電気毛布の電気代って安い?電気毛布とこたつの比較や節約法など紹介

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冬は暖房器具がないと快適に過ごせないという方が多いでしょう。こたつやエアコン、ホットカーペットや電気ヒーターなど暖房器具には沢山の種類があります。今回は電気毛布の電気代や節約方法についてご紹介します。購入を検討中の方も、すでに持っているという方もぜひ参考にされてください。

電気毛布の電気代って?省エネ?

1日1円ほど・1カ月40円ほど

電気毛布の電気代をご存知でしょうか。電気毛布のモードにもよりますが、大体1日で1.21円、1ヶ月36.3円かかります。商品によって違いはありますが、シングルサイズの場合、消費電力は強モードで31Wh、中モードが18Wh、弱モードで3Whとなっています。 電気毛布は布団を温めるものであり、強モードは52度ほどあるので、強モードのまま就寝する方は少ないかもしれません。強モードは布団を温めておくために使う方が良いでしょう。低温やけどの防止につながります。

他の暖房器具よりワット数が小さい

電気毛布は他の暖房器具と比べてワット数が少なく、消費電力も少なくなっています。消費電力は少ないですが、すぐ温かくなりますので、電気毛布を手放せないという方も多いかもしれません。 エアコンをよく使う方は、エアコンの電気代が冬になると高くなることもあるのではないでしょうか。電気毛布を体に巻き付けたり、ひざ掛けのような感覚でプラスすることで、エアコンの設定温度を低くしたとしても温かく過ごせるでしょう。エアコンの設定温度を変えることで節約にもつながります。

ホットカーペットより電気代は安い

電気毛布とよく比較されるホットカーペットですが、その消費電力は約8倍の違いがあり、電気毛布とホットカーペットでは電熱線の太さが違います。 電気毛布はひざ掛けのようにして使ったり、布団を温めるために使いますが、ホットカーペットは床に敷いて使います。床に敷いて使うとなると踏んだり、圧がかかることが多いでしょう。そのため電気毛布より、太く丈夫に作られています。 逆に電気毛布は電熱線が細いもので作られています。そのため電気毛布のほうが消費電力が少なく、電気代も安くなります。ホットカーペットの場合は、半分だけ温めたり、温度を少し低く設定することで節約につながりますので試してみてください。 また、ホットカーペットの電気代については「ホットカーペットの疑問が丸わかり!電気代は安い?古いのでもOK?」の記事も参考にしてみてください。

床に敷いてカーペット代わりにも

電気毛布は掛けて使うだけではなく、足元に敷いておくことでカーペット代わりにもなります。ホットカーペットよりも節約でき、軽くてかさばらないので、場所を取らずに収納できます。 敷くタイプのものと掛ける専用のものがありますが、両用でも4,000円未満で購入できるものもありますので、購入を検討中の方はぜひチェックしてみてください。ただし、掛ける専用のものを床に敷き、踏んだり重い家具をのせたりすると、故障の原因になります。

敷き電気毛布とこたつの比較

こたつより電気毛布の方が節約に

こたつは商品によってサーモスタット機能(温度調節装置)が付いているものといないものがあります。サーモスタット機能が付いていないこたつの場合の電気代は、1時間で約2~5円です。電気毛布は1日1.2円ほどなので、こたつより安くなります。 こたつの消費電力は600wと記載されているものが多いかもしれませんが、これは最大運転時の消費電力であり、こたつが温まるまでです。そのため、こたつが温まってからは、強モードで約200wになります。電気毛布は強モードで31Whなので、こたつより消費電力が少なく、節約なら電気毛布がおすすめです。

本体価格も電気毛布の方が安い

こたつはこたつ布団とセットでも本体価格が1~20,000円ほどします。電気毛布は掛け敷き両用でも3~4,000円で購入でき、サイズが大きいものもありますので、用途に合わせて選びましょう。大きいものは布団を温めたり、就寝時に使用し、サイズがコンパクトなものはひざかけや羽織って使用できますので、2枚用意しておくのも良いでしょう。 また、こたつの電気代については「こたつの電気代は高い?カンタンに試せる超実践的な節約の方法5つ」の記事も参考にしてみてください。

電気毛布の電気代節約のポイント

就寝前に「強」にしておく

就寝前の30分から1時間前に強モードで布団を温めておきましょう。寝る時にスイッチを切って就寝しましょう。冷たい布団に入ることなく湯冷めせずに眠ることができます。 つけっぱなしで寝てしまうと、暑くなって目が覚めてしまうことや、寝汗による風邪の原因になるので、注意しましょう。寒い場合は弱モードで就寝することをおすすめします。

足元だけなら電気あんかでさらに節約

湯たんぽを使ったことがある方は多いかもしれません。お湯を入れて使う湯たんぽと同じような役割をしてくれるのが電気あんかです。 湯たんぽはお湯を入れるため、水を沸騰させるのに電気を使ったり、ガスを使うこともあるでしょう。種類によっては沸騰させたお湯をそのまま入れると変形してしまう場合もあります。 電気あんかは電気毛布と同じで電気で温め、湯たんぽと似たような見た目をしています。足元だけなら十分温まりますし、強モードで1時間約0.15円です。足先が冷えて眠れないという方はぜひ試してみてください。

電気毛布を使う際の注意点

古い電気毛布は暖かさ半減

他の暖房器具より安く、節約もできる電気毛布ですが、意外にも寿命は短く、早ければ数年で温かさを感じなくなることもあります。温度センサーヒーターが傷むことに原因があり、寝汗をかいたままの使用や、コードの保管をおろそかにすることでも寿命は縮まります。一般的に3~5年といわれていますが、5年以上持つ方や、1年で温かさを感じなくなった方もいるそうです。取扱は丁寧にしましょう。

つけっぱなし就寝で低温やけどに注意

つけっぱなしで寝てしまうと低温やけどをするの恐れがあります。また、電気毛布で体を常に温めておくことで、体の機能がマヒしてしまうこともあります。 疲れが取れにくくなったり、免疫力が低下することによって、風邪や病気にかかりやすくなるかもしれません。中には脱水症状により脳梗塞で運ばれた方もいらっしゃいますので、使い方は十分気を付けましょう。

まとめ

暖房器具の中でも安く、温かく、節約になる電気毛布についてご紹介しました。冬になると電気代が高くなるご家庭も多いかもしれませんが、低温やけどや脱水症状に注意して、電気毛布で節約しながら快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。

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