「人生」を表す四字熟語15選!人生訓や人生の節目に最適な言葉とは?
「人生」を表す四字熟語には、どのようなものがあるのでしょうか?知っておくと、人生の節目などに進むべき道を照らしてくれる可能性がありますね。人生訓や迷ったときの道標として、「人生」を表す四字熟語と、その意味について調べてみましょう。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
目次
人生を表す四字熟語|人生訓にしたい格言
①塞翁之馬(さいおうのうま)
「塞翁之馬」は、人生訓におすすめの四字熟語です。「塞翁」は砦の老人のことを指します。老人が飼っていた馬から落ちて足を折った息子が、怪我のおかげで徴兵を免れたという故事からきた格言ですね。
人生における幸・不幸は、そのときどきで変わるため予測しにくいことを表す言葉となっています。また、そのときどきの幸・不幸に一喜一憂しない方が良いことも示しているため、人生における教訓として良く使われます。
②殷鑑不遠(いんかんふえん)
「殷鑑不遠」も、人生訓として覚えておきたい四字熟語です。「殷」は古代中国の国の名前で、「鑑」は手本となる鏡を意味します。「不遠」は遠くないという意味ですね。殷王朝の戒めとなる手本は、遠い昔ではなく、すぐ前代の王朝の滅亡にあること示している言葉です。
転じて、人生における戒めとなる前例は、身近にあることを指しています。人の失敗を他人事と思わず、自分の戒めとして役立てるという人生訓になります。
③因果応報(いんがおうほう)
「因果応報」も、人生訓として押さえておきたい四字熟語になります。「因」は因縁や原因を表し、「果」は結果や報いを意味します。良い行いをすれば良い報いが、悪い行いであれば悪い報いがあることを示しています。
一般的には悪い行いに対する報いという意味が強いのですが、良いことにも報いがあるのですね。良い報いを受けられるよう、人生訓にしたい言葉です。
人生を表す四字熟語|人生の節目に使える格言
①青雲之志(せいうんのこころざし)
人生の節目に使える四字熟語には、「青雲之志」という、かっこいい言葉があります。「青雲」とは雲の上の青い空のことですね。徳を磨いて高潔な人間になろうとする心や、立身出世を成し遂げたいという気持ちを抱くことを表します。
人間は、どのような志を抱いたかで、その後の生き方が決まりますね。目標を決めるということは、人生の節目に繋がるので、澄み切った空のような志を抱いていきたいものです。
②心機一転(しんきいってん)
人生の節目に使える四字熟語には、「心機一転」という言葉もあります。こちらもかっこいい表現ですね。「心機」は心の動きのことで、「一転」はガラリと変わることです。
とある出来事をきっかけに、気持ちが良い方に切り替わることを表す四字熟語ですね。加えて、新たな気持や明るい気持ちで物事をやり直すことも表します。新天地に向かうときなどの、人生の節目で使っていきたい言葉です。
③送故迎新(そうこげいしん)
「送故迎新」も、人生の節目に使える四字熟語です。人を見送ったり迎えたりすることを意味する言葉で、とくに仕事場では前任者と後任者の送迎を表します。また、仕事に限らず、去っていく人を見送り、新たに来る人を迎えるときに使える言葉です。四月は、人生の節目となることが多い時期なので、使ってみると良いでしょう。
人生の節目に使える四字熟語には、ここで紹介したものの他にも、色々な言葉があります。こちらの記事で、目標や豊富に使える四字熟語をまとめているので、ぜひ併せてご覧ください。
人生を表す四字熟語|人生を楽しむことを表す格言
①益者三楽(えきしゃさんごう)
人生を楽しむことを表す四字熟語と言えば、「益者三楽」です。「えきしゃさんらく」とも読みますね。人が生きていくうえで好んで求める、三つの有益な楽しみを表す言葉です。
中国の孔子の言葉で、「礼儀と音楽をほどよく楽しむ」「人の美点を褒める」「徳のある立派な友人を多く持つ」という三つのことを得ることができれば、人生を楽しむことができるとされています。満ち足りた、かっこいい生き方ができそうなので頑張ってみましょう。
