入社後の抱負・決意表明の挨拶例文4選|社会人として好印象な書き方も

あなたは、新入社員が入社後に書く抱負や決意表明の書き方を知っていますか?この記事では、社会人として好印象な具体的な挨拶例文や、内定式や今後の社会人生活にも活用できる抱負という言葉の意味とは?などについて詳しくお伝えしていきます。

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抱負の意味とは?

抱負の意味とは自分が抱いている決意のこと

決意を問う質問

まず、「抱負」という言葉の意味は、「自分が心に抱いている決意、または意思」のことを指します。少しビジネス寄りの言葉にすると、ビジョンや展望という言葉にもできます。少し大きな視野で自分の立ち位置やこれからのキャリアを捉えてそれに向けた決意や意思を抱負と呼びます。

日本語の「決意」とは「意を決する」要は、「腹を据えて決断する、何かを決める」という意味ですよね。抱負は、自分の決意でもありますので、しっかり内容や方向性が練られたものでないと厳密には抱負とは呼べません。新入社員として抱負を述べる際にはこの姿勢についても再度確認しておきましょう。

内定式など社会人として発表する抱負の意味は目標とは異なる

目標に酔う男性

基本的に、内定式など社会人として発表する抱負の意味は目標とは異なります。目標という言葉を辞書で調べてみると、「そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの」と定義されています。抱負という言葉の中にあるように決意という意味はなく、あくまで何かを達成するための目印という意味です。

イメージとしては、抱負は自分が将来自分の時間と労力をかけて実現したいビジョン、目標はそれを達成するためのマイルストーンといったイメージです。その言葉が意味することから言っても基本的にはその意味を異にする2つの言葉ですので、混同しないように注意しましょう。

入社後の抱負を述べる時の流れやポイントは?

入社後の抱負を述べる時の流れはまず結論から述べて理由などを具体化する

シビアな会議

入社後の抱負を述べる時の流れは、「まず結論から述べて理由などを具体化する」です。これは、分かりやすいスピーチや伝え方の書き方を考える時と同様ですが、まずは自分の抱負について入社後の挨拶などの冒頭で端的にまた、相手が具体的にイメージできるような印象的な形でそれを述べましょう。

このように冒頭で自分の抱負をはっきり述べたら、なぜ自分はそう思うのか?それを実現するには具体的にどうする必要があり、自分はどう動こうとしているのか?を順序立てて述べていきます。こうすることで、相手にも伝わりやすい分かりやすい抱負お挨拶や決意表明ができるでしょう。

入社後の抱負を述べる時のポイント①書き出しから流れを作る


表明書き出し作業

入社後の抱負を述べる時のポイントの1つ目は、「書き出しから流れを作る」です。先述した通り、抱負を述べる挨拶や決意表明の冒頭、書き出し部分が決まらなければその後の文章も構成できません。逆に言うと、ここが決まってしまえば後はその内容を支持することを具体的に書くだけなので簡単です。

まずパソコン、そしてペンや鉛筆など筆記用具となるものを用意し、自分の入社後の抱負は何なのか?自分は仕事を通してどんなビジョンを実現したいのか?を静かに自分自身に問い、初めは片言でも良いので出て来た言葉をメモしていきましょう。これを繰り返し、最終的には端的な言葉で書き出しの抱負部分を書きます。

入社後の抱負を述べる時のポイント②最後のまとめを具体的に作る

データをまとめる女性

入社後の抱負を述べる時のポイントの2つ目は、「最後のまとめ部分までを具体的に作る」です。書き出し部分が完成したら、次はそれを実現するための具体的な方法等について言及していきます。また、それに役立てられる自分が今まで学んできたこと、経験してきたことを出していくのも効果的です。

具体的には、大学時代に専攻していた分野やゼミでの活動、他サークルなどの経験がその抱負にどう生かせるのか?またそれを生かして社内では何ができると自分は認識しているのか?を具体的に盛り込みます。その上で、冒頭で述べた抱負にもう一度言及し、印象的なまとめとして仕上げると良いでしょう。

