言い訳ばかりする人の心理とは?正当な理由や生き方に意味や類語も

あなたの周りに言い訳ばかりする人はいませんか?言い訳ばかりする人は、どんな心理で言い訳をしているのでしょうか。ここでは言い訳ばかりする人の心理を紐解きつつ、言い訳と正当な理由の違いも解説します。言い訳ばかりの生き方をしてきた人にも役立つ情報も紹介します。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



言い訳ばかりする人の心理とは?

言い訳ばかりする人の心理①自分は悪くない

悪くない

言い訳ばかりする人の心理1つ目は「自分は悪くない」です。言い訳ばかりする人、言い訳をすることで、自分は悪くないということを訴える傾向があります。誰かのせい、何かのせいにすれば、自分に非がないことを伝えられると思っているから言い訳しているとも言えるでしょう。

言い訳ばかりする人の中には、自分が悪いということを全く感じていない人もいます。自分の落ち度を見つけることができない、自分が悪いと思えない人は、小さな頃から責任転嫁するような生き方をしてきた可能性があります。

言い訳ばかりする人の心理②自分の評価を下げたくない

評価

言い訳ばかりする人の心理2つ目は「自分の評価を下げたくない」です。言い訳ばかりする人は、素直に謝れば自分の評価が下がるかもしれないという心理が働いて、言い訳ばかりになってしまうこともあります。自分の非を認めれば「仕事ができない」「使えない」など周りからの評価を下げてしまうと感じているのです。

言い訳ばかりする人の心理③プライドを守りたい

プライド

言い訳ばかりする人の心理3つ目は「プライドを守りたい」です。プライドが高い人に多い心理で、言い訳ばかりすることで自分のプライドを守っているケースです。素直に自分の非を認めて謝ることでプライドが傷つくと思っている傾向があります。

言い訳をして誰かのせいにすることで「できない自分」を隠しているのです。素直に非を認めてしまえば「できない自分」を周りに見られてしまうので、非を認めることができません。プライドが高いかどうか気になる人は、下の記事を参考にしてみてください。特徴診断を紹介しています。

Small thumb shutterstock 388617010
プライドが高い人の特徴診断13項目!恋愛傾向・心理や直す方法も

プライドが高い人は、人から嫌われやすいです。ですが本人たちにとっても、プライドを高くしていなくてはいけない心理があるのです。今回は、プライドが高い人の特徴...

言い訳ばかりする人の心理④生き方や考え方を否定されたくない

否定

言い訳ばかりする人の心理4つ目は「生き方や考え方を否定されたくない」です。自分の生き方や考え方を正当化し、否定されたくないと思っている人は言い訳ばかりしてしまいがちです。生き方や考え方に絶対的な自信があって否定されたくない場合もありますし、自信がないからこそ否定されたくない場合があります。


言い訳ばかりする人との付き合い方は?

言い訳ばかりする人との付き合い方①とりあえず話を聞く

聞く

言い訳ばかりする人との付き合い方1つ目は「とりあえず話を聞く」です。言い訳ばかりする人の話をとりあえず聞いてみましょう。言い訳ばかりだからと言って話を聞かないのは逆効果の場合もあります。本人の言い分を一度受け止めてあげましょう。話を聞き終わってから、改善して欲しいところを伝えると良いでしょう。

言い訳ばかりする人との付き合い方②生き方や考え方を否定しない

否定しない

言い訳ばかりする人との付き合い方2つ目は「生き方や考え方を否定しない」です。言い訳ばかりする人は否定しないようにしましょう。言い訳で自尊心を守っている人が大半です。否定してしまうと、逃げ道を塞いでしまって自尊心が傷つき状況が悪化してしまう恐れがあります。

「それは違う」「間違っている」など否定するような言葉は避けた方が無難です。間違ったことを指摘するときは「あなたの考え方は正しいと思うけど、○○の部分だけはもう一度考えてもらいたい」などのように、相手を認めた上で指摘してあげると良いでしょう。

