敬語のいらしてくださいの例文!お気をつけて・遊びに・是非等の使い方も
いらしてくださいという敬語は来てください、お立ち寄りくださいという意味合いを持つ言葉です。「お気をつけていらしてください」などという表現もありますが、ここではそんな「いらしてください」という表現やその関連表現も含めて使い方を紹介していきます。
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「いらしてください」の使い方は?
「いらしてください」の使い方①接客業での「また来てください」の意思表示
「いらしてください」の使い方の1つ目として、接客業での「また来てください」の意思表示が挙げられます。「いらしてください」という言葉は接客業における決められた挨拶フレーズとしてよく使われる言葉になり、その意味合いとしては「また来てください」の意指表示になりますが、本心でそう思っているかは別問題です。
「またいらしてください」あるいは「またお越しください」というフレーズは、接客マニュアルに盛り込まれているワードであることも少なくないでしょう。下記の関連記事はこれから説明していく「いらしてください」とよく使い分けがされる「お越しください」という表現が分かりやすく紹介されているおすすめの記事です。
こういった言葉は関連用語と一緒に覚えていくことで一気に表現力が向上することとなりますので、こちらの内容と一緒に是非下記関連記事の方も確認してみてください。
「いらしてください」の使い方②ビジネスにおける社交辞令を示す敬語表現
「いらしてください」の使い方の2つ目として、ビジネスにおける社交辞令を示す敬語表現であることが挙げられます。「いらしてください」という表現は是非とも来て欲しいと思うシチュエーションにおいても使われますが、来て欲しいと特別思わなくてもそれを言うことで相手との距離が縮まる場合にも使われます。
こういった場合には来てくださいと相手に伝える要素よりも、相手に対しての親密度を上げるための社交辞令としての要素が強くなっています。特に企業対企業の付き合いでは「いらしてください」と言われた時に相手方が本当に来訪を望んでいるのかどうかを判断する必要のある言い回しになっています。
「いらしてください」の使い方③お立ち寄りくださいとの使い分け
「いらしてください」の使い方の3つ目として、お立ち寄りくださいとの使い分けが挙げられます。「いらしてください」と言うよりも「お立ち寄りください」と伝えた方が相手は心理的負担が少なく来訪しやすい表現であると言えます。そのため社交辞令としては「いらしてください」の方が望ましいと言えます。
「いらしてください」の使い方の例文10選
「いらしてください」の使い方の例文①お気をつけていらしてください
「いらしてください」の使い方の例文の1つ目として「お気をつけていらしてください」という表現を紹介します。「お気をつけて」という言葉を頭に付けることで相手に対する気遣いを伝えることができます。天気が悪い時や相手が急いでいるような状況では使いたい表現になります。
- ・足元が悪いのでお気をつけていらしてください。
- ・こちらは急ぎませんのでお気をつけていらしてください。
お気をつけていらしてくださいの例文
「いらしてください」の使い方の例文②お気をつけていらっしゃってください
「いらしてください」の使い方の例文の2つ目として「お気をつけていらっしゃってください」という表現を紹介します。この表現は「お気をつけて」と付けることで気遣いを表し、また「いらしてください」よりもやや丁寧な印象を与える表現になりますので、例文のように使うと相手方から好印象を得られることでしょう。
- ・お時間のある時にお気をつけていらっしゃってください。
- ・お怪我などされませんようお気をつけていらっしゃってください。
お気をつけていらっしゃってくださいの例文
「いらしてください」の使い方の例文③是非いらしてください
「いらしてください」の使い方の例文の3つ目として「是非いらしてください」という表現を紹介します。「是非」という言葉が付いているため、相手方に対して来てくださいと望む気持ちが強い敬語表現になっています。相手方への訪問の希望が強い場合に使いたい表現です。
- ・一同心待ちにしておりますので是非いらしてください。
- ・ご都合のいい時で構いませんので是非いらしてください。
是非いらしてくださいの例文
「いらしてください」の使い方の例文④遊びにいらしてください
