お声がけの意味と類語や使い方|お声がけいただき/お声掛けください
「お声がけください」というフレーズをよく耳にする方も多いのではないでしょうか。しかし「お声がけ」の意味や敬語表現についてよく知らなかったという方も多いはず。そこで今回はお声掛けの意味や類語についてまとめました。「お声がけいただき」などの使い方や例文、英語表現もご紹介していきます。
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目次
お声がけ(お声掛け)の意味とは?
お声がけ(お声掛け)の意味とは声をかけること
お声がけ(お声掛け)の意味とは、声をかけることです。「声かけ」は「声をかけること、話しかけること、呼びとめること、誘うこと」を意味しています。そこに丁寧にする「お」がつけられているので、目上の方や敬意を示したい人にも使える表現になります。
ただし「お声がけ(お声掛け)」をビジネスシーンで使うときには、その意味は少し異なります。新しい意味を持ちますから、詳しくご紹介していきましょう。
お声がけ(お声掛け)の意味とはビジネスシーンでは質問や用命すること
お声がけ(お声掛け)の意味とは、ビジネスシーンでは「質問や用命すること」になります。先ほどご紹介した「声をかけること」は日常生活で使われますが、ビジネスシーンで「お声がけください」と使われるときには、声をかけるというよりも「いつでも質問してください」「いつでもご用命ください!」という意味を持ちます。
お声がけの使い方とは?お声掛けの敬語表現や例文10選!|前半
お声がけの使い方と敬語表現や例文①お声がけください
お声がけの使い方とお声掛けの敬語表現や例文で最初にご紹介するのは、「いつでもお声がけください」です。「お声がけください」とは、「声をかけてくださいね」という意味の敬語表現になり、丁寧な言い回しなので上司などの目上の方や、取引先の方、お客様に使うことができます。
たとえば仕事を任してもらいたいときには「何かありましたらぜひお声がけください」と伝えておくことができます。これは「自分にできそうなことがあったらいつでもご用命ください」という意味になります。
お声がけの使い方と敬語表現や例文②いつでもお声がけください
続いてご紹介する、お声がけの使い方と敬語表現や例文の2つ目は「いつでもお声がけください」です。「いつでも」がつくことで、「どんなタイミングでもご質問ください」「思いついたときにご用命ください」という意味の敬語表現になります。
たとえばあなたが店員をしているお店に来てくださったお客様に対して、「いらっしゃいませ。いつでもお声がけください」と声をかけるときに使います。ビジネスシーンでも「いつでもお声がけください」と伝えると、質問やご用命はいつでもOKですとウェルカムな雰囲気を出すことができます。
お声がけの使い方と敬語表現や例文③何かありましたらお声がけください
続いてご紹介する、お声がけの使い方と敬語表現や例文の3つ目は「何かありましたらお声がけください」です。「何かありましたら」は「気づいたことがあれば、気になることがあれば」という意味になりますので、相手のタイミングでいつでも声をかけてくださいねという意味の敬語表現になります。
たとえば購入した商品のアフターサービスについて説明している最後に、「何かありましたお声がけくださいませ」と付け足しておくと、いつでもフォローさせていただきますという気持ちも相手に伝えることができるでしょう。
お声がけの使い方と敬語表現や例文④またお声がけください
続いてご紹介する、お声がけの使い方と敬語表現や例文の4つ目は「またお声がけください」です。「また」は「この次の機会、もう一度」という意味がありますので、「またお声がけください」は「また次の機会にも声をかけてくださいね」という敬語表現になります。
具体的にはビジネスシーンで取引が終わったタイミングで、また次もよろしくお願いしますという意味を込めて使われることが多いです。たとえば「この度はありがとうございました。何かありましたら、ぜひまたお声がけください。」と使います。
