バイタリティの意味とは？使い方や類語・バイタリティのある人の特徴も

バイタリティ（vitality）の意味とは？

バイタリティ（vitality）の意味①活力やエネルギーややる気を指す

バイタリティ（vitality）の意味の1つ目として、活力やエネルギーややる気を指すことが挙げられます。バイタリティ（vitality）という言葉はそれが溢れる状況や、高い状況を表す言い回しが多いのですが、バイタリティ（vitality）自体の意味はやる気やエネルギー全般を指す言葉になっています。

そのため状況に応じてバイタリティ（vitality）という言葉が、どの物事に対しての活力やエネルギーを表すのかが違ってきます。ただしバイタリティ（vitality）という概念は握力や背筋力のように数値化して表せるものではありません。そういったフィジカルに関連が深いエネルギーは指しません。

バイタリティ（vitality）の意味②活力に溢れる状態そのものを表す

バイタリティ（vitality）の意味の2つ目として、活力に溢れる状態そのものを表すことが挙げられます。バイタリティ（vitality）という言葉自体が活力やエネルギーを表しますが、状況によってはバイタリティ（vitality）という表現そのものが活力に溢れる状況そのものを指す場合もあります。

「彼のバイタリティ（vitality）は特筆ものだ」というシンプルな表現においてはバイタリティという表現がエネルギーを表す解釈もできますし、活力に溢れている状態を指すと解釈することもできます。エネルギーそのものだけではなく、活力に溢れる状態まで指す言葉であることも認識しておきましょう。

バイタリティ（vitality）の意味③抜きん出た行動を指す場合もある

バイタリティ（vitality）の意味の3つ目として、抜きん出た行動を指す場合もあります。例えば「彼のバイタリティ（vitality）を見習いたい」という言い回しについては、バイタリティ（vitality）というものがエネルギーや活力だけではなく普段の行動も含めた広い範囲のものを表現しています。

このようにバイタリティ（vitality）という言葉は、基本的にエネルギーや活力そのものを表す言葉ではあるのですが、文脈によってはバイタリティ（vitality）に溢れる状況や、その行動を指すこともあります。幅広い意味合いで使われる言葉になりますが、ここからはその使い方を見ていきましょう。

バイタリティ（vitality）の使い方は？

バイタリティ（vitality）の使い方①バイタリティのある

バイタリティ（vitality）の使い方の1つ目として「バイタリティのある」という表現を紹介します。「あの会社の社長はバイタリティのある人だ。社長の椅子に胡坐をかかず毎日動き回って現場で社員と肩を並べて仕事もしている」といった形で使われる表現です。社長がエネルギッシュに動いている光景が想像できます。

バイタリティ（vitality）のある状態は非常にエネルギッシュな状態を表しています。このような状態で休みなく動き回っているようなイメージの人に対して人々は「バイタリティ（vitality）のある人だ」という賛辞を贈るのです。こういった使い方が基本になりますのでまずはこの例文を押さえておきましょう。

バイタリティ（vitality）の使い方②バイタリティに溢れる

バイタリティ（vitality）の使い方の2つ目として「バイタリティに溢れる」という表現を紹介します。「彼は今季バイタリティに溢れる活躍を見せている。前期の悔しさをバネにしている部分もあるだろう」といった使い方をします。この表現は少し抽象的ですが活力溢れる動きでいい結果を出していることが分かります。

「バイタリティに溢れる」という表現は「バイタリティに溢れる人」「バイタリティに溢れる活躍」といった形で様々な状況を説明する際に使われます。バイタリティ（vitality）は基本的に「溢れる」という言葉と一緒に使う場合が多くなっていますので、この使い方もしっかり認識しておくようにしましょう。

バイタリティ（vitality）の使い方③バイタリティの衰え

バイタリティ（vitality）の使い方の3つ目として「バイタリティの衰え」という表現を紹介します。「最近の彼の動きにはバイタリティの衰えが見える。トレーナーが変わってからフィジカルが不安定になっているようだ」といった使い方をします。活力やエネルギーに衰えが見えるような状況において使われる表現です。

バイタリティ（vitality）という言葉については基本的に相手方について褒める場合に使われることが多い言葉ではあるのですが、このように活力の低下を分析する際にも使われることがあります。比較的少ない使い方にはなりますが、こういった使い方も覚えておきましょう。

バイタリティ（vitality）の使い方④バイタリティが高い

バイタリティ（vitality）の使い方の4つ目として、バイタリティが高いことが挙げられます。バイタリティ（vitality）について相手方を褒める時にはその高さを評価する使い方が一般的です。「彼のバイタリティ（vitality）の高さを尊敬します」といった使い方をします。

また、直接相手方を褒める時には「いつもバイタリティ（vitality）が高いですよね！」「バイタリティ（vitality）が高い行動にいつも刺激を受けています」といった形で使うと相手方にも喜ばれることでしょう。対面で直接相手方に使う表現として、相手との関係性を前進させたい時に使ってみましょう！

バイタリティ（vitality）のある人・溢れる人の特徴は？

バイタリティのある人の特徴とは①行動力の高さ

バイタリティのある人の特徴の1つ目として、行動力の高さが挙げられます。バイタリティ（vitality）の高い人は一概に行動力があり、そのアクションの内容について一目置かれるような人がほとんどです。何となく元気な人に使われるわけではなく、行動の内容も伴っているような人に使われる言葉です。

