事故報告書とは?テンプレートの書き方や交通事故・労災の例文も
事故報告書の書き方についてご紹介します。一生に一度は、人は何らかの事故にかかわりを持つものです。交通事故や業務中に事故を起こしてしまった場合には、事故報告書の提出が求められます。テンプレートの書き方や例文を早速見ていきましょう。
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事故報告書とは?
事故報告書とは業務中などに起こった労災の内容を書いたもの
事故報告書とは「労災の内容を書いたもの」です。特に肉体労働がメインの職場であれば、業務中にケガをしたり体を壊してしまうことがあります。またデスクワークでも、物が落ちてきてケガをするというケースは十分にありえるものです。業務中のケガは、場合によっては労災として認められます。
業務中にケガをした場合、ケガの状況やどういった経緯でケガをしたのか等、会社に対して報告する必要があります。なぜならば、きちんと迅速に会社に対して事故報告書を提出することで、会社としても適切なフォローをとることができるからです。アフターフォローを望むのであれば、事故報告書を提出しましょう。
事故報告書とはプライベートで起きた事故を書いたもの
事故報告書とは「プライベートで起きた事故を書いたもの」です。残念なことですが、業務中ではなくプライベートでも事故は起こしてしまうものです。交通事故は小さいものも含めると、日本全国でいうと一日で1600件も起こっています。「自分はそんなこと関係ない」という油断も事故の元なのです。
「休日に車を運転していたら、前方の車に軽くぶつかってしまった」という出来事も会社に対して全て報告しなければなりません。警察の方からもおそらく連絡がいくので、会社には事故報告書を出さないでおけばバレないというものでもありません。迅速に対応をするようにしましょう。
関連記事に「研修レポートの書き方と例文」が紹介されています。新人研修に参加した時の報告書を書く際に、気を付けたいポイントなどがこの記事を読むと分かります。また看護師の研修でのレポートの書き例文などもあるので、看護師研修に参加する方や興味のある方は、是非ご一読ください。
事故報告書のフォーマット・テンプレートのポイント5選
事故報告書のフォーマット・テンプレートのポイント①宛名と日付
事故報告書のフォーマット・テンプレートのポイント1つ目は「宛名と日付」です。誰に対して事故報告書を提出するのか、まずは明確にしましょう。そして、日付は文書の作成日と自己の発生した日付を正確に記入するようにしましょう。また日付だけではなく、時間帯についても確認をしておいた方が良いです。
場合によっては、日時を考慮して業務中の労災か、そうではないかについて判断される場合があります。ぜひとも、正確に記入するようにしておきましょう。事故が発生すると混乱するかもしれませんが、ある程度時間は確認しておいた方がよさそうです。
事故報告書のフォーマット・テンプレートのポイント②発生場所
事故報告書のフォーマット・テンプレートのポイント2つ目は、発生場所です。仮に事故が発生した場所が社内であっても、社内のどこの部屋で事故に遭ったのかという記載が求められます。プライベートで発生した事故についても、同様に正確な場所の記載が求められます。大体の住所を押さえておくと便利です。
事故報告書のフォーマット・テンプレートのポイント③事故内容
事故報告書のフォーマット・テンプレートのポイント3つ目は、事故内容です。例えば「交通事故」や「業務中にぎっくり腰になった」など、事故内容にはさまざまあります。事故内容とは、いわば事故の概要についてです。いきなり細かい説明から入るのではなく、ざっくりと事故のカテゴリを明らかにする書き方にしましょう。
事故報告書のフォーマット・テンプレートのポイント④被害状況
事故報告書のフォーマット・テンプレートのポイント4つ目は、被害状況です。「交通事故」や「業務中のケガ」などと一口にいっても、その程度の大きさや状況などは事故によりけりです。そのため、交通事故とは相手にケガをさせたのか、また自分が負傷したのかなど具体的に書くようにしましょう。
またケガについても、どの部分をケガしたのか、完全に治るためにはどのくらいの期間を要するのかなど具体的な記載をしておきましょう。また、医師の診断書が求められる場合があるので、きちんと添付して事故報告書を提出するようにしましょう。
事故報告書のフォーマット・テンプレートのポイント⑤事故の原因
