書評の書き方例3選!ブックレビューの構成や書き出しやまとめ方も
書評の書き方は、慣れていないとどうしたらいいか迷ってしまいますよね。そこで今回は読んだ本の感動や面白さを伝えられる、ブックレビューの書き方についてまとめました!書評とは何かということから、書くときに迷いがちな書き出しや、スルスル書くための書評の構成のまとめ方のポイントもご紹介していきます。
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書評とは?
書評とは読んでいない人に本を紹介すること
書評とは読んでいない人に本を紹介することです。まだ読んだことのない本を紹介することで、本を選ぶ参考にしてもらう目的があります。そのため自分の感想はもちろん、正当に評価したり論評する必要があります。書評は新聞や書評集、雑誌などの書籍だけでなく、SNSなどのインターネット上でも公開されています。
書評は、「面白そうだから買ってみようかな」という情報源になったり、時間がないけれどどんなに内容かが気になっている人に役立つものです。「ブックレビュー」とも呼ばれています。
書評とは読書感想文ではない
書評とは読書感想文ではないことに注意が必要です。書評も読んだ人が公平な視点を持って評価するので、その人の意見が反映されるものですが、あくまで「本の紹介」がメインになります。その本を読んで何を感じ、何を思ったか、その人の感想がメインになる「読書感想文」とは少し違いますので、書くときはご注意くださいね。
書評を読んだ人が、本について誤解なく理解してもらえるように、正当な評価をする必要があります。本の内容をわかりやすく伝えることが大切なのです。ただしネタバレは本を読む楽しさを奪ってしまうことになりますので、しないように注意しましょう。
書評の書き方のポイント6選
書評の書き方のポイント①書き出しは著者のプロフィールを入れる
書評の書き方のポイントの1つ目は、「書き出しは著者のプロフィールを入れる」ことです。この本を書いた著者がどこで生まれたのか、出生年などの基本情報のほか、その本以外の出版物や受賞歴なども紹介していきます。「どんな人が書いているのか」という事前情報を知ることで、「読んでみたい」と思える人もいるでしょう。
たとえば「映画化された有名な小説を書いている作家」という方がいたら、その映画をみたことがある人は手に取ってみたくなったりするものです。
書評の書き方のポイント②本の内容を紹介する
続いてご紹介する書評の書き方のポイントの2つ目は、「本の内容を紹介する」ことです。書評を読んでいて一番気になるのは、そのブックレビューを書いた人がどんな評価をしているかです。「面白かったのか」それとも「酷評しているのか」ワクワクしながら読んでいます。
しかしいきなり評価を書いても読者には伝わりにくくなってしまいます。そこで本の内容を紹介するようにしましょう。ただしネタバレにならないように注意しながら書きます。感動のラストを公表しても読む楽しさがなくなってしまいますし、推理小説で犯人を明かしてしまっては読む気も失せてしまいます。
書評の書き方のポイント③作品の背景を盛り込む
続いてご紹介する書評の書き方のポイントの3つ目は「作品の背景を盛り込む」ことです。書評には、ただその本を読むだけでなくこの作品が生まれるまでの背景を盛り込んでおくと、より手にとってみたいと思いたくなるでしょう。
たとえば「10年に及ぶ構想をへて生み出されたストーリー」と書いてあると、著者がどれだけ温めてきたお話なのかがわかります。また「3年にも及ぶ密着取材によってわかった真実!」と書いてあると、どんな真実なのかが気になってしまいませんか?背景を知ることで、より読者に身近に感じてもらいやすくなります。
書評の書き方のポイント④ブックレビューは自分の感想や評価を入れる
続いてご紹介する書評の書き方のポイントの4つ目は、「ブックレビューは自分の感想や評価を入れる」ことです。読む人が楽しみにしてくれているのは、あなたが本を読んで感じた感想や、どんな評価をしているかです。極端な感想や評価になると公平ではなくなりますから、あくまでも公平性を保つように意識しましょう。
あなたらしい感想や評価を重ねていくと、あなたの書評にもファンがついてくれることもありますので、このパートに1番重点を置くと良いかもしれません。
書評の書き方のポイント⑤構成の最後はまとめを入れる
続いてご紹介する書評の書き方のポイントの5つ目は、「構成の最後はまとめを入れる」ことです。この本を読んで、どんな人にオススメなのかや印象的だった場面を改めて入れることで、ブックレビューを読んでくれている読者に印象づけることができます。
たとえば女性向けの本の書評で「女子力を高めたい人にオススメ」と書いてあると、ちょうど女子力を磨きたいと思っていた女性は「読んでみようかな」と思ってくれることでしょう。本の紹介をみて買ってくれることになれば、それこそ書評の役割を果たしたことになるのです。
書評の書き方のポイント⑥まとめ方は箇条書きからでOK
続いてご紹介する書評の書き方のポイントの6つ目は、「まとめ方は箇条書きからでOK」ということです。最初から長い書評を書こうと思っても、何から書いたらいいのかわからないという人も多いと思います。そこで最初は箇条書きから始めてみましょう。
本を読みながらどんなところが面白いのか、印象に残ったのかをノートにメモしていきます。ページ番号も振っておくと、あとで振り返りやすくなります。本を読み終わったらこの箇条書きを元に、文章を組み立てていくと肉付けするだけで書評が完成していきます。
書評の書き方や例文3選
書評の書き方や例文①感想は根拠を書くと伝わりやすくなる
書評の書き方や例文の1つ目は、「感想は根拠を書くと伝わりやすくなる」ということです。ただ「楽しかった」「面白かった」と書いただけでは、本の内容はわかりませんし、どんな場面が良かったのかがなかなか伝わりません。そこでその根拠も合わせて書くことで、伝わる感想にしていきましょう。
