体育のレポートの書き方って?分かりやすい例とポイントも併せて紹介!
体育のレポートに、何を書けばいいか悩んではいませんか?ここでは体育のレポートにおすすめの、書き方例を紹介します。また、どのようなテーマを選べばいいかも合わせて紹介するので、レポートで困ったときは是非参考にしてくださいね!
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
目次
体育のレポートの書き方とは?
①序論・動機
1つ目の構成は序論・動機です。レポートの書き方は正しい構成が重要になります。まずは体育のレポートを書くにあたって、何故そのテーマを選ぶことになったのか、理由を書きましょう。この理由には特に決まりはないので、自由に書いてOKです。
例えば中学生、高校生の場合自分が所属している部活をテーマに選ぶのもおすすめです。普段スポーツをしていない場合は、今年開催されているスポーツの大会や、オリンピックといった身近なものをテーマに選ぶのも大丈夫です。
②本論・結果
2つ目の構成は本論・結果です。レポートのメインとなる部分で、実際に調査して何がわかったのかを簡潔にまとめましょう。この時、まだ感想は書かず、調査に対する結果のみを書くのがポイントです。
序論から本論への流れについては、例を出すと「サッカー部所属なのでサッカーの歴史について調べた」という序論から、「サッカーは〇年前からあり、その起源は〇であることが分かった」という流れになります。
③結果の細分化
3つ目の構成は結果の細分化です。2つ目の構成で結果についてまとめましたが、調査結果がいくつかある場合は、項目を作り一つずつまとめていくのがおすすめです。
例えばサッカーがテーマの場合、サッカーの起源と歴史、サッカーが世界へ広まった理由、現代社会におけるサッカーの存在、などと、項目ごとに内容をまとめた書き方がおすすめです。
④感想・まとめ
4つ目の構成は感想・まとめです。最後の項目では、自分が決めたテーマについて調べた結果への感想を書きます。感想は個人的な意見でも大丈夫なので、自分が素直にどう感じたかをまとめる書き方にしましょう。
「今回調べたところ、このような結果が分かった」というまとめから、「これについて、私はこう感じた」と感想につなげる書き方がおすすめです。最後に、「今後はこうしたい」という熱意、意欲を足すと、よりまとまりのいい感想になります。
なお、レポートの基本構成については別の記事でも詳しく紹介しています。分かりやすく見せるためのポイントなどを知りたい方は、是非こちらも参考にしてくださいね。
体育のレポートのまとめ方のポイントとは?
①スポーツの成り立ちや歴史についてまとめる
1つ目はスポーツの成り立ちや歴史についてまとめる方法です。体育のレポートでテーマを決めたら、テーマを更に細分化して方向性を決めていきましょう。例として、「水泳」をテーマにします。
水泳というテーマだけでは、ジャンルが広すぎてまとまりのないレポートになってしまいます。水泳の何についてをメインテーマにするか、様々な着眼点から方向性を決めましょう。
スポーツの成り立ちや歴史についてをテーマにする場合は、そもそも何故そのスポーツが生まれたのか?どのような歴史背景があるのか?などをまとめるのがおすすめです。
②スポーツの具体的なやり方・技法についてまとめる
2つ目はスポーツの具体的なやり方・技法についてまとめる方法です。歴史が苦手な場合は、スポーツのやり方をメインテーマにするのがおすすめです。水泳の場合は泳ぎ方となります。
基本のバタ足からバタフライ、クロールなど、泳ぎ方の方法を詳しく説明します。姿勢、腕の動き、脚の動き、息継ぎのやり方など、初心者でもわかるよう丁寧に説明するのがポイントです。
③スポーツが与える健康への影響についてまとめる
3つ目はスポーツが与える健康への影響についてまとめる方法です。水泳がテーマの場合は、「人は泳ぐことでどのような健康が得られるのか?」という方向性となります。
水泳はどのような健康効果があるという書き方や、水泳をすることでどの部分の筋肉が鍛えられるかといった書き方もおすすめです。少し方向性を変えて、水泳によるダイエット効果というテーマにしても、面白いレポートになります。
④スポーツに関連する知識についてまとめる
4つ目はスポーツに関連する知識についてまとめる方法です。どうしても決められたスポーツについて興味、関心が湧かない場合、関連する知識についてをテーマにする方法もあります。
例えば水泳がテーマなのに水泳が苦手な場合は、「水着のデザインが与える泳ぎへの影響」という方向性でも、テーマに合った内容となります。歴史が好きなら「戦国時代の泳ぎ方について」という切り口でも、テーマから外れずレポートがまとまります。
体育のレポートの書き方例文とは?
