【知らなかった】レポートと論文の違いって?卒論前に書き方の違いを要チェック!

大学の課題などで出るレポートや論文に違いがあることをご存じでしょうか。同じように考えがちなレポートや論文ですが、大きな違いがあります。今回は、レポートと論文の違いについてご紹介します。レポートと論文の違いを理解して、良い評価が受けられるようになりましょう!

【意味】レポートと論文の違い3つ

①意見か仮説か

プレゼンする男性

レポートとは自分の意見を書くものであり、論文とは自分が発見した新しい仮説を書くものと意味に違いがあるため注意が必要です。レポートは、大学の講義や渡された資料に対して、自分で調べた上で感じたことや考えたことや意見をまとめたものとなります。

それに対して論文は、自分が発見した新しい仮説やこうではないかとひらめいた事案などの、どこがどう正しいかを論じるものとなります。したがって、自分がどのようにその仮説を発見し、どのようにしてその仮説が正しいという考えに至ったかの過程を書くことが論文の醍醐味です。

論文の最大の意味を見失うと、論文が論文でなくなってしまう可能性が高いです。自分の立てた仮説やひらめいた事案などの正しさをひたすらアピールするのではなく、どのような形や流れで正しいものだとアピールしていくと、読み手の理解が得られやすいかにも注意する必要があります。

②講義の内容か自分の調査か

誰もいない教室

レポートは講義や講習会などの内容をまとめたものが多いのに対して、論文は自分で調査や実験や研究などを行って書かれたものと意味に違いがあるため、書く時には注意が必要です。

レポートが課題として出る流れとして多いのが、今日の大学の講義の内容を次回の講義までにレポートにまとめるというものです。したがって、レポートでは講義の内容が何を意味していたかや、講義で渡された資料が意味することをキチンと読み取る能力があるかを試されていることが多いです。

それに対して論文は、卒業論文に代表されるように自分が疑問に思ったことや自分がこうではないかと思ったことに対して、調査や実験や研修など行いまとめたものになります。したがって、問題提起能力や調査能力や実験能力や研究能力、それらを分析して証明する能力があるかないかを試されていることが多いです。

③与えられたものか自分で追い求めたものか

沢山の本に突っ伏す女性

レポートは第三者から与えられる流れなのに対して、論文は自発的な研究心によって書かれたものと意味に違いがあります。レポートは、大学の講義の後に提出を求められたり、講習会の後日に提出を求められるなど、講義や講習会などを行った側から与えられる流れで課せられることが多いです。

それに対して論文は、大学生だけではなく研究者や社会人などが長年疑問に思ってきたことや、研究してきた結果が判明したことを世の中に知らせるために書くものです。したがって、誰かに与えられた課題などではなく、自らが追い求めてたものを文章にしてまとめた、いわゆる集大成ともいえるものです。

【構成】レポートと論文の違い2つ

①レポートは論証がなく論文は論証あり

プレゼンする女性

レポートは構成の流れの中に論証する部分はありませんが、論文は構成の流れの最後に論証する必要があるので書く時には注意が必要です。レポートでは、すでに論証されていることをテーマに書くことが多いです。したがって、論証する必要はなく、その事実が意味することをどう理解しているかについて書く必要があります。

それに対して論文は、あまり論証されてない事柄や誰も論証していない事柄をテーマにします。したがって、同じようなテーマについて論証された資料や実験や調査などをもとに論証する必要があります。

しかも、論文ではこの論証の部分が肝となってきます。当たり前ですが、この論証の部分で信憑性のある資料やデータを使うことで、論文に厚みが出ます。また、論文で語る仮説の正しさも相手に伝わりやすくなります。したがって、論文の論証の部分は注意深い書き方をする必要があります。

②レポートは枚数が少なめで論文は多め

沢山の本を読む女性

レポートは一般的に原稿用紙1~10枚ほどと少ないのに対して、論文は原稿用紙30~100枚ほどと多く、書く量に違いがあります。

レポートは、大学の授業などで課せられることが多いこともあり、次回の講義がある数日後から1週間後に仕上げられる量に設定されています。したがって、各枚数には限りがありますので書き方や流れを簡潔にしておく必要があります。

それに対して論文は、仮説に対して行った実験や調査や分析などを細かく書いた上で論証へつなげる流れが必要です。また、論文を評価する意見の1つとして実験や分析などがたくさんある方が信憑性が高いと考えます。したがって、書く量が多くなる傾向があり、卒業論文ともなると100枚を超えることも珍しくありません。

【書き方】レポートと論文の違い2つ

①必要な資料が少ないか多いか

本棚に並んだたくさんの本

レポートは書くために必要な資料が少ないのに対して、論文は書くために必要な資料が多い傾向があります。レポートに必要な資料は、大学の講義内で使っている書籍や配布物に加えて、自分の意見を決定づけるために必要だと思った書籍などを収集して書き始めます。

それに対して論文は、自分の立てた仮説が正しいとうことを証明するために、必要な資料を集め続けなければなりません。時には、仮説を論証するために出した説に対する論証が必要となることもあるため、必要な資料が増えていくこともあります。

