お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文20選|社内も

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールは社内や社外、そして上司や部下など、相手やシチュエーションにより内容が変わってきます。ここでは「ありがとうございます」以外の感謝の言葉のバリエーションを幅広く、そして分かりやすく例文もまじえて紹介します。

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「ありがとうございます」以外の感謝の言葉は?

「ありがとうございます」以外の感謝の言葉①感謝申し上げます

笑顔の女性

「ありがとうございます」以外の感謝の言葉の1つ目は「感謝申し上げます」です。感謝を表す言い回しの基本はやはり「ありがとうございます」なのですが、ビジネスメールでは「ありがとうございます」以外の表現を多く使います。そしてワンパターンではなく、様々な表現を駆使する必要があります。

その中でも「感謝申し上げます」という表現は、ビジネスメールで一般的に使われる表現です。例えば「先日の部下への親身なご指導に感謝申し上げます」といった形です。「感謝申し上げます」の表現は例文のような形でも使いますし、「ありがとうございます」と一緒に使う場合もあります。

「ありがとうございます」以外の感謝の言葉②御礼申し上げます

麦わら帽子の女性

「ありがとうございます」以外の感謝の言葉の2つ目は「御礼申し上げます」という表現です。この表現も「感謝申し上げます」同様に、「ありがとうございます」よりもフォーマルな言い回しをしたい場合に「ありがとうございます」に置き換えて使う表現です。もちろん「ありがとうございます」と併用する場合もあります。

例えば「日頃のご愛顧につきまして厚く御礼申し上げます」といった形でつかいます。また「いつもありがとうございます。昔から毎週定期的にご注文いただき、心より御礼申し上げます」といった形で「ありがとうございます」と併用することができます。

「ありがとうございます」以外の感謝の言葉③感謝の言葉もありません

白黒の女性

「ありがとうございます」以外の感謝の言葉の3つ目は「感謝の言葉もありません」という表現です。この表現は感謝の言葉が思いつかないくらいに相手に対して深く感謝していることを表す表現です。大きな感謝を表したい時にこそ使う言葉であり、頻繁に使うような言い回しではありません。

しかしながらここぞという時に「感謝の言葉もありません」といった表現を使うと、最大限の感謝の気持ちが相手に伝わります。下記の関連記事では「感謝の言葉もありません」という表現について詳しく紹介されていますので、こちらも産国にしてみてください。

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お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文5選|社内の上司は?

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文①上司の指導に対して

2人での仕事

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の1つ目は、上司の指導に対しての例文を紹介します。下記のように上司に感謝する場合には何に感謝しているのか、またそのおかげでどういうメリットがあったのかをしっかり伝えます。

上司の指導に対しての例文

お疲れ様です。この度は運送方法の手順につきまして貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。おかげ様で運送方法に迷うことなく、今回の仕事を完了させることができました。

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文②仕事上のフォロー

3人の会社員

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の2つ目は、仕事上のフォローをしてもらった場合を紹介します。下記の例文のようにフォローのお礼を伝えつつも相手に同じようなフォローをさせないことを約束します。

仕事上のフォローに対しての例文

お疲れ様です。〇〇です。今回は私のミスでご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。また、××部長のフォローで無事納期に間に合いましたことに、心より御礼申し上げます。今後このようなご迷惑がないよう努めて参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文③上司への日頃のお礼


考える女性

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の3つ目は、上司への日頃のお礼を伝える場合を紹介します。例文のように何かを伝える時に、メールの最後の方にいつも感謝している旨を伝えると、上司も気持ちを汲み取ってくれることでしょう。

上司への日頃のお礼の例文

お疲れ様です。〇〇です。××の件で報告がございます。(中略)改めて、××部長のご指導およびご配慮には心より感謝申し上げます。今回の件も含め、××部長のご尽力のおかげで何とかやってこれております。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文④上司が転勤する場合

男性の仕事

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の4つ目は、上司が転勤する場合を紹介します。例文のような形で栄転であればその旨を祝福しつつ、今後も同じ社内で関わっていくので今後ともよろしくお願いしたい旨を伝えます。

上司が転勤する場合の例文

××部長のご栄転につきまして心よりお慶び申し上げるとともに、××部長が〇〇支店から旅立たれるのは寂しい思いでございます。今後ともご指導ご鞭撻をいただけましたら幸いでございます。今まで本当にありがとうございました。

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文⑤上司が退職する場合

握手する2人

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の5つ目は、上司が退職する場合です。退職の場合は転職と似ている部分はあるのですが、基本的に退職して寂しい旨や今までの思い出を中心に伝えるようにします。例文は最低限の表現に留めて紹介しておきます。

上司が退職する場合の例文

××部長の退職につきましては寂しい思いがございますが、今後の××部長のご健勝を心よりお祈り申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻をいただけましたら幸いでございます。今まで本当にありがとうございました。

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文5選|部下や同僚は?

