屁理屈とは?例文や語源や類語や英語・理屈っぽい男の対処法も
屁理屈とは「筋道の立たない理論・理屈」のことを指します。いつも理由にならないようなこじつけをして話をするような人に対して「屁理屈ばかり言うな」といいたりします。今回は例文や語源、類語、特徴などを紹介します。また英語の表現方法や理屈っぽい男や女の特徴や対処法も紹介します。
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屁理屈とは?語源や類語や例文・英語も
屁理屈の意味は「筋道の立たない理屈」「こじつけ」
屁理屈の意味とは「筋道の立たない理屈」です。何も後先考えず、ふわふわしたことを話してていたりすると、「それは屁理屈だ」と言われることがあります。特に子ども時代に言われたことがある人も多いのではないでしょうか。
子どもは後先考えず、その時その時を真剣に生きています。そのため、後先が見えている大人からすると、「屁理屈」に思えてしまうということもしばしばあるようです。また、「こじつけの理由」という意味もあるようです。
言い訳をするような言い方をしたりすると「屁理屈」と思われることがあります。こじつけというのは行き当たりばったりという意味でもあり、先のことを考えずに話を進めようとするということでもあります。
屁理屈の語源は「おならのように頼りない」ということ
屁理屈の語源は「おなら(屁)のように頼りないこと」だと言われています。おならというのは、音も間抜けで、調子の抜けたような音がするということから、「屁のような理屈」と言われるようになったそうです。
屁理屈の類語は「道理に合わない」「言い逃れ」など
屁理屈の類語は「道理に合わない」「言い逃れ」などですが、他にも「ファンタジー」「夢のような話」「詭弁を弄する」「口から出まかせ」などの表現があります。どれも、理屈が通らない、話が通らないなど、現実味にかけるという意味で使われます。
屁理屈の例文と類語の例文
類語の例文は次のようなものです。「言い逃れをするんじゃないよ」「それは夢のような話で信じられない」「それは詭弁を弄する話だ」などのように使われます。こじつけがましくきこえ、信頼に置けないという場合にも使われる表現です。後先を考えることなく、話をしていたりするとこうした指摘をされることがあります。
屁理屈の例文は次のようなものです。「あなたはいつも屁理屈ばっかり言うのね」「いつもお前の論は破綻していて屁理屈みたいだな」「現実味がなくて屁理屈にしか聞こえない」などのように使われます。相手の話が信用できないという時に使うことが多いです。
屁理屈の英語表現は「quibble」
英語の表現はquibbleです。こまかいことにケチをつけるという意味もあります。屁理屈を言う人のことを「quibbler」と言ったりもします。重箱の角をつつくという言葉も、英語で表現すると「quibble on insignificant detail」という表現になります。
- ・Don’t quibble.
- ・He quibble a lot.
屁理屈の英語例文
理屈っぽい男や女とは?
