秘密主義の特徴は？性格や干渉されたくない女の心理・付き合い方も

秘密主義の意味

秘密主義の意味①些細なことでも全て秘密にしておく考え方

秘密主義の意味の一つ目は、些細なことでも、全て他人の目や耳から隠そうとする考え方のことです。この言葉は考え方やポリシー、人間性を表現するときによく使われます。秘密主義の背景には干渉されたくないなど色々な心理がありますが、行動自体は分かりやすくシンプルに、全てを秘密にしてしまうというものです。

秘密主義の意味②公私の「私」の部分を隠そうとすること

秘密主義の意味の二つ目は、公私の中でも「私」の部分を隠そうとする考え方のことです。「完全に全てを秘密にする」ことだけが秘密主義ではありません。ある特定の部分、特に個人的な感情や情報を隠そうとする考え方や生き方のことも、秘密主義という言葉で表現することが多くありますよ。

秘密主義な人の心理6選

秘密主義な女性の心理①自分のことを話して干渉されたくない

秘密主義な女性の心理の一つ目は、他人からの干渉を徹底的に防ぎたいというものがあります。自分のことを話すと、誰かが必ず自分の心やプライベートの中に入ってくることになります。積極的に人の心に土足で踏み込んでくる人ばかりではなくても、干渉されたくない人に全くの無干渉を貫いてくれる人は多くありません。

全く干渉されずに生きて行きたいという自立心や、自由を求める女性の場合には、誰かからの干渉を良しとしないでしょう。誰かからの干渉を必要としているようなときには、自ら秘密を明かし、普段は自分の心だけの秘密としておくのが秘密主義の女性です。精神的な自衛の一種と考えると良いかもしれません。

秘密主義な女性の心理②彼氏でも信用できないので自分の事を話さない

秘密主義な女性の心理の二つ目は、彼氏であっても信用できないので話さないというものです。信用できない人や干渉されたくない人に自分のことを話さないというのは、人間としては当たり前のことだと言えるでしょう。自分の情報を信用できない人間に渡せば、どのように悪用されるか分かったものではないからです。

秘密主義の人間が求める「信頼の基準」は、一般のそれとは全く異なると思いましょう。普通の女性は彼氏は信用すべき人物と捉えるでしょう。ですが、恋人であっても他者という点では変わらず、秘密主義の女性には無条件に信頼できる相手ではありません。だからこそ、何も話そうとしないし、話したいとも思えないのです。

秘密主義な女性の心理③人とベタベタ群れるのが苦手なので詮索されたくない

秘密主義な女性の心理の三つ目は、人とベタベタ群れるのが苦手なので詮索されたくないというものです。人は、基本的に、お互いのことを言葉で伝えあうことで親しくなります。距離が近くなるのです。距離が近くなれば、お互いにお互いの生活のことを詮索するような状態にもなるでしょう。

秘密主義な女性にとっては、他者からの詮索は我慢できるようなものではありません。できれば適度な距離を置いて人と付き合いたいと思っています。相手との距離がないベタベタした関係を嫌っているのです。程良い距離間に保つために、自分のことを話す量を調整して、上手に人間関係を築こうとしているのかもしれません。

秘密主義な女性の心理④弱みを持ちたくない

秘密主義な女性の心理の四つ目は、弱みを持ちたくないというものです。自分のことを話すというのは、とてもリスキーなことでしょう。何を弱みとして使われるか分かったものではありません。自意識過剰と言ってしまうと秘密主義をネガティブに捉えていることになりますが、少しプライドの高さも見え隠れしていますね。

秘密主義な女性の心理⑤人の話を聞いている方が気持ちが楽

秘密主義な女性の心理の五つ目は、人の話を聞いている方が気持ちが楽だというものです。秘密主義の人の中には、自分のことを殊更に秘密にして置きたいのではなく、ただ単に、人の話を聞いている方が好きだという人もいます。確かに、他の人の話を聞いて「第三者」である方が、当事者として話すよりも楽かもしれませんね。

