高速音読はコミュニケーションスキルに効果大!脳への効果や最適な本をご紹介
コミュニケーション能力や脳の回転に良いと言われている高速音読は、今脳トレの一環として人気の方法です。ここでは、簡単で今すぐできる高速音読のやり方や効果、おすすめな本についてご紹介します。ぜひみなさんも、高速音読を生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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目次
そもそも高速音読とは?
文章をできるだけ早く声に出して読むこと
高速音読とは、本などの文章をスピーディーに声に出して読む動作のことを言います。もっと簡単に言うと、小学校の頃に国語の授業でやってきた音読を素早く読み上げることこそが、まさに高速音読というものなのです。
今話題の流行の脳トレ
最近話題の脳トレですが、高速音読は今一押しの脳トレ方法の1つです。ドリルのように問題を読み解くわけではないため、自分で問題集やテキストを用意する必要もありません。新聞やそこにある本の文章を声に出して読むだけでよいため、老若男女問わず流行している脳トレです。
高速音読のやり方は?
①本や新聞の文章を用意する
高速音読が選ばれている理由の1つに、リーズナブルであると言う点が挙げられます。読むものを限定していないため、本でも新聞でも、文章さえあれば始めることができます。まずは、自分が読み慣れた本や、新聞などを用意してみましょう。
②早く読む
高速音読の基本は、とにかくスピーディーに読み上げることです。初めて行う方など、慣れない方は普通の音読からスタートしたり、中程度のスピードでも構いません。しかし、続けるうちに段々早く読むことにも意識を向けていき、自分でも早いなと感じるぐらいのスピードで読めるようにしましょう。
③しっかり声に出す
高速音読は、音読ですので声に出して読むことが大切です。このときの高速音読における声量は、小声でも大声でも特に問いません。声量を気にすることなく、とにかく声に出して読むことに集中して読んでいきましょう。
④噛まない
高速音読で最も注意したい点が、噛まないことです。いくら早く読んでいたとしても、読むものの文章の内容が噛み噛みでは読んでいても意味がなく、効果も半減です。とくに会話によるコミュニケーションでは、噛まない力も大切ですので、文章の内容を噛まないよう正確に読めるように練習しましょう。
⑤読むものの内容を理解する
高速音読は、ただ読めばよいというわけではありません。その本の内容をしっかり理解しながら読むことが大切です。こうすることで、コミュニケーションにおける理解力や読解力のアップにもつながります。この本は一体なにを訴えているのか、内容を読み解きながら進めましょう。
高速音読で得られる効果は?
①集中力の強化
高速音読をすることで、できるだけ正確にスピーディーに読もうと脳が集中します。脳が集中することで、集中力が養われるうえ、集中を続けようとする持久力も養われます。高速音読は特に、目で読むこと、声に出すこと、さらに理解することの3つの動作を一度に行えるため、効率的に集中力強化の効果が期待できるのです。
ちなみに、集中力が上がることで仕事の効率アップや、勉強の成績アップにも役立ちます。普段から集中力が続かなかったり、なかなか気が散って思うように集中できないという方にも、高速音読はとてもおすすめな方法です。
②コミュニケーション能力の強化
高速音読は、コミュニケーションにもよい効果をもたらすと言われています。コミュニケーションの大半である会話は、話す力が試される場です。会話をするうえで大切なのが、テンポと読解力です。高速音読は、高速で読むことでテンポの改善効果に役立ちます。また、様々な文章に触れることで読解力アップ効果も身に付きます。
ちなみに、さらなるコミュニケーション能力の強化に努めたい方は、高速音読の他にも次の記事も参考にしてみると良いでしょう。次の記事では、会話が続かない人のためにおすすめな会話のポイントを紹介しています。普段から会話が続かなくて困っているという人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
③記憶力の強化
高速音読では、文章を目で見て理解し、声に出すことで様々な要素を1度に行います。この複雑な動作を繰り返すことで、物事が覚えやすくなる効果があると言われています。そのため覚える力を鍛えることは、記憶力強化の効果も期待できるということなのです。
人間は加齢によって物事を忘れやすくなりますが、それは脳が衰えてきているからだとも言われています。脳を効率よく鍛えることのできる高速音読は、こうした物忘れ予防にもつながるため年齢を問わず何歳からでも始められます。
④読解力の強化
高速音読の良い点は、読むものの内容の理解を読むたびに深めることができると言うことです。内容を読み解く力である読解力は、本を読むことで鍛えることができる能力の効果ですが、何度も読むことで様々な視点から違った読み解きができるようになります。
読解力は、コミュニケーション能力でも使われる能力です。相手が何を言っているのかわからない人でも、高速音読で読解力が鍛えられれば、会話の中からその話の内容の本筋を探ることができます。話が長続きしないという人も、読解力を磨くことで新たな会話の糸口を見つけられるようになります。
高速音読をさらに効果的にするポイントは?
