営業目標の設定例5選!個人やチームでの書き方やポイントも

営業目標を設定することで、成績アップはもちろん従業員のモチベーションアップにも繋がります。今回は営業目標の設定例やスローガン制作のポイントなどをご紹介します。営業目標に基づいた行動を心がけながら、個人レベルからでも意識を高めていきましょう。

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営業で目標を設定するメリット

個人でも営業で目標を設定するメリット①対抗意識を助長させる

対抗意識

個人でも営業で目標を設定するメリットの1つ目は、対抗意識を助長させることです。個人単位で営業の目標を立てつつそれを共有すると、個々の力量差が目に見えます。これにより今自分が置かれている現状を知ると共に、同僚の力量も理解することで対抗意識を健全な形で呼び起こすことができます。

対抗意識を刺激することは一概にしてメリットだけとは言えませんが、数字が全てを左右すると言っても過言ではない営業の世界ではメリットが大きいです。個人単位での仕事へのモチベーションを上げるにあたって効果的となるのがライバルの認識であり、そのためには個人目標を細かに提示するのが近道です。

個人でも営業で目標を設定するメリット②チームのモチベーションが上がる

チーム

個人でも営業で目標を設定するメリットの2つ目は、チームのモチベーションが上がることです。営業は個人の成績が尊重される現場ではありますが、それ以前にやはり部署としてのチームワークやバイタリティ共有が重要です。部署というチームそのものが同じ目標を共有していることで、個々のモチベーションにも繋がります。

チームで目標を共有できていれば、不調のチームメイトをフォローする動きも出てきます。ただのライバルというだけではなくお互いに支えあうというチームプレイを通して、絆も強まり職場の雰囲気も良くなります。個人成績を求めること以上に「このチームのために頑張ろう」と自発的に思える環境作りに貢献します。

個人でも営業で目標を設定するメリット③仕事の目標が可視化される

可視化

個人でも営業で目標を設定するメリットの3つ目は、仕事の目標が可視化されることです。営業という「自分の能力や結果が目に見えて分かりやすい現場」だからこそ、今自分がどれだけの場所にいるのか、今後のためにはどのような努力をするべきなのかが「目に見えて分かる」ということはとても重要な意味を持ちます。


個人として見習うべき同僚を見つけられますし、将来的なビジョンが曖昧なものになるのを避けることができます。大き過ぎる目標を持つのではなく、その目標達成のためにひとまずは何をしていくべきなのかを掴みやすくなります。大きなビジョンを叶えるための逆算をしやすくするのも目標を設定するメリットなのです。 

目標を可視化してモチベーションアップに繋がる!

営業の目標を設定することで、個人のみならずチーム単位でもモチベーションアップに繋がります。目標が可視化されることで共有がしやすくなり、仕事への意識も高まります。

営業の目標設定のポイント4選・書き方も

営業の目標設定や行動のポイントや書き方①個人レベルまで詳細を書く

個人レベル

営業の目標設定や行動のポイントや書き方の1つ目は、個人レベルまで詳細を書くことです。ただその人に求められている目標の数字だけではなく、前年や前月と比べた時の対比に関してもコメントを残しつつ目標を設定できればベストです。上司などがこれらを率先して行うことで、努力を見てもらえていると実感できます。

人間誰しも結果を出すためには波があるものですから、数字が落ち込んだ時にただそれを露呈するのはベストな書き方とは言い切れません。そこに「期待していますよ!」のコメントがあるだけでも本人の心は救われるものですし、さらなるモチベーションにも繋がります。

営業の目標設定や行動のポイントや書き方②スローガンを決める

スローガン

営業の目標設定や行動のポイントや書き方の2つ目は、スローガンを決めることです。スローガンのポイントとしては、シンプルで覚えやすいものにすることです。長い文章なのではなく、例えば「初志貫徹」などのように一言で言い切れるようなものにするのが効果的です。シンプルなものほど仕事中にも思い出せます。

月ごとや仕事の周期ごとにスローガンを変更するのも良いですし、部署そのものの大きなスローガンがあった上で月ごとにも細かく設定していく、というのも良いです。それらは営業のビジネススタイルによって決めていきましょう。どちらにしても、仕事をするにおいての激励の言葉にもなるスローガンは効果的です。


営業の目標設定や行動のポイントや書き方③全員分をグラフにして提示する

グラフ

営業の目標設定や行動のポイントや書き方の3つ目は、全員分をグラフにして提示することです。これは前項でも示したように従業員同士の闘争心を刺激する目的が大きいです。そしてこの書き方のメリットは、個人としてノルマが設けられている営業であってもそうでない営業であっても効果が期待されるということです。

ノルマが設定されている部署では、誰がどれだけノルマを達成しているかを可視化することで本人のモチベーションも上がり、そうでない従業員にとって緊張感と目標を意識させます。当然ノルマからかけ離れてしまっている社員にとってはプレッシャーとなりますが、それらが成す意味は大きいでしょう。