入社後の抱負・決意表明の挨拶例文4選

入社後の抱負・決意表明の挨拶例文①社員のみなさんや諸先輩方と共に

先輩社員

入社後の抱負・決意表明の挨拶例文の1つ目は、「社員のみなさんや諸先輩方と共に切磋琢磨し、魅力的な会社にできるように努力していきたいです。」です。この例文を使った挨拶は、具体的な内容を語るというよりは、自分以外の新入社員も抱くであろうより一般的な内容に仕上げたい場合に参考にすると良いでしょう。

入社後の抱負・決意表明の挨拶例文(例1)

「~月~日付で、~社~課の一員となりました~と申します。長年に渡り先輩社員の皆さんがが培ってきた歴史と伝統を大切にし、日々努力していきます。社員の皆さんや先輩方と協力し、より魅力的な会社を作っていけるよう努力していきたいです。 社会人となった今日の初心を忘れず、精進していきます。これからもどうぞよろしくお願いします。

入社後の抱負・決意表明の挨拶例文②大学時代はアメリカに一年留学し

留学時代

入社後の抱負・決意表明の挨拶例文の2つ目は、「大学時代はアメリカに一年留学して、英語を学びました。」です。この例文は、特にどこか海外に留学経験のある人が活用できる例文となります。海外での経験を社内でもアピールできる絶好のチャンスでもありますので、該当する人はぜひ抱負の内容に盛り込みましょう。

入社後の抱負・決意表明の挨拶例文(例2)

このたび、~~社~~課の一員となりました~~と申します。 学生時代は1年アメリカに留学し、現地で英語を学びました。この経験を生かしながら、~~社の一員として成長していきたいと思っております。 まだまだ未熟な新入社員ではありますが、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

入社後の抱負・決意表明の挨拶例文③大学時代にはテニスサークルに所属し

テニスサークル用グッズ

入社後の抱負・決意表明の挨拶例文の3つ目は、「大学時代にはテニスサークルに所属しチームワークの大切さについて学びました。」です。この例文は、特に大学時代サークルや部活などの活動に力を注いだ人に使える例文となります。サークルや部活での経験で得られたことを上手く抱負の内容にも盛り込みましょう。

入社後の抱負・決意表明の挨拶例文(例3)

本日~~に入社致しました~~と申します。第一志望の会社に入社することができ、大変嬉しいです。私は~~大学テニスサークルに所属し、チームワークの大切さについて学びました。この経験を生かし、チームで団結して仕事をし合えるそんな職場の環境作りにも貢献していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

入社後の抱負・決意表明の挨拶例文④私はマーケティングの分野に興味があり

マーケティング

入社後の抱負・決意表明の挨拶例文の4つ目は、「私はマーケティングに興味があり、大学も経済学部を卒業しています。」です。これは、自分の仕事上での興味と自分の専攻との関連性を盛り込んだ例文となります。相手に経験は未熟かもしれないが、将来その分野で仕事をできる可能性があることを伝えられます。

入社後の抱負・決意表明の挨拶例文(例4)

この度、~~に入社致しました~~です。私はマーケティングに興味があり、大学も経済学部を卒業しています。経済学部で学んで経済動向を分析するスキルとマーケティングへの興味を生かして将来はトップマーケッターを目指したいと考えています。どうぞよろしくお願い致します。

以上までで、主に抱負という言葉の意味、目標との違い、抱負を述べる時の流れやポイント、更に具体的な例文をご紹介してきました。下記関連記事内では、抱負を作る際にも参考になるどんな社会人になりたいのか?という質問に対する回答例を分かりやすくまとめています。ぜひこの記事も合わせてチェックしてみてください。

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新入社員が今後の抱負を書く時の好印象な書き方は?

新入社員が今後の抱負を書く時の好印象な書き方①入社後のビジョンを語る


自信のある社員

新入社員が今後の抱負を書く時の好印象な書き方の1つ目は、「入社後のビジョンを語る」です。冒頭でもお伝えしましたが、抱負とはすなわち、ビジョンでもあります。もちろん、まだ社会人として経験がない段階では自分が何ができるか?は想像しがたいと思いますが、入社後のビジョンをしっかり語りましょう。

こうすることで、周囲の人たちにも自分の仕事に対する積極的な姿勢や真面目さ、堅実さが伝わるはずです。このために、自分自身に「自分はこの仕事で何を実現したいんだろう?」と何度も質問してみてください。答えはいつも外にあるのではなく、自分の心の中にあります。

