先ほども説明しました。これは、ただ単に口頭での伝え忘れを防ぐというだけでなく、記録しておく事自体が証拠となるのです。
記録しておく事で、その記載した事は後に残ります。その為、例え何かトラブルが起き、自分が関わった事であっても、あなた自身がしっかりとそれを記録として残しておけば、あなたのせいではないという証拠となるのです。ここに、メモの取り方についての記事があり、申し送りにも通じる部分があるので、読んでみて下さい。
申し送りノートの書き方は?
看護師などである場合には時系列を意識してノートを書く
申し送りノートの書き方1つ目は、時系列を意識してノートに書くです。特に、これは看護師の世界で言える事なのですが、薬の投与時間や血圧の状況など、時系列にまとめて伝える事が重要なケースが多いというのもポイントです。しかし、これを口頭で伝えようとすれば、お互いに混乱してしまうというのも目に見えています。
その為、看護師や介護士のような人の命に携わるような重要な場合には、申し送りノートに時系列順にしっかりと数字などの重要事項を記載しておくというのは、大事な事でしょう。そして、その患者さんの状態など重要な事に関しては、口頭でも一緒に伝えるという事を意識しましょう。
看護師の場合には自分が行った看護の結果と現在の状況を詳しくまとめる
申し送りノートの書き方2つ目は、自分が行った看護の結果と現在の状況について、より詳しくまとめるです。自分が担当していた時間帯に、何らかの症状の変化があり、それに対して自分が行った処置があった場合には、その内容と現在の状況を相手に伝え、引き続きどのような看護をしたらいいかを正確に伝えるのも大事です。
また、この場合、自分がその処置を行った時間や患者さんの体温や血圧の状況などは、詳しく申し送りノートに記載するというのは、忘れずに行いましょう。そうする事で、引き継ぎもスムーズに行う事ができると思います。ここに、看護師向けの申し送りのポイントについての記事があるので、参考にしてみて下さい。
申し送りのポイント申し送りのポイントは相手の立場に立って短く簡潔にを意識する
今回は、「申し送りの意味やコツ」をテーマに、英語訳などについても紹介してきましたが、いかがでしたか?申し送りとは、仕事の一貫性を継続する為には大事な作業でもあります。その為、できるだけ詳しく、分かりやすくを意識して、簡潔に伝える努力をしなければいけません。
そういう意味でも、ただ単に大事な事を伝えれば良いというわけではありません。申し送りノートを作る事により、詳しい数字などを記入しておく事で、いざという時に身を守る事もできるのです。その為、ぜひこの機会に、どのようにすれば申し送りが上手くなるかを見つけるヒントを学んでみて下さい。
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