言い訳ばかりする人との付き合い方③言い訳を認めてあげる

認める

言い訳ばかりする人との付き合い方3つ目は「言い訳を認めてあげる」です。言い訳に矛盾や嘘を感じ取ったとしても、一旦その言い訳を受け止めて認めてあげましょう。「そうなんだ。大変だったね」「そっか、○○さんにも落ち度があるね」など言い分を認めてあげると、言い訳ばかりする人の気持ちも落ち着くはずです。

言い訳を認めた上で、「次からはこうしてね」などと次に繋がるようなことを言ってあげると良いでしょう。言い訳を認めた上で次に繋がるようなことを言うことは、次に出てくる言い訳の道を遮断していることにもなります。言い訳のレパートリーを減らして言い訳しづらい環境を作りましょう。

言い訳ばかりする人との付き合い方④同じ言い訳を使ってみる

言い訳

言い訳ばかりする人との付き合い方4つ目は「同じ言い訳を使ってみる」です。言い訳ばかりする人が使った言い訳を、そのまま相手に使ってみるのもアリです。自分の言い訳が相手にどう思われるのか気づくきっかけになるはずです。特に自分に非がないと思い込んでいるタイプの人に効果的と言えるでしょう。


言い訳ばかりする人との付き合い方⑤先を読んで行動する

先手

言い訳ばかりする人との付き合い方5つ目は「先を読んで行動する」です。言い訳ばかりする人の行動を先読みして、先に手を打っておくのも付き合い方の一つです。言い訳ばかりする人を変えようとするのではなく、自分のやり方を変えてみましょう。言い訳に振り回されなくて済むように事前に行動しておくと良いでしょう。

たとえば言い訳ばかりで仕事が進まない同僚に困っている人は、その人が仕事をしないことを前提に業務を割り振ったり、周りに助けを求めやすい環境を事前に作っておくと良いでしょう。言い訳の予想がつく場合は、前もって言い訳できないように言い訳の道を塞いでおくのもアリです。

言い訳ばかりする人との付き合い方⑥放置する

放置

言い訳ばかりする人との付き合い方6つ目は「放置する」です。いろいろな対処法を使ってみたけど効果がないという場合は、放置しましょう。何を言っても変わらない人は、残念ですがこの先何をしても言い訳を繰り返すでしょう。言い訳に付き合わされる側も疲れてしまうので、言い訳も聞かず放っておきましょう。

「また言い訳してるよ」くらいに軽く考えるようにすると良いでしょう。言い訳を右から左に適当に流せるようになれば、そのうち言い訳も耳に入らなくなってストレスも感じなくなってくるはずです。

言い訳と正当な理由の違いは?

言い訳の意味とは「自分を正当化するための説明」

正当化

言い訳とは「自分を正当化するための説明」という意味の言葉です。自分を正当化するわけですから、自分は悪くないということを相手に伝えるのが言い訳です。

遅刻の理由が「電車の遅延」は言い訳と思われがち

遅延

遅刻したときに電車が遅延したことを理由にすることがありますが、一度ならまだしも何度も続くようならば言い訳と思われてしまいがちです。電車が遅延したときは“遅延証明書”を発行してもらえるので自分は悪くないと思っている人も多いはずです。実際に会社に遅延証明書を提出すれば遅刻扱いにならないこともあります。


しかし10分15分の遅延が日常的に起こっている電車の場合、遅延しても遅刻を回避する手段があるはずです。乗る電車を2~3本程度早くしたり交通手段を変えたりすれば、遅刻しなくて済みますよね。遅延が頻繁に起こっているのに、回避する術を取らなかった場合は、言い訳と思われてしまうのです。

正当な理由の意味とは「道理にかなっていて正しい」

正当

正当な理由とは「道理にかなっていて正しいわけ」という意味の言葉です。誰の目から見てもその理由が正しいと判断されるのが、正当な理由にあたります。正当な理由は、誰が聞いても納得できるほど正しいものでなくてはいけないと言えます。

