大喜利の「その心は」の使い方や意味は?面白い謎かけのコツや例文13選

落語や大喜利でおなじみの「その心は」を日常生活に取り入れてみませんか?「その心は」の意味に面白い謎かけの例文や、謎かけの問題を作ることなど、様々に取り上げてみました。教養さえあれば、取り組みやすい大喜利をお楽しみください。

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「その心は」とは?

「その心は」は落語の大喜利でおなじみ

おなじみ

「その心は」というフレーズは、大喜利における謎かけのフレーズです。現在では笑点のおかげで、謎かけは落語家の芸というイメージが強いでしょう。しかし元々落語家にとって、謎かけ芸は本業ではなかったのです。

謎かけが落語の寄席の定番になったきっかけは、談志師匠こと立川談志が余興で披露したことです。彼が笑点で司会を担当した際に、大喜利で謎かけを披露したため、現在のように落語家による謎かけ芸が定着しました。

「その心は」の心の意味は意図や真意のこと

真意

「その心は」でいう心は、意図や真意を意味します。普段の会話の場合は、同じことを言いたい場合には「その理由は」「その根拠は」という言い回しをします。もっともこの表現は、謎かけの場合は詰問調になります。

そのために、謎かけ等のおどけた表現が求められる場面においては「その心は」という言い方が好まれます。「その意図するところは」「その真意は」より「その心は」の方が、笑いをとるためにはふさわしいでしょう。

「その心は」の使い方は?

「その心は」の謎かけ問題の使い方①忘年会や新年会の余興

余興

「その心は」の謎かけ問題の使い方の1つ目は、忘年会や新年会の余興です。企業の新人にとって、各種飲み会での余興では苦労が多いでしょう。謎かけは、お笑いのセンスと、謎かけを上手に選ぶ能力だけで可能です。

もっとも、近年ではインターネットの発達により、音楽に合わせて歌い踊ることがやりやすくなりました。よって、謎かけだけの余興で場を楽しませることはやや難しくなったため、自信がある場合にのみおすすめします。

「その心は」の謎かけ問題の使い方②仲間との気の置けない会話

仲間と

「その心は」の謎かけ問題の使い方の2つ目は、仲間との気の置けない会話です。素人の遊びとしては、「その心は」の後にセンスのある回答は返りにくいものです。それでも、出来が秀逸なものがたまにできたりします。


オリジナルの謎かけ問題は、仲間内での暇つぶしとしてはぴったりでしょう。仲間内で謎かけをする場合には、一般的には意味がわからなくても、友人に通じれば大丈夫です。この点において、比較的簡単にできます。

「その心は」の謎かけ大喜利の例文13選

「その心は」の謎かけの例文①スパイとかけまして小説家と解きます

スパイとかけまして

面白い「その心は」の謎かけの例文の1つ目は、スパイとかけまして小説家と解きます、です。答えは、その心は、どちらも「かくしごと」が得意です、となります。前半は、スパイの得意なものは隠し事だと言います。

そして後半では、小説家という職業は書く仕事であることを意味します。つまりこの謎かけでは、「隠し事」と「書く仕事」が語呂合わせになっています。この謎かけでは、比較的簡単な同音異義語が使用されています。

「その心は」の謎かけの例文②天才外科医とかけましてカーナビと解きます

天才外科医とかけまして

面白い「その心は」の謎かけの例文の2つ目は、天才外科医とかけましてカーナビと解きます、です。その心は、どちらも「じゅうたい」を「かんち」します、が答えなのです。前半は天才外科医は重体を完治する、です。

一方で、後半で言いたいことは、カーナビは渋滞を感知するということです。要するに、「重体を完治する」と「渋滞を感知する」とのごろ合わせです。こちらの問題では、同音異義語としては多少複雑になっています。

「その心は」の謎かけの例文③野球の試合とかけましてオタクと解きます

野球の試合とかけまして

面白い「その心は」の謎かけの例文の3つ目は、野球の試合とかけましてオタクと解きます、です。その心は、どちらも初回の「とくてん」が大切です、が答えになります。野球の試合で大切なのは、初回の得点です。

一方で、オタクにとって大切なものは、初回の特典です。つまりは、得点と特典とをひっかけた言葉遊びになっています。こちらも、同音異義の単語が利用されていますが、「とくてん」は思いつきにくいかもしれません。

「その心は」の謎かけの例文④お彼岸とかけまして剣道の試合と解きます

お彼岸とかけまして

面白い「その心は」の謎かけの例文の4つ目は、お彼岸とかけまして剣道の試合と解きます、です。この答えは、どちらも「はかまいります」になります。この前半は、お彼岸には墓参りをすることを表現しています。

そして後半では、剣道の試合では袴が要ることに言及しているのです。つまり、「墓参ります」と「袴要ります」との掛け言葉になっています。こちらの場合も、「墓参り」と「袴要る」とをつなげにくいかもしれません。

「その心は」の謎かけの例文⑤裁判とかけましてTバックの下着と解きます

裁判とかけまして

面白い「その心は」の謎かけの例文の5つ目は、裁判とかけましてTバックの下着と解きます、です。この場合、その心はどちらも「はんけつ」出ています、が答えです。前半部分の意味は、裁判は判決が出ることです。

それから後半部分では、Tバックの下着をはいた場合には、半ケツが出てしまうことを表現しています。全体で、判決と半ケツとを掛けた言葉遊びになっています。同音を利用した掛け言葉の中でも、おなじみでしょう。

