上旬・中旬・下旬はいつからいつまで?前半・後半との違いや英語表現も
上旬・中旬・下旬がいつからいつまでと聞かれたら、しっかりと答えられますか?例えば11月中旬と言われたら、11月の11日から20日までの10日間のことをいいます。同じ月でも、上旬や中旬など、期間によって時候の挨拶も変わってきます。今回は、上旬・中旬・下旬について紹介していきます。
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目次
上旬・中旬・下旬はいつからいつまで?
上旬とは月の1日から10日までの期間
上旬とは、月の1日から10日までの期間のことをいいます。読み方は「じょうじゅん」です。月が始まってから10日間のことを指します。同じ意味の言葉で初旬(しょじゅん)がありますが、こちらは月の始めという感覚が強い言葉になります。
中旬とは月の11日から20日までの期間
中旬とは、月の11日から20日までの期間のことをいいます。読み方は「ちゅうじゅん」です。期間は上旬と同じく10日間になります。同じ意味の言葉に「中澣(ちゅうかん)」がありますが、こちらは一般的にはほとんど使われていません。
下旬とは月の21日から最終日までの期間
下旬とは、月の21日から最終日までの期間のことをいいます。読み方は「げじゅん」です。上旬や中旬と違って、10日間というわけではありません。同じ意味の言葉に「下澣(げかん・かかん)」がありますが、こちらは一般的にはほとんど使われていません。
上旬と中旬がいつからいつまでかは毎回同じ
上旬と中旬は、いつからいつまでかは毎回同じです。一ヶ月は約30日ありますが、月によっては日数がバラバラです。31日まである月もあれば、28日までしかない月もあります。しかし、上旬は1日から10日までの10日間、中旬は11日から20日までの10日間と毎回決まっているため、変わることはありません。
下旬がいつまでかは月によって違う
下旬がいつまでかは、月によって違います。下旬とは、月の21日から最終日までのことを指すので、上旬や下旬と違ってきっちり10日間あるわけではありません。30日まである月の場合は10日間になりますが、31日まである月は11日間になります。2月は28日か29日までしかないので、8日間か9日間になります。
夏季休暇の日程もいつからいつまでか、業種によって変わってきます。企業によっては9連休になるところもあるようです。下記の記事では、お盆休みについてや業種別の夏季休暇の期間について紹介しています。注意点やおすすめの過ごし方も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
上旬・中旬・下旬の使い方・意味は?
上旬の使い方と意味:1月上旬に発送予定です
上旬の使い方は「1月上旬に発送予定です」などがあります。意味は、1月の1日から10日までの間に、発送をする予定だということです。発送予定日として上旬・中旬・下旬を使うケースはよく見かけます。この場合は発送予定なので、10日に発送したとしたら実際に手元に届くのは11日以降の中旬になる可能性もあります。
中旬の使い方と意味:今月中旬以降にお問い合わせください
中旬の使い方は「今月中旬以降にお問い合わせください」などがあります。意味は、今月の11日より後に問い合わせをお願いしていることになります。上旬や中旬などに以降をつけると意味がややこしくなりがちですが、その期間を含めたそれより後の日付を指すと覚えておけばいいでしょう。
下旬の使い方と意味:11月下旬までに連絡ください
下旬の使い方は、「11月下旬までに連絡ください」などがあります。意味は、11月の21日までに連絡をしてくださいということになります。しかし、「までに」を使うと、下旬という期間が始まる前までなのか、下旬の期間が終わるまでなのか、分からなくなる方も少なくありません。
人によって違う解釈で使っている場合もあるため、確認できる状態ならば「11月下旬までという事は、下旬の始まる21日までということでよろしいですか?それとも下旬の終わる末日までということでしょうか?」と聞いておくと勘違いが起きないのでおすすめです。
時候の挨拶は同じ月でも上旬・中旬・下旬で変わってくる
時候の挨拶は、同じ月でも上旬・中旬・下旬で変わってきます。それは、月の始めと月の終わりでは、気温や季節がずいぶん変わってくるからです。そのため、その時の気候に合った時候の挨拶をする必要があります。例えば、1月の場合は上旬頃は冬至、中旬頃は小寒、下旬頃は大寒となります。
正確には、冬至は12月22日頃から1月4日頃なのできっちりと上旬の期間に当てはまっているわけではありませんが、時候の挨拶の参考にすることができます。他に8月の場合でも、上旬は夏の暑さが最も強くなる大暑、中旬は秋の季節が感じられる立秋、下旬は暑さがおさまる処暑が当てはまります。
そのため、時候の挨拶を確認したい時は、月だけではなく「〇月上旬」や「〇月下旬」のように調べると、その時期にちょうどいい挨拶を見つけることができます。下記の記事では、7月の時候の挨拶を紹介しています。上旬・中旬・下旬それぞれの挨拶はもちろん、使い方や例文も紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
上旬・中旬・下旬と前半・後半の違いは?