秘密主義な女性の心理⑥話しても何にもならないので話さない

秘密主義な女性の心理の六つ目には、話しても何にもならないので話さないという、達観があります。自分のことを話しても、何も解決しなかったという経験を持っている人は、自分の秘密を話すことの無駄さを身に染みて知っています。話して何にもならないのなら、知られない方が楽だと感じているのかもしれませんね。

他者から見ると読み取りにくい秘密主義の人の人間性の奥にはやはり、人に対する強い不信感のようなものがあるのではないでしょうか。以下の関連記事では、人を信用しない人の特徴についてご紹介しています。ぜひこちらも合わせてご覧くださいね。

人を信用しない人の特徴10選！人を信用できない心理と原因7選も

あなたの周りには、人を信用しない人はいますか？この記事では、「人を信用しない人の特徴」とともに、人を信用できない心理や原因についてもご紹介します。人を信用...

秘密主義な人の性格や特徴

秘密主義な人の性格・特徴①おしゃべりな人とは反対に聞き役に徹する

秘密主義な人の性格や特徴の一つ目は、自分のことを話さないで聞き役に回るというものです。自分から積極的に話す人と一緒にいるときはもちろん、寡黙な人といるときであったとしても、聞き手に回っていることが多いのではないでしょうか。自分のことをあまり話さないようにしているからこその役回りです。

聞き役に徹することができる秘密主義の人は、聞き手としての能力には優れています。あまり自分のことを話さなくても良いように、相手に話を促したり、相手の話に相槌を打つタイミングの計り方に優れているのです。この聞き手としての能力は、秘密主義でいるからこそ身に付ける経験値によるものなのではないでしょうか。

秘密主義な人の性格・特徴②飄々としている印象がある

秘密主義な人の性格や特徴の二つ目は、飄々としているというものです。自分のことをあまり話そうとせずに、自分の話からは逃げているようなところが、秘密主義な人を飄々とした性格に見せているのかもしれませんね。また、相手の心理が見えにくいのに、相手の出した成績や結果だけ見えいているところも原因の一つです。

秘密主義の人を語るときに飄々という言葉はよく使われますが、そもそもこの「飄々」というのは、どのような意味なのでしょうか。飄々とした人の性格を知ればさらに深く秘密主義の人の特徴について理解することができるでしょう。以下の関連記事にまとめてありますので、ぜひこちらを併せてご覧くださいね。

飄々の意味とは？類語とひょうひょうとした人の特徴と性格10選も

つかみどころがない性格なのに不思議と愛される飄々（ひょうひょう）とした人たち、そんな彼らには独特の特徴があります。今回はそんな飄々とした人たちの性格や魅力...

秘密主義な人の性格・特徴③嘘をつくのが得意

秘密主義な人の性格や特徴の三つ目は、嘘をつくのが得意というものです。そうは言っても、悪意の嘘をつくのが得意な悪い性格という意味ではありません。ただ、自分の秘密を守るために、ちょっとした嘘で自分のことを隠したり、自分の話題から逃れたりすることが得意という意味です。上手に嘘をつくのでバレにくいでしょう。

秘密主義な人の性格・特徴④警戒心が強くて人を信頼するのが苦手

秘密主義な人の性格や特徴の四つ目は、警戒心が強くて人を信頼するのが苦手というものです。秘密主義な人は人間に対する強い不信感を持っており、基本的には誰のことも心から信じていません。相手が「自分の秘密」を明かしても大丈夫な人間なのかどうか、常に見定めているような状態だと言っても良いでしょう。

秘密主義な人の性格・特徴⑤何を考えているのか分からないと良く言われる

秘密主義な人の性格や特徴の五つ目は、何を考えているのか分からないと良く言われるというものです。秘密主義な人が隠すのはプライベートだけではなく、自分の感情さえも内に秘めてしまっていることがあります。感情表現が控えめなので、他の人に比べると分かりにくく、ミステリアスという印象もあるかもしれませんね。

