「他人・周りからどう思われているか」という就活面接の質問の回答例10選

「他人・周りからどう思われているか」という就活面接質問の良い回答例7選

周りからどう思われているかという就活面接の良い回答例①自分の人柄を表現

「他人や周りからどう思われているか」という就活面接の質問に対しての良い回答例1つ目は、自分の人柄を表現することが大切です。「周りからは優しい人だと言われています。」と言うだけではどのように優しい人なのかが詳しくわかりません。具体的に自分の人柄がわかるように、他人からの評価と結びつけて説明しましょう。

「私は友人から「優しい」と思われています。私の祖母がもともと足が悪いということもあり、身内ではなくても体の弱い人や困っている人を見かけた時には、バスや電車の席をすぐに譲るようにしています。そのため、周りの友人からは優しいと言われるのだと思います。」

このように、弱い立場の人に対して親身に接することができる優しい人柄を説明することができます。どのように優しいのか、なぜ周りから優しいと思われているのか具体的な例をあげて説明すると、自分の人柄をぐっとわかりやすくアピールすることができます。

周りからどう思われているかという就活面接の良い回答例②長所をアピール

「他人や周りからどう思われているか」という就活面接の質問に対しての良い回答例2つ目は、長所をアピールすることが大切です。「私は周りから賢いと思われています。」と言うだけでは、どのように賢いのかわかりません。そのため、自分の長所である賢さをしっかりとアピールできるように、具体的な説明を加えましょう。

「私は周りから「賢い」と思われています。私は小学生の頃からそろばんを習っていたこともあり、暗算が得意です。バイト先で売り上げの計算を任された時には、計算ミスを一度もしたことがなく正確で処理が早いと褒められることがあります。計算や数字に強いという理由から、賢いと言われるのだと思います。」

このように、計算が得意で正確な数字の処理ができるという長所をアピールすることができるのです。自分はどのように賢いのか、なぜ周りから賢いと思われているのかを具体的に説明することができ、自分の長所を根拠を持って伝えることができています。

周りからどう思われているかという就活面接の良い回答例③短所を長所にする

「他人や周りからどう思われているか」という就活面接の質問に対しての良い回答例3つ目は、短所を長所に変えて言うことが大切なポイントです。「私は周りからせっかちだと思われています。」だけ言って終わってしまうと、せっかちなマイナス面しか伝わりません。自分の短所であるせっかちな面を長所へと導くのが大切です。

「私は周りから「せっかち」だと思われています。学校の行事や家族旅行などの大事な予定がある時には、何日も前から準備をするため前の日にはすでに準備が整っているからです。直前になって慌てることがないように、しっかり準備をしておきたい性格のため、気が早くせっかちだと言われるのだと思います。」

このように、自分のせっかちな短所が一転、事前に準備をする慎重な性格という長所に変えてアピールすることができています。自分がどのようにせっかちなのか、なぜ周りからせっかちだと思われるのかを具体的に説明し、せっかちから慎重な性格というプラスのイメージにつなげることが大切なのです。

周りからどう思われているかという就活面接の良い回答例④エピソードを話す

「他人や周りからどう思われているか」という就活面接の質問に対しての良い回答例4つ目は、エピソードを話すことが大切です。「私は周りから負けず嫌いだと思われています。」だけで終わってしまうのは、どのように負けず嫌いで、なぜ負けず嫌いだと思われているのかわからないため、エピソードを交えて説明しましょう。

「私は周りから「負けず嫌い」だと思われています。私の姉は漢字がものすごく得意だったため、いつも自分より出来の良い姉を追い越したいという思いから、漢字を猛勉強して漢字検定1級を取得することができました。ここぞという時は徹底的にやるタイプのため、周りから負けず嫌いだと言われるのだと思います。」

このように、周りからなぜ負けず嫌いだと思われているのかのエピソードが添えられているため、面接官は具体的なイメージが湧きやすくなります。負けず嫌いで努力を惜しまないという自分の良さを印象付けることができるのです。

他人からどう思われているかという就活面接の良い回答例⑤企業に合う内容

「他人や周りからどう思われているか」という就活面接の質問に対しての良い回答例5つ目は、企業に合う内容にすることが大切です。例えば、銀行や経理などの職種を求めている会社の面接なのに「周りから大雑把だと思われています」と答えてしまうと、1円でも間違うことが許されない金融の世界にはふさわしくありません。

「私は周りから「忍耐強い」と思われています。私は小学生の頃はとても算数が苦手だったのですが、なんとか克服したいと思いそろばん教室に通って特訓してきた結果、今ではどんな計算もすぐにできるようになりました。苦手なこともコツコツと努力して最後までやり抜くことから、忍耐強いと言われるのだと思います。」

このように、金融の世界では細かな計算や根気が必要になるため、企業のイメージにぴったり合うと判断してもらえます。面接を受ける会社がどんなイメージの企業なのか、どんな人材を求めているのか、どんな人材なら採用してもらえるのかを考えて、自分の周りからの評価と照らし合わせることが大事なのです。

他人からどう思われているかという就活面接の良い回答例⑥自分の強みを強調

「他人や周りからどう思われているか」という就活面接の質問に対しての良い回答例6つ目は、自分の強みを強調することが大切です。例えば、自分の得意な教科や取得している資格、留学などの特別な経験、周りの人には負けない特技などをアピールして、会社で生かすことができる自分の強みを面接官に伝えましょう。

「私は周りの人から「親しみやすい」と思われています。私は1年間アメリカに留学していた時に、日本人だけではなく様々な国の友達を作ることができました。留学中は英語を勉強するためだけではなく、人とのコミュニケーションを大事にしていたことから、親しみやすくフレンドリーだと言われるのだと思います。」