②悠悠閑適(ゆうゆうかんてき)
「悠悠閑適」も、人生を楽しむことを表す四字熟語となっています。「悠悠」は、ゆったりとして落ち着いた様子を表します。「閑適」は、心静かに楽しく過ごすことですね。毎日を落ち着いて、のんびり楽しむことができているときに使ってみると良いでしょう。忙しい現代では、憧れの生き方ですね。
③低徊趣味(ていかいしゅみ)
「低徊趣味」も、人生を楽しむことを表す四字熟語です。夏目漱石の文章に原典があると言われている言葉で、「低徊」は思いにふけりながら、行きつ戻りつすることを意味します。余裕もって人生を眺めることや、自然や芸術を楽しむことを表す四字熟語となっています。
人生を表す四字熟語|前向きな人生を表す格言
①気骨稜稜(きこつりょうりょう)
前向きな人生を表す四字熟語には、「気骨稜稜」というものがあります。「気骨」は自分の信念を貫き、他に屈しない気性のことを指します。「稜稜」は、威勢がよく厳しい様子を表します。自分の信念を曲げずに、かっこいい生き方を貫く人に使える格言ですね。困難があっても前向きに人生を切り開いていけることでしょう。
②一陽来復(いちようらいふく)
「一陽来復」も前向きな人生を表す四字熟語となります。「一陽」は、春の兆しのことで「復」は陰暦の11月や夏至を表す言葉になっています。冬の後に春が来るように、悪い出来事が続いた後は、必ず幸運に向かうことを意味する四字熟語となりました。不運が続いて気持ちが落ち込んだときに、前向きなれるよう使いましょう。
③前途洋々(ぜんとようよう)
「前途洋々」も、前向きな人生を表すのにピッタリの四字熟語です。「前途」は、将来のことや目標までの道のりを指す言葉ですね。「洋々」は水が豊富に満ちている様子を表します。転じて、これからの人生が大きく広がっていることを意味する四字熟語になりました。明るい未来を信じて、前向きに突き進んでいきましょう。
人生を前向きにさせてくれる四字熟語は、まだまだたくさんあります。こちらの記事では、前向きで良い意味の言葉や、かっこいい座右の銘になる言葉がまとめられているので併せてチェックしてみましょう。
人生を表す四字熟語|人生という旅と出会いの格言
①人生羈旅(じんせいせきりょ)
人生を旅に例えた格言となる四字熟語には、「人生羈旅」というものがあります。「人生」は、文字通り人の一生のことですね。「羈旅」は旅を表す言葉になります。
人生には楽しいことも困難なこともあります。人生における苦楽を、地形や天候の変化によって色々な景色を見ることできる旅に例えて、良いことも悪いことも取り込んで生きていくことの大切さを説いている四字熟語です。
②一期一会(いちごいちえ)
「一期一会」は、人生の中での出会いに関する四字熟語です。もとは茶道に由来する言葉で、「一期」は仏教用語で一生を表し、「一会」は出会いのことを意味します。人との出会いを一生に一度の縁と考え、大切にすることを説く言葉です。
日常で出会うにしても旅先で出会うにしても、人との出会いでは、誠心誠意向かい合うかっこいい姿で臨みたいですね。「一期一会」を意識して生活してみましょう。
③合縁奇縁(あいえんきえん)
「合縁奇縁」も、人生の中での出会いに関する四字熟語です。「合縁」は、深い情愛や人を愛し大切にする気持ちを表します。「奇縁」は、思いもよらない不思議なめぐり合わせの縁ことですね。互いに気心が合うか合わないかは、縁という不思議な力によるものだということを表しています。人生では良い縁を築きたいものですね。
人生訓になる四字熟語を見つけよう
人生を表す四字熟語には、じつに色々な言葉があります。前向きになれるもの、人生の節目に使えるもの、かっこいい生き方を目指せるものなど、幅広いバリエーションが揃っています。どれも今後のためになる意味を持つものばかりなので、ご紹介した四字熟語の中から、人生訓になるものを見つけてみてくださいね。
商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。