「その心は」の謎かけの例文⑥夏の終わりとかけまして古い服と解きます

夏の終わりとかけまして

面白い「その心は」の謎かけの例文の6つ目は、夏の終わりとかけまして古い服と解きます、です。こちらの答えは、どちらもそのうち「あき」が来るでしょう、になります。夏の終わりは、つまりそのうち秋が来ます。

一方の後半部分では、古い服は着古されているため、そのうちには飽きが来ます。ここでの掛け言葉は、秋と飽きが対象になっています。ここでの「あき」の同音異義語も、比較的わかりやすいのではないでしょうか。

「その心は」の謎かけの例文⑦理科の実験とかけましてテストと解きます

理科の実験とかけまして

面白い「その心は」の謎かけの例文の7つ目は、理科の実験とかけましてテストと解きます、です。この謎かけの答えは、どちらも「しけんかん」が必要です、なのです。まずは、理科の実験には、試験管が必要です。

そして続きの意味するところは、テストには試験官が必要です、ということです。今回の単語は「しけんかん」、つまり試験管と試験官が同音で違う意味です。この単語を、巧みに利用して謎かけを作っていて明快です。

「その心は」の謎かけの例文⑧節分とかけまして鉄棒好きの子供と解きます

節分とかけまして

面白い「その心は」の謎かけの例文の8つ目は、節分とかけまして鉄棒好きの子供と解きます、です。ここでは、その心は、どちらもその手は「まめ」でいっぱいです、が答えになります。今回も同音異義語の謎かけです。

前半では、節分の時に豆を手にいっぱい持つことを示しています。後半では、鉄棒好きの子供の手には、まめがいっぱいできることを表現しています。植物の豆と皮膚にできるまめの掛け言葉は、理解しやすいでしょう。

「その心は」の謎かけの例文⑨糖尿病の人とかけまして犬を飼う時と解きます

糖尿病の人とかけまして

面白い「その心は」の謎かけの例文の9つ目は、糖尿病の人とかけまして犬を飼う時と解きます、です。今回の謎かけ問題の場合では、その心は、どちらも「けっとう」が気になります、が答えになっているのです。

前半部分では、糖尿病を持つ人にとって、血糖は最も気になるものであることを意味しています。また、後半部分は、犬を飼う場合には、血統が気になることはよくあることだということなのです。血糖と血統の掛け言葉です。

「その心は」の謎かけの例文⑩ボクシングとかけまして進学校と解きます

ボクシングとかけまして

面白い「その心は」の謎かけの例文の10個目は、ボクシングとかけまして進学校と解きます、です。この謎かけの答えは、その心は、どちらも「ケーオー」を目指します、です。ここでも、同音異義が生きています。

この場合、前半部分では、ボクシングの試合では、KOつまりノックアウトを目指すことを表しています。また、後半部分は、進学校では生徒が慶応大学を目指していることを意味します。KOと慶応を掛けています。

「その心は」の謎かけの例文⑪冬支度とかけまして美味しい天ぷらと解きます

冬支度とかけまして

面白い「その心は」の謎かけの例文の11個目は、冬支度とかけまして美味しい天ぷらと解きます、です。この場合の答えは、その心は、どちらも「ころもがえ」がポイントです、になります。変則的な同音異義語です。

ここでは、前半部で冬支度には衣替えがポイントになることを意味しています。そして、後半部では、美味しい天ぷらは衣がええことがポイントになることを示しています。この掛け言葉は、やや難易度が高めでしょう。

「その心は」の謎かけの例文⑫春とかけまして路上販売と解きます

春とかけまして

面白い「その心は」の謎かけの例文の12個目は、春とかけまして路上販売と解きます、です。この謎かけ問題の答えは、その心は、どちらも「さくら」がつきものです、になります。同音異義の「さくら」がカギです。

ここの前半部分では、春には桜の花がつきものであることに言及しています。それから、後半部分では、路上販売にはサクラがつきものだと言っています。花の桜と商売のサクラとの言葉遊びも、わかりやすいでしょう。

「その心は」の謎かけの例文⑬キレやすい人とかけまして小鉢と解きます

キレやすい人とかけまして

面白い「その心は」の謎かけの例文の13個目は、キレやすい人とかけまして小鉢と解きます、です。この答えは、その心は、どちらも器が小さいでしょう、になります。謎かけは、同音異義語の利用だけではありません。

この場合では、2つの意味を持つ単語を活用しています。前半部分では、短気だという意味での器が小さいで、切れやすい人の特徴です。後半では、小鉢というものはそのものずばりに器が小さいことを意味しています。

面白い大喜利の謎かけを作るコツは?

面白い大喜利の謎かけを作るコツ①同音異義語の利用

同音異義語の利用

面白い大喜利の謎かけを作るコツの1つ目は、同音異義語の利用です。この方法は、「その心は」で謎かけをする場合には最もやりやすい方法です。そのためか謎かけ大喜利は、この形式のものが多くを占めています。

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面白い大喜利の謎かけを作るコツ②2つの意味を持つ単語の利用

2つの意味を持つ単語

面白い大喜利の謎かけを作るコツの2つ目は、2つの意味を持つ単語の利用です。「その心は」以降で示されているものが、1つのダブルミーニングの単語になっているものです。こちらは、少々ひねりが必要です。

たとえば、「構ってちゃんとかけまして、掃除機と解きます」です。この答えは、その心は、どちらも巻き込むことが上手です、になります。人を巻き込むとコードを巻き込むを掛けていて、言葉遊びになっています。

「その心は」の謎かけを楽しもう

謎かけの大喜利は、ユーモアのセンスさえあれば誰でも簡単に挑戦ができます。試行錯誤を繰り返せば、斬新な謎かけができるかもしれません。TPOを考えて活用すれば、コミュニケーションの潤滑油になります。


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