定量的の意味は?定性的との違いや定量化の効果・英語表現も

「定量的」という言葉を聞いたことありますか?特にビジネスの目標や評価などで使うことが多い言葉ですが、果たしてどんな意味の言葉なのでしょうか。セットで使われることが多い「定性的」との違いや、定量面で表現することや定量化の効果や英語表現なども合わせてご紹介します。

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定量的の意味は?定性的との違いも

定量的の意味は対象を数値化した状態で捉えること

定量化

定量的の意味は、対象を数値化した状態で捉えることです。定量とはある物を測定して数値で把握するることを指します。定量に的がつくと、ある対象を数値の面で見る、ということになります。例えば「物事を定量的に見る」という文は、物事を数値で測って変換し、評価・判断するという意味です。

小難しい言葉ですから日常で使うことのない表現ですね。ビジネスシーンでは数値の良し悪しが大事に見られますから、割とよく使われる言葉です。特にIT業界はデジタルの世界ですから、数値データを扱う職業がほとんどです。そのためか仕事の会話でも「定量的に考えろ」という言い方が良く使われるようです。

定量化の意味は物事を数量で表すこと

数量

定量化の意味は物事を数量で表すことです。定量的の「定量」は物事を数値で捉えることですから、定量化は、物事を数値に変換するということを指しています。例えば「アンケート調査を定量化する」という文では、アンケートの項目を数値に直してグラフなどで表すということになります。

私たちの身近な定量化をあげると家計簿があります。具体的にはレシートで買ったものや金額を把握して、合計額などを記録しますね。凝った人だとグラフにするかもしれません。つまり、家計簿とは購入品をお金という数字で定量化していると言えます。物は数に変えられませんが、金額で考えると数値化できてしまうのですね。

定性的の意味は心理などの変化をみて対象の状態を捉えること

対象の状態

定性的の意味は心理などの変化をみて対象の状態を捉えることです。定性とは対象を性質を定めることです。定性に的がつくと、対象の性質の変化に注目することを指します。例えばインタビューや観察調査などで定性的な分析ができます。言葉や行動、心理から定性的な変化を観察するのです。

私たちの身近な例をあげると、子供の成長が定性的だと言えると思います。家庭に生まれた子供はその家族に育てられるわけですが、両親は子供の成長を毎日見ていますね。そして子供は毎日成長します。子供の成長を性質の変化だと捉えるなら、子育ては定性的な子供の変化を観察する行為だと言えます。

二つの言葉の違いは対象をどう捉えるか


対象の捉え方

二つの言葉の違いは対象をどう捉えるかです。定量的は対象を数値で測って捉えます。定性的は対象を性質の変化で捉えます。具体的で分かりやすいのは数値で見る定量的な見方ですが、当然世の中には数値だけでは推し量れない複雑なものもあります。例えば人の心は数値化できないほど曖昧で複雑なものだと言われていますね。

一方定性的な見方をすれば、曖昧で分かりづらいものを言語によってデータ化して取り出すことができます。しかし、言語化して取り出したデータをどう解釈し活用するかが難しいところです。定量と定性の二つの見方がありますが、どちらも一長一短な面があり、適切に使い分けるのが大切だと言えます。

定量的のメリット

定量的のメリット①定量面で評価できるので効果が分かりやすい

定量面で評価できる

定量的のメリット1つ目は定量面で評価できるため効果が分かりやすいことです。つまり、数値という具体的かつ理解しやすいもので評価でき、効果を実感しやすいということです。例えば、達成すべき売り上げ目標を100万円で定量化すれば、数が足りたか足りなかったかで容易に評価できます。単純明快で分かりやすいですね。

身近な例をあげるとテストの点数です。赤点が59点なら、60点以上を取れば追試があり、59点以下なら再テストと分かりやすいですね。また採点する先生も、生徒の評価をテストの点という定量化で決めることができ、成績をつけやすくなります。私たちは色んなところで定量化されて生きているわけですね。

定量的のメリット②具体的な目標を立てることができる

具体的な目標

定量的のメリット2つ目は具体的な目標を立てることができることです。数字で表すことで達成可能な具体的な目標を立てることができます。例えば目標をとにかくたくさん売る、にするとどれぐらい売れば達成したのか分かりません。しかし、具体的に売上50万円を目標にすると、数値を超えた時点で達成したことが分かります。

身近な例をあげると、おなか周りの脂肪をそこそこ減らす・ダイエットで5kg痩せる、では前者と後者どちらの目標を立てるかで具体性に違いが出ます。本人のそこそこの次第では全く減らないか、本当にそこそこ減るかもしれません。しかし5kgは体重計で客観的に測れますから、頑張れば5kg分は本当に減量できますよね。

定量的のメリット③仕事の進み具合の評価がしやすい


仕事の進み具合の評価

定量的のメリット3つ目は仕事の進み具合の評価がしやすいことです。物事を定量面で捉えると、何がどれくらいできているか把握しやすいというメリットがあります。例えば1か月の売り上げが50万円必要だった場合、25万円分売ったことが分かれば50%分は進んでいることが分かり、状況を評価しやすいですよね。

定量面で見ず、仕事の進捗を定性的に見るとどう違いが出るのでしょうか。定性的だと会社や社員の状態で仕事の進捗を捉えることになります。つまり、昨日より社員がニコニコしていて、会社の電話がそこそこなっていて、営業成果も良い感じに取れてそうな状態です。そんなデータがあっても、会社は上手くいかないでしょうね。

