【英語・前置詞】場所を表す言葉12選!意味の違いや使い分けをわかりやすく解説!

英語の前置詞は、日本語にはない概念なので日本人にとっては理解しにくく、分かりにくいものですよね。そこで、この記事では、場所を表す言葉である前置詞の意味の違いや使い分けを解説していきます。具体的な例文も沢山ご紹介していますよ。ぜひ参考にしてみてください。

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【空間編】英語で場所を表す言葉2選とその使い分け

前置詞atは「場所の一点」を表す

場所

前置詞atは、英語で「場所の一点」を表す際に使用します。例としては、学校や家、駅や玄関など、その場所の範囲がある程度限定される場所を表す際の使用です。

具体的な例文としては「I'm at the station right now.」「今、駅にいます。」、「Someone is at the front door.」「誰かが玄関にいます。」などが挙げられます。その表現したい場所が、点のイメージで比較的範囲が限定されている場合はatを使用しましょう。

前置詞inは「広い場所」「~の中に」と意味を表す

東京

前置詞inは、英語で「広い場所」や「~の中に」という意味で使用できる前置詞です。「広い場所」という意味で言うと、例えばどこか具体的な国や都市の名前、「~の中に」という意味なら家の中、公園の中などの形で使用します。

具体的な例文を挙げると、「I live in Australia.」「私はオーストラリアにいます。」、He is the oldest person in the villege.」「彼がその村で一番年を取っています。」などが挙げられます。

「~の中に」という意味では、「She is playing in the park.」「彼女は公園で遊んでいます。」、「My kids are in the house.」「私の子供は家にいます。」などの例文が考えられます。

atとinはその空間の広さで使い分けよう

マフラー

英語の前置詞であるatとinは、その空間の広さで使い分けを行いましょう。それぞれの空間の広さのイメージを頭の中でイラストでイメージしてみるのも有効です。どちらの言葉も日本語にすると「~で」となり、意味の違いが分かりにくくなります。

例文を参考にしてその違いを覚えておくことももちろんですが、空間の広さのイメージでそれぞれの違いを認識していくのも英語を使う際に役立ちます。ぜひ試してみてください。

【起点や方向性編】英語で場所を表す言葉3選とその使い分け


前置詞fromは「何かの出発点」を表す 

出発

前置詞fromは、「何かの出発点」を表します。fromを用いる場合、その場所の大きさは国や市、家や公園など大きいものから小さいものまで全てを含みます。また、例文によっては特定の場所ではなくfromの後に人などの目的語を伴う場合もあります。

fromを用いた例文を挙げると、「I'm from Japan.」「私は日本出身です。」、「My house is really far from the station.」「私の家は駅からかなり遠いです。」、「I ran away from her.」「私は彼女から逃げ出した。」などがあります。

前置詞toは「到達点、または到達点への方向」を表す

到着

前置詞toは「到達点、または到達点への方向」を表す前置詞として使われます。toを使用する場合もformと同様、その表す場所のスペースは小さいもの・大きいものどちらも含まれます。また、toを使用する場合は「右・左」などの方向を表すことも多々あります。

toを含む例文を挙げると、「I fly to Tokyo today.」「今日私は東京に飛びます。」、「Can you tell me the way to the station?」「駅までの行き方を教えてもらえますか?」などが挙げられます。これらの例文はかなり実用的なのでぜひ使ってみましょう。

前置詞forは「行き先や目的地」を表す

目的地

前置詞forは「行き先や目的地」を表す前置詞です。forの後に例えば旅先で訪れる地名や目的地を入れて使用することがほとんどと言えるでしょう。

具体的な例文としては、「When does she leave for Japan?」「彼女はいつ日本に発つの?」、「This train is bound for Shibuya.」「この電車は渋谷行きです。」などが考えられます。

from・to・forは表したいものの起点や方向性で使い分けよう

ベレーぼうし

from・to・forを使い分ける場合は、それぞれの起点や方向性で判断するようにしましょう。fromは起点になるもの、toは到達点や方向性、forは行き先や目的地を表します。違いが少し分かりにくいですが、ぜひ頭の中でしっかり整理して覚えてみてください。