そしてノルマが設定されていない部署にとっても、「ノルマを設定しないことで必要以上のプレッシャーはかけないものの、現状の成績の状態を共有することで程よい緊張感と適度な闘争心が刺激される」というメリットになるのです。個人での目標を表すことで、それぞれに課せられたノルマの違いも認識することができます。

営業の目標設定や行動のポイントや書き方④書き込み式のグラフにする

書き込み

営業の目標設定や行動のポイントや書き方の4つ目は、書き込み式のグラフにすることです。部署内の目に付きやすい場所に提示できるグラフを、紙などの「後から書き込みやすい素材」でプリントしましょう。または、1人1人の手元に配られるように印刷をするのも良いです。その上で、上司がメッセージを書き込みします。

それは激励の言葉でも良いですし、営業成績の内訳に対するワンポイントアドバイスでも良いでしょう。デジタルで提示されるグラフの中にアナログの注釈が書かれることによって、社員1人ずつに個々の強みがあることを伝えることができます。成績が低迷している社員に対しても自尊心を磨いてあげることもできます。

営業の位置づけによってもベストな目標の形が変わる!

営業の目標設定を書くことについては、その営業部署の働き方やマニュアルによってもベストな形が変わります。部署の雰囲気や位置づけによってもベストな目標が変わりますので模索していきましょう。

営業目標の設定例5選


営業目標の設定やスローガン例①前年よりも「やや背伸び」の設定

目標

営業目標の設定やスローガン例の1つ目は、前年よりも「やや背伸び」の設定です。あくまで現実的に目標達成可能の範囲内で前年目標を超えます。高望みをしないのはデメリットにもなりますが、努力とやり方次第で達成できる目標を設定することで現実味を帯び、身近な目標値として具体的な策が練りやすく意識も高まります。

営業目標の設定やスローガン例②他社の売上と比較して設定

売上

営業目標の設定やスローガン例の2つ目は、他社の売上と比較して設定することです。自社の成績から導き出せる目標とは別に、ライバル会社の売上を参考にして相対的に目標を設定します。常日頃から凌ぎを削りあっているライバル会社やライバル部署がいる際には、その相手を打破することを第一目的とできる目標となります。

営業目標の設定やスローガン例③かなり高い目標での設定

目標

営業目標の設定やスローガン例の3つ目は、かなり高い目標での設定です。一見して現実的に目標達成不可能のような数値を設定することにより、今までのやり方とは違った革新的な視点を育てます。現状以上の効率化を求めることになりますので、リスクは少なくありませんが部署のステージアップの礎となってくれます。

営業目標の設定やスローガン例④社訓を踏まえたスローガン

他社

営業目標の設定やスローガン例の4つ目は、社訓を踏まえたスローガンです。会社の社訓を尊重した上で営業部署ならではのスローガンを設定し、営業が会社に与える影響を意識しつつ業務に励むようにアプローチします。個人プレーになりすぎないようにし、部署内だけではなく会社全体のチームプレイの意識が高まります。

営業目標の設定やスローガン例⑤復唱できるシンプルなスローガン

他社

営業目標の設定やスローガン例の5つ目は、復唱できるシンプルなスローガンです。前項でも触れたように、スローガンはいつでもすぐに思い出せるような内容がベストです。毎日朝礼で繰り返せるような言葉や、激励やアドバイスの中にも自然と組み込めるような言葉を選ぶと良いです。社訓とリンクしていると尚良しでしょう。

また営業目標作成におけるスローガンについては、その部署の雰囲気にも影響します。そんなスローガンの作り方のポイントを解説した記事もありますのでご紹介します!会社や部署の目的を上手に反映したスローガンを作ることで、成績アップの行動だけではなく部署内での絆も高めていきえるようにしましょう!

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高い設定も現実的な設定もそれぞれのメリットがある!

現状よりもかなり高い目標を設定することも、現実的な目標を設定することも、それぞれのメリットがあります。従業員に必要以上のストレスを与えずに設定と伝達を行うことが大切です。

営業目標を設定してモチベーションと結果のアップに繋げよう!

いかがでしたか?営業目標を設定することの意味やメリット、そして実際の営業スローガンの作成のためのポイントなどをご紹介しました。営業目標はその部署の士気を高めるものであると同時に、営業成績にも直結することすらある重要なワードや数字です。設定する目的を見失わないようにして意識を高めていきましょう。

そして営業の成績を目標やスローガンを踏まえて上げられる人は、言われずとも自分で行動できる主体性の高い人が多いです。元々のバイタリティが高いからこそ、スローガンなどでより一層の意識の高まりを実現できるということになります。そんな主体性の高め方を纏めた記事もありますので、こちらもぜひご参考ください。

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