経済学部からなれる職業5選!就職率の高い大学の就職先・進路は?
学生の間で人気の学部である「経済学部」。就職・職業選択に強いというイメージを持たれがちな経済学部ですが、なかには「なぜ就職に有利なのか?」という疑問を持っている方も多いことでしょう。今回は、経済学部が進路選択で有利になる理由を紹介するとともに、経済学部からなれる仕事・・職種・就職先をご紹介します!
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目次
経済学部が就職に有利と言われる理由とは?
経済学部が就職に有利と言われる理由①大学で社会の仕組みを学んでいるから
経済学部が就職に有利と言われる理由の1つ目として「大学で社会の仕組みを学んでいるから」という理由があります。経済学部は学部のカテゴリー的には文系の1つに数えられるものの、学習内容はグラフやモデル作成などといった数学的な分野も含まれているため、厳密には理系と文系の間に位置する学部といえます。
経済学部で学ぶ内容は、専攻によって多少の違いはありますが、基本的に経済活動のモデル作成・分析をはじめとした「理論経済学」や、労働や実際のくらしに関する問題点を労働経済学や公共経済学などを用いて分析する「応用経済学」、日本と海外のこれまでの経済活動を辿る「思想・歴史学」の3つが存在します。
どの分野においても、私達の実際の生活や国の経済・政治に密着した内容を大学内で学習・研究を行うため、学生時代から社会の仕組みを学んでいると同時に、就職希望の企業へ「社会貢献に取り組む意欲がある」とアピールしやすいという理由から就職に有利とされています。
経済学部が就職に有利と言われる理由②経理などの職種で求める企業が多い
経済学部が就職に有利と言われる理由2つ目に「経などの職種で求める企業が多い」というものが挙げられます。企業・団体には必ずと言っても良いほど「経理部」が存在します。もちろん経理だけでなく、社会の動きを学習してきた経済学部の学生はプロジェクト管理なども任せやすいというイメージをもたれやすいのだそうです。
企業全体のお金・支出・収入を管理している経理部においては、会社や社会全体の動きを大学時代から学習している経済学部の学生は、実際に経理を担当した時にも安心というイメージを持たれやすいのです。また、プロジェクト展開においても、社会の動きからリスク・モデル作成などにも貢献してくれるという理由があります。
経済学部が就職に有利と言われる理由③入社・公務員試験に強い
経済学部が就職に有利と言われる理由3つ目は「入社・公務員試験に強い」ということが挙げられます。就職活動において避けては通れないのが「入社試験」ですが、公務員をはじめとした職業や職種によっては面接だけでなくペーパーテストを課せられることもあります。
公務員試験などで課せられるテストでは、主に「一般常識」と呼ばれる分野ですが、その中に経済分野が出題されることも多いのです。文系・理系問わず、経済分野に普段から触れていない学生にとってはかなりの難問になってしまうこの分野ですが、経済学部の学生にとっては基本~標準問題に感じることが多いです。
経済学部からなれる職業・職種・仕事5選!
経済学部からなれる職業・職種・仕事①金融業
経済学部からなれる職業・職種・仕事1つ目は「金融業」です。こちらの職業・仕事は名前の通りお金・経済に関する分野を取り扱う仕事内容となっているため、もはや経済学部の学生の専売特許ともいえるほど、業務上で有利に活動できる職業です。
銀行や証券会社をはじめ、保険などといった業界は、経済学部の卒業生の多くが進路先として選んでいます。忍耐力とコミュニケーション能力が必要となりますが、キャリアアップがしやすことからも経済学部の卒業生の間では人気の進路先です。
経済学部からなれる職業・職種・仕事②商社
経済学部からなれる職業・職種・仕事2つ目は「商社」です。金融業・サービス業に次ぐ定番進路先・職業である「商社」は、世界各国で活躍するエリートというイメージを持つ人も多い人気の職業です。商社への就職を希望する生徒は、大学在学中にTOEICのスコアを磨いたり、他国の経済に目を向けている学生が多いです。
経済学部からなれる職業・職種・仕事③地方公務員
経済学部からなれる職業・職種・仕事3つ目は「地方公務員」です。経済学部が有利になる理由でも述べたように、公務員になるために受験する公務員試験には、マクロ経済学・ミクロ経済学といった経済分野の問題が毎年多く出題されます。そのため、他の学部の学生よりも問題を有利に解くことができます。
東大をはじめとした難関大学の経済学部の場合は、中央官庁を就職先・進路先として選ぶ学生も多いですが、一般的な大学の経済学部の学生の場合でも多くの学生が国家公務員・地方公務員への就職を決める場合が多いのです。
経済学部からなれる職業・職種・仕事④メーカー
経済学部からなれる職業・職種・仕事4つ目は「メーカー」です。サービス業と同様、電気機器・自動車・住宅などといった多種多様なジャンルが存在していますが、経済学部の学生が持つ「適応能力の高さ」を活かし、製造・研究開発はもちろん、新商品企画・販売戦略やリサーチなどといった多様な職種で活躍しています。
経済学部からなれる職業・職種・仕事⑤サービス業
経済学部からなれる職業・職種・仕事5つ目は「サービス業」です。食・ファッション・旅行分野などといった様々な分野を意味しますが、なかでも多くの経済学部の学生が就職・進路先として選ぶのがIT・流通分野です。
経済学部は他の理系学部と比較すると特定の専門分野が無いという点では弱いです。しかし、他の文系学部と比べると理系分野の知識も学習していることから、多岐にわたるサービス業において様々な職種・役割として活躍することができる「適応力」が強みです。
経済学部に人気の就職先・仕事・進路5選!
