内定式の自己紹介スピーチの例文4選!抱負や決意表明・緊張しない挨拶も
内定式で、必ずしなくてはならないのが自己紹介。内定式は、学生の企業への入社意思最終確認の場であるとともに入社式までに働く意識を高める場、懇親会で交流を深める場でもあります。挨拶や決意表明を自分らしくしたいですよね。記事では、自己紹介スピーチのポイントや例文をご紹介します。読んでみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
内定式とは?流れについても
内定式とは①正式な内定通知を出す場
内定式とは、企業が学生に対して正式な内定通知を出す場です。企業は、内々定を出していた学生に対して正式に内定を出しますが、それを式典の形にして、通知の授受だけでなく懇親会や事務手続きなども組み合わせて内定式を執り行います。
また、学生は就職活動をしていくつかの企業から内定をもらった場合、内定式までにひとつの会社に絞ることになります。ですので、学生がその企業に入社するという意思の最終確認や入社式までに人数把握をしたい、という意味合いも含まれています。
内定式とは②入社式までに働く意識を高める場
内定式とは、学生が入社式までの間に実際にその企業で働く意識を高める場という目的もあります。就職活動でピリピリしていたところに内定がもらえると、学生も気が緩んでいますよね。10月1日に内定式を行うことで、学生の気を引き締めて実際に働くという意識づけをすることができます。
また、懇親会などとセットに行うことで内定者フォローの意味もあります。内定辞退や入社式後の早期離職を防ぐために、企業のことを好きになってもらいたい、働く自分像をイメージしてほしい、先輩社員の話を聞くことで目標を立ててほしい、など様々な意図があります。
内定式とは③役員の挨拶に始まり懇親会で終わるのが一般的
内定式とは、役員の挨拶に始まり内定者懇親会で終わる流れが一般的です。役員の挨拶の後、採用内定書を受け取り、企業へ内定承諾書を提出します。その後、その場にいる全員の前で自己紹介をし、最後に内定者懇親会、という流れとなっています。
役員の挨拶では、経営ビジョンなどが話されます。自己紹介では、大学名と名前、自分の強みなどを言った後、決意表明や抱負を伝えます。内定者懇親会は、食事会だけのところもありますが、会社の保養所などに旅行を兼ねて行う企業もあります。交流を深める場として企業も内定式にはお金をかけています。
内定式の自己紹介のポイント5選
内定式の自己紹介のポイント①1分から3分を目標にスピーチ
内定式の自己紹介のポイント1つ目は、目安として1分から3分を目標にスピーチする、ということです。あまりに長くなってしまうと、企業側の人間にも同期にも、集中して聞いてもらえなくなる可能性があります。
簡潔でいて、なおかつインパクトのある話にまとめましょう。これを言ったら自分はこう思ってもらえる、記憶に残るような内容をピックアップして話すようにすると良いでしょう。大勢が自己紹介する場面ですので、空気を読んでなおかつ記憶に残るスピーチをすることが大切です。
内定式の自己紹介のポイント②笑顔でハキハキと話す
内定式の自己紹介のポイント2つ目は、笑顔でハキハキと話す、というものです。初めて会う人ばかりが集う場所、それが内定式ですから、自分の第一印象がそこで決まってしまうと言っても過言ではありません。緊張から小さな声でうつむいてスピーチしたら、それだけでなんか暗い人、という印象になってしまいますよね。
内定式では、ぜひこれから新入社員になるというフレッシュさをアピールして、明るく笑顔で挨拶からハキハキと話すことを心がけましょう。また、全員に向けて自分はこういう人間です、ということをアピールするわけですから、目線も多くの方向に向けて、良い印象を与えることが大切です。
内定式の自己紹介のポイント③構成は挨拶で始まり決意表明と抱負で締める
内定式の自己紹介のポイント3つ目は、挨拶で始まり決意表明と抱負で締めるという構成を意識する、というものです。大学名と氏名、学生時代のこと、志望理由、豊富や決意表明、といった流れが一般的ですので、こういった構成を事前に組み立ててある程度作ってから内定式にのぞむと良いでしょう。
