行ってくださいの敬語|行ってもらう時の尊敬語・謙譲語・丁寧語の表現!
「行ってください」の敬語は何と言うかわかりますか?この記事では行くの謙譲語や丁寧語、尊敬語をご紹介しながら「行ってください」について解説していきます。行かれるは親しい間柄で使うべきなど、行ってくださいの敬語は色々な言い方がありますので、ここでしっかり学んでいきましょう。
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行ってくださいの敬語は?
行ってくださいの敬語➀行くの尊敬語「いらっしゃってください」
行ってくださいの一つ目に紹介する敬語は、「いらっしゃってください」という表現です。こちらの表現は、目上の人や上司に対して行くの尊敬語としてよく使われる言い方です。そのため皆がよく見聞きする言い方で、聞く方も話す方も使いやすいので覚えておきたい尊敬語ですよ。
行ってくださいの敬語②行くの尊敬語「おいでください」
行ってくださいの二つ目にご紹介する敬語は、「おいでください」です。おいでくださいはとても敬意を込めた言い方ですので、役職が上の人や他社のお偉方に使うとよい尊敬語です。そんな偉い人に自分が示す場所に行ってもらうため、親しい間柄で使う「行かれる」や「いらっしゃってください」は使わないようにします。
行ってくださいの敬語③行かれるの依頼形「行かれてください」
行ってくださいの敬語三つ目は、「行かれてください」になります。こちらは「行かれる」という言葉の依頼する表現です。そして行ってくださいと丁寧にお願いしている言葉ですよ。行かれるを依頼形にした「行かれてください」を使う場合に注意したいのは、自社の親しい先輩や上司などに使うということです。
行ってくださいの敬語④行くの尊敬語「お行きになってください」
行ってくださいの四つ目にお伝えする敬語は、尊敬語「お行きになってください」です。こちらはあまり見聞きしない言葉ですよね。この言い方は誰に対しても丁寧な言い方をする人がいたら上司や先輩に言うような表現です。お行きになってくださいは自社や他社の目上の人・役職が上の人などに使います。
行ってくださいの敬語⑤行くの尊敬語「お行きください」
行ってくださいの五つ目にご紹介します敬語は、「お行きください」です。上のお行きになってくださいに似ていますが、これも行くの尊敬語に分類されます。自社の上司や先輩、他社の目上の人などに「こちらにお行きください」のように使いましょう。
このように表現方法が多い「行ってください」の尊敬語は実際に使ってみると身につく言葉です。上記の「いらっしゃってください」から「お行きください」は敬語として広く使えます。また「行かれてください」は親しい間柄に使い、偉い人や取引先の人には「おいでください」を使うとよいでしょう。
仕事で相手に「行ってください」とお願いする丁寧な言い方について解説していますが、自分が行く場合にはどう言えば失礼にならないでしょうか?このことに関して解説している記事を下記に載せましたので、参考にしていただければと思います。
行ってくださいの敬語の使い方・例文は?
行ってくださいの敬語の使い方➀念を押したい時は「ご参加願います」を使う
行ってくださいの敬語の使い方一つ目は、念を押したい時は「ご参加願います」を使うです。行ってくださいの敬語は行ってもらう時に使う丁寧な表現で、ビジネスでは忘れずに使いたい言葉です。けれどもその会場や会議などに必ず行って欲しい場合には、この「ご参加願います」が気持ちをまっすぐかつ丁寧に伝えられますよ。
行ってくださいの敬語の使い方②行くの謙譲語「伺う」や「参る」は使わない
行ってくださいの敬語の使い方二つ目は、行くの謙譲語の「伺う」や「参る」は使わないです。より丁寧に行ってくださいを表現するために、謙譲語を使って「伺ってください」や「参ってください」としてしまうのは誤りになりますよ。謙譲語は自分を下に見た言い方ですから、相手に使うとその人を見下してしまうからです。
行ってくださいの敬語の使い方③自分も行く時は丁寧語行きますや一緒を使う
行ってくださいの敬語の使い方三つ目は、自分も行く時は行くの丁寧語である「行きます」や「一緒」を使うです。相手に「どこどこにいらっしゃてください」、「何時においでください」とお願いしたとします。その時自分も同行する場合は丁寧語なら「わたしも一緒に行きます」、一緒になら「一緒に伺います」と表現しますよ。
行ってくださいの敬語の使い方④謙譲語「伺う」と「参る」の使い方に注意
行ってくださいの敬語の使い方四つ目は、行くの謙譲語である「伺う」と「参る」の使い方に注意するです。行ってくださいと相手にお願いして自分も同行する場合、「伺う」と言うのか「参る」と言うのか迷う人もいるのではないでしょうか。みなさんはどちらを使うかわかりますか?