このように、アメリカ留学の経験や英語力、コミュニケーション能力といった自分の強みを最大限にアピールすることができます。ただ親しみやすいという味気ない内容ではなく、留学経験から学んだ強みを加えることで、面接官に自分の魅力を理解してもらうことができるのです。

他人からどう思われているかという就活面接の良い回答例⑦入社後をイメージ

「他人や周りからどう思われているか」という就活面接の質問に対しての良い回答例7つ目は、入社後をイメージして回答することが大切です。会社に入った後に自分はどんな働き方をするのか、どんなことをして貢献できるのかとなどの入社後のイメージを持てるように、周りからの評価と合わせて面接官に伝えましょう。

「私は周りから「人懐こい」と思われています。父親が転勤族と言うこともあり、子供の頃から転校してもすぐに新しい友達ができるようになりました。現在でもバイト先などが変わったりしてもすぐに新しい環境に慣れることができ人の輪にうまく溶けこめることから人懐っこいと言われるのだと思います。」

このように、転勤が多い企業では異動先でもすぐに馴染んで働けそうだな、人とうまくやっていけるタイプだなと思ってくれます。どんな環境でもうまく溶けこめる人懐っこさと適応力をアピールすることで、入社後のイメージが湧きやすくなるのです。

「他人・周りからどう思われているか」という就活面接質問の悪い回答例3選

周りからどう思われているかという就活面接の悪い回答例①ネガティブな内容

「周りからどう思われているか」という就活面接の悪い回答例1つ目は、ネガティブな内容のまま終えることはやめましょう。例えば「私は周りから「暗い」と思われています。もともと人前で話すことが苦手で、友達が少なく内気な性格なので暗いと言われるのだと思います。」

このように言うと、自分の良い部分を全く説明できておらずネガティブな評価のままのイメージが残ってしまうので、しっかりとプラスの印象を持ってもらえるように回答しましょう。

周りからどう思われているかという就活面接の悪い回答例②嘘や作り話

「周りからどう思われているか」という就活面接の悪い回答例2つ目は、嘘や作り話をすることはやめましょう。後で嘘だったことがバレてしまったら大変なので、真実を話すことが大切なのです。

例えば「私は周りから「努力家」だと思われています。英語が苦手でしたが猛勉強をして英検1級を取得することができたため、努力家だと言われるのだと思います。」実は英検1級を取得していないのに嘘をついてしまっています。後から資格の証明書を提出するように会社から求められることもあるため嘘はやめましょう。

周りからどう思われているかという就活面接の悪い回答例③企業とズレている

「周りからどう思われているか」という就活面接の悪い回答例3つ目は、企業とズレていることを回答するのはやめましょう。接客業や営業職の面接にもかかわらず、「人と関わるのが苦手」などと言うのは企業が求めているものとズレており、採用してもらえないからです。

例えば「私は周りから「無愛想」だと思われています。あまり自分の感情を表現しない性格で人と接するのが苦手なため、周りからはとっつきにくく無愛想だと感じるようです。」このように、人と関わる仕事にもかかわらず人当たりの悪さを言うのはタブーです。しっかりと企業側の求める人材をリサーチしておきましょう。

「他人・周りからどう思われているか」という就活面接の質問の意図は？

周りからどう思われているかの質問の意図①どんな性格なのか知りたい

周りからどう思われているかの質問の意図1つ目は、どんな性格なのか知りたいから質問するのです。その人の人柄や長所短所、強みなどを詳しく知りたいと思っています。また、自己PRした内容と他人からの評価が合致しているかどうかなども確認しています。

周りからどう思われているかの質問の意図②他人から見た評価をどう感じるか

周りからどう思われているかの質問の意図2つ目は、他人から見た評価をどう感じるかを見ているのです。自分が他人から評価されていることに対して、どんな気持ちでいるのか、自分の短所も長所も受け止めてしっかりと自己分析ができているのかを見ています。

周りからどう思われているかの質問の意図③会社にマッチした人材かどうか

周りからどう思われているかの質問の意図3つ目は、会社にマッチした人材かどうかを見ています。周りからの評価を聞いて、その人が会社のイメージに合うのか、一緒に働きたい人材なのかをチェックしているのです。

周りからどう思われているかの質問の意図④採用したらどんな働き方をするか

周りからどう思われているかの質問の意図4つ目は、採用したらどんな働き方をするのかをイメージしています。その人が入社後にどんな姿勢で働いてくれるのか、会社に貢献してくれそうか、真面目に働いてくれそうかなどを確認しています。

ネガティブな評価をポジティブに言い換えるコツは？

ネガティブな評価をポジティブに言い換えるコツ①失敗から学べたことを強調

ネガティブな評価をポジティブに言い換えるコツ1つ目は、失敗から学べたことを強調するようにしましょう。「失敗した時に挫折感を味わったため、今度からは失敗しないように準備を万全にするように心がけている」などと自分にとってプラスになったことを伝えることが大事です。

ネガティブな評価をポジティブに言い換えるコツ②改善している点をアピール

ネガティブな評価をポジティブに言い換えるコツ2つ目は、改善している点をアピールするのがおすすめです。「失敗した経験から、日頃から疑問に思ったことはすぐに調べたり新聞を読むように心がけています。」などと具体的な改善点をアピールすることが大切です。

周りからどう思われているかを上手く回答できるようにしよう！

ここまで「他人や周りからどう思われているか」という就活面接での質問についての回答例をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか？自分の良い部分や強みを他人の評価と繋げて回答することが大事なポイントでした。自分が会社にとって必要な人材だとアピールすることが大切でしたね。

今回お伝えした「周りからどう思われているか？」の回答例について以外にも、「どんな社会人になりたいか？」の回答例についてや、「自分を動物に例えると？」の回答例について説明した記事がありましたので、ぜひ合わせてご覧ください。

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