昇給なしは違法?正社員でも賞与なし・退職金なしの会社は辞めるべき?

努めている会社が昇給なしだった場合、果たして違法なのでしょうか?正社員でも賞与なし・退職金なしといった取り決めのある会社はブラック企業なのでしょうか。ボーナスがないだけでモチベーションが下がるともいわれており、バイトや正社員を辞める理由にもなるのです。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



正社員でも昇給なしの理由とは?違法性は?

正社員でも昇給なしの理由と違法性①ボーナスなしでも月の給料が高め

お財布

正社員でも昇給なしの理由と違法性について、まずは一つ目に考えられるのが「月の給料が高めに設定されている」場合です。元々の給料が一般的な企業と比べて高い場合、昇給なしという手段をとっている会社は、実は少なくないのです。

もちろん行う業務や業種によっても異なります。工場勤務や飲食店など、入れ替わりの激しい業種などは昇級よりも月の給料の方を重視しがちなのです。接客業やサービス業なども休日が少ない分給料が高めであることもよくあるのです。そういった業種は、昇給なしの代わりに月の給料が高いことがあります。

正社員でも昇給なしの理由と違法性②営業職の場合は違法性も考えられる

怒り

正社員でも昇給なしの理由と違法性の二つ目に挙げらるのが「営業職は違法性」も考えられることです。上記で述べたのは、入れ替わりの激しい業種や工場勤務といった職業でしたが、営業職の場合その人がどれだけ仕事ができるか、つまり営業成績を上げられるのかにかかわって来ます。

働いている人の実力が業務や会社に対して直接利益につながるような業種の場合、昇給なしや賞与なし、退職金なしの場合いかなる理由があったとしても違法性につながる場合があり、いわゆる「ブラック企業」であると認定されやすいでしょう。その能力がなければ利益が生み出されない状態であるかどうかが重要です。

Small thumb shutterstock 495050242
日本の1ヶ月の平均就業時間は?ブラック企業の残業込みの労働時間は?

今回は「日本の1ヶ月の平均就業時間は?」をテーマに、ブラック企業の残業込みの労働時間はどのくらいなのか?という事を紹介していきます。日本の正社員であるサラ...

昇給なしの会社で正社員やバイトを続けるデメリットとは?

昇給なしの会社で正社員やバイトを続けるデメリット①モチベーション低下

お仕事

昇給なし・退職金なしの会社で正社員やバイトを続けるデメリットとして、まず一つ目にご紹介するのが「モチベーションが下がる」ことでしょう。何よりも自分の力が正当に評価されていない、と感じてしまうのは自分の中で仕事に対してやる気やモチベーションが下がってしまうでしょう。


仕事に対して、やりがいを感じるためにはやはり自分の能力が正当に評価されてこそです。そして仕事において能力が評価されることは「給料」や「昇給」「賞与」で表されることに他なりません。目に見えた評価であり、わかりやすい数字となって表れているのです。

好きな仕事ならお金は関係ない!なんてことは、なくはないでしょうがそれは一般的な考えである、とは言い切れないでしょう。どんなに好きな仕事でも激務でお金がまともにもらえず評価されていると感じなければ、仕事を続けている意味がありません。

昇給なしの会社で正社員やバイトを続けるデメリット②自分の身にならない

仕事

昇給なしや退職金なしの会社で正社員やバイトを続けるデメリットとして、二つ目に挙げられるのが「自分の身にならない」ことでしょう。モチベーションが下がるのと同時に、向上心が得られません。どんなに頑張ったところで給料やボーナスへの反映がないのですから当然ですよね。

ボーナスないことによってもっと能力を向上させよう、効率よく行動しよう、もっと利益を出すためにはどうやって行動するべきなのか、などそういった考えを持つことが出来なくなるのでせっかく自分の能力を伸ばせるチャンスかもしれないのに、そういった機会を自ら選んだ会社で逃してしまうかもしれないのです。