①調査背景の例文
1つ目は調査背景の例文です。レポートの冒頭にあたる部分では、何故自分がこのテーマを選んだのかを書きましょう。「面白そうだったから」という風に、漠然とした理由ではなくきちんとした動機を書くのがポイントです。
自分が所属している部活について書く場合は、それを理由にするのもおすすめです。それだけでなく、何故詳しく調べたくなったのかも、しっかりと説明しましょう。
私は現在、水泳部に所属している。しかし、そもそも何故水泳がスポーツ競技として行われるようになったのか、理由を知らずにいた。そこで、いつどのように水泳が競技として行われるようになったのかを調査した。
②調査結果の例文
2つ目は調査結果の例文です。レポートのメインとなる部分なので、調べた事の結果についてできるだけ詳しく書きましょう。結果の書き方は、順序が前後しないよう筋道を立てて書くのがポイントです。
例文のように、まずは歴史で最も古い情報からまとめ、時代を追ってどのように現代へ近づくのかをまとめましょう。時間の流れに沿ってまとめるのが、わかりやすく読みやすい書き方です。
調べたところ、人類が水泳を始めたのは古代ギリシア・ローマ時代にまでさかのぼる事が分かった。しかし競技として取り入れられたのは9世紀のイギリスであり、この時代に速さを競う形式が生まれた。水泳がオリンピック競技になったのは、1896年の第1回アテネ大会からである。
③感想・まとめの例文
3つ目は感想・まとめの例文です。調べたことに対する感想は、自分が思った気持ちを素直に書くのがポイントです。単純にただし、「大変だった」や「難しかった」などの感想はNGです。
大変だった場合も、「予想以上に歴史があり、その発祥までたどり着くのは大変だった」など、何故そう感じたのかを理由に書きましょう。最後に感想を含めまとめれば、レポートの完成となります。
水泳そのものは、原始時代からあるものだとわかった。しかしそれを競技にしたのは、19世紀と近代になってからである。今回の調査で元々は生活の一環であった水泳が、スポーツ競技になるまでの歴史がわかった。今後は更に、オリンピックにおける水泳の歴史など、踏み込んだ歴史背景について調べたい。
体育のレポートテーマの選び方は?
ここからは、体育のレポートテーマを選ぶ際のコツやポイントを紹介します。具体的にテーマが決まらないというときは、是非選ぶ際の参考にしてくださいね。
①話題のジャンルから選ぶ
1つ目は話題のジャンルから選ぶ方法です。体育のレポートはスポーツ関連がメインテーマとなります。スポーツといえば、オリンピックをはじめあらゆる大会などが開かれますよね。
「東京オリンピックの開催があるため、オリンピックの歴史について調査した」というように、話題性のあるものをテーマに選ぶのもおすすめです。ただし、話題のジャンルはネタがかぶりやすいので、なるべく踏み込んだ内容に絞るのがおすすめです。
②好きなジャンルから選ぶ
2つ目は好きなジャンルから選ぶ方法です。どのようなレポートでも、自分が好きなものなら書きやすいですよね。普段から興味、関心のあるスポーツジャンルについて調べるのもおすすめです。
例え自分でやったことがなくても、野球観戦が好きなら野球をテーマにするのも、書きやすいテーマの決め方になります。自分ではやらないけど見るのが好き、というスポーツでも、テーマに選べますよ!
③嫌いなジャンルから選ぶ
3つ目は嫌いなジャンルから選ぶ方法です。あえて嫌いなものをテーマに選ぶのも、ユニークな視点によるテーマになります。ただ嫌いという感想だけでなく「はじめは嫌いだったが、調べた結果このような関心が湧くようになった」と前向きにまとめるのがコツです。
走るのが苦手な人の場合は、マラソンやリレーといった走る競技を、どうすれば楽しめるようになるのかをまとめるのもおすすめです。どうしても好きなものが見つからない場合は、嫌いな方向性からも攻めてみましょう。
保健体育のレポートテーマの選び方は?
①身近な病気についてをテーマにする
1つ目は身近な病気についてをテーマにする書き方です。同じ体育のレポートでも、保健体育になると方向性が変わってきます。レポートを書くポイントは、病気、怪我、健康といったものをテーマに選ぶことです。
身近な病気の場合は、「生活習慣病について」というテーマや、「風邪について」というテーマもおすすめです。何故そのような症状を起こすのか、その原因と理由についてをまとめて、対処法を結果にしてみましょう。
②緊急時の応急処置法をテーマにする
2つ目は緊急時の応急処置法をテーマにする書き方です。保健体育のレポートでは、実生活で役に立つ内容をテーマにするのもおすすめです。例えば怪我をした時の応急処置法なら、調べた結果が実際に役立つものですよね。
ポイントは、テーマを決めた動機をしっかりと書くことです。「日本は自然災害が多く、いつどこで怪我をするかわからないため、応急処置法について知りたいと思った」など、具体的な理由を書きましょう。
③身近な物事の健康被害についてをテーマにする
3つ目は身近な物事の健康被害についてをテーマにする書き方です。どうしてもテーマを選ぶのが難しい場合は、身近なものをピックアップするのがおすすめです。
例えば「スマートフォンを使いすぎると、どのような健康被害が出るのか?」というテーマも、身近なものになります。自分が体験したことだけでなく、実際にそのテーマについてをまとめた文献や、ホームページなども参考にして、説得力のある内容にまとめましょう。
なお、書きやすいレポートの書き方については別の記事でも詳しく紹介しています。テーマが浮かばないときは、是非こちらも参考にしてみてくださいね!
体育のレポートに関する構成や書き方を覚えよう!
体育のレポートを書く際は、体育と関係のあるスポーツについてをテーマに選ぶのがポイントです。基本の構成を覚えて、正しいまとめ方をすることで読みやすいレポートになります。体育のレポートを書く中学生、高校生は是非参考にしてください!
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。