平素より・平素は・平素からの意味・使い方とは?平素を使った例文13選!
「平素より」「平素は」「平素から」といった言葉を耳にした事はありませんか?これらはビジネスシーンで頻繁に使用される言葉です。今回は「平素格別の~」「平素は大変なお世話に~」など例文を交えながら使い方や意味をご紹介する内容になっておりますよ!
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目次
平素より・平素は・平素からの意味とは?
平素よりの意味
平素より・平素は・平素からの意味の1つ目にご紹介するのは平素よりの意味についてです。まず最初に「平素」という字をどのように読むのかご存じない方がいらっしゃるかもしれませんね。「平素」は「へいそ」と読みます。読みあげて間違えてしまったら恥ずかしいですから覚えておきましょう。
「平素」には「普段から」「日頃から」という意味が含まれています。ですから「平素より」と言うならば意味は「日頃から」「普段から」となります。つまり前から関係のある人に向けて使う言葉と言うことになりますね。
平素はの意味
平素より・平素は・平素からの意味の2つめにご紹介するのは「平素は」の意味についてです。基本的には「平素は」も「平素より」と意味に違いはありません。しかし、後に続く言葉が変わってきます。
例えばお客様に送るビジネスメールで「いつもありがとうございます」という気持ちを伝えたい場合、「平素は格別のご高配を賜り」と続けるのが一般的です。これを「平素より格別のご高配を賜り」としてしまうとあまり使わない表現になってしまいますから使い分けが必要です。
平素からの意味
平素より・平素は・平素からの意味の「平素から」の意味についてです。「平素」自体に幾つもの意味があるわけではないので先ほどご説明した「日頃から」「普段から」という意味と違いはありません。
今回は「平素」というビジネス言葉をご紹介していますが、ビジネス言葉って難しいですよね。以下の記事では平素のように頻繁に登場する「何卒」の使い方についてまとめてありますから是非チェックしてみてくださいね!
平素より・平素はの使い方は?
ビジネスシーンでの使い方が一般的
平素より・平素はの使い方、1つ目にご紹介するのはビジネスシーンでの使用が一般的だと言う点についてです。日常生活で「平素」という言葉を使う場面はほぼありません。ですからご存じなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「平素より」という言葉はビジネスシーンで主に用いられる言葉になっています。日常会話でしたら「いつも大変お世話になってます」「日頃からご配慮頂いて」などと表現しますが、ビジネスシーンだとワンランク硬い表現で「平素より」「平素は」「平素から」を使用するのですね。
冒頭のあいさつに用いる
平素より・平素はの使い方、2つ目にご紹介するのは冒頭のあいさつに用いるという点についてです。「平素より」というのは口頭ではあまり使用しません。主にビジネスメールや手紙などで使用されます。
ビジネスメールや手紙の冒頭のあいさつとして用いられるパターンが多いです。後ほど例文をご紹介しますが「平素より格別のご高配を…。」などという書き出しでビジネスメールや手紙を書き始めるのが常識と言えるでしょう。
平素より・平素はの使い方、2つ目にご紹介するのは冒頭のあいさつに用いるという点についてです。「平素より」というのは口頭ではあまり使用しません。主にビジネスメールやてがみなどで使用されます。
接点のある相手にのみ使用する
平素より・平素はの使い方、3つ目にご紹介するのは接点のある相手にのみ使用するという点についてです。「平素より」「平素は」「平素から」には「日頃から」「いつも」「普段から」という意味を含んでいます。
ということは初めてやりとりをする相手や初対面であり、接点が何もなかった人に使用する事はできません。もともと知っていたり、接点があり「日頃から」「いつも」という表現がふさわしい相手にのみ使用するようにしましょう。
平素よりの例文7選
平素よりの例文①格別のご愛顧を
平素よりの例文、1つ目にご紹介するのは「平素より格別のご愛顧を」という例文についてです。これは取引先に提出する手紙や、ビジネスメールの冒頭のあいさつで使用する例文になっています。
「平素より格別のご愛顧を頂き、誠にありがとうございます。」という文面からスタートするととても良いビジネスメールや手紙になるのではないでしょうか。また注意したいのは「平素より格別のご愛顧を」と始めたら後には必ず御礼の言葉を続けるようにしましょう。
平素よりの例文②お心にかけていただき
平素よりの例文、2つ目にご紹介するのは「平素よりなにかとお心にかけていただき大変ありがとうございます」と言う例文です。こちらは先ほどご紹介した「ご愛顧」を使用する例文とは違い、挨拶として手紙の冒頭に添えるのはあまり良いとは言えません。
文面の流れで、「平素よりお心にかけて頂き」とナチュラルな意味や文面になるように注意しましょう。また、これも後に御礼の言葉や感謝の気持ちが分かるように表現しましょう。
平素よりの例文③弊社をご利用頂き
平素よりの例文、3つ目にご紹介するのは「平素より弊社をご利用頂き」という例文です。例えばあなたがいつも使用している物の制作会社に問い合わせのメールをしたとしましょう。その返事として企業が送って来る文面には、このように「平素より弊社をご利用頂き」という挨拶になるでしょう。
平素よりの例文④大変お世話になっております
平素よりの例文、4つ目にご紹介するのは「平素より大変お世話になっております」という例文です。先ほどご紹介したように「平素」には「普段から」という意味がありますから、普段から大変お世話になっている方に送るメールや手紙には「大変お世話になっております」を挨拶にしても良いでしょう。
平素よりの例文⑤格別のお引き立て
