「急かしてすみません」の敬語表現は?使い方やビジネスメールでの例文もご紹介!
「急かしてすみません」を敬語表現にする場合、どんな言い回しをすれば良いのでしょうか?今回は、「急かしてすみません」の敬語表現や、使い方について紹介します!また、実際の例文を交えながら紹介するので、実生活でも活用しやすいですよ。是非チェックしてみましょう!
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
目次
急かしてすみませんの敬語表現とは?
「申し訳ありません」を使う
「急かしてすみません」を敬語表現にすると、「急かしてしまい申し訳ありません」になります。「急かしてすみません」だと丁寧語の表現にはならず、仕事関係や目上の人に使うと失礼です。そのため、「申し訳ありません」という言葉に変換して、より丁寧な意味に変えましょう。
また、「急かして」を「急かしてしまい」という表現に変える事も重要です。「急かして」だけだとフレンドリーな言葉になるので、「しまい」を付けて丁寧な意味に変えて下さい。特に、相手に何かをお願いする場合は、へりくだった敬語を使って表現しましょう。
「急がせてすみません」を敬語で表現すると、「急がせてしまい申し訳ありません」となります。相手を急がせるのですから、お願いする姿勢を崩さないようにしましょう。「恐縮ですが」「お忙しいところ」「大変に」などの言葉を付けて、より丁寧な言い方をするのもおすすめです。
より丁寧な敬語にするのもOK
「急かしてすみません」を丁寧語にする場合、先頭に「恐縮ですが」や「大変に」などを付けるのもおすすめです。「恐縮ですが、急かしてしまい申し訳ありません」という言い回しにすると、より相手に対して丁寧な表現になります。
特に、仕事を早く仕上げて欲しい時は、先頭に「恐縮」「大変」などの言葉を付けましょう。へりくだって表現すると、言われた相手も嫌な気持ちはしません。重要なビジネス関係の人に「急かしてすみません」を使う場合は、最も丁寧な言い回しになるように気をつけましょう。
「急かしてすみません」のように、相手に謝罪するような意味を持つ敬語は多いです。以下の記事では、「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」という言葉について、敬語や類語を紹介しています。上司や取引先に使う頻度が多い言葉なので、是非チェックしておきましょう。
急かしてすみませんの使い方
①相手が遅い時
「急かしてすみません」は、相手が遅い時に使用します。例えば、相手が待ち合わせに遅刻している場合や、締め切りを過ぎてしまっている時です。自分は早くして欲しいけれども、相手の状況を考えて「急かしてすみません」という表現を使います。
待ち合わせに来てもらったり、仕事を仕上げてもらったりするため、こちらは相手にお願いする姿勢を取らなければなりません。そのため、「急かしてすみません」と謝罪しながら、お願いをしている敬語表現になります。「早く来て下さい」と直接的に表現すると、無礼な態度とみなされるので注意しましょう。
②タイトなスケジュールをお願いする時
「急かしてすみません」は、タイトなスケジュールをお願いする時にも使います。例えば、3日以内に仕事を仕上げて欲しい場合、「急かしてしまい申し訳ありませんが、お願いします」と表現しましょう。タイトなスケジュールで、忙しくしてしまい申し訳ないという気持ちを表して下さい。
基本的に、「急いで下さい」という言葉は命令口調に捉えられます。そのため、相手を急がせたい場合は低姿勢な表現を使用しましょう。命令口調な言葉を、上司や取引先の相手に使用すると失礼になってしまうので、絶対に止めて下さい。
メール編|急かしてすみませんの例文
①相手に連絡の催促をする時
仕事の納期が過ぎてしまっている場合は、「急かして申し訳ありません」を使って、相手に急いで欲しいという気持ちをアピールしましょう。この場合、納期を過ぎている相手側に非がありますが、上司や取引先の場合は強い表現にならないように気をつけましょう。
「お忙しい所急かしてしまい申し訳ありませんが」と相手の事情を配慮するような言葉を付ける事で、丁寧な言い回しになります。また、「早急にご対応いただけると幸いです」と文末に付け加えると、相手に対して急かす意味も含める事ができますよ。
お世話になっております。先日お願いした新プロジェクトの件ですが、納期を1日過ぎております。お忙しい所急かしてしまい申し訳ありませんが、早急にご対応頂けると幸いです。
②タイトなスケジュールでの仕事をお願いする時
タイトなスケジュールを相手にお願いする場合も、「急かしてすみません」を活用しましょう。自分側の都合で、相手に忙しいスケジュールをお願いするため、謝罪の気持ちを全面的に出して下さい。「大変恐縮ですが」という丁寧語を加える事で、相手に対して申し訳ないという気持ちをアピールできます。
また、「何卒ご容赦下さい」という丁寧語を加えるのもポイントです。「申し訳ないが、どうか理解して下さい」という意味を含める事ができて、お願いがしやすくなります。「ご理解いただけると幸いです」などの丁寧語に変更しても良いですよ。
