偏差値40とは？高校や大学や中学のレベルや英語の受験の勉強方法も

偏差値40とは？どのくらいのレベルなのかも

偏差値の意味とは・点数との違い

まず「偏差値とはそもそ何か」ということですね。中学・高校・大学それぞれの学習の習熟度やレベルをテストという形で図る場合、その点数や正解率でまずはだします。しかしこれではちがう問題を解いた者同士で比べることができなかったり、難易度の違いによって実際とは大きく違ってきたりします。

そこで、そのテストを受けた全員の中で「あなたはだいたいこれくらいに位置していますよ」という目安を与えるものさしのことを「偏差値」と言います。たとえ科目や受験する人数が違っていても公平に「その人の位置」をしめすことができるんです。

平均点を「偏差値50」として考えます。50より、より大きいほうが高く、より小さいほうが低い、ということです。100点満点テストの平均点が60点だったとすると、60点をとった人の偏差値は「50」ということになります。

偏差値40とはどのくらいのレベルか・受験ごとの違い

では「偏差値40」というのはどうくらいのレベルか、ということですが、これは一概にいい・悪いといえることではありません。なぜなら偏差値は「その集団のなかの」ものさしであって、どういった集団（中学・高校・大学受験した中でなど）から出た結果か、ということでも大きく違ってくるからです。

ですので、高校受験の偏差値と大学受験の偏差値を、同じ数字として考えることはできません。例えば日本の15歳人口で全体に対する高校受験をする割合と、18歳人口で全体に対する大学受験をする割合がそもそも違うからです。詳しく説明があるサイトをのせますので、そちらも参考になさってください。

偏差値40の中学や高校や大学

偏差値40の全国中学

偏差値40の全国中学が検索できるサイトをご紹介します。中学受験はまだ一部の割合しかしない（しなくてよい）イメージがありますね。大方はいま住んでいるところで決まる「公立中学」がほとんどです。中学受験をする場合は、学校ごとで出題傾向が大きく違うのでしっかりと対策しましょう。

偏差値40の全国高校

偏差値40の全国高校が検索できる一サイトをご紹介します。高校は自分が住んでいる県・エリア・学びたい内容から選ぶ場合が大方を占めるものです。ここで初めて受験！という場合がほとんどでしょう。しっかり学校の特色や受験内容を確認しましょう。

偏差値40の全国大学

偏差値40の大学が検索できるサイトをご紹介します。「大学受験での」偏差値40ですから、決して簡単というわけではありません。高校時代の考え方ではなく、きちんとした対策をして入試には臨んでいきましょう。

偏差値40から上げるコツ5選

偏差値40からの偏差・得点UPのコツ①教科をしぼる

偏差値40からの偏差・得点UPのコツの1つ目は「教科をしぼる」ということです。高校受験などは基本的に国語・数学・英語・理科・社会の5教科で行われることがほとんどです。すべての教科を上げることは大変なことで、時間と根気を要します。各教科のポイントをおさえ、まずは教科を1～2つに絞るとよいですね。

その際、よくやりがちなのは「苦手教科に絞る」ということです。これはやや遠回りな方法で、途中で挫折してしまうパターンになりがちです。むしろ好きな教科・分野に絞って学習していきましょう。同じ英語でもリスニングより単語暗記が好きなのであれば、暗記に特化した学習でもよいのです。

ただしその集中した教科・分野ではしっかり確実に目標を超えていく学習を続けることです。そして結果が出ることにより、「やればできる」という自信という思考回路・感情回路ができ、ほかの教科や分野にも必ずいい影響をもたらします。まずは絞ってチャレンジです！

偏差値40からの偏差・得点UPのコツ②目標を具体的に決める

偏差値40からの偏差・得点UPのコツ2つ目は「目標を具体的に決める」ことです。学習に限らず何事も、どこまで行くのか、あとどのくらいなのか、そのために毎日何をどれくらいするのかの目標への道筋が見えていることは非常に大事なポイントです。学校試験だけでなく、英検などの資格試験も活用しましょう。

その際気を付けたいポイントとして、具体的数字で期限を決めること、があります。テストや入試であればおのずと期限は決まってきます。「いつまでに、何点とる！」といった具体的な数字を立てましょう。しかしこれはあくまで結果目標ですね。

焦点を当てるべきは「行動」目標です。この結果目標と行動目標の違いは何か。それは「自分自身の行動量で達成できるかどうかが100％決まるかどうか」です。行動はその日行動をちゃんと起こすことで必ず達成できる目標です。結果目標は自分の努力だけでは決定できない要素ですので、あまり気にせず進めていきましょう。

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偏差値40からの偏差・得点UPのコツ③基本問題を反復学習する

偏差値40からの偏差・得点UPのコツ3つ目は「基本問題を反復学習する」ことです。テストとは時間との勝負です。考えに考えたうえでやっとでてくる…というレベルではいくら時間があっても足りません。またテストというのは、ある程度難易度が低い・高いがバランスよく出題されます。

偏差値40から確実に50（平均レベル）⇒55…とあげていくためにはまず、基本問題を確実解くことができる力をつけましょう。そのためにおすすめなのが、使用するテキストや参考書を1冊に絞り、何度も（最低5回は）反復学習する方法です。