平素よりの例文、5つ目にご紹介するのは「平素より格別のお引立てを頂きありがとうございます」と言った例文です。これはお得意様などにビジネスメールや手紙を送る際に使用する事をおすすめします。
この例文のように「格別の」とつく場合は初めて取引する相手ではなく、長い間取引しているお得意様に向けて使用する方がお互いにナチュラルな表現になるかと思います。
平素よりの例文⑥ご愛顧賜り
平素よりの例文、6つ目にご紹介するのは「平素よりご愛顧賜り」という例文です。先ほど「平素より格別のご愛顧を頂きありがとうございます」という例文をご紹介しました。今回のものと何が違うかと言うと、こちらは「頂き」が「賜り」に変化しています。
あまり大きな違いではないかと思いますが、「頂き」と「賜り」では受け取る相手の印象が大分変わってきます。端的に申しますと「賜り」の方が丁寧な表現となっています。「頂き」でも問題は全くないのですが、より丁寧に敬語を使いたい場合は「賜り」を活用するとおすすめです。
平素よりの例文⑦弊社商品をご注文頂き
平素よりの例文、7つ目にご紹介するのは「平素より弊社商品をご注文頂きありがとうございます」という例文です。これはあなたがメーカーか何かのお客様担当者だったとし、問い合わせを頂いた相手への冒頭のあいさつとして活用すると良いでしょう。
社会人をしていると、郵便などを取引先に出す事も多いかと思います。レターパックという大変便利な郵便を出す場合、書き方などに特徴はあるのでしょうか?以下の記事ではビジネス向けのレターパックの書き方についてまとめられていますからチェックしてみましょう。
平素はの例文6選
平素はの例文①格別のご高配
平素はの例文、1つ目にご紹介するのは「平素は格別のご高配を頂きありがとうございます」という例文です。「格別」や「ご高配」という言葉が先ほどから度々登場している事がお分かり頂けるかと思います。
これらの言葉を組み合わせて、ビジネス文書の冒頭のあいさつとするのが一般的な「平素は」の使い方になるんですね。また「ご高配」という言葉ですが、こちらは相手の心配りに対して敬意を表すという意味があります。主に目上の人や対等な立場の人に向けて使う言葉になっております。
平素はの例文②当店をご愛顧頂き
平素はの例文、2つ目にご紹介するのは「平素は当店をご利用頂き誠にありがとうございます」という例文です。例えば、あなたが飲食店を経営していたとします。いつもお店に足を運んでくれるお客様に向けた案内の手紙などの冒頭のあいさつ文としてこちらを利用するとナチュラルです。
日本では昔から手紙などを書く際に決まりがあったり、あいさつ文が必要になったりします。ビジネスをする上でそのような言葉の使い方は覚えておくべきですから、一度しっかりチェックし直してみるといいかもしれませんね。
平素はの例文③お引立てを賜り
平素はの例文、3つ目にご紹介するのは「平素はお引立てを賜り」と言う例文です。あまり聞き馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらの例文の意味は「いつも私たちに気を遣って、様々な事を引き立てて頂きありがとうございます」という意味が込められています。
平素はの例文④格別のご高配にあずかり
平素はの例文、4つ目にご紹介するのは「平素は格別のご高配にあずかり」という例文です。こちらも「格別」や「ご高配」という、「平素」と組み合わせると相性のいい言葉を使用していますが「あずかり」という表現を使用しています。
「あずかり」というのは意味が間違っているのではないかと思われがちですが、このようなシーンでは丁寧な表現として割と遣われる表現になっていますから問題はありません。
平素はの例文⑤格別のご厚情
平素はの例文、5つ目にご紹介するのは「平素は格別のご厚情賜りありがとうございます」という例文です、「ご厚情」という言葉を「平素」と組み合わせるのはこれが初めてかと思います。「ご厚情」とは目上の相手に対していつも深い情けをかけて頂いていることを表します。
ですから相手に親切にして頂いたことや、お世話になっていることを指す言葉なのですね。この言葉には丁寧な表現である「賜り」と使用すると相性がいいかと思いますから参考にしてみてください。
平素はの例文⑥大変なご高配を賜り
平素はの例文、6つ目にご紹介するのは「平素は大変なご高配を賜り」という例文です。今まで「ご高配」という言葉を使った例文をたくさんご紹介してきました。「ご高配」自体が敬語表現としての使い方なので、「賜り」という丁寧な表現と組み合わせていいものかと思われるかもしれませんね。
しかし「ご高配」と「賜り」を同時に使用してもなにも問題はありません。敬語表現として丁寧で綺麗な使い方だと言えます。強いて言うならば同等な取引先や相手ではなく、目上の相手に使うとちょうどいいかもしれませんね。
平素より・平素はの英語表現は?
平素より・平素はの英語表現①平素からありがとうございます
平素より・平素はの英語表現、1つ目にご紹介するのは「平素よりありがとうございます」という言葉の英語表現です。この場合近い英語表現は「Thank you asa always」となります。かなりシンプルな英語ですから覚えやすいですよね!
平素より・平素はの英語表現②平素よりお世話になっております
平素より・平素はの英語表現、2つ目にご紹介するのは「平素よりお世話になっております」という意味の英語表現です。この場合は「Thanks for always being great support」が適当かと思われます。
正しい「平素」の使い方で立派な社会人になろう
いかがでしたか?「平素は」「平素から」「平素より」には様々な表現の例文があり比較的使い方が分かりやすいビジネス言葉ですよね!使い方をしっかりとマスターして、ビジネスシーンに活用させちゃいましょう。
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