新入社員が今後の抱負を書く時の好印象な書き方②自分の今までの経歴を語る

経験豊富な男性

新入社員が今後の抱負を書く時の好印象な書き方の2つ目は、「自分の今までの経歴を語る」です。例文の中でもいくつかご紹介しましたが、より具体性を持たせるために自分が幼いころから、また大学時代で学んできたこと、あるいは経験してきたことを内容に盛り込むと印象が良くなります。

この内容をしっかり盛り込むことで、相手に自分はどんな人間で何ができるのか?を理解してもらうことができます。それを踏まえて自分の今後の計画や目標などを語れるとより印象的な抱負や決意表明として多くの人の心に残るものになるでしょう。

新入社員が今後の抱負を書く時の好印象な書き方③自分の興味や情熱を語る

自分の情熱に繋がる女性

新入社員が今後の抱負を書く時の好印象な書き方の3つ目は、「自分の興味や情熱を語る」です。人間、誰でも自分が興味のあること、フツフツと情熱が沸いてくることがあるはずです。これを抱負の中に盛り込むのも人を引き付ける力があってとても効果的です。素直な言葉でエネルギッシュに興味や情熱を語りましょう。

特に大学を卒業してから間もない新社会人は、まだまだエネルギッシュに夢を追いかけてきたエネルギーに満ちていると思います。そのエネルギーを使って聴衆を巻き込むような熱い抱負が語れると、他の社員の目にも止まりやすく、一目買われる存在にもなれるでしょう。

入社後の抱負を述べる際に避けた方が良い事3つ

入社後の抱負を述べる際に避けた方が良い事①自分の気持ちに嘘をつく

NGポーズを出す女性

入社後の抱負を述べる際に避けた方が良い事の1つ目は、「自分の気持ちに嘘をつく」です。基本的に抱負は自分の素直な気持ちや考えを述べましょう。相手からの評価欲しさに思ってもないようなことを盛り込んでしまうと、入社後にそれが露呈してトラブルになることもあります。

入社後の抱負を述べる際に避けた方が良い事②自分の器以上のことを述べる

器以上のことをしようとする男性

入社後の抱負を述べる際に避けた方良い事の2つ目は、「自分の器以上のことを述べる」です。ビジョンを抱くと言っても、例えば入社初日に「私はこの会社の社長になります!」と語るのは器の大きさが小さすぎるのが明らかで嘘っぽく聞こえます。自由な発想ながらも自分の立場をわきまえた内容にしましょう。

入社後の抱負を述べる際に避けた方が良い事③具体性にかけた話を盛り込む

いぶかしげな女性

入社後の抱負を述べる際に避けた方が良い事の3つ目は、「具体性にかけた話を盛り込む」です。例えば、「努力していきます。」「頑張ります。」という言葉を続けて盛り込むのではその具体性に欠けてしまいます。しっかり自分の声を言葉にする形で具体的な内容の書き方、構成の仕方にできるよう心掛けましょう。

また、抱負を考える際には聞いている側の気持ちになるという視点も大切にしましょう。全く具体性のない話を延々と聞かされて、この話をぜひ聞いてみよう!と思える人はなかなかいないと思います。相手を引き込む話し方という点でも具体性を盛り込むのは不可欠です。

抱負をきちんと述べよう!

ベテラン社員会議

当記事では、社会人になってからも役立つ入社後の抱負の書き方、また具体的な例文などを交えて決意表明についての解説も行ってきました。そう言えば入社当時、抱負を考えたなあ、と懐かしく思う人も、今まさに、抱負を書かなくてはいけないと焦っている!という人もいたかと思いますが、どんな感想を持ちましたか?

社会人として社会で働く上で、自分の能力を精一杯生かして自分に何ができるのか?を考え、具体的な行動につなげていくことは非常に重要です。その意味でも、入社のタイミングで抱負を作成し、それを改めて意識するのは貴重なチャンスであるとも言えます。ぜひこの記事を参考にして素敵な抱負を作成してみてくださいね。

下記関連記事内では、新入社員が特に悩みやすい悩みの原因を分かりやすくまとめています。しんどい仕事や人間関係を乗り越える、具体的な方法も沢山ご紹介していますよ。入社後の社会人生活にもきっと生かせる内容だと思いますので、気になる方はぜひこちらの内容も合わせて参考にしてみて頂ければと思います。

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