どちらかというと、内容よりもスピーチをしている時の話し方や素振りに目がいき、それが第一印象になることが多いので、そこまですごいことを話そう、とか気負う必要はありません。ただ、事前にある程度頭に構成が入っていれば緊張することなく話すことができるのではないでしょうか。
内定式の自己紹介のポイント④自分らしさと熱意を出す
内定式の自己紹介のポイント4つ目は、自分らしさを出す、というものです。スピーチの構成の中で、冒頭で名前と大学名を言いますが、そこで自己紹介ができたところで、次には自分らしさをアピールできるような内容を持ってくると良いでしょう。
自分の人となりをわかってもらえるようなプライベートな話を入れて、最後に抱負や決意表明を言う時は、熱意が伝わるようにはっきりと抑揚をつけて話すと、インパクトがあり、好印象です。
抱負を言うときには、どのような内容のことを言えばよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。そんな方は関連記事をご参考に読んでみてくださいね。スピーチでも使える抱負の内容のヒントになるでしょう。あとは熱意を持って伝えるだけですよ。
内定式の自己紹介のポイント⑤話が他の人とかぶらないように
内定式の自己紹介のポイント5つ目は、話が他の人とかぶらないようにする、というものです。内定者が何人もいる場合は、それだけ多くの人が自己紹介をしますよね。他の人と似たような話をすると、「話を聞いていなかったのだろうか?」、「ネタを盗んだのだろうか?」、などと思われかねません。
また、他の人と似たような話では記憶に残りませんし、自分と同じような話をされた側も不快な気持ちになるでしょう。話そうと思っていたことが万が一かぶってしまった時の保険として、事前に何パターンか用意しておくと、安心ですよ。
内定式の自己紹介の例文4選
内定式の自己紹介の例文①部活アピール
「はじめまして。私は、◯◯と申します。◯◯大学のフットサル部に属していました。社内部の活動の中には、フットサル部がある、というのをお聞きしましたので、ぜひ入社後所属して、社の皆様との交流を深めたいと思っています。
フットサルだけでなくトレーニングとしてランニングするのも好きなので、もし走るのが好きな方がこの中にいらしたら、退社後一緒に走ってくださると嬉しいです。一日も早く仕事を覚えて、一人前になりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!」
例文のようにスピーチをしますと、社内部活動に参加するということで先輩とも交流を積極的に持ちたい、というアピールにもなりますし、ランニングが好きということで同期の中で同じ趣味を持つ人と話のネタになりますよね。
内定式の自己紹介の例文②出身地やアルバイトアピール
「こんにちは!私は、◯◯大学◯◯学部◯年の、◯◯といいます。私は愛知県出身、ということもあり、大学に入ってからずっと手羽先屋さんでアルバイトをしています。名古屋には、手羽先の他にも美味しいものがたくさんあるので、名古屋めしのことなら私に聞いてください。
接客のアルバイトで培ったコミュニケーション力を活かして、入社後も常にお客様の気持ちに立って考えられるような社員になりたいと考えています。教えていただくことがとても多いと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします!」
この例文では、出身地とアルバイトの種類を織り交ぜているため、同郷の人や、似たようなアルバイトの人との話で盛り上がりそうですよね。例文のような自己紹介ができるように、インパクトのある活動を学生時代にするのも大切なことかもしれないですよね。
内定式の自己紹介の例文③特技アピール
「はじめまして。◯◯大学◯◯学部の◯◯と申します。本日は、このような自己紹介の場をもうけていただき、ありがとうございます。私は子供の頃から歌が大好きで、大学でもアカペラ部に所属しています。歌だけでなく、ボイスパーカッションも得意ですので、カラオケで盛り上げて欲しい、という方はぜひお声がけください。