例えば持ち前の行動力をビジネスに生かして自分のビジネスを育てていっているような人にはバイタリティ（vitality）が高いと言われますが、仕事ではうだつが上がらないのに趣味で登山に行ったり旅行に行ったりしているような人はバイタリティ（vitality）が高いと言われる機会は少ないことでしょう。

もちろん仕事を効率良くこなして成果を上げているならばバイタリティ（vitality）が高い人に分類されるでしょうが、仕事の手を抜いてその分を趣味に集約させている人はバイタリティ（vitality）が高いとは言いません。何故なら少ないエネルギーを趣味に当てているに過ぎないからです。

バイタリティのある人の特徴とは②継続力に特筆すべきものがある

バイタリティのある人の特徴の2つ目として、継続力に特筆すべきものがあることが挙げられます。「継続は力なり」という言葉はよく使われますが、この言葉を実践しているような人はバイタリティがある人に該当します。何故なら物事を継続していくことは非常に活力やエネルギーを消費するからです。

たとえ粛々と同じことを続けているように見えても、そうなるように軌道に乗せることは何に置いても大変なことです。そういった継続力のある人はバイタリティ（vitality）が高いと言われることが多い傾向にあります。

バイタリティのある人の特徴とは③いつでも元気で笑顔

バイタリティのある人の特徴の3つ目として、いつでも元気で笑顔であることが挙げられます。たとえ行動力の高さに定評があったとしても、いつも疲れている様子の人に対してはバイタリティ（vitality）があるとは言われないことでしょう。見た目にも活力に溢れる人がそのように言われます。

そのため、持ち前の行動力で事業等に成功していて、なおかついつも声に張りがあって元気で笑顔の人は活力に溢れる人が多い傾向にあります。また笑顔ではなくても口数が多く元気そうであっても言われるでしょうが、笑顔があった方が周囲の評価は高くなることでしょう。

バイタリティのある人の特徴とは④周囲にエネルギーを与えている

バイタリティのある人の特徴の4つ目として、周囲にエネルギーを与えていることが挙げられます。例えばその人がいると周りが笑顔になるような人や、その人が背中を見せてみんなのモチベーションを引き上げるようなカリスマ性を持っている人はバイタリティがあるとよく言われる傾向にあります。

本当にバイタリティがある人は、実際に周囲にも溢れんばかりの活力やエネルギーを分け与えています。こういった人が近くにいるならばコミュニケーションを深めていくと自分自身もバイタリティのある人に近づけるかもしれません。

バイタリティ（vitality）の類語は？

バイタリティ（vitality）の類語①生命力

バイタリティ（vitality）の類語の1つ目は「生命力」です。バイタリティ（vitality）が意味するエネルギーや活力は元をたどっていくと生命力に該当します。そういった意味ではバイタリティ（vitality）という言葉は生命力そのものを意味する場合もあります。

逆にバイタリティのない人や衰えがある人は、病気や怪我、あるいは精神的な迷いや弱さにより生命力が奪われている状況にあることが少なくありません。このようなことからも、バイタリティ（vitality）という言葉と生命力は密接に関連していると言えます。

バイタリティ（vitality）の類語②活力

バイタリティ（vitality）の類語の2つ目として「活力」が挙げられます。ここまでバイタリティ（vitality）を説明する上で何回も「活力」という言葉を使ってきました。「活力」はバイタリティ（vitality）と同義である場合もある類語になります。

バイタリティ（vitality）の類語③やる気

バイタリティ（vitality）の類語の3つ目として「やる気」が挙げられます。「やる気」は時にバイタリティ（vitality）の高さを表す指標になります。そういう意味でバイタリティ（vitality）の類語となる言葉です。「やる気」溢れる様子にはバイタリティの高さが表れていることが少なくありません。

ただしバイタリティ（vitality）に溢れた人であっても、やる気が出ないこともあります。やる気を出すことは何事にとっても非常に大切なことであり、そんなやる気を出すのにうってつけなのが下記の関連記事になります。

下記の関連記事ではやる気のない人の特徴を紹介しているとともに、自分にも他人にもやる気を出させるコツが紹介されています。モチベーションの管理をしっかりやることで、自分自身のバイタリティを上げる結果にもなりますので、こちらの記事も是非読んでみてほしいです！

仕事のやる気のない人の特徴5選！働かない心理とやる気を出させる方法も

あなたの職場には、やる気のない人はいますか？一人もいない職場は存在しないのではないでしょうか。この記事では、「仕事のやる気のない人の特徴」とともに、働かな...

バイタリティ（vitality）というワードを使いこなそう！

バイタリティという言葉を使いこなすことで、相手への最高の賛辞を贈ることができるでしょう。ビジネスにおいて、また日常生活においても「バイタリティがある」「バイタリティが高い」と言われることは、多くの場合モチベーションアップに繋がる一言になると言えます。

また、ここではバイタリティの高い人の特徴についても紹介してきました。この記事から言葉の使い方を学ぶだけではなく、こういった点もこれからの生活や仕事に生かしていきながら、あなた自身が周囲のみんなから「バイタリティが高い人だ」と言われるようになるきっかけになればうれしいです！