「いらしてください」の使い方の例文の4つ目として「遊びにいらしてください」が挙げられます。「いらしてください」という言葉に、例文のような形で「遊びに」という言葉を付けることで相手の期待感は大幅に増すことでしょう。違和感がないシチュエーションでは積極的に使いたい言い回しです。
- ・一度遊びにいらしてください。
- ・皆様お連れ合わせの上遊びにいらしてください。
遊びにいらしてくださいの例文
「いらしてください」の使い方の例文⑤また来てくださいの敬語表現
「いらしてください」の使い方の例文の5つ目として「また来てくださいの敬語表現」を紹介します。下記例文は同じような「また来てください」という表現をどのように言い換えられるかを示したものになります。
3つの例文がありますが、言い方は違えどすべて同じ意味です。1つ目はやや敬語色が弱いのでビジネスでは2つ目か3つ目の表現を使うようにしましょう。
- ・本日はありがとうございました。また来てください。
- ・本日はありがとうございました。またいらしてください。
- ・本日はありがとうございました。またお越しください。
また来てくださいの敬語表現の例文
「いらしてください」の使い方の例文⑥お立ち寄りくださいの類語表現
「いらしてください」の使い方の例文の6つ目として「お立ち寄りくださいの類語表現」を紹介します。下記に3つの例文を紹介していますが「お立ち寄りください」という表現の類語に置き換えた文になります。1つ目にはお手軽感があり、2つ目3つ目は敬語の色が強い表現になっています。
- ・お気軽にお立ち寄りください。
- ・お気軽においでください。
- ・お気軽にいらしてください。
お立ち寄りくださいの類語表現の例文
「いらしてください」の使い方の例文⑦またの機会にいらしてください
「いらしてください」の使い方の例文の7つ目として「またの機会にいらしてください」という表現を紹介します。接客業において今回何らかの理由で対応できなかった場合には例文のような形で相手に謝罪をしつつ再訪を促します。
- ・本日は満席となりまして申し訳ありませんが、またの機会にいらしてください。
- ・本日はせっかく来ていただいたのに申し訳ありません。またの機会にいらしてください。心よりお待ち申し上げております。
またの機会にいらしてくださいの例文
「いらしてください」の使い方の例文⑧お暇があればいらしてください
「いらしてください」の使い方の例文の8つ目として「お暇があればいらしてください」という表現を紹介します。この表現は時間の都合がいい時に来て欲しいという意図を、控え目に表現した言い回しになっています。接客業でよく使われます。
- ・いつでも席を空けてお待ちしておりますので、お暇があればいらしてください。
- ・ご満足いただけるかと思いますので、お暇があればいらしてください。
お暇があればいらしてくださいの例文
「いらしてください」の使い方の例文⑨気が向いたらいらしてください
「いらしてください」の使い方の例文の9つ目として「気が向いたらいらしてください」が挙げられます。この表現についても客側の好きなタイミングで来て欲しい旨を表しています。接客業において「いつでも構いませんので」「いつでもお待ちしておりますので」という表現は様々な言い回しと組み合わせて使えます。
- ・いつでも構いませんので、気が向いたらいらしてください。
- ・いつでもお待ちしておりますので、気が向いたらいらしてください。
気が向いたらいらしてくださいの例文
「いらしてください」の使い方の例文⑩遠慮なくいらしてください
「いらしてください」の使い方の例文の10個目として「遠慮なくいらしてください」という表現を紹介します。この表現については客側に気を遣わせない配慮を示す表現で、よく使われるものの一つになります。腰が重そうな客には笑顔でこういったフレーズを使うと再訪の可能性が上がることでしょう。
- ・いつでも構いませんので、遠慮なくいらしてください。
- ・一同心待ちにしておりますので、遠慮なくいらしてください。
遠慮なくいらしてくださいの例文
「いらしてください」という表現を使いこなそう!
「いらしてください」という表現を状況により「お気をつけていらしてください」「またお立ち寄りください」という形で使いこなすことができれば、仕事におけるコミュニケーションがグッと良化することは間違いありません。最初は気恥ずかしさもあるかもしれませんが、慣れれば自然と口から出てくるようになります。
ここで紹介した「いらしてください」という敬語表現の知識や使い方の例が、一日も早い段階であなたの仕事の中で役に立つような状況が出てきたらとてもうれしいです!
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