お声がけの使い方と敬語表現や例文⑤お声がけいただきありがとうございます
続いてご紹介する、お声がけの使い方と敬語表現や例文の5つ目は、「お声がけいただきありがとうございます」です。実際に声をかけてもらって、質問や指名をしてもらえたら、そのお礼を伝えましょう。そのときにも「お声がけ」を使ってそのまま「ありがとうございます」につなげることができるのです。
たとえば以前からアプローチしていた企業から、仕事の依頼を実際にもらえたときには「お声がけいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。」とメールを返信すると、選んでくださったことへのお礼を伝えることができるでしょう。
お声がけの使い方とは?お声掛けの敬語表現や例文10選!|後半
お声がけの使い方と敬語表現や例文⑥お声がけいただき感謝します
続いてご紹介する、お声がけの使い方と敬語表現や例文の6つ目は、「お声がけいただき感謝します」です。こちらも先ほどご紹介した「お声がけいただきありがとうございます」と同じ意味ですが、「感謝します」と言いかえることでより丁寧な表現にすることができます。
たとえば「この度はお声がけくださり感謝します。精一杯努めさせていただきます。よろしくお願いします。」というように使います。「感謝します」を「お声がけいただき感謝申し上げます」とより丁寧な表現にすることも可能です。
お声がけの使い方と敬語表現や例文⑦お声がけいただけますか
続いてご紹介する、お声がけの使い方と敬語表現や例文の7つ目は、「お声がけいただけますか」です。ぜひ誘ってもらいたいときや、声をかけてほしいときには疑問形で相手に投げかけることもできます。
たとえば「もしまた不具合が起こったら、お声がけいただけますか」は、「不具合が起きたときに連絡してください」と言い換えることができます。また「今回は出席できず残念ですが、また機会がありましたらぜひお声がけいただけますか。」というと、残念な気持ちと、次こそ参加したい気持ちを表現することができます。
お声がけの使い方と敬語表現や例文⑧お声がけいただけましたら幸いです
続いてご紹介する、お声がけの使い方と敬語表現や例文の8つ目は、「お声がけいただけましたら幸いです」です。「幸いです」は「嬉しいです」の意味になりますので、「声をかけてもらえたら嬉しいです」という表現になります。「いただけましたら」と丁寧んが敬語表現を使っているので、目上の方や取引先の方にも使えます。
たとえば飲み会に誘ってもらいたいときには「お声がけいただけましたら幸いです」と言うと、行ってみたいと思っていると言う気持ちを伝えることができるでしょう。
お声がけの使い方と敬語表現や例文⑨お声がけくだされば
続いてご紹介する、お声がけの使い方と敬語表現や例文の9つ目は「お声がけくだされば」です。相手から声をかけてくれたら、いつでもこちらは動きますという気持ちを表すことができます。相手の気持ちを尊重しながらも、相手のことを思いやっている気持ちを伝えたいときにぴったりでしょう。
たとえば忙しそうにしている人に、手伝いますよという気持ちを伝えたいときに「お声がけくだされば、いつでも駆けつけます!」というということができます。「手伝います」とストレートにいうよりも、向こうのアクションを待つことができるのでお互い気持ちにゆとりが持てる表現です。
お声がけの使い方と敬語表現や例文⑩お声がけしますので
続いてご紹介する、お声がけの使い方と敬語表現や例文の10こ目は、「お声がけしますので」です。たくさん人が来店してしまい、試着室が混んでいるときや、すぐに対応できそうにないときなどに使います。こちらから声をかけるのでと伝えておくことで、待つ側も安心して待つことができますね。
たとえば「こちらからお声がけしますので、しばらくこちらにかけてお待ちいただけますか。」「お声がけしますので、少々お待ちください。」と伝えるとよいでしょう。
お声がけ(お声掛け)の類語と敬語や使い方は?