1回目は一通り解く、2回目は間違えた問題だけに集中して解く、3回目は「なぜ間違えたのか」が（できれば口頭で）説明できるまで解く、4回目は全問正解を目指す、5回目は時間を図って時間内の全問正解を目指す、といった風にレベルを上げていくやり方は非常に効果があります。

偏差値40からの偏差・得点UPのコツ④5感をつかう

偏差値40からの偏差・得点UPのコツ4つ目は「5感をつかう」ことです。目で見て、耳で聞き、手で書いて…と5感をフルに使うことにより、ただの文字の羅列がそお意味合いなどを含んで自分の中に落ちてきます。英単語も「sky」「horizon」とアルファベットの羅列ではなく、絵とスペルと発音を同じに入れます。

人によっては、書いて覚えるほうがいい、見て口で言うほうが入る、と自分に合ったやり方があるようです。ですので、まずそれをつかむためにもいろいろなやり方を試していきましょう。おすすめ方法として、一旦覚えたことを再度「人に説明してみる」とよいですよ！ぐっと暗記量が増えるはずです。

偏差値40からの偏差・得点UPのコツ⑤進捗を可視化する

偏差値40かたの偏差・得点UPのコツ5つ目は「進捗を可視化する」ことです。人間はその最終ゴールが見えているのとそうでないの、自分が伸びていることを知っているかいないか、で大きくモチベーションが変わってきます。

ここでのポイントは些細なことでもよいので、「できたこと・できるようになったこと」つまりプラスの内容を具体的に書くことです。得点や暗記した料など「数量化」できるものはグラフ化してもいいですね。よくダイエット計画などは体重がだんだん落ちていく下降グラフを用いますので、その逆の上昇グラフはもってこいです。

学習を進めていくうえで役に立つ学習進捗のコツやおすすめ記録・アプリを紹介しているサイトを載せますのでぜひ参考になさってください。

偏差値40の英語の勉強法・おすすめ参考書も

偏差値40の英語学習のコツ①音読・シャドーイング

偏差値40の英語学習のコツ1つ目は「音読・シャドーイング」です。英語学習において必ずうちあたる壁は「実際聞こえてくる英語と目で見ている英文が同じように入ってこない」という点です。

例えば、「I have a cold.」（私は風邪をひいています）という英文があります。日本人はまずその読み方を「アイ・ハブ・ア・コゥルド」と覚え繰り返します。しかし実際のネイティブスピーカーの発音では「アィ・ハバッ・コーゥ」と聞こえてくるはずです。単語と単語が連続した時、消える音がでてくるんです。

ですので、まず中学レベルの簡単な英文でも初めからネイティブスピーカーの音読に合わせ、声を大きめに出して読んでいきましょう。そのリズムや抑揚までしっかりマネすることが大事です。それに慣れてきたらぜひシャド－イングにチャレンジしましょう。だんだんと口動かし方に慣れてくると思います。

偏差値40の英語学習のコツ②速読・精読

偏差値40の英語学習のコツ2つ目は「速読・精読」です。英語はその文法上のルールが日本語と違うので、文の後ろから前に訳す流れをとりますね。例えば「I have a apple.」を「I（わたしは） a apple（リンゴを） have（持っています）」という風にです。

そうすると一度前から読み、再度後ろから前に読み直している作業が加わり時間がかかります。大学受験英語ではこの時間のロスをなくすために英文を前から順に訳しながら意味をとらえることが必要です。「I have a apple.」と一度前から読んで「わたしは・持っている・リンゴを」で意味を正しく理解します。

実際にやると難しく感じる方もいるかもしれません。しかしこれから英語を進めていくにあたり、これができるのとできないのとでは大きくその伸びが違います。まずは簡単な英語長文を「前から順に読んで意味をとらえる」練習をしてみましょう。その後わからなかった英文をじっくり学習する「精読」をすると効果絶大です。

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偏差値40の英語学習のためのおすすめ参考書

偏差値40からの英語学習ポイントでご紹介した音読・シャドーイング、速読・精読におすすめの参考書をご紹介します。ただし参考書やテキストなどは実際に手に取ってその見やすさ・やる気になるかどうかを自身の目で確かめてから決めることをおすすめします。

音読・シャドーイングおすすめ参考書は『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング（CD・BOOK）森沢洋介』です。こちらは中1～３の基本的英文でほぼ構成されており、英文を瞬時に口から出すトレーニングも同時に行える教材となっています。英文自体が比較的簡単ですので、続けやすいですよ。

速読・精読おすすめ参考書は『英語長文ハイパートレーニング（超基礎編）安河内哲也』『基礎・英語長文問題精講　中原道喜』です。どちらも参考書としては王道の1冊で、その後レベルが上がっていけばそれに合ったバージョンもでていますので、シリーズ化して使っていくことができます。

偏差値40から確実にステップアップ

いかがでしたか？ひと口に「偏差値」といってもそれを考える時期やどの集団で見る数値なのかで大きく意味が違ってくることがお分かりになったかと思います。その段階段階にあった学習方法で、ひとつづつトライ＆エラーをい繰り返しながら、着実に伸ばしていきましょう。

また英語に関してはこれから2020年東京オリンピック、2025年大阪万博に向けよりその必要性が高まってきます。また日本の若者労働人口の減少により、現在多くの外国人労働者の受け入れが見込まれます。世界の共通語としての英語をしっかり学ぶ、学びなおす必要がありそうですね。