こたつの電気代は高い?カンタンに試せる超実践的な節約の方法5つ

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エアコンや床暖房を利用する人が増えていますが、昔ながらのこたつが欲しい人もいます。エアコンや床暖房と違い、すぐに暖まるこたつの電気代は高いのでしょうか。また、こたつよりも省エネの暖房器具はあるのでしょうか。実際のこたつの電気代や節約方法を解説します。

こたつの電気代とは?

昔からよく使われているこたつですが、実際の電気代をご存知でしょうか。1時間使うといくらなのか、毎日6時間使うと1カ月の電気代はいくらになるのか気になるところです。

1時間あたり5円程度

通常サイズのこたつで1時間の電気代を計算してみると、電源を入れてから暖まるまでの時間は最大出力で1時間15円程度のパワーを使います。こたつ内が暖まり、温度調整を弱にした場合は1時間2円程度、強にした場合は1時間5円程度の電気代が必要です。

1日6時間使用でも1カ月900円

こたつの電気代は1時間2円から5円なので、1日6時間使用しても1カ月の電気代は900円程に収まります。なお、古いタイプのこたつと新しいタイプのこたつでは、性能に差がありますので電気代が違ってくることもあります。

こたつの消費電力とは?


こたつの消費電力は、どれくらいなのでしょうか。他の暖房器具と比べて電気代は高いのでしょうか。その他の暖房器具と比べてみました。

最大でも600wほどでおさまる

こたつの消費電力は一番高いときでも600Wで収まります。ただし、一番高い600Wのときというのは、電源を入れてすぐの状態で一時的な消費電力です。 こたつ内が暖まると80Wから200Wの低消費電力で使用できますが、掛布団と敷布団のあいだに隙間があるとこたつ内の温度が上がらず、高い消費電力を維持してしまうので電気代が高くなってしまいます。

ホットカーペットよりも節約可能

3畳用のホットカーペットは最大出力で740W程度ありますが、半分の出力で使用した場合でも370W必要になるので、ホットカーペットは電気代の節約には向いていません。省エネや節約を考えると、こたつを使うほうが電気代は半分程度に節約することができます。 また、ホットカーペットの電気代については「ホットカーペットの疑問が丸わかり!電気代は安い?古いのでもOK?」の記事も参考にしてみてください。

カーボンヒーターより安くなることも

電気代が安いと言われてきたカーボンヒーターですが、こたつと比べると割高になります。最新のモデルでも300Wあり、半分の出力で使っても、こたつより高い電気代が必要です。ヒーターはこたつよりも安価にて購入できますが、ランニングコストは高くなります。

エアコンよりも電気代は安い

エアコンの8畳用とこたつの電気代は同じくらいですが、こたつの設定温度を弱や中にした場合、こたつの電気代のほうが安くなります。 また、エアコンの電気代は大きな空間が関係するので、外気温や部屋の密閉性に大きく左右されます。購入時の金額もエアコンは暖房器具の中で高額な部類になるため、初期費用などを考慮してもこたつの方が安いと言えるのです。

古いコタツは今のこたつと何が違う?

古いこたつと今のこたつは何が違うのでしょうか。今のこたつは電気代も安いと言われていますが、どのように違うのか解説します。

基本的には同じ

熱を出すヒーター部分は「石英管」、「ハロゲン」、「コルチェ」があり、スイッチを入れてから早く暖まるものや、電気代が安いものに変わってきていますが、こたつの構造は、今のこたつも昔のこたつも大きな違いはありません。

こたつの電気代を節約するには?


こたつの電気代を節約するには、どうすれば良いのでしょうか。こたつの種類や機能をはじめ、簡単にできる節約方法を紹介します。

省エネこたつを買う

家電量販店に行くと、数多くのこたつが売られています。ハイテク技術を使ったこたつは、電気代も従来のこたつより安く、省エネこたつと呼ばれています。 天板全体にホットカーペットが入ったフラットヒーターや、ハイパワーで省電力のカーボンヒーター、人感センサー内蔵の消し忘れ防止付きこたつが、主に省エネこたつの代表的なものです。

サーモスタット機能を活用する

現在、発売されているこたつにはサーモスタットが付いています。サーモスタットとは、設定温度を超えると自動的に電源が切れ、こたつ内の温度が下がると電源が入るという、節電には欠かせない省エネ機能です。

断熱シートを利用する

床やテーブルなどからの冷気を防いで節電にも役立つのが断熱シートです。主に敷布団の下や、天板の下に敷くのが一般的で大きな効果が得られます。また、敷布団は厚みのある省エネ用のこたつ布団を使えば、さらに効率的です。

こたつのつけっぱなしには注意

どんな電化製品でも、つけっぱなしにすると電気代は高くなります。こたつも同じで、消してしまうと次に入るときに冷たくなってしまうので、つけっぱなしにする人もいますが注意が必要です。 さらに、電気代のことばかりではなく、低温やけどや火事にもつながることがあるので、つけっぱなしには注意しましょう。

エアコンなどを併用すればポカポカに

電気代だけなら一番経済的なのはこたつですが、こたつでは上半身は暖まりません。そのようなときには、経済的にもお得なエアコンを併用すると良いでしょう。 部屋全体の温度をエアコンで上げながら、足元はこたつを使いますが、体も部屋も暖まった時点でエアコンは消すことがポイント。どちらも付けておくと電気代は高くなり、節電になりません。

まとめ

こたつの電気代も使い方によって節約できることがわかりました。ホットカーペットやエアコンよりも電気代が安いこたつですが、熱源には何種類かあるので、新しく購入する場合はコルチェやカーボンヒーターなどの省エネタイプのこたつで節約してみましょう。

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