特にもともと向上心を持っている方や、それなりに営業など成績を伸ばせる力を持っている人ほどそういった昇給なし、ボーナスなしの会社に入ってしまうと自分の目的を見失って何も身にならないことが多いそうです。

昇給なしの会社で正社員やバイトを続けるデメリット③年収は上がらない

財布

昇給なしの会社で正社員やバイトを続けるデメリットの三つ目としてご紹介するのは「年収は上がらない」という点でしょう。年収に差が出るのはやはり賞与や昇給です。どんなに月の給料が周囲の人と比べて高かったとしても、年数がたって行けば同じくらいの年収に昇給ありの人たちが追い付いてくるでしょう。

しかし、昇給なしやボーナスなしの仕事を続けていれば自分の年収はどう頑張っても変わるものではありません。入社時は月の給料が高いため良かったかもしれませんが、それ以上賞与などにより年収が上がることがありませんので長い目で考えるとやはり昇給なしの会社では、長く勤めても年収が上がることがありません。

昇給なしの会社で正社員やバイトを続けるデメリット④時間もお金もない

時計

昇給なしの会社で正社員やバイトを続けるデメリットといわれている四つ目は「時間もなく、お金も限られる」ことです。昇給なしの会社の中には月の給料が高いわけでもなくそれなのに長く勤めても昇給なしの会社も、実はあるのです。しかし正社員で働いている限り、かなりの時間を仕事によって拘束されます。

バイトであったとしても、自分の時間を割いて働いてお金を稼いでいるわけです。しかし、昇給することがありませんから同じ時間を働いている人と比べるとどうしても拘束時間のわりに給料が結果として低く感じられてしまう、という状況に追い込まれてしまうのです。

昇給なしの会社で正社員やバイトを続けるデメリット⑤感覚に慣れてしまう

眠い

昇給なしの会社で正社員やバイトを続けるデメリットとして、五つ目にご紹介するのが「感覚に慣れる」ということでしょう。人というのは怖いもので、その環境に慣れてしまう生き物なのです。つまり、昇給なしの会社にいてもそれが「当たり前」になってしまうと、なかなか自分から抜け出せにくくなるのです。

長い時間ずっと同じ場所にいると、新しい環境への変化に恐怖心さえ抱くようになっていきます。よって、向上心がなくなってしまうだけではなく現状を打破しよう、今の環境から抜け出そう、という考えさえ抱かなくなるというデメリットが生じてきます。

賞与なしの会社から転職するには?好条件の会社の見つけ方は?

賞与なしの会社から転職するには?好条件の会社の見つけ方①ハローワーク

面接

転職を考えるのであれば、まずはやはり「ハローワーク」をしっかりと頼りましょう。地域によってスタッフや行っているイベントなどは異なりますが、ほとんどの場合その人にあった条件で求人を紹介してくれます。カウンセリングなども行っており、会社での悩みや相談事などにも乗ってくれるでしょう。

ハローワークのスタッフさんは、やはりプロですからどう言った面で良い会社かどうかを見極めたらいいのかを分かっています。こう言った条件では気を付けた方がいい、残業時間などを確認しましょう、といった具合に教えてくれます。また、面接などの評判の悪かった会社など把握してくれることもあるのです。

賞与なしの会社から転職するには?好条件の会社の見つけ方②福利厚生に注目

パソコン

やはり転職の際に気を付けなくてはいけないのが福利厚生でしょう。よく記載されている文字を見ないと、入社してから半年や一年間は「保険未加入」といった条件を記載している場合があります。きちんと確認していないと、昇給なしや賞与なしなどの条件にも気づかない可能性が捨てきれません。

また賞与あり、と記載されていても実は一年後からだった、といった条件を出してくる会社なども実際は少なくないのです。契約書や求人などはしっかりと呼んでおかないと自分が損をしてしまったり、がっかりしてしまうことがるので気を付けてくださいね。