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文①依頼の仕事に対して

ミーティングの風景

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の1つ目は依頼の仕事に対しての例文を紹介します。「業務完了の報告ありがとうございます。引き続きよろしくお願いします」といった形で、メッセージは丁寧語表現にしつつも、余計な文章は省く表現を心がけるといいでしょう。余計な表現は業務に対するロスになります。

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文②社内調整に対して

ミーティングの風景

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の2つ目は、社内調整に対しての例文を紹介します。「会議室の予約、了解です。いつもありがとうございます」といった形になります。部下や同僚には「承知いたしました」ではなく「了解です」などといった言い回しをしましょう。堅苦しくならないのが大切です。

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文③日頃の感謝

仕事する女性

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の3つ目は、日頃の感謝を伝える例文を紹介します。「いつもありがとうございます。これからも頼りにしています」などといった形でお礼を伝えるだけでなく普段から頼りにしている旨をたまにでいいので伝えると、相手からも信頼されるようになります。

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文④社内での転勤の場合

仕事する女性

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の4つ目は、社内での転勤の場合です。基本的に上司の時の例を参考にしてもらうと丁寧なメールになりますし「転勤のこと聞きました。今までの貢献には本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします」と送りつつ追って贈り物を渡すと気持ちがより伝わります。

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文⑤退職の場合

立つ女性

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の5つ目は、退職の場合を紹介します。退職の場合も上司の時の例文が参考にはなるのですが「今までありがとうございました。またご飯でも行きましょう」と仲の良かった人には今後も付き合いが続くような言い回しをすると相手の心に響く言い回しになります。

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文5選|社外の場合は?

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文①商談のお礼

冬の女性

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の1つ目は、商談のお礼の場合を紹介します。「昨日は〇〇の件でお時間を頂戴し、誠にありがとうございました。今後の取引において意義深い内容になったと認識しております。併せて議事録もお送りいたしますのでご査収の程お願いいたします」といった形になります。

商談の場合には可能であれば議事録も添えるようにし、例文のような形でお礼と商談の成果を簡単に伝えるような内容を心がけましょう。

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文②送付物へのお礼

電話する女性

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の2つ目は、送付物へのお礼の場合を紹介します。「スタッフのスケジュールリストを拝受いたしました。ご多忙のところありがとうございます」といった形になります。何かデータを受け取った際には「拝受」という言葉を使うと丁寧な印象を相手に与えることができます。

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文③担当変更の場合

2人での仕事

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の3つ目は担当変更の場合を紹介します。担当変更時には「貴社担当が来月より××へ変更となりますのでご挨拶でメールいたしました。〇〇様には今まで本当に懇意にしていただき感謝の念に堪えません。本当にありがとうございます」といった形で深い感謝を伝えましょう。

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文④転勤の場合

ミーティングの風景

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の4つ目は、転勤の場合を紹介します。社外の人が転勤する場合は「ご連絡ありがとうございます。××様とご一緒できなくなるのは残念ですが、業界は狭いのでまたどこかでお会いすることもあるかと思います。今後ともよろしくお願いいたします」といった形になります。

相手との別れを惜しみつつも、相手との再会を期待するような挨拶になるように心がけましょう。縁があれば意外にまたどこかで会えるものです。

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文⑤退職の場合

3人の会社員

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文の5つ目は、社外の人が退職する場合を紹介します。社外の場合は社内よりも簡単な返し方を意識します。何故なら退職で忙しい状況で長いメールを読むのが負担になることがあるからです。

「退職は残念ですが、××様のことを忘れずに貴社とより良い形で取引を続けていけたらと思っております。今までありがとうございました。どうか体に気をつけて新天地でも頑張ってください」といった形です。ただし「頑張ってください」は明らかに目上にあたる人には別の表現に替えて送るようにしましょう。


お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文2選|英語基本編

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの英語の書き方例文①感謝の基本表現

ミーティングの風景

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの英語の書き方例文の1つ目は、感謝の基本表現です。英語で感謝の意を送る場合にはまず例文のような表現を使うこととなります。相手に対する感謝の気持ちは「サンキュー」で伝わるのです。

英語での感謝の基本表現

Thank you so much for ~.(~について感謝しています)

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの英語の書き方例文②フォーマルな表現

2人での仕事

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの英語の書き方例文の2つ目は、フォーマルな表現を紹介します。フォーマルな表現は例文のように「grateful」という表現を使います。「恩を感じている」という重みのある感謝の言葉になります。

フォーマルな表現の例文

I am grateful to you.(私はあなたに恩を感じています)

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方例文3選|英語応用編

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの英語の書き方例文①背景を伝える場合

2人での仕事

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの英語の書き方例文の1つ目は、背景を伝える場合を紹介します。背景を伝える場合には例文のように「appreciate」という単語を使い、その内容を「for」の後ろに持ってきます。

背景を伝える場合の例文

I always appreciate for your kind support.(あなたの親切なサポートにいつも感謝しています)

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの英語の書き方例文②大きな感謝を伝える

謝る女性

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの英語の書き方例文の2つ目は、大きな感謝を伝える場合です。例文のように「benefactor」という英単語を使うことで、大きな感謝を伝えることができます。「benefactor」という言葉は「恩人」を表します。

大きな感謝を伝える例文

You are my benefactor!(あなたは私の恩人です!)