アカペラ部で学んだ協調性と周囲を明るくする性格を武器にして、入社後は日々スキルを磨きながら一日も早く会社に貢献できるように努力していく所存です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」
例文では、特技をアピールしていますが、例文のようなすぐにその場でできるような特技の場合、その後の懇親会でも見せることができ、アピールになります。特技は印象に残りやすいので、アピールすると良いでしょう。
内定式の自己紹介の例文④専攻アピール
「こんにちは!私は、◯◯大学の◯◯と申します。大学では外国語学部英文学科に所属し、翻訳を専攻していました。1年間留学したロンドンでは、自分の気持ちを英語で伝える難しさや英語を日本語にした時のニュアンスの違いを学びました。
OG訪問で◯◯部の◯◯さんが、国内外で活躍されているというお話をお聞きし、自分も◯◯さんのようになりたい!と強く思いました。入社後は、大学や留学で学んだことを活かして、海外と日本の橋渡しとなれるような役割を担っていきたいです。よろしくお願いいたします。」
例文のように大学で学んだことをアピールし、なおかつそれが今後の仕事にも直結して活かしていける、ということをアピールするのはとても重要なことですよね。人事が配属を決める上でも役に立つ情報ですし、真面目に勉強してきた様子が好印象です。
内定式の自己紹介で緊張しない方法は
内定式の自己紹介で緊張しない方法①内定者とコミュニケーション
内定式の自己紹介で緊張しない方法1つ目は、内定者同士で積極的にコミュニケーションを取る、ということです。内定式の待ち時間の間に、席が隣同士になる人は必ずいますよね。そういった人に、積極的に話しかけてみましょう。
仲良くなったところで、すごく緊張している、と口に出すだけでもリラックスできますし、同じようにみんな緊張していることが確認できたら、みんなも同じなんだ、とホッとしますよね。入社式までの間に仲良くなった人がいる、というのもより安心感が得られるでしょう。
内定式の自己紹介で緊張しない方法②しっかり準備していく
内定式の自己紹介で緊張しない方法2つ目は、しっかりと事前準備をしておく、ということです。自己紹介のスピーチ内容を事前に考えておいた方が良い旨は前述しましたが、事前に準備しておかないことが緊張につながっている場合があります。また、内定式が何をするものなのか事前にわかっていないのも不安を増長します。
内定式の日程が決まったら、それまでの間に、書籍やネットで調べる、大学の先輩に聞くなどして、内定式でどのようなことをしたのか、どのような流れになっているのかをしっかりと頭に入れておきましょう。その上で、自己紹介で何を言うかを考えてしっかりと頭に入れます。
内定式の自己紹介で緊張しない方法③笑顔で筋肉をゆるめる
内定式の自己紹介で緊張しない方法3つ目は、笑顔で筋肉をゆるめる、ということです。自己紹介の時に笑顔でハキハキと話すことは必須ですが、笑顔によって緊張もほぐれる効果があります。笑顔の作り方ですが、口角を左右対称に上げることを意識しましょう。
そして、下の歯は見せずに上の歯8本を意識的に見せるようにします。スピーチの前から、なるべくこのスマイルでいるようにすると、顔の筋肉がほぐれて、声も出しやすくなりますよ。挨拶の第一声でつまずくと、出だしで自信がなくなってしまいますよね。笑顔を意識しましょう。
内定式で会社とも同期とも仲を深めて
内定式で自己紹介する時のポイント、例文、緊張しない方法をご紹介しました。内定式での自己紹介は、冒頭での挨拶から締めの決意表明まで、自分をアピールしつつ印象に残したい、というハードルの高い自己紹介ですよね。入社式までに覚えてもらえるように、自分らしさを出していきたいものです。
今回は内定式やその後の懇親会での自己紹介スピーチについてご紹介しましたが、入社式でも自己紹介の場はあるでしょうし、入社式の後はいよいよ社会人ですね。そうなるとまたまた朝礼などでスピーチをする場面が増えてきます。ネタに行き詰まりそうで心配、という方は関連記事をご参考にどうぞ。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。