理屈っぽい男や女とは論理的で情緒のない男や女
理屈っぽい男や女という言葉を聞いたことはありませんか。自分の知り合いにもそういう人がいませんか?理屈っぽい男や女とは、議論が好きだったり、思考が論理的だったりして、理屈を並べ立てることが好きな男性・女性です。理系な人に多く、話をしてみると、とても知的に思えたりもします。
一方で、とても論理的なので、自分の計算式に合わない人間は排除してしまうぐらいに論がしっかりとしています。理論立てして話をするので、たとえそれが屁理屈だったとしても話が上手なので何もかもが筋道が通った話に聞こえてしまうこともあるのです。
ただ、感情的になることが少なく、相手の気持ちに寄り添って話をするということが苦手な人も多いです。自分の論理にとらわれやすいので、敬遠されることも多いです。理屈を並べて話をすることから、「頭でっかち」と言われることもあります。
理屈っぽい男や女の対処法
理屈っぽい男や女の対処法は話を適当に流すということです。理屈っぽい男や女の多くは、自分の話を聞いてほしいと思っています。そのため、相手に都合も考えずに、ひたすら自分の論を展開するので真剣に聞いてしまうと疲れてしまいます。まずは適当に話を流してしまうということをおすすめします。
例えば話を聞いてもらえないとわかると、一気に冷めてしまい、自分の論に興味はないんだと思って静かになります。大切なのは、適当に流すときに、「そうですね」と、相手の論を否定しないということが大切です。否定せず、受け入れることで相手も満足します。以下の対処法も参考にしてみてください。
屁理屈な人の特徴8選
屁理屈な人の特徴①理路整然と話ができない「口達者」
特徴の1つ目は口達者であるということです。口が達者でなんでも口からぺらぺらと出てくるような人は屁理屈な人であることが多いです。論が立っていないのにもかかわらず、類語のように「口から出まかせ」を言うような人が多く、理屈っぽい男とは異なり、話が理路整然としていないという特徴があります。
ただのお話が上手な人ということではなく、これは悪い意味での口達者です。類語で挙げたように「詭弁を弄する話」をして、理路整然と話ができず、口から出まかせばかりを言うような人は屁理屈な人だといえるでしょう。こじつけであったり、理論が成り立っていないという特徴があります。
屁理屈な人の特徴②頭は良くない
2つ目の特徴は頭は良くないということです。理屈っぽい男は面倒くさいと言われがちですが、正論を話しますし、話していて頭がいいということが分かる人が多いのです。一方、屁理屈を並べ立てるという人は頭はよくありません。なぜなら論が破綻しているからです。自分の考えにブレがあり、有る事無い事を話します。
言っていることが論として成り立っていない、会話が破綻しているなど、話していてわけがわからない、類語のように詭弁を弄する話ばかりするという場合には屁理屈を並べているだけ、ということもありえます。その人が理屈っぽい人なのか、それとも屁理屈を並べたがる人なのか、という判断は、会話をしてみればわかります。
屁理屈な人の特徴③揚げ足をとりたがる
屁理屈な人の特徴の3つ目は揚げ足をとりたがるということです。屁理屈な人は、相手の足元をみて話すことが多く、相手の悪いところや、問題点をちくちくと話しをすることがあります。例えば自分が優位にたつために、相手の悪いとことを探して、論立てし、相手を不快な思いにさせます。
理屈っぽい男または女は、屁理屈は言わず、正論を相手にぶつけるという特徴があります。そのため、話を聞いている人はぐうのねも出ないということがよくあります。一方で屁理屈な人の論は、聞いていて腹がたったり、納得出来ないような話が多く、話を聞いていてイライラするということが多いのです。
屁理屈な人の特徴④こじつけがましく言い逃れしたがる人
4つ目の特徴は類語でも挙げた「言い逃れ」をしたがるということです。屁理屈な人は言い逃れをしたがります。例えば自分は悪くないといったり、それらしい理由をつけて逃げようとしたりします。自分の話を真面目に聞かない、人の忠告を聞かないという人の多くは屁理屈な人だと言えます。こじつけがましい人とも言えます。
何らかのアドバイスをしたつもりが、なんらか理由をつけて言い逃れしたりすることが多いです。類語で挙げたように「詭弁を弄する話をする人」「屁理屈ばかり言っている人」「いいかげんなひと」「不真面目」。一方、理屈っぽい男、女は、その点では「正当な理由」をきちんと相手に伝えることのできる人だと言えます。
屁理屈な人の特徴⑤責任転嫁したがる人