①繰り返し続けること
繰り返し続けることがおすすめな理由は、1つは本の内容を忘れないうちに理解するためと、もう1つは脳を毎日刺激することで鈍りを防ぐためです。ロスタイムが長ければ長いほど、記憶や鍛えた効果は零れ落ちやすくなります。せっかく鍛えた効果が半減しないためにも、繰り返し続けることが大切です。
ちなみに、3日坊主で繰り返し続けることが難しいという方は、朝や寝る前などベッドでやってみるのもおすすめです。忙しい時間帯ではなく、敢えてゆったりできるベッドルームで続けてみると、習慣化しやすくなるのでおすすめです。
②朝起きてすぐにやること
高速音読をすることは、脳に良い刺激をもたらします。とくに朝は、脳の回転が鈍く思考能力が低下しています。こんな時こそ、高速音読にはベストなタイミングです。朝からしっかり動き出したい人は、起きてすぐの高速音読で脳を活性化させてみましょう。
ちなみに、朝起きてすぐの高速音読をする際は朝日を浴びながら行うよいでしょう。朝日を浴びると、セロトニンと呼ばれる幸福ホルモンが出やすくなります。セロトニンには気持ちを明るく元気にしてくれる効果があるので、頭の回転に良い高速音読と併せることで心と脳をバランスよく保てます。
③自分に合った文章を選ぶこと
高速音読は、読むものは何でもよいものですが、より効果的に進めたいのであれば自分に見合った内容の文章をチョイスしましょう。例えば、初心者であれば読むものの内容が簡単な物語などがおすすめです。読むものの内容の難易度を少しずつレベルアップさせていきましょう。
ちなみに、お子さんがいる家庭ならお子さんが読まれるような絵本を選ぶのもおすすめです。普段読んであげている絵本なら、読み慣れているうえ話も入ってきやすいので初心者にも最適な教材となってくれることでしょう。
④声量のコントロールすること
高速音読では、声量は特に気にせず読むことができます。しかし、よりメリットある読み方がしたい方は、声量にも気を使ってみると良いでしょう。例えば、肺活量を増やしたいのであれば声量を大きくしてみたり、逆に読解力に集中したい人は声量を小さくしてみてもよいでしょう。
ちなみに、声量のコントロールは意外と難しいことでもあります。第一声目が、思っていた以上に大声だったり、反対に小声だったりすることも少なくありません。とくに一人暮らしだと声を出す機会が少ないので尚更です。高速音読をする際は、普段の声量がコントロールできるようにも意識して行ってみましょう。
高速音読におすすめな本は?
①1分間の速音読ドリル
お子さんから初心者までおすすめな本です。高速音読を始めてみたいけれど、身近に良い文章が見つからない時におすすめです。授業でも習う物語や詩、短歌や俳句などジャンルの違う読むものが多数詰め込まれているので飽きが来ません。お子さんなら、大きな声量で読み、肺活量を鍛えるのにもおすすめです。
②楽しみながら1分で脳を鍛える速音読
こちらは、先ほど紹介した1分間の速音読ドリルと同じ著者による本です。違いは、こちらの楽しみながら1分で脳を鍛える速音読の方が、読むものの内容が物語に特化してあると言う点です。内容を理解することで、読むものへの楽しみが生まれるため、毎日楽しく読みたい人におすすめです。
③心とカラダを整える おとなのための1分音読
こちらの本の特徴は、自分の心の状態に合わせて読み進めることができる本です。元気が出る音読、気持ちが落ち着く音読、音やせりふを楽しむ音読の3つのステージが設けられ、自分が読みたいなと思う内容を読むことができます。コミュニケーション能力のアップから、声量を上げて読めばストレス解消にもおすすめです。
④死ぬほど読めて忘れない高速読書
こちらは、高速速読のノウハウを理解しながら読み進めることができる本です。高速速読とはどんなものなのか、さらにはどのように行い、どう生かすことができるのか、実際に自分が実践しながら読み進めることができるため、コミュニケーション能力のアップにもつながる実用性の高い本となっています。
⑤1日3分 脳とのどを鍛える 音読落語
こちらは、のめり込むような楽しさが詰め込まれた本です。日本の文化である落語を収録しており、落語独特のテンポや笑えたり泣けたりする話が読み進められます。読解力がないことでコミュニケーションにいまいち自信がないという方には、とくにおすすめな本です。
高速音読で脳を活性化させよう!
コミュニケーション能力をはじめ、集中力、記憶力、読解力といった能力は普段の生活では今や必需とする能力の1つです。特に社会生活では、様々な要素が求められますが、自分で鍛えようと思ってもなかなか鍛えられるものではありません。
しかし、高速音読ならこれらの能力が効率的に鍛えられるため、脳の活性化に役立ちます。簡単に始められるうえ、最初は難しいと思っても繰り返し続けることで、誰でもできるようになってきます。ぜひみなさんも、自分磨きの一環で高速音読を始めてみてはいかがでしょうか。
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