事故報告書のフォーマット・テンプレートのポイント5つ目は、事故の原因です。例えば、追突事故であれば車が雪ですべったことや、ブレーキを踏むのが遅かったなどの原因が挙げられます。原因によっては、おりてくる保険の金額が変わってくるので事故の原因を記載するのは重要な要素なのです。
関連記事に「個人のメール署名のテンプレート」が紹介されています。個人のメール署名とは、メールの最後に記載するものです。自分の連絡先や氏名などを正確に記入します。そうすることで、相手先と連絡がとりやすくなるのです。就活や転職を考えている方は、合わせてご覧になってみてはいかがでしょうか。
事故報告書の書き方とは?社内や交通事故などの例文5選
事故報告書の書き方・社内や交通事故などの例文①交通事故を起こした場合①
事故報告書の書き方・社内や交通事故などの例文1つ目は交通事故を起こしてしまったパターンです。「貴社ますますご盛栄のこと喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。さて、先日の2019年1月1日に起きました事故に関して、ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございませんでした。
つきましては、交通事故の経過および今後の方針につきましてご報告申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」こちらは導入の挨拶の例文と書き方です。あとは、事故の経過について書き記せば事故報告書の完成です。
事故報告書の書き方・社内や交通事故などの例文②交通事故を起こした場合②
事故報告書の書き方・社内や交通事故などの例文2つ目は、交通事故を起こした場合その2です。「私が引き起こしました事故についてご迷惑おかけしたこと誠に申し訳ございません。しかるべき対処をします」という謝罪文を入れましょう。項目立てて事故の内容などについて説明していけば事故報告書としては申し分ありません。
事故報告書の書き方・社内や交通事故などの例文③業務中の事故の場合
事故報告書の書き方・社内や交通事故などの例文3つ目は、業務中に事故を起こした場合のものです。「私は平成30年12月1日に、会社の営業車を運転している最中に事故を起こしました。オフィスの前で、一般人の方が駐車している車にぶつけてしまいました。営業車およびぶつかった車はへこみました。
次の予定が詰まっていたため、精神的な焦りがありこのような事故を引き起こしてしまいました。今後は、時間に余裕を持った行動を心掛けたいと思っております。へこんだ車に関しましては、当方で修理費用を負担することになっております。」
事故報告書の書き方・社内や交通事故などの例文④業務中に負傷をした場合
事故報告書の書き方・社内や交通事故などの例文4つ目は、業務中にケガをした場合です。「私は平成30年5月15日に、社内の作業場で負傷をいたしました。作業場にて棚がくずれてきたためです。全治1週間のけがを右腕に負いました。労災認定をしていただきたく、事故報告書を提出いたします。よろしくお願いします。」
事故報告書の書き方・社内や交通事故などの例文⑤交通事故に遭った場合
事故報告書の書き方・社内や交通事故などの例文5つ目は、交通事故に自分が遭ってしまった場合です。例文は「この度は交通事故を引き起こしてしまったこと、誠に申し訳ありません。今後は、このようなことがないように厳重に注意をします。よろしくお願いいたします。」というものです。
「事故の発生に関するご報告」、「事故の発生場所」、「被害状況」など必要な項目について、事実に基づいて記載を行っていけば事故報告書の完成です。社内で何かしらのフォーマットが作成されている場合もあるので、あればそちらを優先させてください。
事故報告書はきちんと迅速に提出するのが鉄則です!
事故を起こしたら、やるべきことのひとつとして会社への事故報告書の提出が求められます。会社に対して、事故を起こしたりしたときに報告をするのは気が滅入るものです。しかし、事故報告書を提出することで、会社が何らかの対応をとってくれることがあります。業務中の事故にしろ、プライベートにしろ同様のことです。
特に業務中の事故であれば、会社に事故報告書を提出する方が明らかに得です。そのため、今の内から軽く事故報告書のテンプレートの書き方や例文について把握しておきましょう。会社に報告すると、何らかのサポートが得られる場合もあります。
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