5つ目は責任転嫁をしたがるということです。自分に責任があるはずでも、相手が悪かったと言い張る人は屁理屈な人だと言えます。屁理屈な人は自分で責任をとりたくないという人が多く、不真面目である人が多いです。
例えば責任を相手に押し付けるので、周りからいつの間にか人がいなくなっているということが多いです。責任を自分で負わないので、無責任なやつだと言われる人もいます。以下のリンクも参考にしてみてください。
屁理屈な人の特徴⑥自分を正当化したがる人
自分は悪くないとこじつけがましい理由を話したり、自分の誤った正当性を押し付けたりします。理屈っぽい男や女が嫌われる理由は正当性を相手に押し付けるということにあります。しかし、屁理屈な人と大きく異なるのは「正しい正当性を押し付ける」ということです。屁理屈を並べる人は「誤った」正当性を振りかざします。
したがって、常識はずれだといわれたり、相手のことを思いやれない人だと言われることが多いのです。例えば屁理屈を並べる人は信用ならないといいますが、こじつけを話したり、嘘を並べることや、自分の中の正しさを相手に押し付けるので、話にならないことが多いからです。
屁理屈な人の特徴⑦常に否定的な人
7つ目の特徴は常に否定的であるということです。相手の揚げ足をとるということにも似ていますが、相手に対して常に否定的な態度を取るので、肯定的な意見を言うことができなくなってしまい、相手を認められなくなります。
屁理屈な人の特徴⑧器が小さい
8つ目は器が小さいということです。相手の思いや考えを受け入れることができず、寛大さにかけます。相手の論を受け入れないので、器が小さく、強がりであることも多いです。ちっぽけな自分に気がつくのが怖いという特徴もあります。
屁理屈な人の対処法3選
屁理屈な人の対処法①正論で淡々と話す
1つ目の対処法は正論で淡々と話すということです。相手の屁理屈を否定せずに、「そうなのですね」と受け入れた上で、正論を淡々と話してみましょう。これは理屈っぽい男や女の人のほうが得意な対処法だと言えます。相手の論で筋が通っていないところについて指摘してみるというのは大切なことです。
屁理屈な人は基本的に、相手になだめられたり、それは筋が通っていないと言われるとカチンときてなおさらヒートアップすることが多いのですが、屁理屈をまっとうな理論や正論で覆されると、一気に静かになります。自分が恥ずかしくなって立ち去るという人もいます。
屁理屈な人の対処法②相手にツッコミをいれる
2つ目の対処法はツッコミをいれてみるということです。これは相手の破綻した論に対して、あくまでも軽く、ツッコミを入れるということです。たとえば、「身だしなみに気をつけて」「自分はこのスタイルなんで」という会話をしていたら、「そこは、すみません。って言うもんでしょ!」と笑ってツッコミをいれるのです。
屁理屈な人は自分が悪いことをしているという自覚がありながらも、それを素直に受け入れられないという時に屁理屈を言います。こういうときは、本来なら素直に謝罪すれば済むところを言えないのが屁理屈な人の特徴でもあります。こうやって謝罪すればいいんだよということを教えれば、本人も気がつくこともあります。
屁理屈な人の対処法③無視する
何を言っても無駄という場合には無視するに越したことはありません。可愛そうだと思うかもしれませんが、屁理屈に付き合うということは理屈っぽい男や女に付き合うよりも面倒くさいし、イライラするものです。無視とまではいかなくとも、話を変えるなど、うまく相手との会話を切るという対処法をおすすめします。
屁理屈な人と理屈っぽい人の違いを知って上手にお付き合いをしよう
理屈っぽい男や女が面倒くさいと思っていた人も屁理屈を言う人よりはいいかもしれない、と思った人も多いかもしれませんね。理屈っぽい男や女は頭がよく、話が上手な人が多いのです。持論があるので、聞く人や話の内容によっては重いと感じたり、面倒くさいとおもうこともあるかもしれません。
一方で、理屈っぽい人は理路整然とした話が多く、詭弁を弄する話はせず正論を話すので納得しながら話を聞くこともでき、勉強になることも多いのです。屁理屈を言う人はそうした知的な部分がなく、ただ単に言い訳をしたいだけという人もいますし、本当に向き合わなければならない問題から逃げているという場合もあります。
その人が理屈っぽい人なのか、こじつけがましく屁理屈を並べたい人なのかということはきちんと話をしてみないとわからないものです。理屈っぽい男や屁理屈を並べる人が苦手だと言う人は、今回紹介した対処法を参考にしてみてください。
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