メールで「急かしてすみません」を使う場合は、対面以上に注意を払う必要があります。メールだと相手の顔や様子が見えないので、表現を間違えると怒らせてしまう可能性があるからです。メールの場合は、対面以上にへりくだった言い回しを心がけましょう。
お世話になっております。先日の会議でお話ししたプロジェクト案ですが、納期を1週間後に設定させて頂きたいです。××様には、お忙しい中急かしてしまう事となり大変恐縮ですが、何卒ご容赦下さいませ。
③不手際があった場合
自分の手違いで相手を急がせる場合も、「急かしてすみません」を利用しましょう。自分のミスによって相手に変更や訂正をお願いする時は、謝罪の気持ちを全面的に押し出して下さい。「誠に申し訳ありません」という謝罪の言葉と、「急かしてすみません」を混ぜる事が大切です。
自分のミスで相手を急がせる時は、かなり慎重になって文面を考える必要があります。メールだと対面のように相手の顔色を見れないので、最初からかなり丁寧な言葉遣いをしましょう。メールを送った後に、電話をしたり直接会ったりして、再度謝罪するのも良いですよ。
この度は、当方の手違いにより添付資料に不備がございまして、誠に申し訳ありませんでした。お忙しい中急かしてしまい恐縮ですが、3日以内に訂正してご提出頂ければと思います。 ××様におかれましては、当方の不備によりお手間を取らせてしまい、申し訳ありません。
対面ビジネス編|急かしてすみませんの例文
①こちらの手違いだった場合
手違いで相手に間違った集合場所を連絡していた場合、電話で謝罪をしましょう。自分の非を謝罪するとともに、早急に正しい集合場所に来て欲しいという意思を伝えます。「お疲れの所急かしてしまい申し訳ありません」と、相手を気遣う言葉を加えて活用しましょう。
また、「すみません」という意味の言葉を複数回使用するのもポイントです。完全に自分のミスであるため、相手に謝罪する気持ちが重要になります。ミスをしてしまった事に対する謝罪と、急かしてしまう事に対する気持ちを組み込んで下さい。
先日お送りしたメールですが、当方の手違いで本日の会場とは別の住所を記載しておりました。誠に申し訳ありませんが、至急××ホールまでお越しくださいますようお願い申し上げます。お疲れの所急かしてしまい、本当に申し訳ありません。
②こちらに来てもらいたい時
ミーティングなどに相手が遅れており、早急に来てほしい場合も「急かしてすみません」を使いましょう。「急かしてしまい申し訳ありませんが」を付け加える事で、丁寧な表現になります。取引先や上司に対しては、相手に不手際がある場合でも、「急かしてすみません」とへりくだった表現をしましょう。
また、相手が遅れている理由を考慮するのも重要です。相手が忙しい事を前提にして、「お忙しい所急かしてしまい申し訳ありません」という表現にすると、丁寧な言い回しになります。
お世話になっております××商事の××です。本日のミーティングですが、開始時間を過ぎております。お忙しい所急かしてしまい申し訳ありませんが、至急ご参加下さいませ。
③早く資料が欲しい時
頼んでおいた資料が早く欲しい時は、「急かしてすみません」を活用しましょう。相手を急がせるお願いなので、「大変申し訳ないのですが」と付け加えるのが重要です。また、いつまでに欲しいのかを明確化すると、相手に対して親切ですよ。
お疲れ様です××です。先日お願いした××建設の参考資料についてご連絡しました。お忙しい所急かしてしまい大変申し訳ないのですが、今日中に頂けると嬉しいです。
急かしてすみませんの類義表現とは?
①かなり丁寧な言い方の場合
「急かしてすみません」の類義表現には、「お急ぎ立ててしまい申し訳ありません」があります。「急かしてすみません」をかなり丁寧に表現した言葉なので、目上の人に使用しましょう。意味的には「急かしてすみません」と同じですから、メールでも対面でも使えます。
②仕事をお願いする時に使う場合
「御用立てしてしまい」も、「急かしてすみません」の類義表現になります。相手に用事を作ってしまう事に対する言葉なので、仕事をお願いする時や会議に来てもらう際に使いましょう。「御用立てしてしまい申し訳ありません」など、へりくだった表現と合わせて使って下さい。
③催促する場合
「急かしてすみません」の類義表現には、「催促してすみません」も含まれます。何か仕事を早く仕上げて欲しい時は、「催促して申し訳ありません」と付け加えましょう。自分が催促している事を自覚しているというアピールにもなります。
急かしてすみませんを正しく使おう!
ビジネスシーンでは、「急かしてすみません」を正しく使うのが重要です。「恐縮」や「申し訳ありません」などと組み合わせて、相手に失礼の無い言葉遣いを心がけましょう。また、「急かしてすみません」の類義表現を知る事で、表現の幅が広がりますよ。
以下の記事では、「お忙しい中」の使い方や類語を紹介しています。「急かしてすみません」と組み合わせて使える言葉なので、チェックしておきましょう。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。