たとえば「家族で旅行に行く場面の、みんなの掛け合いが最高に面白かった」と書いてあると、どんなシーンがあるのかが想像がつくようになります。また「反対意見についての取材もあると、より公正な意見になるのではないだろうか」など根拠を示すことでなぜ言及しているのかがわかりやすくなります。
書評の書き方や例文②ジャンルによって紹介する内容や書き出しを変える
続いてご紹介する、書評の書き方や例文の2つ目は、「ジャンルによって紹介する内容や書き出しを変える」ことです。本のジャンルはさまざまあり、小説や絵本、ビジネス書、自己啓発本など多岐に渡ります。これらのジャンルごとによって書く内容を変えていかないと、求められる書評とは食い違ってしまうこともあります。
たとえば小説ではネタバレしない程度の内容にとどめ、その世界観で何を感じたかどうかの感想を伝える内容がよいでしょう。ビジネス書や自己啓発本、実用書などの場合にはどんな内容や役立つ助言が書いてあるのかを紹介してくれていると、手に取りやすくなります。このようにジャンルによって内容を変える工夫をしましょう。
書評の書き方や例文③書評を紹介する場を意識する
続いてご紹介する書評の書き方や例文の3つ目は、「書評を紹介する場を意識する」ことです。書評を紹介する場が新聞などであれば「〇〇が大いに役立つだろう」などの硬い文体が好まれるでしょうし、逆にSNSなどのインターネット上で使うのであれば、「〇〇だけで変われるなんてびっくり」などの優しい口調が好まれます。
同じインターネット上でもブログやHPのテイストによっても文体を変えることで、効果的に読者に書評を届けることができるでしょう。色々な場面をイメージするには、想像力がいるものです。もっと想像力を高めたいという方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
書評の書き方の参考になる書評サイト5選
書評の書き方の参考になる書評サイト①書評の書き方を教えてくれるマナラボ
最初にご紹介する、書評の書き方の参考になる書評サイトの1つ目は、書評の書き方を教えてくれる「マナラボ」です。書評とは何かというところから、書評に書く内容、書き出しやそして書評を書くポイントまで総合的に教えてくれます。
それぞれの項目についても具体的な例をあげながら、わかりやすく紹介してくれていますので、情報を網羅しながら書評の構成について深く学ぶことができます。
書評とはなにか 書評を書くときの注意点とコツ 読書感想文との違い書評の書き方の参考になる書評サイト②シーン別の参考にMayonez
続いてご紹介する、書評の書き方の参考になる書評サイトの2つ目は、シーン別の参考になる「Mayonez」です。こちらのサイトでは、書評とは何かと書き出しや構成について、そして新聞やニュース、ブログやサイトなど場面に合わせた書き方について教えてくれます。
それぞれの特色についても細かく紹介してくれていますので、書評を書く場面によって書き換えをしたい人にとっては役立つサイトとなるでしょう。本の魅力を伝える書き方や、著者の核心に迫る方法など、人とは違う切り口で深く書評を繰り広げていくスキルも紹介してくれています。読み込むと幅広く活用できるサイトです。
書評とは?書き方のポイントと例文|新聞/ニュースなど書評の書き方の参考になる書評サイト③ブックレビューの構成はこぶたの鉛筆
続いてご紹介する、書評の書き方の参考になる書評サイトの3つ目は、ブックレビューの構成で参考にしたい「こぶたの鉛筆」です。どんなまとめ方をしたらいいのかさっぱりわからない人は、こちらのサイトを見ると、「できそうな気がする!」という気持ちになることでしょう。書き方のコツがまとめられています。
箇条書きの仕方や、概要の書き方など詳しく紹介しているほか、書き出しや構成など書評にはどんなことを盛り込んだ方がいいのか、逆にやらない方がいい注意点はどんなところなのかまで詳しく解説しています。基本のスタイルも紹介されていますので、構成で迷ってしまったらフォーマットに沿って書くとわかりやすいでしょう。
まず基本の型を覚えよう!苦手意識を克服するための書評の書き方書評の書き方の参考になる書評サイト④基本のまとめ方がわかるブックオフ
続いてご紹介する、書評の書き方の参考になる書評サイトの4つ目は、基本のまとめ方がわかる「ブックオフオンライン」です。こちらではブックレビューの使命や、書くべきことなど基本のまとめ方についてわかりやすく紹介しています。
書き出しや内容ではどんなところに気をつけたら、より良いブックレビューが書けるのかというコツについてもまとめてあるので、まとめ方で迷ってしまったときは基本に戻るといいかもしれませんね。
レビューを書いて感動を伝える!役に立つブックレビューの書き方書評の書き方の参考になる書評サイト⑤レポートのまとめ方ならガクセイ基地
続いてご紹介する、書評の書き方の参考になる書評サイトの5つ目は、レポートのまとめ方なら「ガクセイ基地」です。大学で書評のレポートが出たときに味方になってくれるサイトです。
読書レポートに書く内容や、どんな点に気をつけたらいいのかまで一通り書いてありますので、これを参考に書けばレポートも問題なく仕上げることができるでしょう。
読書レポートの書き方書評のまとめ方を活かしてブックレビューを書いてみよう!
書評は本を読んでいない人に向けて、公平な意見を述べて紹介するものです。誰にでもできることですので、あなたも身近なところから始めてみてはいかがでしょうか?誰かがあなたの書評を見て「読んでみたい」と思ってくれたら、素敵なことですね。
書評を始め、レポートなどの考察を書くときは迷ってしまうことも多いものです。そんなときはこちらの記事も参考にしてみてくださいね!
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