定量的のメリット④実行に移すための具体的な方針を立てやすい

具体的な方針

定量的のメリット4つ目は、実行に移すための具体的な方針を立てやすいことです。ビジネスでは、何か企画や事業を起こすとき、必ず計画や方針を立てますね。そして定量面で評価するために、すべてのことを数字で表します。数字で見なければ物事が上手く行っているのか全く分からないからです。

定量面で見るのと違い、定性面で方針を立てるとどうなるのでしょうか。物事を状態で評価するわけですね。ということは、なんか昨日より楽しくて面白い方針だから良し、のような感じになります。具体的な数値で目標や計画を立てるのと違い、感覚的でふわふわしていて非常に危なっかしい感じがしますね。

定量的の使い方・英語表現も

定量的の使い方①定量的に物事を考える

定量的に物事を考える

定量的の使い方1つ目は定量的に物事を考える、です。物事を数値に変換して考えていくという趣旨の文です。ビジネスシーンなどで特に使える表現だと思います。仕事はすべて数値に表されます。そして上司が数値に基づいて判断や評価をしますから、定量的な考え方がなければ仕事を上手く運ぶのは難しいでしょう。

逆に定性的に物事を考えるとどうなるでしょうか。例えば前月は売上が良かったのに、今月は売上が目標に達しなかったとします。性質に注目するので、前月よりなぜ売上が下がったのか?顧客にどのような行動・心理的な変化があったのか?について考えることになるでしょう。

定量的の使い方②定量的に計画の結果を評価する


定量的に計画の結果を評価

定量的の使い方2つ目は定量的に計画の結果を評価する、です。計画の結果を数字で見て良し悪しを決めるという趣旨の文です。ビジネスシーンで活用できる表現となっています。仕事における成果や実績も数字という定量面から評価されます。ですから、数字を深く読み解き、仕事で活用できる人材は重宝されそうですね。

日常的な生活では、節約や家計のやりくりが定量的な計画にあたると思います。毎月の生活費を計画的に配分してお金の支出をコントロールし、さらに貯金をしますよね。そして通帳や家計簿などを見て、お金という数値を定量面から評価するわけです。そして来月の生活費の計画をまた定量的に立てるわけですね。

定量的は英語でquantitativeという

定量的は英語でquantitative

定量的は英語でquantitativeといいます。正確には量的な、という意味です。形容詞に属し、副詞ではquantitativelyといいます。化学などの用語で使われることが多く、日本語ほど気軽な感じの英語ではなさそうです。

定量的の英語表現①quantitativeapproach

quantitativeapproach

take a quantitative approach
引用元: 英次郎 on the WEB アルク

定量的の英語表現1つ目はquantitative approach、です。上記例文は定量的アプローチをとるという意味です。takeは取る、a quantitative approachは定量的アプローチとなります。数値的な見方で対象を理解するというニュアンスの英語です。

定量的の英語表現②quantitativeanalysis

quantitativeanalysis

conduct quantitative analysis
引用元: 英次郎 on the WEB アルク

定量的の英語表現2つ目はquantitative analysisです。上記例文は定量的分析を実施するという意味です。conductは実施・行う、quantitative analysisは定量的分析となります。ちなみにconductは事業や調査などの商業的なことについて表現する英語です。

定性的の使い方

定性的の使い方①問題を定性的に明らかにする

問題を定性的に明らかにする

定性的の使い方1つ目は問題を定性的に明らかにする、です。問題の性質に着目して解決するという趣旨の文です。性質についてもう少し具体的にすると、問題で関わっているモノ、人物の行動や心理などの状態や変化に注目するということです。刑事ドラマの事情聴取や現場検証を想像すると分かりやすいと思います。

逆に定量的に見るとどうなるのでしょうか。例えば「冷蔵庫にあった母のデザートがなくなっている問題」を定量的に明らかにするとします。まず定性的に考えると、父か子供のどちらかが食べたことがすぐに推測できます。では定量的に、数値で考えてみると、デザートが勝手に消失する統計・確率から考えることになります。

定性的の使い方②データを定性的に理解する

データを定性的に理解

定性的の使い方2つ目はデータを定性的に理解する、です。あるデータを性質の面に着目して把握するという趣旨の文です。例えば「あなたの好物アンケート調査」があったとします。定量的に見るには好物というデータを数値に変えてグラフ化しますが、定性的に見るにはなぜその人の好物なのか?を考え、言葉で表していきます。

定性的とは、状態の変化も含んでいます。例えば好物だけど食べないとき、好物から嫌いになったとき、どうしても食べたくなるときなど、対象のいろんな状態を見て分析することが定性的な調査だと言えます。

定性的な調査はビジネスだけで使われているわけではありません。じつは学問の研究でも浸透している物の見方です。例えば、社会学や文化人類学などでも定性的な研究がされています。具体的には、昔にあった風習が、現代で失われた理由などです。その変化を、人間の心理などの定性的な面から研究されているのです。

定量的と定性的の意味を正しく知って使おう

以上が定量的の意味や英語、メリット、使い方などでした。言葉の違いですが、定性的は心理や行動などが変化する性質、定量的は数値です。数値面で、という意味で定量面という言葉もあるので、覚えておきましょう。なかなか捉えどころがなく分かりづらい言葉だとは思いますが、この記事で少しでも理解できれば幸いです。

他にも言葉の意味の記事や、知っておきたいお金のこと、生活のお役立ち知識をまとめていますので、ぜひご覧頂ければと思います。

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