履歴書の同上の書き方は?住所・緊急連絡先等での上記に同じの使い方!
履歴書の同上の書き方・使い方について紹介します。履歴書では住所や連絡先など上記に同じという場面で「同上」という言葉を使用します。しかしエントリーシートなど、同上を使用しても良いものやダメなもの、緊急連絡先、帰省先、休暇中の連絡先、学歴など不透明な部分を詳しく説明します。
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目次
履歴書の同上の意味は?
履歴書やエントリーシートの同上は「上記に同じ」という意味がある
何かしらの仕事を面接する際に必要となる履歴書ですが、履歴書にはいくつかの項目があり、同じ内容を書かねばいけない欄も多いですよね。そんなときに記入を省略できたらな、と思うのは自然なことです。
そこで役に立つ言葉が「同上」ですが、これには「上記に同じ」という意味があります。そのため上の欄と同じこと(住所や連絡先など)を記入する際にはこの「同上」を利用すれば記入する手間が省けるわけです。
また履歴書の同上の意味や使い方が分かっても、面接時にそれを活かせなければ意味がありません。面接時に受かりやすくするためにも就活に役立つ以下の記事を合わせて読んでおくことをおすすめします。
同上は「前と同じ」という意味という使い方もできる
同上は上記に同じという意味がありますが、もう一つの意味として「前と同じ」という使い方もできます。しかし履歴書では上に同じという意味合いの方が強いため、前(左側の欄)と同じにしたい場合には「同左」と書くのが一般的です。
履歴書やエントリーシートなど記入の多い書類は、同じ内容を書くことが多いですよね。そんなときにこの欄には同上や同左が使えると覚えておけば、履歴書やエントリーシートなどで過剰に神経質になる必要もなくなるでしょう。
同上は公的書類やポイントカード作成時の住所や緊急連絡先にも使える
世の中にはさまざまな書類が存在しますが、同上を使える書類は限定されていると思ってはいませんか?それぞれ使える欄が異なりますが、同上や同左という言葉は履歴書だけでなくエントリーシートなどでも使用ができるとされています。
例えば公的な書類はもちろん、身近なポイントカード作成時の住所や緊急連絡先などにも同上という言葉は利用できます。一々同じことを書くのが面倒と感じるのであれば、同上を上手く使いこなしてみましょう。
履歴書に同上と書いていい欄・いけない欄は?
履歴書に同上と書いてもいい欄は住所や連絡先・帰省先など
履歴書やエントリーシートなどは上と同じという意味で同上を使うことがありますが、どんな欄でも同上という言葉を使っても良いというわけではありません。同上を使っても良いとされる欄は以下の通りです。
- ・住所
- ・緊急連絡先
- ・帰省先
- ・電話番号
同上を使ってもいい欄
主に住所や電話番号といった内容・欄は同上を使うことができます。帰省先は場所が同じであれば使用可能ですが、違うのにも関わらず住所を偽ることはマナー違反です。あくまで必ず上と同じ場合のみ同上を使用しましょう。
同上を使うにはいくつかのルールがあります。上の欄には必ずフルで住所・電話番号を記入するのがルールなので、省略して記入している場合には同上という言葉は使用できないので注意しましょう。
履歴書に同上と書いてはいけない欄は学歴や職歴
履歴書やエントリーシートなどは上記に同じという意味で同上を使うことがありますが、どんな欄でも使用ができるわけではありません。帰省先・住所・電話番号以外となれば、学歴や職歴になります。
- ・学歴や職歴
- ・上記とは別の住所や連絡先の場合
履歴書に同上と書いてはいけない欄
当然のことですが、上記と内容が違うのに同上と書くのはダメです。また学歴や職歴は履歴書の中でもその人がどんな経歴を持つのかを知る大切な部分です。ここを同上と省略するのは採用者に悪いイメージを与えるので絶対に使わないようにしましょう。
また同上の使い方が分かったら、次は職歴について詳しく知ってみましょう。今までさまざまな職に就いていたという人は、履歴書の欄が足りなくなることがあります。そうした場合の対処法などを以下の記事で紹介しているのでチェックしてみましょう。
同上を適切に使えば見やすく印象の良い履歴書になる
同上という言葉を使うと、なんだかズルをしたような、めんどくさがりなような印象を相手に与えると思っていませんか?実は同上を使うことによって、履歴書はきれいにまとめられた印象にできあがります。
同じ文字を何度も記入するよりも、同上を適切に使うことですっきりとした見やすい履歴書になるのです。同上を使おうが使わないが個人の自由ですが、使う・使わないで履歴書としての価値に差が出るわけではないので安心しましょう。
すっきり見せたいのであれば同上を使いまくろう!というのは間違いです。使い過ぎはマイナスなイメージにつながるので、あくまで適切に使うべきです。また同上を上手く利用しても、字が汚い・読めないとそれだけで評価が下がることもあるので注意しましょう。
履歴書の同上の書き方・例は?