上旬・中旬・下旬は一ヶ月を三つに分ける
上旬・中旬・下旬は一ヶ月を三つに分けて表しています。一ヶ月はだいたい30日くらいあるため、上旬は最初の10日間、中旬は真ん中の11日からの10日間、下旬は21日以降の残りの日数が該当します。「旬」には、10日間という意味もあります。
前半・後半は一ヶ月を二つに分ける
前半・後半は一ヶ月を二つに分けて表しています。そのため一ヶ月がだいたい30日として、前半は1日から15日まで、後半は16日から最終日までとなります。しかし、月によって一ヶ月の日数が違うため、きっちり1日から15日までが前半と決まっているわけではありません。
前半・後半は、上旬・中旬・下旬よりも曖昧な表現となります。だいたい月の半分より前を指したい時は前半を使い、月の半分より後ろの期間を指したい時は後半を使います。あまり期間を限定せず、おおまかに表したい時に使う表現です。
ビジネスシーンでは、「今しばらく」というおおまかであいまいな表現を目にすることがあります。「今しばらく」とは、具体的にはどれくらいの時間の事を意味するのでしょうか?下記の記事では、今しばらくの意味や例文、類語などを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
上旬・中旬・下旬の英語表現は?
上旬の英語表現は「Early」と「beginning」
上旬の英語表現は「Early」と「beginning」があります。「Early」の読み方は「アーリー」です。意味は、時間や時期的な意味の初めごろに・初期に、です。「early May」で、5月上旬という意味になります。
「beginning」の読み方は「ビギニング」です。意味は、初めや始まりです。「The beginning of June」で、6月上旬という意味になります。
中旬の英語表現は「mid」と「middle」
中旬の英語表現は「mid」と「middle」があります。「mid」の読み方は「ミィドゥ」です。意味は、中部の・中間の、です。「Mid March」で3月中旬という意味になります。
「middle」の読み方は「ミドル」です。意味は、空間や時間的な意味の真ん中の、です。「The middle of March」で3月中旬という意味になります。
下旬の英語表現は「late」と「end」
下旬の英語表現は「late」と「end」があります。「late」の読み方は「レェィトゥ」です。意味は、遅い・遅れた、です。「Late November」で11月下旬という意味になります。
「end」の読み方は「エンドゥ」です。意味は、時間や期間などの終わりや末です。「The end of November」で11月末という意味になります。
上旬・中旬・下旬の期間を知って正しく使おう
上旬は月の初めの1日から10日までの10日間、中旬は11日から20日までの10日間、下旬は21日から月の最後の日までという意味でした。上旬と中旬はいつからいつまでとはっきり決まっていますが、下旬だけは一ヶ月の日数が月によって違うので、その月によってバラバラになります。
上旬・中旬・下旬は月を3つに分けたものになりますが、前半・後半は2つに分けたものになります。前半・後半はより期間が曖昧になるので、おおまかな期間を指したいときに使います。時候の挨拶は同じ月でも上旬・中旬・下旬で変わってくるので、その時に合ったふさわしい時候の挨拶を使いましょう。
ビジネスシーンでは、他にもよく使われる期間の名前があります、それが四半期です。上半期や下半期といった言葉を聞いたことはないでしょうか?下記の記事では、四半期の意味や四半期の区分、なんのために四半期があるのかという概念などを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
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