遅刻の理由が「突発的な事故」は正当な理由になる

事故

突発的な事故に遭遇して遅刻した場合、この突発的な事故は遅刻の正当な理由になります。例えば、乗っていた電車が人身事故に遭ったり、故障したりして長時間電車の中に缶詰状態になった場合が当てはまります。突発的な事故は前もって手を打つことができませんし、缶詰状態だと他の交通手段に切り替えることもできません。

事前に事故を回避することもできず、事故に遭遇したときに他の手を打つこともできない場合、本人の責任はほとんどないと考えられます。そのため正当な理由と判断されるのです。

言い訳と正当な理由の違いは「誰もが納得するかどうか」

納得

言い訳と正当な理由の違いは「誰もが納得するかどうか」です。言い訳の場合、自分は悪くないと訴えても「言い訳してるよ」と思われてしまいます。言い訳を聞いた人が、その言い訳に納得していないからです。納得できるような内容であれば、正当な理由と思ってもらえるでしょう。

自分を守るために自分の落ち度を棚に上げて責任を別のところに押し付けてしまえば言い訳と言えます。聞いている人は、落ち度を棚に上げていることに気づいているでしょう。正当な理由の場合は、落ち度が全くないことを伝えることができるので、誰もが正当な理由だと納得してくれます。

言い訳と正当な理由では類語も違う

言い訳

言い訳と正当な理由では類語も違ってきます。言い訳の類語は「自己弁護」ですが、正当な理由の類語は「合理的な理由」です。言い訳の類語である自己弁護は、自分が悪くないことを主張して自分を守ろうとすることを指します。正当な理由の類語である合理的な理由は、誰もが納得する真っ当な理由を意味します。

類語から見ると、言い訳と正当な理由の違いがさらにわかりやすくなったのではないでしょうか。自分を守ろうと自己弁護をしていればそれは言い訳に当たります。自己弁護に走らず、誰もが納得する真っ当な理由を説明できれば、それは正当な理由と言えるはずです。

言い訳癖をやめる方法とは?

言い訳癖をやめる方法①責任転嫁しない

責任

言い訳癖をやめる方法1つ目は「責任転嫁しない」です。何かに責任を押しつけようとすると、どうしても言い訳が出てきてしまいます。責任転嫁せず、自分に非があることを認められるようになれば、言い訳癖がなくなっていくでしょう。

言い訳癖をやめる方法②「だって」「でも」を使わない

話す

言い訳癖を辞める方法2つ目は「『だって』『でも』を使わない」です。言い訳をする人は、話の最中に「だって」「でも」という言葉を多用する傾向があります。この言葉を使うと、その後には言い訳が出てきてしまうでしょう。相手の言葉を否定するような「だって」「でも」を使わないように心がけることが大切です。

言い訳癖をやめる方法③自分に落ち度がないか確認する

落ち度

言い訳癖をやめる方法3つ目は「自分に落ち度がないか確認する」です。言い訳する前に、本当に自分に落ち度はなかったのか、回避する術が全くなかったのか確認しましょう。自分の落ち度に気づければ、言い訳をしないで済むはずです。特に自分の落ち度を認めないような生き方をしてきた人はここから始めると良いでしょう。

言い訳癖をやめる方法④謝れる人間になる

謝る

言い訳癖をやめる方法4つ目は「謝れる人間になる」です。謝れない人ほど言い訳が多くなってしまいます。謝ることが恥ずかしいことと思っていたり、自分の価値を下げると考えている人もいますが、自分の非を認めて素直に謝れる人の方が、周りに好印象を持たれやすいです。

謝ることへの抵抗を捨てて、素直に謝れる人間になれれば、言い訳癖をやめることにも繋がりますし、周りからの評価も上がるはずです。素直に謝ることができる人間を目指しましょう。

言い訳ばかりする人の心理を見抜こう

身近に言い訳ばかりする人がいて頭を抱えている人は、言い訳ばかりする人との接し方を見直した方が良いかもしれません。どうして言い訳しているのか、その心理を見抜いて、相手に合った接し方で接してあげましょう!きっと言い訳が減ってくるはずです。


商品やサービスを紹介する記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。