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【動き編】英語で場所を表す言葉3選とその使い分け

前置詞intoは「 外から中へ向かう運動や方向」を表す

水

英語の前置詞intoは、「外から中へ向かう運動や方向」を表す言葉です。inのようにただ、どこかや何かの「中に」というだけでなく、「外から中に」というニュアンスが加わります。

具体的な例文を挙げると、例えば「The frog jumped into the water.」「そのカエルは水の中に飛び込んだ。」、「She lushed into the train.」「彼女はその電車の中に飛び乗った。」、「Look into the box.」「箱の中を見て。」があります。

前置詞out of は「中から外へ向かう運動や方向」を表す

運転

前置詞out of はintoと意味が逆で、「中から外へ向かう運動や方向」を表します。この前置詞も、outとは異なり、ただ外にいる、という意味ではなく「中から外へ」というニュアンスが加わります。

このout of を使った例文には、「We got out of the car.」「私たちは車から降りた。」、I took some money out of the bank.」「私はいくらかのお金を銀行から引き出した。」などがあります。

into・out ofは表したいものの動きで使い分けよう

ベランダ

into・out ofは、表したいものの動きで使い分けを行うようにしましょう。その動きが「外から中」であればinto、「中から外」であればout ofを使用します。意味の違いもちょうど対になっていますのでぜひ一緒に意味や使い分け方も覚えてみてくださいね。

【物理的位置編】英語で場所を表す言葉2選とその使い分け

前置詞onは「 場所の接触」を表す

パソコン

前置詞onは「場所の接触」を表す言葉です。何かが物理的に何かに接触していて、その上にある、乗っていると言いたい時に使用します。場所以外では、時間や曜日を表す前置詞としても知られています。

例文には、「The ball is on the table.」「ボールはテーブルの上にある。」、「Look at the picuture on the wall.」「壁にかけてある絵を見て。」、「There's a light on the ceiling.」「天井にライトがある。」があります。

前置詞overは「離れた真上の位置」を表す

飛行機

前置詞overは、「離れた真上の位置」を表します。onと逆で、2つのものが物理的に接触しておらず、離れた場所で一方がその真上に位置している場合に使用することが可能です。

例文には、「The bridge is over the river.」「その橋は川の上にかかっている。」、「One bird just flew over my head.」「ある鳥が私の頭のちょうど真上を飛んでいった。」などがあります。例文からも分かるように2つのものの位置を臨場感高く表します。

on・overは2つのものの物理的位置の違いで使い分けよう

友人

on・overは、2つのものの物理的位置の違いで使い分けをするようにしましょう。onは2つのものが接触している場合、overは接触はなく一方が一方の真上に位置している場合に用います。こちらも意味の違いがほぼ対となっているので覚えやすいでしょう。

【人の位置関係編】英語で場所を表す言葉2選とその使い分け

前置詞beforeは「人の前に」という意味を表す 

列

前置詞beforeは「人の前に」という意味を表す前置詞です。例文としては、「I was just before him.」「私はちょうど彼の前にいました。」などの形で使用できます。beforeの後に代名詞や人の名前を持ってくるだけなので使い方も簡単です。

前置詞afterは「人の後に」という意味を表す

並ぶ

前置詞afterは、「人の後に」という意味を表します。例文を挙げると、「I'll do it after you.」「お先にどうぞ。」などの表現があります。これも、beforeと同様、その直後に目的語や人の名前を持ってきて使用することができます。

前置詞before・afterはその人との位置関係で使い分けよう

スマイル

前置詞before・afterはその人との位置関係で使い分けましょう。意味の違いも「人の前」と「人の後」と対になっているのでとても覚えやすいです。どちらも例文と一緒に覚えて、英語を使う場面でぜひ活用してみてください。

英語で場所を表す言葉である前置詞を使いこなそう!

仲間

英語には場所を表す前置詞が沢山存在しますが、そもそも前置詞というのは日本語にない概念なので理解しにくいですよね。しかし、それぞれの意味や例文を整理しながら覚えていくと、そんなに難しくないものであることが分かります。

この記事の内容を参考にして、あなたもinやfrom、beforeなど英語で場所を表す前置詞をぜひ使ってみてください。丸暗記ではなく、イメージするとより分かりやすいですよ!前置詞が使えると、英語での表現の幅が広がること間違いなしです。

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