経済学部に人気の就職先・仕事・進路①保険会社
経済学部に人気の就職先・仕事・進路1つ目は「保険会社」です。実際のくらしのなかで必要となる「家計・年金」に関する仕事である「保険会社」は、経済学部の学習内容や客観的な視点を活かして業務を進めることができます。お客さん1人ひとりを支える、やりがいのある仕事として人気です。
経済学部に人気の就職先・仕事・進路②銀行員
経済学部に人気の就職先・仕事・進路2つ目は「銀行員」です。個人・企業・団体などといった様々なクライアントを相手に責任を持ってお金の管理・運用を行う銀行員ですが、その多くが経済学部・経営学部・法学部などの学生が多いとされています。
テラーと呼ばれる窓口業務だけでなく、融資課・海外為替部門などといった、金融・経済・税務などいった知識を持った人材が必要となることが多いため、経済学部の学生の間で人気の職業・就職先の1つです。
経済学部に人気の就職先・仕事・進路③会計士
経済学部に人気の就職先・仕事・進路3つ目は「公認会計士」です。「公認会計士」とは、企業・団体の経営を「会計」という面からチェクするという責任重大な仕事です。公認会計士試験へ合格すると公認会計士になれる仕組みですが、試験の合格率は約10%という超難関試験となっています。
そのため、経済学部の学生のなかには、大学と専門学校の両方に通う「ダブルスクール」を行っている学生も少なくありません。監査法人に就職したり、個人事務所を立ち上げて業務を行うなど、多彩な方法で仕事ができるのが魅力です。
経済学部に人気の就職先・仕事・進路④国家公務員
経済学部に人気の就職先・仕事・進路4つ目は「国家公務員」です。地方公務員と同様、公務員試験で有利にはたらくことや「安定」というイメージから進路先・就職先に選ぶ学生も多いです。国民の生活を支えるという大きな責任はありますが、その分やりがいもあります。
経済学部の大学生が職業選択の幅を広げるために取得しておきたい資格5選!
職業選択・進路の幅を広げるために有利な資格①銀行業務検定
職業選択・進路の幅を広げるために有利な資格1つ目は「銀行業務検定」です。こちらの資格は名前の通り、銀行・証券などといった金融機関で働くうえで必要となるスキル・知識を表す検定試験です。実際に銀行員として就職した際に取得させられることも多く、法務・財務・外国為替などといった幅広い知識を試されます。
職業選択・進路の幅を広げるために有利な資格②ファイナンシャルプランナー
職業選択・進路の幅を広げるために有利な資格2つ目は「ファイナンシャルプランナー(FP)」です。こちらの資格は、人生における目標を叶えるために必要な資金に関する計画・リスクマネジメントを行うスキル・能力があることを表した資格です。銀行・保険会社などといった進路先を視野に入れたい時に有利な資格です。
職業選択・進路の幅を広げるために有利な資格③宅建
職業選択・進路の幅を広げるために有利な資格3つ目は「宅建」です。宅建とは、不動産取引の専門家であることを表した国家資格です。不動産の売買などを行う時に必要な資格であり、不動産業者では必ず資格取得者を配置しておく必要があるという決まりがあります。そのため、不動産分野を視野に入れたい学生に人気です。
職業選択・進路の幅を広げるために有利な資格④日商簿記検定
職業選択・進路の幅を広げるために有利な資格4つ目は「日商簿記検定」です。こちらの資格は企業の経営活動を記録・計算・整理するスキルがあることを表した資格となっており、業種・職種問わず活用できる資格として人気です。
職業選択・進路の幅を広げるために有利な資格⑤通関士
職業選択・進路の幅を広げるために有利な資格5つ目は「通関士」です。通関士とは、物品の輸出入の際に行う通関手続きの代行・申請業務を行う仕事であり、財務省管轄の国家資格でもあります。通販の普及・ブームにより、今後より注目される仕事・資格でもあります。
経済学部で就職率が高いと評判の大学は?卒業生の進路・就職先・職業は?
経済学部で就職率が高いと評判の大学①日本経済大学
経済学部で就職率が高いと評判の大学として1つ目にご紹介するのは「日本経済大学」です。こちらの大学は名前の通り、経済学のスペシャリストを養成する学科・コースが設けられています。宅建・公務員などといった資格試験講座も用意されており、その就職率は99.0%(平成28年度)と全国トップレベルとなっています。
経済学部で就職率が高いと評判の大学②同志社大学
経済学部で就職率が高いと評判の大学2つ目は「同志社大学」です。経済学部だけで全4種類のコース・学科があるこちらの大学は、近畿地方の難関私立大学の総称「関関同立」の1つに数えられており、就職率は98%、主要325社への就職実績は全国7位という実績を持っています。
経済学部で就職率が高いと評判の大学③東京経済大学
経済学部で就職率が高いと評判の大学3つ目は「東京経済大学」です。こちらの大学は、税理士・公認会計士などといった難関・専門職種を目指すためのプログラムが用意されていることでも有名です。難関大学とよばれるものではありませんが、その分経済分野に対する専門性・就職先で役立つスキル等を学ぶことができます。
経済学部であこがれの職業にトライしてみよう!
いかがでしたか?今回ご紹介した職業・職種以外にも経済学部の学生が活躍できる仕事はたくさんあります。経済学部で学んだことを糧に、自分がなりたいと思える仕事にチャレンジしてみましょう!
経済学部と同様に、学生の間で人気が高い学部が「法学部」です。法律のプロというイメージの強い法学部ですが、実際には様々な就職先で活躍している学生が多いようです。関連記事では、法学部の就職先についてまとめた記事を掲載しています。
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