履歴書の同上の書き方・例①上の欄と同じ場合につかう
履歴書の同上の書き方・例1つ目は「上の欄と同じ場合につかう」です。同上は上記に同じという意味があるので、履歴書の上の欄と内容が一致している場合のみ使うことができます。上の欄と下の欄で内容が違う場合にはふさわしくありません。
同上と書くとなんだか手抜きをしているように感じる人もいるでしょうが、同上を使っても採用には左右しないのが基本です。同じことを二度書いて手間を取るよりも、相手にも見やすいようにまとめてあげた方が印象は良くなるでしょう。
履歴書の同上の書き方・例②左に寄せて記入する
履歴書の同上の書き方・例2つ目は「左に寄せて記入する」です。同上と記入する場合には、欄の真ん中にどんと「同上」と書くのではなく、欄の左側に寄せて同上と書きます。
上記に同じという意味では「〃」というマークを使用する人もいますが、これは履歴書においてマナー違反となるので使わないようにしましょう。相手にどういった印象を与えるかよく考えたうえで同上も使いたいですね。
履歴書の同上の書き方・例③住所や連絡先が一緒の場合には同上は1回でOK
履歴書の同上の書き方・例3つ目は「住所や連絡先が一緒の場合には同上は1回でOK」です。履歴書のフォーマットによっては住所と連絡先が一緒の欄になっているものもありますよね。こうしたフォーマットの場合にはどちらにも同上と書く必要はありません。
現住所と緊急連絡先また休暇中の連絡先が同一の場合には、住所欄に同上と書いておけば相手には伝わります。ただし住所と連絡先が別の欄になっている場合には「同上・同左」を上手く使い分けましょう。
押さえておきたい履歴書の書き方・マナーは?
履歴書の書き方・マナー①相手に分かりやすい字で書く
履歴書の書き方・マナー1つ目は「相手に分かりやすい字で書く」です。履歴書だけに限らず、提出書類というのは相手が読める字でなければ意味がありません。自身だけが分かるような汚い字で書くのは自身の印象を悪くします。
また読めない字で書いて提出するのもいささかマナー違反だといえるでしょう。相手はあなたのことを知りたいのに、汚い字で読めないともなれば相手はやる気があるのかとさえ思い、熟読もせずに却下となる恐れもあります。
履歴書を書くときは誰だって緊張しますよね。どこかを間違えれば書き直しとなりますし、汚れてしまっても新しく書き直さなければいけません。しかし記入し終わってもそれで安心してはいけません。漢字の書き間違いや連絡先が合っているかなど、間違いがないか必ず見直してから提出するようにしましょう。
履歴書の書き方・マナー②同上は使いすぎない
履歴書の書き方・マナー2つ目は「同上は使いすぎない」です。住所・緊急連絡先・電話番号・休暇中の連絡先など、同上が使える欄はたくさんあります。そのどれもに同上は使えますが、分かりづらい場所はあえて使わないのも一つの使い方です。
同上という言葉が使えるからといっても、相手が見て分かりにくいのであれば丁寧に記入することをおすすめします。同上の使い方や使い道は慣れるまで難しいですが、どこに使えるかをきちんと把握しておけば使いすぎることも使わなすぎることもなくなるでしょう。
履歴書の書き方・マナー③休暇中の連絡先などは繋がるものを記入
履歴書の書き方・マナー3つ目は「休暇中の連絡先などは繋がるものを記入」です。緊急連絡先や休暇中の連絡先、帰省先の住所など、普段とは別の電話番号を記入する際には必ず繋がる番号を記入しましょう。