そのため、論文は何度も改訂しながら仕上げる書き方をします。そして、改訂するたびに必要な資料は増えます。時には、改訂前は必要なかった資料が必要になることもあります。したがって、一度収集した資料は破棄しないように注意が必要です。また、必要な資料がすぐに見つけられるように整理しておくことも大切です。

②時間をかけない書き方をするかしないか

置時計の横に置かれた資料

レポートは1週間から1か月と時間をかけない書き方をするのに対して、論文は半年から1年以上と時間をかける書き方をします。レポートは、大学の講義や受講した講習会などの内容を理解しているかどうかを知るために課すことが多いことから、期限は1週間から長くとも1か月と時間をかけない書き方をします。

それに対して論文は、一度書き上げても何度も何度も改訂を繰り返して、論証が正しいことが伝わっているかやもっと伝わりやすい書き方がないかを検証し続けます。したがって、必然的に時間をかける書き方となります。特に、卒業論文ともなると1年以上かける人も多く、大学3回生より前から取り組むことも珍しくありません。

レポートと作文の違いは?

①考えたことか思ったことか

夢見るような瞳をした女性

レポートは客観的な意見などから自分を考えを書くのに対して、作文は自由に自分の思ったことを書けるという違いがあります。つまり、作文では映画の感想を書く際に、どんなに面白くないと評判の映画でも自分が面白いと感じれば「面白かった」と作文に書くことができます。

それに対してレポートでは、客観的な意見である「面白くない」を参考にした上で、倫理的に推論しながら書く必要があります。したがって、レポートは自由に自分の思ったことが書ける作文とは違い、色々な意見を踏まえた上で書かなければならないため、作文を書くときより注意が必要です。

②事実を踏まえているか想像交じりか

ノートに書く様子

レポートは客観的な事実を踏まえた上で書かれたものであるのに対して、作文は事実と想像の入り混じったものでもかまいません。作文は、あくまでも自分が経験し、自分が感じ、自分が思ったことを自由に書いてよい文章です。したがって、流れの中で自分の想像を入れて書くことも可能です。

それに対してレポートは、事実を踏まえていなければなりませんので、自分の経験だけで書いてしまうと多くの人に当てはまる事実とは異なるものとなってしまいます。したがって、自分が経験したことに近い調査や実験によって、自分の経験が多くの人が経験する事実であることを証明した上でレポートに書かなければなりません。

自分の自由に書いても良い作文ではありますが、就職試験の課題になることもあります。自由であるだけに、就職試験での作文の書き方や対策はキチンとしておかなければ良い結果を得るのが難しくなります。就職試験の作文について気になるという方は、下記の記事をぜひ参考にして、しっかりと対策しておきましょう。

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論文と小論文の違いは?

①研究や実験などの結果を書くか意見などを書くか

研究結果をまとめる様子

論文は筋道や流れを考えた上で研究の結果などを書くものであるのに対して、小論文は筋道や流れを考えた上で意見などを書くものという違いがあります。論文も小論文も論文と名がつくだけあって、筋道を立てて論じていくという共通点があります。さらに、事実に基づいたものでなければなりません。

その上で、論文では調査や研究や実験の結果を文章やデータなどにまとめます。小論文では、自分の意見と同じような他人の意見や全く異なる他人の意見を照らし合わせたりしながら、自分の意見が事実に基づいた万尾であることを論じていきます。

②文字数が多いか少ないか

文字を書く様子

論文は卒業論文や研究者の論文など文字数やデータ量が多いのに対して、小論文は500文字から多くとも2000文字程度と論文に比べると少なめです。小論文は、少ない文字数の中で始めから終わりまで同じテーマの下で論じていきます。

それに対して論文は、たくさんの文字数にたくさんのデータを加えた上で問題提起した上で仮説の主張、論証という流れで論じていきます。文字数が少ない小論文では、入試などいきなり課せられる場でも簡潔な表現が必要です。文字数が多い論文では、同じことを何度も論じないように卒業論文などでは何度も改訂を行います。

入試の小論文や卒業論文の書き出しでも必要となる問題提起ですが、意味や書き方をご存知でしょうか。知らないという方は、この機会に下記の記事とチェックして、レポートや小論文の書き方と合わせて知っておきましょう。

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レポートと論文の違いを理解して卒業論文を書こう!

レポートと論文には、意味や構成、書き方において多くの違いがあります。この違いを理解しないままレポートや論文を書いていると、自分では良い抗議のレポートや良い卒業論文を書いたはずなのに良い評価を受けることができないことがあるため、違いには注意が必要です。

また、レポートと作文や論文と小論文にも違いがあります。レポートも論文も作文も小論文も、時間をかけて書くものですから良い評価を得たいですよね。特に、大学入試の小論文や、大学の卒業論文ともなるとその評価で人生を左右しかねません。

良い評価をもらうためには、レポート・論文・作文・小論文それぞれの違いを知った上で、書き方を意識しながら注意して書くように心がけましょう。

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