自分を責める人の心理6選|性格や責めない人との違い・責めない方法も

自分を責めることが癖になっている人がいます。このような人にはある特有の心理や性格が働いています。ここでは、そのような人の心理や性格に迫ってみたいと思います。また、自分を責めない人との違いや自分を責めてしまう原因、責めることをやめる方法についても、見てまいります。

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自分を責める人の心理6選

自分を責める人の心理学的特徴①不安を感じている

不安を抱えている女性

自分を責める人の心理学的特徴の1つ目は、『不安を感じている』ということです。いつもさまざまな不安に苛まれています。「こんな風になったらどうしよう」や「あんなことになったらどうしよう」と感じているのです。また、それらの責任はすべて自分にあると思い込んでいます。悪いことが起こったら自分のせいなのです。

不安が自分を責める原因にもなっています。ですが、自分を責めるとますます不安の感情が煽られる結果になります。不安が大きくなると、自分を責める気持ちも大きくなってしまします。このように、悪循環のループに迷い込んでしまっているのです。

自分を責める人の心理学的特徴②周囲の評価が気になる

上司に評価される女性

自分を責める人の心理学的特徴の2つ目は、『周囲の評価が気になる』ということです。周囲の人たちが自分のことをどう思っているのか、ということが大変気になります。気になっていますが、それを自分で確かめる勇気と行動力はありません。「きっとこんな風に思われているに違いない」と悪い方向へ思い込んでいます。

周囲の人たちに嫌われたくないのです。ですが、嫌われないようにしようと思って行動しても、思考は悪い方向へ向いてしまいます。周囲の人たちの表情を窺い、勝手に悪い方向へ受け取ってしまっています。そして、「自分はダメな人間だ」と思い込んでいるのです。

自分を責める人の心理学的特徴③失敗を重大に受け止める

失敗して落ち込む男性

自分を責める人の心理学的特徴の3つ目は、『失敗を重大に受け止める』ということです。失敗に対して、大変弱いという特徴があります。失敗は最大の罪だと思っているのです。何故なら、失敗をすると周囲の人たちに迷惑をかけてしまうからです。迷惑をかけられて喜ぶ人はいません。迷惑をかけた自分自身を責め立てるのです。

周囲の人たちが笑顔で許してくれても、「内心ではきっと怒っているに違いない」と思い込んでいます。周囲の人たちの言葉を額面通りに受け止める、ということがあまり得意ではないのです。その為、失敗に対しては過剰なまでに敏感になります。

自分を責める人の心理学的特徴④自分が嫌い

自分が嫌いな男性

自分を責める人の心理学的特徴の4つ目は、『自分が嫌い』ということです。自分には良いところが一つもない、と思っています。自分を嫌いになる人は、常に自分の悪いところを注目し、その点を責めて立てています。気持ちや意識は悪い点や至らない部分にばかり向いてしまっているのです。自分を褒めることはしません。

周囲の人たちが褒めてくれても、「これは社交辞令」などのように受け止めてしまっています。何故なら、自分には良いところが一つもないと思い込んでいるからです。自分で自分が認められないのですから、周囲の人たちがどれだけ褒めても、その褒め言葉は本人に届きません。


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自分を責める人の心理学的特徴⑤完璧にこなしたい

仕事に集中する男性

自分を責める人の心理学的特徴の5つ目は、『完璧にこなしたい』ということです。すべてを完璧にこなしたい、と思っています。その為に最善の努力をします。ただ、どれだけ完璧にこなしても、「自分はまだまだだ」と思ってしまいます。向上心があることは良いことですが、向上心が強すぎて自分にダメ出しばかりしています。

完璧にこなしたいという心理は、失敗が怖いという心理にも大きく関係しています。失敗をして周囲の人たちに迷惑をかけたくない為、すべてを完璧にこなしたい、という心理が大変強いのです。

自分を責める人の心理学的特徴⑥自信がない

自信がない男性

自分を責める人の心理学的特徴の6つ目は、『自信がない』ということです。自分のやることに対しても、行動に対しても、すべてにおいて自信がありません。また、自信がない自分が大嫌いでもあります。自信がない人は自分の粗探しをします。悪い点だけに注目し、自分をずっと責め立てているのです。

自分を責める人の性格6選

自分を責める人の性格①こだわりが強い

険しい表情で携帯を見つめる男性

自分を責める人の性格の1つ目は、『こだわりが強い』ということです。独自のこだわりが大変強いという性格的な特徴があります。「~でなければならない」や「~しなければならない」などのような、命令形のこだわりを持っています。そして、その通りにしなければ、不安で押しつぶされそうになり、自分を責め始めます。

自分を責める人の性格②ネガティブ

ネガティブな女性

自分を責める人の性格の2つ目は、『ネガティブ』ということです。すべてにおいてネガティブです。常に悪い方向へ思考が向いています。考えても仕方がないようなことに対してでも、悪い方向へ考えて不安になります。このタイプの人は不安になると、自分の力不足だと考えてしまいます。その結果、自分を責めてしまいます。


自分を責める人の性格③劣等感がある

劣等感を感じている女性

自分を責める人の性格の3つ目は、『劣等感がある』ということです。自分は周囲の人たちに比べて下、と思っています。これは能力や才能も下だと思っていますが、何より自分の存在自体が周囲の人たちに比べて下だと思っています。その為、周囲の人たちから褒められても、その言葉を素直に受け止めることはできません。

自分を責める人の性格④真面目すぎる

真面目すぎる男性

自分を責める人の性格の4つ目は、『真面目すぎる』ということです。すべてにおいて真面目すぎます。肩の力を抜いて考える、ということができません。すべてにおいて全力投球です。その為、心にまったく余裕がありません。人間は心に余裕がなくなると、悪い方向へ考え始めてしまいます。その考えが自分に向いているのです。

自分を責める人の性格⑤周囲と比較する

窓の外を眺める女性

自分を責める人の性格の5つ目は、『周囲と比較する』ということです。自分と周囲の人たちを比較する、という癖があります。周囲の人たちと比べて、「あの人はこんなことができるのに、どうして自分はできないのだろう」と考えているのです。自分ができていることや持っているものには、意識や気持ちが向きません。

自分を責める人と責めない人の違いは?