そもそもこうした番号は「いざという時のため」の番号です。あなたもしくはお店や従業員に何かあった際に連絡が繋がるよう用意されている番号なので、偽りの番号や繋がらない番号を記入するのは止めましょう。
休暇中は誰だってゆっくりと休みたいものですよね。履歴書には休暇中の連絡先などを記入する欄がありますが、どうしても連絡してほしくない場合には、休む前に「連絡しても繋がりにくいかもしれない」と一言伝えておきましょう。連絡を無視したり、繋がらない電話番号を記入するよりも一言伝えておいた方が自身の気も楽になり休暇を楽しめるようになります。
履歴書の基本の書き方
履歴書の基本の書き方①空欄は作らない
履歴書の基本の書き方1つ目は「空欄は作らない」です。履歴書では同上を利用できるといっても、中には欄に記入することがない人もいますよね。そうした人は欄を飛ばして次の欄へと移るでしょうが、実は空欄は印象が悪いのでおすすめできません。
特に学生から社会人へとステップアップする人は、前の職がなかったりするために空欄で先に進めようとします。しかし空欄というのは手抜きをイメージさせるので、何もない場合には「なし」などの言葉が適切となります。
履歴書の基本の書き方②履歴書に書くことはすぐに答えられる内容に
履歴書の基本の書き方2つ目は「履歴書に書くことはすぐに答えられる内容に」です。採用者は履歴書を元にあなたを面接します。つまり、履歴書に書いてあることを元に質問してくるわけです。
それなのに履歴書に嘘偽りや見栄ばかり記入していると、いざ自分に質問されたときに口ごもることになり、相手に嘘だというのがバレてしまいます。履歴書には真実をありのままに書いた方が、面接時に冷や汗を流さずに済むでしょう。
また履歴書を提出したら必ずといってあるのが面接です。面接経験が少ない人が経験を積むための方法を以下の記事で紹介しているので、面接に慣れていない・経験が少ない人は以下の記事を参考にしてみましょう!
履歴書の基本の書き方③なるべく市販・指定の履歴書を利用する
履歴書の基本の書き方3つ目は「なるべく市販・指定の履歴書を利用する」です。履歴書は市販を始め、ネットでフォーマットが転がっていたり、自身でオリジナルの履歴書を作ることも可能となっています。
この中で注意したいのは、オリジナルの履歴書です。相手方から何か指定もなく、オリジナルの履歴書を作る場合にはなるべく市販や指定のものと同一に作ることをおすすめします。市販のものにあるのにオリジナルのものにない欄があると、書きたくない内容としてマイナスイメージを与えてしまうからです。
どんなフォーマットの履歴書であっても、同上や家族構成、学歴・職歴などの書き方はどれも同じです。履歴書にまつわるルールは統一となるので、履歴書のフォーマットが違うから記入しなくても良いというわけではないので注意しましょう。
履歴書の同上の使い方をマスターしてきれいに仕上げよう!
同じことを毎回記入していた人にとって「同上」という言葉はとても魅力的に移りますよね。同上が使える欄は住所や電話番号を始め、帰省先や休暇中の連絡先なども同様です。
使える欄には同上を上手く利用し、使えない欄は丁寧に記入する。住所でも帰省先でも、学歴でも職歴でも、履歴書において嘘偽りは通用しません。あとで迫られて自分が困るよりも、ありのままを記入して見やすい履歴書を作りましょう!
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