お声がけ(お声掛け)の類語と敬語や使い方①お誘い
お声がけ(お声掛け)の類語と敬語や使い方でご紹介する1つ目は、「お誘い」です。「お声がけ(お声掛け)」するとは、声をかけることで「誘う」という意味にもなりますから、丁寧にした「お誘い」を類語として使うことができるのです。
類語を使った場合には、たとえば「今回は出席できず残念です。よろしければまたぜひお誘いくださいませ。よろしくお願いします。」というように使います。
お声がけ(お声掛け)の類語と敬語や使い方②質問
続いご紹介する、お声がけ(お声掛け)の類語と敬語や使い方の2つ目は「質問」です。ビジネスシーンでは「お声がけ(お声掛け)ください」は、「質問してください」の意味を持ちますから、「質問」を類語として代用することができるのです。
たとえば「何かご不明点がありましたら、いつでもご質問ください」と使うと、「何かご不明点がありましたら、いつでもお声がけください」と同じ意味になります。
お声がけ(お声掛け)の類語と敬語や使い方③用命する
続いてご紹介する、お声がけ(お声掛け)の類語と敬語や使い方の3つ目は、「用命する」です。ビジネスシーンでは「お声がけ(お声掛け)ください」は「ご用命ください」の意味になりますので、類語として言い換えることができます。仕事の依頼や指名をしてほしいときに使ってみましょう。
たとえば仕事がもらえそうな相手に送るメールの最後に、「いつでもご用命ください。よろしくお願いします。」と添えておくと、「いつでも仕事をお待ちしております。」という前向きな気持ちを伝えることができるでしょう。
お声がけ(お声掛け)の類語と敬語や使い方④お申しつけください
続いてご紹介する、お声がけ(お声掛け)の類語と敬語や使い方の4つ目は「お申しつけください」です。「申しつける」は命令するという意味がある「言いつける」の謙譲表現です。つまり「何かあればおっしゃってください」という意味の丁寧な敬語表現の類語になるのです。
たとえばホテルにチェックインしたお客様に対して、ホテルマンが「何かありましたらお気軽にお申し付けください」と言うときなどに使われます。目上の方や、お客様、取引先の方など敬意を示したい方にはとてもおすすめの表現です。
お声がけ(お声掛け)の類語と敬語や使い方⑤声を掛ける
続いてご紹介する、お声がけ(お声掛け)の類語と敬語や使い方の5つ目は、「声を掛ける」です。「お声がけ(お声掛け)」の元々の意味である「声を掛ける」に戻ってしまいますが、こちらも「ください」をつけることで目上の方にも使える敬語表現になりますので、類語として使うことができるのです。
社外の方に「お声がけください」とは言いやすいですが、毎日話している上司や社内の人に対して使うは堅苦しいイメージがある方は、「声を掛ける」を使ってみてください。たとえば「いつでも声をかけてください。」と伝えるだけで、「気軽にお願いしてもらって大丈夫ですよ」と言う前向きな姿勢を見せることができます。
お声がけ(お声掛け)の英語の使い方は?
お声がけ(お声掛け)の英語の使い方①letmeknow
お声がけ(お声掛け)の英語の使い方でご紹介する1つ目は、「let me know」です。英語の「let me know」は「おしらせください」と言う意味がありますので、「お声がけ(お声掛け)ください」という日本語の意味と同じ英語表現ができるようになります。
たとえば「東京にまた来ることがあればお声がけください」を英語で伝えると、「Please let me know if you have a chance to come to Tokyo again.」となります。
お声がけ(お声掛け)の英語の使い方②feelfreetoask
続いてご紹介する、お声がけ(お声掛け)の英語の使い方の2つ目は、「feel free to ask」です。「気にせずに話しかけてくださいね」という意味がありますので、「いつでもお声がけください」と同じ意味を持つ英語表現になるのです。
たとえば「Feel free to ask me anytime.」を英語で表現すると、「気にせずにいつでも声をかけてきてくださいね!」という表現をすることができます。
「お声がけ(お声掛け)」をビジネスシーンで使いこなそう!
「お声がけ(お声掛け)」はビジネスシーンで役立つフレーズの一つです。声をかけてくださいね、という意味合いから、「いつでもご質問ください」「今後もよろしくお願いします!」という意味合いまで含まれますので、場面に応じて使い分けることができる便利なフレーズになるでしょう。ぜひ使ってみてくださいね。
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