秘密主義な人との付き合い方

上手な付き合い方①干渉されたくない態度のときに干渉しない

秘密主義な人との上手な付き合い方の一つ目は、相手が干渉されたくないという態度を取っているときには、無理に相手の心の中に踏み込もうとすることはやめるというものです。普通の人ですら、立ち行ってほしくないときに干渉されるのは嫌なのですから、詮索されたくないと強く思いがちな秘密主義の人ならなおさらです。

干渉されたくないということがはっきりと分かる態度をしているときには、絶対に干渉しないようにした方が良いでしょう。秘密主義の人は、心の中の「誰にも立ち入ってほしくない領域」が、普通の人よりも広くあります。干渉してほしくない態度をとることは多いですが、決して軽視しないようにしてくださいね。

上手な付き合い方②秘密主義なところを受け入れて待つ

秘密主義な人との上手な付き合い方の二つ目は、秘密主義なところを受け入れて待つというものです。秘密主義な人は、干渉されたくない態度を露骨に出すため、なかなか仲良くなれたような気がしないかもしれません。相手のことを理解できないというのは、友人であっても恋人であっても辛いものですが、そこは我慢しましょう。

秘密主義の人であっても、親しくなった人に何も明かさないということはありません。彼氏や親友など、心から信頼できると思った相手に対しては、自分から秘密を明かしてくれるでしょう。秘密主義の人との交流を深めるためには、相手の心が開かれるまで待ってください。焦れても急かしてはいけません。

上手な付き合い方③何かあったら聞くということだけは伝えておく

秘密主義な人との上手な付き合い方の三つ目は、何かあったときに話を聞くことができるというところだけは、相手にきちんと伝えておくというものです。他人に自分の気持ちを吐露するのは、秘密主義の人にはハードルが高い行動です。ですが、そんな人でも、自分の背負っている荷物を下ろしたくなる時はあります。

そんなときに頼って良いと伝えるだけで、相手の気持ちをほぐすことができるでしょう。普段は誰にも気持ちを明かさないため、慣れない行動をしようと思ったときに、誰を選んで良いのか分からないからです。無理に秘密を暴くつもりはないけれど、何かあったときに頼ってほしいことは相手に分かってもらいましょう。

上手な付き合い方④信頼されていないことを悲観しない

秘密主義な人との上手な付き合い方の四つ目は、信頼されていないことを悲観しないというものです。確かに大事な人が何も話してくれないことには傷つくかもしれませんが、そこには、信頼以外の問題もあります。秘密を話してくれないのは、「信頼できない」というサインではなく、ただ単に性分という可能性もありますよ。

秘密主義の人との時間を大事にしたいのなら、すぐに落ち込むのはやめましょう。それでは、自分も疲れますが、秘密主義の人も「情緒不安定なのはお前の所為だ」「秘密を洗いざらい話せ」と言われているようで落ち着きません。秘密主義を気にせず、見えている部分だけで付き合おうとすれば、気持ちは楽になります。

自分のことを話さない秘密主義の人の心理を理解しよう！

秘密主義の人は、基本的に自分の事を話さない性格をしています。それは詮索をされたくないからでもありますし、ただ単に自分のことを話すのが得意ではないからかもしれません。おしゃべりな人とは反対の性分を持つ秘密主義の人は、なかなか周囲の人からは理解してもらうことができない独特の考え方をしています。

ですが、秘密主義の人の特徴や心理を掴み、上手に付き合うためのコツのようなものを覚えておけば、身構えることなく相手と付き合うことができるようになりますよ。相手の気持ちをきちんと理解して、適切な距離感を持って付き合っていれば、意外と楽に付き合うことができる人間だということに気づけるかもしれません。