「伺う」は自分が出向く場所の相手に対して尊敬の気持ちを表し、「参る」は今話している相手に尊敬の気持ちを表していると覚えるといいですよ。伺うは出向く場所の人に「二人でそちらに伺います」と使ったり、参るは上司に「何時にあちらに参ります」と使ったりします。
行ってくださいの敬語の例文➀行かれるの依頼形「先に行かれてください」
行ってくださいの敬語一つ目の例文は、行かれるを依頼の形にした「先に行かれてください」です。こちらは気心の知れた先輩や上司に対して、仕事後の食事会などで自分があとで参加する時にこのように伝えたり、「あとで合流しますので皆で行かれてください」などと言います。
行かれるの依頼形「行かれてください」はこの他にも「何時に会議室へ行かれてください」、誰かがその人を呼んでいるなら「お呼びですのでどこどこに行かれてください」と使ったりします。「行かれる」は気軽に話せるような関係の人に使うということを忘れないようにこの「行かれてください」を使いましょう。
行ってくださいの敬語の例文②「懇親の場にぜひいらっしゃてください」
行ってくださいの敬語の例文二つ目は、「懇親の場をもうけましたので、ぜひいらっしゃってください」です。いらっしゃってくださいはお偉方以外ではよく使われる表現です。このことから自社や他社の目上の人などにこのように使うこともできます。
この他にも上司や目上の人に、「家族を紹介いたしますので、ぜひ我が家へいらっしゃってください」と使ったりします。「いらっしゃってください」はよく見聞きする表現ですので、お偉方以外なら自社や他社でたくさん使えますよ。
行ってくださいの敬語の例文③「大変恐縮ではありますがおいでください」
行ってくださいの敬語例文で三つ目にご紹介するのは、「大変恐縮ではありますが、何月何日の何時に我が社へおいでください」です。「おいでください」は、偉い人や取引先の人など最も尊敬の気持ちを表したい相手に使います。
そしてそんな人に使いますので、言葉の始めには「恐縮ですが」のような悪いと思っていることが伝わる言葉を使いましょう。このように仕事上失礼があってはいけない人に使いたい場合は、「恐縮や恐れ入りますなど」と「おいでください」を合わせて使うのがよいでしょう。
行ってくださいの敬語の例文④「何時に会議室へお行きください」
行ってくださいの敬語の例文四つ目は、「何時に会議室へお行きください」です。お行きくださいは自社で先輩や上司、役職が上の人に使うイメージがありますね。ですからこの例文のように、会議に行ってもらうのをお願いする時や、会社内での用事を伝える時に使えます。お行きになってくださいでも言い換えできますね。
行ってくださいの英語は?
行ってもらうの英語➀Pleasegoto
行ってもらうの英語一つ目は、「Please go to」です。行ってくださいや行ってもらうの英語での表現の仕方はいくつかありますが、「相手が行く」ことをお願いする場合はこの表現を使います。pleaseをつけることで行ってもらうの敬語にあたる表現になりますよ。
行ってもらうの英語②cometo
行ってもらうの英語二つ目は、おいでくださいの英語「come to」です。「大変恐縮ですが、我が社においでください」は英語で「I am very sorry to trouble you please come to our company」となります。comeに丁寧な表現のpleaseをつけますよ。
行ってもらうの英語③Pleasegoaheadofme
行ってもらうの英語の表現三つ目は、「Please go ahead of me」です。こちらは「先に行かれてください」という意味です。親しい自社の人に飲み会などへ先に行ってもらうことをお願いする時に使えますよ。自分はあとで参加するのでお先にどうぞと促しているのですね。
「恐縮ですが、我が社においでください」などと「恐縮ですが」はビジネスではよく使われる表現ですよね。この恐縮ですがについての理解を深める記事をご紹介します。恐縮ですがは他にどのような言い方ができるかご存知ですか?このことも含めて下記を参考にしてください。
相手に丁寧に依頼する方法は?
丁寧な依頼の方法➀丁寧語「いただけませんか」「くださいませんか」を使う
丁寧な依頼の方法一つ目は、丁寧語の「いただけませんか」や「くださいませんか」を使うです。ただ「そこへ行ってください」や「いらっしゃってください」などと言うよりも、してくれませんか?とお願いする表現の方が、相手の考える時間を考慮していてより丁寧に伝わります。
「そちらへいらっしゃってくださいますか?」、「ご都合のよい時間においでくださいませんか?」と丁寧語で言われると相手の心遣いを感じますよね。このようにより丁寧に依頼したい場合は、丁寧語をつけて「もらえませんか?」という形にして表現しましょう。
丁寧な依頼の方法②「お手数ですが」や「ご足労おかけしますが」を使う
丁寧な依頼の方法二つ目は、「お手数ですが」や「ご足労をおかけしますが」を使うです。丁寧な表現は相手を思いやる気持ちを伝えることが大切です。それを伝えるには詫びの表現を使うのも方法としてありますよ。代表的な詫びの表現の「お手数ですが」や「ご足労をおかけしますが」、先述の「恐縮ですが」などを使います。
丁寧な依頼の方法③丁寧語の「ご」をつけた「ご一緒に」を使う
丁寧な依頼の方法三つ目は、丁寧語の「ご」をつけた「ご一緒に」を使うです。あなた様にも一緒に行って欲しいと伝えたい場合に、「ご一緒に」を使って尊敬の気持ちを相手に伝えます。「ご一緒にいらっしゃってください」や「ご一緒においでください」のようにお願いしましょう。
丁寧な依頼の方法④謙譲語の「ご一緒する」や「お供する」を使う
丁寧な依頼の方法で四つ目にご紹介するのは、謙譲語の「ご一緒する」や「お供する」を使う方法です。自分も一緒に行く場合、謙譲語を使うことで相手に尊敬の気持ちを表せますよ。「ここへ行かれてください、私もご一緒します」と言われると丁寧ですよね。「お供する」は年の離れた人に使います。
丁寧な依頼の方法⑤相手に呼びかけて依頼する
丁寧な依頼の方法五つ目は、相手に呼びかけて依頼するです。人に名前を呼ばれて不快に感じる人は少ないと思います。このようにより丁寧に依頼したい場合は「誰々さん、そちらへ行かれてください」などと気持ちのこもった表現をしましょう。依頼とは下手をすると不快に感じる人も出てきますので、この方法はおすすめです。
行ってくださいの敬語を正しく使おう!
仕事で「どこどこへ行ってください」と伝える時、誰にどのように言ったら失礼にならないかおわかりいただけましたでしょうか。自分が行けばお願いすることもありませんが、そうはいかないのが仕事ですね。「行ってください」を敬語で伝えてそのあとも順調に仕事が進むように、ここで学んだことを実践していきましょう。
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