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの英語の書き方例文③退職や転勤の場合

ミーティングの風景

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの英語の書き方例文の3つ目は、退職や転勤の場合を紹介します。例文のように退職や転職の場合は、感謝の言葉に加えて、相手の今後の活躍を祈る言い回しを添えるのが、英語でも一般的になっています。

退職や転勤の場合

Thank you so far. I wish you success in the new world.(今までありがとうございました。新天地でのご活躍をお祈りしています)

お礼の言葉を伝える感謝のビジネスメールの書き方の注意点5選

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの書き方の注意点①社内より社外を丁寧に

2人での仕事

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの書き方の注意点の1つ目は、社内より社外を丁寧にすることです。社内では、社内における関係性に基づいた表現を使い、例えそれがややビジネス感に欠ける表現であっても許容されることがあります。そのため、空気を読みながら砕けた表現を使うことができる場面もあるでしょう。

しかし、社外向けにそれをやってしまうと、個人の信用を失うだけでなく、会社としての信用まで失ってしまうこともあり得ます。そうなると、会社にとって大きな損失になり、仕事における大失態となってしまいます。そのため社外にお礼の言葉を伝える場合には、丁寧な表現とビジネスマナーを意識する必要があります。

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの書き方の注意点②短か過ぎないよう注意

2人での仕事

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの書き方の注意点の2つ目は、短か過ぎないよう注意することです。お礼の言葉を伝える表現が身近過ぎると、相手に対して感謝の意が伝わらないことが少なくありません。もちろんダラダラと長いメールを送るのも忙しい相手に失礼にあたります。

しかし簡潔な文章を意識し過ぎて感謝の言葉が短いものになると、相手が自分に対しての感謝はそこまでないんだなと思うことも少なくありません。何に感謝しているのか、どのように感謝しているのか等を状況により具体的に盛り込めばある程度のボリュームにはなってきます。長すぎず短すぎずを意識しましょう。

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの書き方の注意点③正しい敬語を使う

仕事の風景

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの書き方の注意点の3つ目は、正しい敬語を使うことです。相手に対して正しい敬語を使うことはビジネスメールにおいて非常に重要であり、感謝を示すメールにおいて間違った敬語表現を使ってしまうと、その感謝の意が薄れてしまいますし、ビジネスにおける信頼を失う可能性もあります。

ビジネスメールにおいて間違った敬語表現を一回使うと、その人の業務能力に疑問を持たれることすらありますし、特にそれが感謝や謝罪の意を表すメールの場合だと相手の怒りを買うこともありますので、何度も読み返し間違った表現がないことを確認してから送信するようにしましょう。

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの書き方の注意点④今後に繋げる事を意識

ミーティングの風景

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの書き方の注意点の4つ目は、今後に繋げる事を意識することです。お礼の言葉を送る際には単にお礼を送るだけでなく、今後に繋げることも書いていく必要があります。簡単な表現だと締めの「今後ともよろしくお願いいたします」というものになります。

「今後とも」という表現を使うことで、相手方との長い付き合いを希望していることを示すことになります。また「こちらからも有用なご提案ができたらと考えております」などと伝えれば、相手に対して恩返ししていきたい旨も伝わります。相手に対して今後を見せる書き方は感謝の言葉を送る上で非常に重要です。

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの書き方の注意点⑤テンプレを使わない

ミーティングの風景

お礼の言葉を伝えるビジネスメールの書き方の注意点の5つ目は、テンプレを使わないことです。相手方も特に年齢を重ねていると、様々なビジネスメールを見ているので、テンプレートをそのまま送るような感謝状メールを送ってしまうとそれに気付くこととなり、誠意がないと感じてしまうことでしょう。

せっかく感謝の言葉を送っても、相手方がそのように受け取ってしまっては本末転倒です。そのため、感謝のメールについては自分の言葉で書くことが大切です。

お礼の言葉を伝える感謝のメールの書き方をマスターしよう!

「いつもありがとうございます」「心より感謝申し上げます」など気持ちが伝わる表現を状況に合わせて使いながら、社内社外問わず信頼される感謝のメールを書くように心がけていると、自然と周囲から信頼が集まるようになります。

ここで紹介した感謝を示すメールの書き方やそのポイントを、あなたのビジネスで役立てていい仕事を続けていく材料にしてください!


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