自分を責める人と責めない人の違い①自己肯定感の高さ

遠くを見つめる男性

自分を責める人と責めない人の違いの1つ目は、『自己肯定感の高さ』です。責める人は自己肯定感は大変低いと言えます。だから自分を責めるのです。責めない人は、自己肯定感は大変高いと言えます。常に自分のできている点や持っている才能に気持ちを向け、その点を褒めています。

自分を責める人と責めない人の違い②行動力の有無

暗い表情の男性

自分を責める人と責めない人の違いの2つ目は、『行動力の有無』です。責める人は、行動力はあまりないと言えます。考えすぎて不安になり、結局行動しないのです。行動しない自分を責めてしまいます。責めない人は、行動力があります。考えても仕方のないことは行動を起こし、自分から結果を掴みに行きます。


自分を責める人と責めない人の違い③失敗に対する捉え方

慌てる女性

自分を責める人と責めない人の違いの3つ目は、『失敗に対する捉え方』です。責める人は、失敗を大変否定的に捉えています。失敗はしてはならないものと考えているのです。責めない人は、失敗は深く反省しますが、次につなげるチャンスとも捉えています。大変前向きに失敗を考えているのです。

自分を責めてしまう原因3選

自分を責めてしまう・責め続ける原因①自分は間違っているという思い込み

オレンジ色の服を着た女性

自分を責めてしまうまたは責め続ける原因の1つ目は、『自分は間違っているという思い込み』です。いつも、自分は間違っていると思い込んでいます。もしかしたら周囲の人たちが勘違いしているのかもしれない、とは思わないのです。いつでも自分が悪いと思い込んでいます。

自分を責めてしまう・責め続ける原因②怒りを感じてはならない

怒りを抑え込む女性

自分を責めてしまうまたは責め続ける原因の2つ目は、『怒りを感じてはならない』ということです。怒りを感じることは悪いことだと思い込んでいます。その為、怒りの感情が湧き上がってきたら、怒りの感情を湧き上がらせた自分自身にその怒りが向けられてしまうのです。

自分を責めてしまう・責め続ける原因③幼少期の育てられ方

子供と母親

自分を責めてしまうまたは責め続ける原因の3つ目は、『幼少期の育てられ方』ということです。幼少期に両親から責められ続けていると、自分を責めることが癖になります。また、責められなくても、褒められた経験や記憶が少ない場合でも、大人になってから自分を責めるという心理的特徴が見られるようになります。

自分を責めることをやめる方法6選

自分を責めることをやめる方法①自分を責めていることに気づく

自分を見つめる女性

自分を責めることをやめる方法の1つ目は、『自分を責めていることに気付く』ということです。自分を責めている人は、自分がそのようなことをしているという自覚がありません。無意識で自分を責めているのです。何故なら、それが当たり前になっているからです。それは当たり前ではありません。まずは自覚しましょう。

自分を責めることをやめる方法②原因を追究する

考える女性

自分を責めることをやめる方法の2つ目は、『原因を追究する』ということです。自分を責めるという行動は、決して普通の行動ではありません。普通の行動ではないということは、何かきっかけになる原因があったはずなのです。その原因を知ることで、責めることをやめる方法が見えてくるということがあります。

自分を責めることをやめる方法③自分を許す

鏡を見つめる女性

自分を責めることをやめる方法の3つ目は、『自分を許す』ということです。できない自分や至らない自分を許しましょう。完璧な人間は存在しません。誰でも何かしらのできないことや至らない点があるのです。あなただけができないのではありません。あなたにできないことは、これからできるようになれば良いのです。

自分を責めることをやめる方法④怒りの感情を受け入れる

苛立つ女性

自分を責めることをやめる方法の4つ目は、『怒りの感情を受け入れる』ということです。怒りの感情を感じてはいけない、ということはありません。怒りの感情も大切なあなたの感情です。否定することはやめましょう。怒りを感じても良いのです。むしろ怒りを感じてください。怒りの感情を受け入れましょう。

自分を責めることをやめる方法⑤他人と比べない

夕日を見つめる女性

自分を責めることをやめる方法の5つ目は、『他人と比べない』ということです。他人とあなたを比べても、意味はありません。誰にでも得手不得手があります。それよりも、自分自身に注目してください。特にあなたが持っているものや、出来ていることに注目しましょう。そして、その点を認めて伸ばす努力をしましょう。

自分を責めることをやめる方法⑥カウンセリングを受ける

カウンセリングを受ける女性

自分を責めることをやめる方法の6つ目は、『カウンセリングを受ける』ということです。幼少期に原因があるなどの場合は、自分だけでは解決しないこともあります。そのような場合は、カウンセリングを受けましょう。プロの手を借りることで、劇的に改善していきます。

自分を責める人は自分を責めているという自覚がない

目がうつろな女性

自分責める人は、自分を責めているという自覚がありません。周囲の人がそのことに気付かせてあげることが良いのですが、自分を責めることが当たり前になっている人は、周囲の人たちのアドバイスを素直に受け止められない場合があります。ゆっくり時間をかけてアプローチしていくようにしましょう。


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