最終更新日: 2019/01/15 17:10 さながらの意味とは?古語での意味と使い方・例文や類語の紹介も

「さながら」と言う言葉を聞いたことありますか?果たしてどのような意味なのでしょうか。古語での意味や、短文を使った使い方や例文、用法、類語までご紹介します!現代の日常会話ではあまり使うことがないかもしれないですが、目上の人との会話などいざという時に使えると一目置かれるかもしれませんよ!

目次

  • 1 さながらの意味・語源とは?
  • 2 さながらの使い方・例文は?
  • 3 さながらの類語は?
  • 4 さながらの英語は?
  • 5 「さながら」は伝えたい内容を…


さながらの意味・語源とは?

さながらの意味

メモ

「さながら」という言葉には、よく似ていること・そっくり・そのもの・そのまま・まるで・まったく・ひたすら・すべて、などの意味があります。他の何かと比較してとても似ているという状況を表現する時、いわゆる比喩時表現としてよく使われます。

また、「さながら」の後に打消しの言葉「ない」「あらず」がつく言葉をもってくる場合は、まったく・ひたすらという意味で使われます。この使い方も割と多いので、覚えておくといいでしょう。

なお、「さながら」という言葉は現代では日常的に使われることはあまりないので、使うタイミングや使い方がピンと来ない人が多いかもしれませんが、例えばビジネスシーンや結婚式のスピーチの時などのかしこまった時に使うといいでしょう。

さながらの語源・古語での使い方

勉強

「さながら」の語源は、副詞の「さ」に助詞の「ながら」が付いてできたものと言われています。副詞の「さ」は漢字で「然」と書き、そう・そのように、という意味があります。副詞の「ながら」は漢字で「乍ら」と書き、副詞に付けた場合、そろってそのまま、同じ状態にある、という意味があります。

古語での「さながら」の使い方については、宇治拾遺物語に「衣着ぬ妻子なども、さながら内にありけり」という原文があり、現代語に訳すると「衣服を身につけていない妻や子供なども、そのまま(家の)中にいた」という意味になります。

さながらの使い方・例文は?

さながらの短文を使った使い方・例文①昨日の雨はさながら滝のようだった

雨






さながらの短文を使った使い方・例文・用法1つ目は、「昨日の雨はさながら滝のようだった」です。この例文の「さながら」の意味は、「まるで」という意味で使っています。昨日降った雨は、まるで滝のような雨だったということです。

「昨日はすごい雨だった」と言うよりも、雨の激しさが伝わる例文になっています。「滝のような雨」という表現にすることで、昨日建物の中にいて天気を知らなかった人にも、ものすごい雨だったということが分かりますね。

さながらを使わずに「昨日の雨は滝のようだった」と言うこともできますが、それだと単なる説明的なイメージになり、すごい雨だったということが伝わりにくいです。そこで「さながら」を付けることによって、滝のようにすごい雨だったんだなというように伝わります。

さながらの短文を使った使い方・例文・用法②モデルさながらの体型だ

モデル

さながらの短文を使った使い方・例文・用法2つ目は、「モデルさながらの体型だ」です。この例文の「さながら」の意味は、「そのもの」という意味で使っています。体型が本物のモデルそのものということです。

「モデルみたいな体型だ」と言うよりも、より本物のモデルに近いということが伝わる例文になっています。「モデルみたいな」という表現ではなく「モデルさながら」という表現にすることて、より一層、モデル体型のイメージが強く湧きますね。

さながらの短文を使った使い方・例文・用法③本番さながらの演技をする

怒る

さながらの短文を使った使い方・例文・用法3つ目は、「本番さながらの演技をする」です。この例文の「さながら」の意味は、「そのまま」という意味で使っています。本番ではないのにかかわらず、本番そのままの迫真の演技だったということです。

ただ「迫真の演技だった」と言うよりも、リハーサルとは思えない本番レベルの演技だったということが伝わる例文になっています。「本番さながら」という表現を使うことによって、リハーサルとはいえ本番と同じ演技力だったというイメージが伝わりますね。