最終更新日: 2019/06/21 14:45 アソシエーションの意味とは?コミュニティ・オーガニゼーションの違いも
新年度もスタートして、ビジネス用語もたくさん出てくると思います。みなさんは、アソシエーション(association)という言葉をご存知ですか?また、似た意味を持つコミュニティ・オーガニゼーションとの違いを説明できますか?今回は、この2つの英語について紹介していきたいと思います。
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目次
アソシエーションとは?意味は?
アソシエーションの語源はラテン語
アソシエーション(associathion)は、よく名詞として使われています。もっとも代表的な意味は「共通の目的を持ち、公式な形で、行動を起こす人々が集まった組織」と言う意味です。
「アソシエーション」は、中世ローマ帝国で、使われていたのが始まりだそうです。1530年代に、「一緒に団結して、行動を起こす」という意味を持つ「action of coming together」や、過去分詞系から生まれた「行動」という名詞を意味を持つ「associare」から作られたそうです。
1650年代からは「同じ目的を持つ共同体」の意味、1680年代からは「精神的なつながり」などの意味を経て、現在の意味になったと言われています。このことから「アソシエーション(association)」は、「同じ目的を持ち、精神的な結びつきのある団体」とも言えます。
アソシエーションの意味①共通の目的を持った組織・団体
世界的に使われる「アソシエーション」の意味1つ目は、共通の目的を持った組織、団体です。「日本相撲協会」という協会を例にすると「ジャパンスモウアソシエーション(Japan Sumo Association)」になります。このように、特定の団体を表す時に使われることが多いです。
ですが、同じ団体でも、学校のクラスのことを「アソシエーション」とは呼びません。なぜなら、学校のクラスは、同年齢の人が集まった集団で、それぞれが同じ目的を持ってつくられた組織ではないからです。「アソシエーション」は、それぞれが自分の意思で、あることを目的としていて、その目的が同じ集団を差す言葉です。
アソシエーションの意味②関連付けという意味
アソシエーションの意味2つ目は、「関連付け」です。「××関連」と考えると分かりやすいかもしれません。これは、主に研究分野や、IT分野で使われることが多い意味です。
組織として、人が集まるところから始まり、横の繋がりが生まれ、関係性、関連が生まれる。とすれば、わかりやすいと思います。一つの集団の人々が、手を繋いでいで仲良くしているイメージです。このイメージが人だけに限らず、物体、現象にもあてはまります。
アソシエーション(association)の使用例とは|団体名
アソシエーション(association)の使用例①全米ライフル協会
使用例1つ目は、全米ライフルです。先ほど出てきた「日本相撲協会」は、「Japan Sumo Association」でしたよね。そのほかにも「全米ライフル協会」の場合だと「National Rifle Association of America」のように、「××協会」と表したい時に使います。
アソシエーション(association)の使用例②スポーツ協会
アソシエーションの使用例2つ目は、スポーツ協会です。例えば、バスケットボールでよく使われるNBAは、男子プロバスケットボールリーグのことで「National Basketball Association」です。
ほかにも、サッカーで使われるThe FAは、イングランドサッカー協会のことで、「The Football Association」です。ここでも××協会という使い方をしています。
アソシエーション(association)の使用例③PTA
使用例3つ目は、みなさん一度は聞いたことのあるPTAです。一番身近でよく使われているPTAも、アソシエーションの一つです。PTAは「Parent Teacher Association」で、生徒のサポートすることを目的としており、先生と保護者からなる団体なので、これもアソシエーションとなります。
同じくビジネス英語で、目的と意味が似ている「コンセプト」という言葉があります。この「コンセプト」の意味や、使い方について詳しく書いてある記事があるので、併せてご覧ください。