賞与なしの会社から転職するには?好条件の会社の見つけ方③完全週休二日制

バカンス

働くうえで重要となってくるのが「休日」ですよね。どんなに好きな仕事で働いていても休日がなければ身体を壊してしまいます。ここで注意していただきたいのが「完全週休二日制」という文字です。「完全」という言葉がついていれば、週に二日休みがあるという意味を持っています。

しかし、「週休二日制」の場合必ずしも「毎週二日休みがあるわけではない」可能性があるのです。就職においてかなり引っ掛かりやすいとも言われています。敢然と描いているかどうかを確認していなかったため、二日の休みが毎週ではなく隔週だった、なんてことも珍しくはないそうです。

昇給なし以外に正社員やバイトのモチベーションを下げる会社の特徴は?

正社員やバイトのモチベを下げ辞める会社の特徴①退職金なし賞与なし

お金

正社員やバイトのモチベーションを下げる会社の特徴の一つ目は「退職金なし・賞与なし(ボーナス)」でしょう。賞与なし・退職金なしなどはやはり頑張りが認められなかった、と感じてしまうため退職金や賞与が施されない会社は、働いている人のモチベーションを下げてしまうのです。

働いているとき、自分が認められていると感じるのはやはり「お金」に反映されるでしょう。ボーナスは頑張った分だけ自分にしっかりと入ってくる明確な数字です。しかし賞与なし・退職金なしの会社にいれば、やはり向上心は下がってしまうでしょう。

正社員やバイトのモチベを下げ辞める会社の特徴②残業代なし

財布

正社員やバイトのモチベーションを下げる会社の特徴として、二つ目に挙げられるのが「残業代なし」です。ブラック企業などが話題なってきた現代では、長時間労働させておいて残業代が一切支払われないといったことが問題視されています。

残業代が支払われないということは、定時以降会社に残っていたとしても「どうせ残業代でないから」と、やる気が失われてしまうのです。残業代が出ないならば、会社に残っている必要もない…とネガティブな感情ばかりが残ってしまうのでモチベーションが下がります。

正社員やバイトのモチベを下げ辞める会社の特徴③交通費自己負担

財布

意外と忘れられがちなのが、正社員やバイトのモチベーションを下げる会社の特徴として三つ目にご紹介する「交通費自己負担」でしょう。基本は、会社に通うために発生する「交通費」は会社負担です。しかし、中には交通費さえ出してくれない会社もあるそうです。

交通費というのは意外と馬鹿にならない金額です。毎日通うのですから当然ですよね。結局給料から自分はこれだけ交通費を支払わなくてはならないのだ、と気持ち的にも滅入ってしまうそうです。交通費が出ないことが理由でバイトや正社員が辞めることも珍しくはないのです。

しっかりと会社のシステムを理解して自分らしく働こう!

ミーティング

いかがでしたでしょうか。今回は「昇給なし」の会社について、賞与なし昇給なしの理由や、考えられる違法性から続けて働くときのデメリットなど、さまざまな点から掘り下げてきました。昇給なしだからといってすべての会社がブラック企業である!と断言できるわけではありません。業種によって違いは生まれるものです。

ボーナスや退職金は大切です。自分が選んだ会社や業種が、どういった給料体制をとっているのか、賞与なしなのかしっかりと把握しておくことが重要でしょう。そして自分は、そういった給料体制の会社で大丈夫なのか、自分らしく働くことが出来るのかを自分で判断しなくてはなりませんね。

今回取り上げた「昇給なし」の会社同様にそれぞれ働き方や給料のシステムというのは異なる場合があります。月給制や時給制、日給制など会社や立場によって全く異なることもあるのです。以下の記事では、時給制正社員のメリットについてまとめられています。是非そちらもご参考にされてみてはいかがでしょうか。

Small thumb shutterstock 686337022
時給制正社員のメリット3選!平均手取り額と月給制と給料などの違いは?

時給制正社員という形態が増えてきています。コストコが取り入れたことで、この働き方を知った方もいるのではないでしょうか。日本ではこれまで正社員の給料は月給制...


商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。